冬の記憶をたどってその一
すでに一学期が始まってしまい、春の仕事に入ってしまうと冬の記憶が薄れてくるので、忘れないうちに野沢試乗会のレポート第一弾。試乗した順番にレポします。
試乗日 4/13晴れ 硬く締まったバーンの上にうっすら新雪
試乗場所 野沢温泉やまびこA・B・C・D・Eコース
・ELAN GSX MasterPlate 180cm 110-69-94 R=21.2
E社といえば、左右非対称のAmphibio構造と思い込んでいたら、ナント、17-18モデルから左右対称に戻ったのだそうです。ワタシ、ちょっと時代後れになってました。
履いて軽く扱いやすいです。何でも出来る感があります。しかし、これは逆に言うと、安定感や走りの点でイマイチということで、快感度は高くありません。
基礎ユースでの使用が大いにアリだと思いました。テククラ受験から地方予選くらいの大回り板として使えると思います。レーシングとしても失敗が少なそうで、マスターズには良いのかな。
でも、ワタシ的には、コレじゃないなぁと思いました。
・Dynaster Speed GS MasterPremier DLC 180cm 114-71-97 R=21
板のトップ部に何やらストックのようなゴツいものが取り付けられていて、イロモノ板マニアの試乗意欲をそそります。~o~
ダイレクトラインコントロールというのだとか。板のバタつきを抑える効果があるのだそうで、実際、トップ部を軽くそらせて雪面にパンと叩きつけると、他の板は小さくブルっとくるのに、コイツはピタっと収まります。
しかし、板の振動を抑える程度のことで、こんなルックスになっちゃったら、買う人いるのかしらん。実際に、D社板でもDLC付いてるのはコイツだけですしねえ。~o~;;
さて、肝心の乗り味です。履いてトップ部長く重い感じ。でも安定感はあります。ところがリフト乗り場までの斜面でオドロキました。トップ部の操作が効きません。低速での扱い難さはヤバいなコイツ。
しかし、スピードが出ると、安定感張り付き感があり、かなりイケます。この日、少し凍って荒れていたBコースに入る気になった唯一の板でした。しなやかさはそれほど感じませんが安心して乗ってられる感じです。
ハッキリ言って、基礎競技会向けじゃないと思います。基礎ユースで購入する場合は、スピードに乗るまでの操作し難さを覚悟しなければなりません。だからと言って、マスターズレースでコイツを使いこなすのは、大変じゃないかしらん。体力要りそう。フリーでひたすらかっ飛ばすという使い方が一番向いてるかなぁ。
実はワタシ、こういう重量感や安定感のある板は好みです。独身時代だったら購入候補にしたかもしれません。まあ、ルックスの点で、そうとう悩むとは思いますが…。~o~
| 固定リンク
コメント