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2019年3月31日 (日)

なんとなくしみじみとレポ2

 今日もワタシは、春期講習で東京、娘(仮称ケミ)の方は草レースで軽井沢です。昨日に続いてシミジミ試乗レポ。

 この日の某アルペンさんの試乗会は空いていたので、さすがのオガも乗り放題でした。このところ、田沢湖で格安オガ乗り放題試乗をしていたのですが、今年、田沢湖に行けなかったので、こちらでちょこっと借りてみました。まあ、例によってアンチオガ体質のレポなので、そこのところは加味して読んでください。  

試乗日 3/17 曇り 軟雪(美奈)、軟雪の荒れ地とラインコブ(大別当)

試乗場所 上越国際 美奈ゲレンデ 大別当ゲレンデ

2019031711370000                                     ・OGASAKA TC-SS GR585N 165cm R=12.6 120-67-104

 FLプレートのものも来ていたのだが、過去の試乗でFL搭載機は全然走ってくれなかったので、最初からFLは相手にせず、GRプレート搭載機のみ試乗した。まず、持ってみて重く感じる。サイドカーブを変更してテールを太くした効果なのか、昨年のSAより切れ上がり感があり、軟雪でも適度に返ってくれて調子良い。GRならオガも悪くないかなあ、と思わせられた。暴走しそうにない感じは、歴代のTC-Sと同様。コブでは、適当にテールがズレてくれて弧を描いてしまう。安全極まりないが、やつぱし、ツマンナイかも。

2019031712000000_1                          ・OGASAKA Truin SL GR585N 165cm R=11.8 120-65-104

 昨年のスゴ味のある重い感じのデザインから一転して軽いノリの色使いになった。持って重いが昨年のSLより軽快に返ってくれる気がするのは、別にデザインのせいだけでもないだろう。ビベル角を変更して敏捷性が増したとかいう話だけど、そのせいもあるのかしらん。コブでも安心なのは、昨年のSLと同様。

 ちなみに、この試乗板、トップ部に張った説明だとFLになっているが、20190317120000001_1

 ビンディング近くの表示および、実際のプレートにはGRの文字が。20190317120000002

 間違えたのは、オガなのか某アルペンなのか不明ですが、相当乗り味が違うはずなので試乗する時は要注意ですね。~o~

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2019年3月30日 (土)

なんとなくしみじみとレポ1

 ワタシは昨日から本格的春期講習期間に入っています。ということは、つまり、我が家は恒例「春の別れ」。愚妻Yと娘はみつまたでレーシングです。

 なんとなく、シミジミするようなノンビリできるような独身生活なので、この辺で先週の試乗レポを書いておこうかしらん。ワタシもYも小回り板買い替えの時機なので、小回り板ばかりです。

 試乗日 3/17 曇り 軟雪(美奈)、軟雪の荒れ地とラインコブ(大別当)

 試乗場所 上越国際 美奈ゲレンデ 大別当ゲレンデ

2019031710430000                                              ・Salomon S/Race  Rush SL+12TL 160cm R=13 121-68-105 

 持ってそれほど重くない。160cmということもありクルクルとよく回ってくれるが、軟雪のせいか快感度は低かった。もうちょっと走ってくれても良いと思うのだが…。富士パラで試乗した愚妻Yには評判が良かったし、実際、Yの小回りではヒュンヒュン走っていたので、雪が良ければ走るのでしょう。まさか、テクニックの差ではないと思いたいが…。~o~;;

2019031711040000                                             ・Salomon S/Race FIS SL+X12LAB 165cm R=12.5 118-65-102

 持って重い。履くとそれほどには重さを感じない。FIS SLという名前から感じるよりもはるかに扱いやすい。基礎競技板として十分イケるんじゃないだろうか。捉えが良く、返りが良く、重量感もあって快感度高い。カカト寄りに荷重してやると軟雪を物ともせずヒュンヒュン抜ける。これでしょう君の板は、Yクン~o~。コブもそれほど深くない大別当のラインコブなら十分イケました、元気だったけど。多分、SL板にしては操作性の方に振った設計なんではないだろうか。

 正直言って、ワタシの小回り板にするには深いコブに不安がある。そこはかぐら試乗会で試してみたいところ。しかし、Yなら深くても使いこなすだろう。つまり、女性であってもコブ得意のクラウン持ち以上なら基礎ユースで行けるってことですね。

