コンマ01の敗北
昨日は関東ユース第三戦上国SG二連戦の二日目でした。天候は終日薄曇り。昼頃暖かくなり一般ゲレンデの雪は少し緩みましたが、コース内は硫安が適度に効いてくれて、滑りやすかったんじゃないでしょうか。
この日のセットは、初戦に比べて、ややスピードを出させるセットで、スタート直後の廊下がトリプルではなく四つ(正式には「クワドラプル」らしいです)になっています。また、落ち込みの下がダブルになってるのが嫌らしいところ。前日同様、「見取り図」を描いて説明しました→。
朝、インスぺのために一緒にリフトに乗りながら、娘(仮称ケミ)に提案をしました。「昨日の一位Hさんと4秒差だったのは、よく頑張ったと思う。だから、今日は、もっと頑張って、4秒を切ろう。4秒差を切る二位だったら、ケミさんの勝ちってことにしよう」
初戦は、一位Hさん1:00.32に対して、二位ケミさん1:04.37。その差4秒05でした。小学校二年生としてはかなり大柄なHさんは、ケミさんと身長が10~15cm、体重が恐らく12、3kgほども違います。それだけ違うと、約1分のコースに対して体格差だけで2~3秒はディスアドバンテージを負うことになるでしょう。
技術的にも、今現在ならあちらが2秒分くらい優っていそうです。そう考えると、4.05差は、ケミさんよく頑張ったと言えます。そういう根拠の提案だったのですが、ケミさん即座に返してきました。
「または、ケミが一位だったら、ね」
おおお、勝つ気だよ~。~o~
この日のケミさんはかなり気合が入ってました。我々は、「昨日表彰台という目標に達したんだから、今日は気楽にやりなさい」なんて言ってたんですが、スタート前に「ケミ、今日は頑張るからねっ!」という言葉を五、六回は聞かされました。
昼近くなって滑らない雪になっている中を、よく頑張ってクロ―チングしました。タイム1:05.59でした。
ところが、直後に滑ったHさんは、1:01.58。うわー、4秒01差かよー。
結局、初戦同様の二位でした。初戦の時は、二位で大変喜んでいたケミさんだったのですが、この日は、やや複雑な面持ちでした。なにしろ勝つ気だったのが、0秒01差で「負け」なので。~o~;;
この悔しさを糧にトレーニングするってことだね。
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