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2019年3月29日 (金)

春の別れと魔法の予感

 火曜から、春期講習でした。

 火曜朝にみつまたまで娘(仮称ケミ)を送り、そのまま上毛高原へ。ワタシは新幹線出勤、Yはとって返してかぐらへ。春恒例の一家分離です。

 ワタシは二日間横浜で高1生の授業でした。この時期の高1生は、古文既習者とほぼ未修者が混在していて、ちょっとやり難いのですが、自分としては上手くまとめられたと思います。

 一方、ケミさんは二日間SLトレーニング。めったに褒めないSコーチから0.5ホメされたとか。Yの方はかぐらのコブをモーグル板で満喫していた模様。「もう、レーサーには戻れマセン」ですと。

 水曜日、二日間の講習を終えて、大宮から新幹線。再び上毛高原で一家合流しました。

2019032808480000  昨日のかぐらは雪、時々曇り。しばしばガスで視界が悪くなりました。

 みつまたのレーシングバーンは、上に載ったストップスノーが剥がれると、下には昨日までの軟雪の層があり、かなり難しいトレーニング環境だった模様。

 参加者皆さん苦労していたのですが、特にこういう場合、苦労するのがYです。練習となるとマジメに取り組み過ぎる性格がこういう場合アダになり、コーチのアドバイスに対して一日中、?マークを頭から生やしていた模様。

 こんな悪雪の時に、滑りを進化させようってのは無理だって、そろそろ気づけよ。~o~

 一方、ワタシは小回り板を履いてかぐらへ上がりました。みつまたの悪雪に対して、かぐらはかなりマトモな冬の雪です。

2019032810410000 しかも、ガラガラに空いてます。

 ひたすら小回りのトレーニングでした。先日の「ラストピース?」を確認するために。

 ちょっと思いついて、板に魔法をかけてみました。やや滑りやすくなった気がします。この「魔法」と「ラストピース」の相乗効果で、かなり小回りは進歩した…気がするんですが、どうかなー。~o~;;

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2019年3月26日 (火)

小指の思い出かラストピースか

 金曜日に越後へ向かうはずの我が家だったのですが、修了式を終えて帰宅した娘(仮称ケミ)が、ナント、今シーズン初めて熱を出しました。翌日からレーシングスクールを予約してあったため、帰宅後、ケミさんは外へ出さず、半ば強制的に寝続けさせたところ、驚いたことに半日で熱を下げました。よーし、これならイケる、と土曜は朝六時出発。

 ところが、これが事故渋滞にドンピシャリのタイミング。まあ、そういうこともあります。半日、下道ドライブを楽しみました。~o~;;

  ケミさんとYが午後かぐらでSLトレーニングした後、八海山に移動しました。日曜に八海山はクローズドしてしまうので、最終日を滑ろうというわけです。

2019032409270000_20190911084601

   ところが、クローズドの日に限って降雪があったりするのは、お定まりのパターンです。土曜夜から降り出した雪は朝までにペンション前で10数cm。その後も降り続いたため、ワタシはとうとう今シーズン初めてファットを履きました、いやはや。~o~;

 

 これがまた、けっこう楽しかったりして。~o~

 

  ケミさんは、この日、どうやら右ターンの問題点を克服しました。右外足からエッジを切り替える時に、右外足の小指に乗ることを意識させたところ、キレイに板が返るようになりました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                           

 出来るようになると、楽しいらしく、中斜面だけでなくチャンピオンやセパレートAの急斜面でもガンガンこれで滑ってリズム変化までしちゃうので、教えていた我々も呆れてしまいました。子供ってヤツわ、まったく。

                                    

 翌日の月曜、再びかぐらに戻って、ケミさんとYはGSトレーニングでした。ワタシは、密かに試したいことがありました。ワタシはこのところ何年も、急斜面小回りが課題なのですが、ケミさんに教えていた小指に乗る意識を、自分の小回りでやってみたら…。

                  

 なんか良い感じで板が走り出しました。もしかして、これはワタシが何年も探し求めていた小回りのラストピースなのでは…。

2019032510000000_20190911084801

かぐらへ試しに行きました。この日のかぐらは晴れで、かぐらに珍しいほど空いていて、しかも雪があります。定点観測地点のBBQ台はまだ雪面の下です。

                                                 

 正面バーンで何度か試し、確信を得ました。こりゃイケる。

 このところの専属コーチであるYに見せねば、と急いでみつまたに帰りました。期待して昼休み中のYに見せたところ、Yさん、眠そうな顔でアクビしながら一言。「○○さんの普段の滑りと同じデス」

                                                        

 時々、無性にこの女を張り倒してやりたくなるのですが、どうでしょう。~o~;;

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2019年3月22日 (金)

雑事収束の日々

 いやー、ココログ復活した模様。~o~                                                                                                                                    しばらくの間、新しい記事がPCで見られずスマホにのみ公開されていたようです。ワタシはPCでのみ見ていたので、自分のブログが全く更新されず、自分自身でヤキモキしていました。写真アップもしばらく出来ず、これもヤキモキ。何とか今朝になって混乱が収束したようで、ホッとしています。
                                                                                                                                                                           
 ワタシ個人の生活も、ちよっと煩雑だったのが、収束に向かっている模様。一学期の開講のためのプリントを作成していたのですが、なんとか目途が立ちました。                                                                                                                                                                                                                       
 田舎の兄から施設に入っている母について、「今すぐどうってことじゃないが、心臓が弱っているらしい」などと不穏なことを言われて、水曜日に、娘(仮称ケミ)の帰宅を待って三人で出かけましたが、どうってこともなく普通にしているのでちょっと拍子抜け。ケミさんのレーシングの写真を見て、驚いてくれました。                                                                                                                                                                                                                      
 平穏な生活を送ってくれているようです。来シーズンは、ケミさんの「本物」のメダルを見せに来ますから。~o~                                                      
2019032109380000_1
木曜は朝六時出発で富士パラへ。

 

 三人午前券で滑りました。雨予報だったので、空いていました。曇り時々雨だったのですが、まあ、我が家に雨は関係ないので。~o~;;                                                                                                                                                                         雪は緩んできていて、所々ガスもかかっていたけど、それなりに納得できるスキーができました。ケミさんも欠点を意識して滑っていた模様。右ターンの問題点は収束に向かいつつ…あるのかどうか。~o~;;                                                                                                                                      
 車を修理に出すのを忘れていて、ちょっと面倒なことになりかかったのですが、木曜の午後にディーラーに持ち込み、その問題もクリア。全て、何とかなるモンですね。~o~

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2019年3月20日 (水)

難関をこえろその三

 ココログのメンテナンスとその後の大トラブルで新しい記事をアップできませんでした。ようやく何とかなったのかしらん。
                                                            
                                                                                           
 日曜は、娘(仮称ケミ)とYがみつまたでスクールのトレーニング。ワタシは上越国際で某アルペンの試乗会でした。試乗レポは近いうちに書きます。
                                                                                                                  
                                                                                                                                                                                                                   
 日曜日夜に帰京して、月曜日、準備をし、夕食はレースのビデオを見て反省会でした。まず、レースのビデオを見せて、もう一度、謝りました。「今回は、パパのミスでメダルを取れなかった。ゴメン。お詫びにパパがメダルを作りました」
                                                                                                                                 
 お手製の銅メダル。驚いてくれました。~o~P10909821_2

 

 

 P10909831_3                           「来年は本物のメダル、金色のを取ろう」
                                        
 ケミさんに右ターンの欠点を説明しました。「この欠点が直せれば、金メダルだって取れるよ!」                                                                                                                 
 実際、左ターンに関しては、かなりのクォリティがあります。右ターンを直せればかなりのレベルまで行けると思われます。来年、ケミさんは、カテゴリーが上がってBになるので、四年生と競わねばならず、南関小学生も簡単ではありません。でも、この難関を越えてゆかねば、ね。~o~

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2019年3月18日 (月)

難関を越えろその二

2019031812110000

 

 昨日の続きです。 

 

 シンプルなセットと思った岩鞍のコースだったのですが、一か所だけ、ちょっと気になるところがありました。ゴール直前がこうなっていたんです→。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                2019031812200000                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     これはもちろん、←こう通れば良いだけのことなのですが、上から滑って来ると、第31旗門から32旗門が縦に並んでいるように見えて、31-32がダブルのように感じるんです。

 

 インスぺをしながら、「ここは気をつけよう」と口に出しかかったのですが、ダブルが中盤に一つあるだけのシンプルなセットなので、余計なことを言わずに、直線的にゴールに飛び込ませようと思い、「最後の三旗門はクロ―チングを組んで真っ直ぐゴールに飛び込んでおいで」と言ってしまいました。

 インスぺ後、一本アップをさせました。体は動いているようです。スタート地点に上がっても、比較的落ち着いていました。

 元気よく漕いでスタート。快調に旗門をクリアしていきます。スタートからはゴールが見えないので、放送でケミさんの速報2019031813320000タイムを知りました。前を滑ったHさんから3.95秒遅れ。うーーん、この長いコースでこの差はまあまあかな。

 

 ところが、愚妻Yに電話すると、声が沈んでいます。「ケミちゃん、旗門間違えたかもしれないの…」

 Yの撮ったビデオをみると、ケミさん、第30旗門までは調子よく滑って来るのですが、31旗門で少しラインを落とされました。

 ケミさんは、右ターンでラインを落とされるクセがあります。これは、右外足を切り替えて体を落とし込むことが苦手なため、右内足の外エッジを上手く使えないからです。それが分かっていて対策のトレーニングはしていたのですが、いざって時に、悪癖が出てしまい…。

 31で落とされると、32はすぐ目の前に迫っています。「アレッ、どっち?」

 その瞬間に、もしかして、父親の「クロ―チングで真っ直ぐ」というアドバイスが頭をかすめていたかもしれません。あーーーーあ。

                     

 表彰式は、レース終了の30分後でした。結局、ケミさんは、タイムでは関東小学生の4位、南関東小学生の3位だったはずなのに、蚊帳の外。自分がもらうはずの銅メダルを、自分より3秒も遅い子がもらうのを指を咥えて見ているはめになりました。                

 

 ワタシもレース終了直後は、「良い経験だよ」と笑っていられたのですが、寂しそうな我が子を見ていると、悔しくなっちゃいましてねえ。

                              

 表彰式後に、ついケミさんに厳しい練習をさせてしまいました。本当は、選手は疲れているのだから、疲労が抜ける整理運動でもさせなきゃいけないのに。

 

 土曜の夜は、三人とももやもやした気分で寝たのですが、日曜の朝食前にケミさんに謝りました。「昨日の失格は、パパのせいだ。ゴメン」

                                  

 こういうことをケミさんも我々も、これから何度も経験することになります。失敗した子供への対応は親にとっては難関だと思うけど、乗り越えなきゃいけないよね。

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2019年3月17日 (日)

難関を越えろ

 昨日は、尾瀬岩鞍で南関東小学生チャンピオン杯、通称南関小学生というレースでした。

 

P10909791

 

 

 一昨日夜から丸沼の定宿「Kのみ」さんに入りました。例によって、「Kのみ」の夕食は、ホント美味しい→。Yさんにはこの後出た豚肉のピカタが好評だったようですが、ワタシは写真左のアコウ鯛とマイタケの包み焼の香りに参りました。

 

 娘(仮称ケミ)は、子供用の特別ディナーを作ってもらってこれを完食。美味しそうでしたが、写真忘れました。
 昨日は早朝に「Kのみ」を出て岩鞍に向かいました。ワタシは内心、ここのところのケミさんの進歩にかなり期待していました。
2019031614000000

 

 

 この日の岩鞍は、晴れ時々曇り。気温は午前中比較的低いままでいてくれて、大会バーンは硬く締まり、絶好のコンディションでした←。

 

 この日、レーシングスクールのコーチが不在で、ワタシがケミさんと一緒にインスぺをしました。比較的斜度があり、雪は硬いし、セットは比較的シンプル。ハイスピードのレースになると思いました。急斜面とハイスピードなら、ウチのケミさんは強いから…。                                                                           
 と思ったんですが…、ねえ。~o~;;;
 長くなりそうなので、続きは明日。

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2019年3月15日 (金)

脱重力の日

 昨日は、火曜日に続いて裏山特訓の日でした。
                                                    
2019031416090000

 娘(仮称ケミ)の帰宅を待って、午後3時過ぎに出発。4時には滑り始めていました。アップするケミさんです→。

 

 
 この日の狭山は、初心者ボーダーがたくさん遊びに来ていて最初は少しTRしにくかったのですが、皆さん引きが早く、5時にはかなり空いてくれました。
                                                                      
 ケミさんは、この日もS字ターンの練習です。火曜日に感じをつかんでいたので、それを思い出させ、S字が出来るようになったところで、そのフィーリングでフリー滑走させたところ、かなりの確率で、板を走らせて体をターンインサイドへ落とし込めるようになりました。
                                                               
 多分、スキーをやらない人には、この変化は分かりにくいと思いますが、これは大切な進歩です。スキーヤーは、ターン後半、板の上にいます。ところが、そのままでは次のターンは始まりません。
                                                       
 次のターンを始めるためには、一旦、板の上を離れて、次のターンインサイドへ入らなければなりません。ところが、板の上を離れるということは重力の安心感から離れるということです。次のターンが始まってしまえば、遠心力が働くのですが、それまでのほんの一瞬、スキーヤーは力の働きかけがない不安定な状態になります。
                                                     
 我々は、日常生活の中では常に重力に守られて安心して動いています。そのため、重力から抜け出して次のターンインサイドに入るのにはある種の勇気と慣れが必要です。
                                     
 どうやらケミさんは、この日そいつを手に入れた模様。
                                                           
 まあ、脱重力などと言っても、外足足裏の荷重点を数センチ小指側に移すだけなんですけどね。でも、その数センチで、ライバルMちゃんとの距離が大きく縮まる…はずなんですが、どうでしょうね。~o~::

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2019年3月14日 (木)

Sは試乗のS

 一昨日の火曜日は、やはりワタシの仕事の無い日でした。娘(仮称ケミ)の帰宅を待って裏山に出掛けました。
                                                                                    
 実は、月曜に裏山TRをする予定だったのですが、ケミさんがお隣のAちゃんと遊ぶ約束をしてきちゃったので火曜に延期というわけです。今、ケミさんはすごい勢いで上手くなっているので、この機を逃すのは何とも惜しく、ちょっと無理なタイムスケジュールだったのですが強行しました。
                                                                     
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 時期的なことでしょうか、この日の狭山は空いていました→。

                                       
 外足ターンから始めて、外へストックを突くことでS字ターンへと発展させていきます。S字を苦手にしているケミさんは、何かと屁理屈をコネてS字TRを嫌がるのですが、半ば無理やり説き伏せてやらせます。                                                         
 何しろライバルMちゃんは、外足のエッジを切り替えながら体を次のターンインサイドに落とし込む技術が抜群に上手いので、ケミさんとはこの部分がタイム差になっています。S字の修得なしではMちゃんに追いつくことは出来ません。
                                           
 何とかS字らしいものが出来るようになったところで、午後七時半。タイムアップです。急いで帰宅して夕食。何とか九時半過ぎに就寝させました。                                                                                                      
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 翌水曜、ケミさんは普通に登校。ケミさんを登校させてから、我々夫婦は慌ただしく支度をして、今度は二人で富士パラに出発。この日の富士パラは曇り時々晴れ←。上部では小雪も舞い、気温は先週ほど高くありませんでした。

                                            

 小回り板を再来シーズン買い替える予定のYさんは、この日エキスパートレンタルでA社S9 159cmとS社SL RUSH 155cmに試乗。                                                                                                                                                     

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 S9の方はピンと来なかったようで、「軽くて扱いやすいけど、物足りマセン」。それに対してS社 RUSHの方→には好感を持ったようです。「今の緑の板(昔のE社SLX)に近いデス」。
                                         
 整地での板の走りもコブでの扱いやすさもRUSHの方が上だったようです。それは滑りを見ていても感じられました。
                                        
 Yクンの次期小回り選びは、SL RUSH中心に進んでいくことになるかもしれません。

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2019年3月11日 (月)

コンマ5&クラウン越えのあっけなさ

 週末は例によって雪国でした。                                                                                                                               
 土曜のみつまたは快晴。暖かくなりましたが、放射冷却で雪が締まり、比較的良いコンディションでした。娘(仮称ケミ)には、月曜の裏山特訓を思い出してもらい、ついでに少しだけ切り替え方向についてのアドバイスをしてトレーニングに臨みました。
                                                                  
 最初は、月曜のことを思い出しながら、慎重にクロ―チングターンしていたケミさんですが、次第に、切り替えのスピードが速くなっていきます。                                                                                             
 この日のコーチのアドバイスと朝のワタシのアドバイスがたまたま同じだったために、そこに集中しやすかったのかもしれませんが…。        
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 とんでもなくキレキレのクロ―チングターンをやり始めました→。明らかに、先週の上国でやっていたのとはレベルが違います。                                              

  これには一緒にトレーニングに参加していたYも脱帽。「今まで、『ケミちゃんの方がお母さんより上手い』って言われてもただのお世辞だと思ってたけど、今日は、素直に認められマス」

 

 コーチからも、「母(このスクールではYはそう呼ばれています)より上手いなぁ」と言われたとか。とうとうクラウン越えかよ。~o~                                                                                                                   
 クロ―チングを解いた時の滑りも、先週までよりアグレッシブです。旗門に対してかなりダイレクトにアタックして旗門を上半身でかわす動きをしています。こんなテクニック、ライバルMちゃんもHさんもまだ使えません。使えるのはK1のお姉さんくらいからでしょう。
                                                      
 いったい彼女に何が起こったやら…。~o~;;
                                        
  この日、おそらくHさんとの差をまたコンマ5は詰めました。もしかして、技術だけならHさんと近いレベルまで来ているかもしれません。まあ、体格差の2~3秒は如何ともしがたいんだけど。
                                                              
 日曜は、かたしな高原でカンダハーカップという草大会でした。Yのレースデビューです。
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 この日のかたしな高原は、晴れのち曇り。かなり暖かくなりましたが、運営側の努力でレースバーンは終日硬く締まったままでした←。こういうこと、出来るんですねえ。ちなみに、写真右奥に写っているのは岩鞍スキー場です。

                      

 

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 草レースということもありますが、レース経験を積んだケミさんは、スタートに上がっても落ち着いていて、しっかり漕いで出て行きます→。野沢の時とは雲泥の差。

                                                  

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 MちゃんもHさんもいないレースとなると、まあ、当然のことではありますが、こうなります←。
           

 

 
 初の一位というのも大事なのですが、慣れないはずの硬いバーンで、二位の子(野沢ではケミさんと0.06秒差の六位の選手)に二本合計で5秒以上の差をつけての圧勝は御立派。
                                             
 ちなみに、賞状と一緒に写っているのは、一位の賞品にもらったJr.GS用のストックとYがマスターズAクラスの五位に入ってもらったスキー用靴下です。まあ、Yさんも初レース頑張ったってことですね。~o~

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2019年3月 7日 (木)

レーサーもどき、基礎ラーもどり

 昨日は、ワタシの仕事の無い日。ということは、我が家では滑りに行く日です。
                       
 娘(仮称ケミ)を学校へ送り出してから、久々に富士パラに向かいました。天候は曇り。ゲレンデ下部は生暖かく、山頂は小雪も舞うという不思議な天候でした。
                                                
 この日、Yさんには目的がありました。Yは、今年レースデビューすることになっているのにレーシングワンピというものを持っていませんでした。昔のワタシのを譲ったのですが、少しサイズが合わず、「これじゃ着ぐるみデス」と不満そうでした。
                                             
 そこで、いろいろ調整してなんとかそれらしくしました。この日、初めてワンピを着て滑ってみようということになりました。「レーサーになる練習」をする日、レーサーもどきになる日です。
                                
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 山頂付近でクロ―チングするYさんです→。

 この日の富士見はラーチゲレンデから下がザブザブ雪になり、Yの古いF社GS板は使いづらそうでした。「こういう雪だと何したら良いんでしょう」と聞かれたので、「こういう雪だとレーサーは練習になりにくいねえ。アンタ、来年都技選出ないって言ってるしなぁ」と振ってやったら…。
                        
 意外と簡単に、「じゃあ、来年出マス」となりました。Yさん基礎ラー復帰です。まあ、いろいろやる方がスキーライフは楽しいからねぇ。~o~

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2019年3月 5日 (火)

裏山にコンマ5秒を求めて

 昨日は、仕事の無い日でした。昼間はデスクワークをして、娘(仮称ケミ)の帰宅を待ち、夕方から、家族三人で裏山に出掛けました。月曜の狭山は空いているという話なので、クロ―チングの特訓をしようというわけです。                                                                                                                                    
 上国SGのビデオを、夫婦に二人で検討した結果、ケミさんのクロ―チングに欠点を見つけたので、その修正です。                                                                                                 ケミさんのクロ―チングは、前回の狭山での特訓の結果、切り替えについて改善されつつあるのですが、右ターン後半に外足の膝が内側に入るクセがあり、それが減速要素になっていました。                                                                                                                                                                                        
 そこを完全に直せれば、Hさんとの4秒差を0.5秒は縮められそうだなと。~o~ 

 

2019030417240000

 夕方五時狭山着で七時まで、Yクンが一緒に滑って見本を見せ、ワタシはビデオ撮りとコーチ役でした。一緒にアップするYとケミさんです→。                                                                         

 短い狭山のゲレンデとはいえ、ビデオ撮りをしながら10数本もクロ―チングを続けると、次第にケミさんの滑りが洗練されていきます。                                                                                                                        
 まあ、まだまだ改善の余地はあります。しかし、とりあえず、この日の修正が身についてくれれば・・・。残りは3.5秒!~o~

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2019年3月 4日 (月)

コンマ01の敗北

 昨日は関東ユース第三戦上国SG二連戦の二日目でした。天候は終日薄曇り。昼頃暖かくなり一般ゲレンデの雪は少し緩みましたが、コース内は硫安が適度に効いてくれて、滑りやすかったんじゃないでしょうか。
P10909722_2

 

 この日のセットは、初戦に比べて、ややスピードを出させるセットで、スタート直後の廊下がトリプルではなく四つ(正式には「クワドラプル」らしいです)になっています。また、落ち込みの下がダブルになってるのが嫌らしいところ。前日同様、「見取り図」を描いて説明しました→。

 

 朝、インスぺのために一緒にリフトに乗りながら、娘(仮称ケミ)に提案をしました。「昨日の一位Hさんと4秒差だったのは、よく頑張ったと思う。だから、今日は、もっと頑張って、4秒を切ろう。4秒差を切る二位だったら、ケミさんの勝ちってことにしよう」
                   
 初戦は、一位Hさん1:00.32に対して、二位ケミさん1:04.37。その差4秒05でした。小学校二年生としてはかなり大柄なHさんは、ケミさんと身長が10~15cm、体重が恐らく12、3kgほども違います。それだけ違うと、約1分のコースに対して体格差だけで2~3秒はディスアドバンテージを負うことになるでしょう。
                                                                          
 技術的にも、今現在ならあちらが2秒分くらい優っていそうです。そう考えると、4.05差は、ケミさんよく頑張ったと言えます。そういう根拠の提案だったのですが、ケミさん即座に返してきました。

 

 「または、ケミが一位だったら、ね」
                                                   
 おおお、勝つ気だよ~。~o~
                                                     
 この日のケミさんはかなり気合が入ってました。我々は、「昨日表彰台という目標に達したんだから、今日は気楽にやりなさい」なんて言ってたんですが、スタート前に「ケミ、今日は頑張るからねっ!」という言葉を五、六回は聞かされました。
                               
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 気合十分で、スタート。最初の旗門からクロ―チングに入り廊下に向かうケミさんです←。

                       

 昼近くなって滑らない雪になっている中を、よく頑張ってクロ―チングしました。タイム1:05.59でした。
                       
 ところが、直後に滑ったHさんは、1:01.58。うわー、4秒01差かよー。
                                               
 結局、初戦同様の二位でした。初戦の時は、二位で大変喜んでいたケミさんだったのですが、この日は、やや複雑な面持ちでした。なにしろ勝つ気だったのが、0秒01差で「負け」なので。~o~;;
                                                 
 この悔しさを糧にトレーニングするってことだね。
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  ちなみに、この日はMCにMッスルさんが来て盛り上がってました。k2の選手と和むMッスル→。この日は前走もしてたけど、上手いんですねえ、あの体で。

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2019年3月 3日 (日)

台の上の居心地

 昨日は、娘(仮称ケミ)のレースの日でした。関東ユース第三戦SG二連戦は上越国際スキー場大沢ゲレンデで行われました。
 
 前日から、定宿ペンションYに入り準備、万全の態勢で上国に乗り込みました。まあ、我が家恒例の朝のバタバタはあったのですが…。~o~;;                                                                                                    
2019030208000000  我が家が七時半に大会ゲレンデについてみると、すでに関東中の子供レーサー達がそこに集合しつつありました→。「入れ込みクラブ」の方達ももちろんゲレンデ下に集結し、ゴール下にはディレクターズチェアが並んでいました。~o~                                                                                                                                
 いよいよインスペクション。スーパーGはこのインスペクションが大事です。全ての旗門を頭に叩き込んでおかないと、高速なのでその場での対応は利かないんです。                                                                                               
P10909711_2 選手のインスぺの前にリフトを上がって、コースサイドから見て簡単な見取り図を作成←。インスぺ終えたケミさんに見せて、頭の中にセットを定着させました。これが実は効を奏しました。 コース間違える選手続出だったので。                                                                                                              
 ケミさんと一緒にスタートに上がりました。さすがに二度目のレースなので落ち着いて…というわけにはやはりいかず、ちょっとナーバスになりかかったのを落ち着けて、さあ、スタート。                                                                                                                          
 2019030208320000 スタート地点からの眺めです→。写真奥に続く廊下状のコースがトリプルゲートになっていて、そこをクロ―チングして行った選手は、急斜面の振った旗門を経て、緩斜面のクロ―チングゾーンへ滑り出て行きます。                                                                                                                       
 ゴールゾーンでケミさんを見送ったワタシは放送でケミさんのタイムを確認。よしっ!
 
 新たなライバルHさんに次ぐ好タイムでした。実は、ライバルMちゃんは今回エントリーしていません。なので、予想された結果ではあったのですが…。                                              
P10909701 
 ←二位です。関東第二の弾丸娘です。Mちゃん不在とは言え、一位のHさんに四秒差は、我々の予想以上の僅差。                                                                        表彰式には表彰台が用意され、ケミさんはちょっと恥ずかしそうな様子で居心地悪そうに台にあがりました。       
 
 これから、そこの居心地にも慣れないとね。~o~

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2019年3月 1日 (金)

入れ込みクラブ入れ込み比べ

 昨日は、娘(仮称ケミ)のレーシングスクールの特別トレーニングの日でした。
                                         
 ケミさんの次のレースはスーパーGです。スーパーGは高速が出るので、普段のトレーニングでも特別な時間に特別なセットを立ててトレーニングするのですが、今回は次のレースに対する特別トレーニングです。この練習は、レースに出るなら、なるべく外したくありません。
                                          
 ということで、小学校は一日だけ臨時休校ね。~o~;;
                                            
 朝5時に出発。越後へ向かいました。トレーニングのバーンには、次のレースに参加予定の小中学生がたくさん来ていました。やっぱり、みんな臨時休校ですね。中には、1週間臨時休校のお子さんもいたようです。
                                                                 
 親御さんも何人かいらしてました。前にも書いたことがあるけど、こういう子供レーサーをサポートする親御さんはほとんどご自身滑りません。トレーニングバーンの下で日がな一日子供の滑りを見たり、親同士おしゃべりをしたり。これは、野沢のレースの時などもそうでした。
                                                  
 こういう子供レーサーのサポートに入れ込んでいる親御さん、けっこうたくさんいるんですよ。
                                                                          
 滑りたがりの愚妻Yは、こういうメンタリティが全く理解できないらしく、いつも首を捻っています。ワタシも、あそこで一日過ごすのは耐えられなくなるかもしれません。我々は「入れ込みクラブ」には入会できないかなー。
                                                                 
 というわけで、我が家は、自分たちで滑りながらの子供の応援でした。ケミさんは、一日でかなーりスーパーGの滑り方を理解した模様。かっ飛ばしまくって、めったに褒めない主任コーチに、「ビビらずによく頑張った」と激賞されてました。           
 んで、一日終わって、「たのしかったー!」だそうです。~o~
                                      
 他の親御さんはここで一日終わりなのですが、ワタシには、実は、トレーニングの後がありました。Yに上毛高原まで送らせて新幹線で横浜へ。
                                         
 夜7時半から9時までの仕事があったんです。こういう日に子供のトレーニングの応援に行っちゃうのは、「入れ込みクラブ」とは別の種類の「入れ込み」なんでしょうね。~o~;;

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