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2019年7月30日 (火)

時間どろぼうとムラの寄り合い

 日曜日は、夏期講習の合間のお休みでした。

 久々の自宅の朝だったので、のんびりと起き出し、それでも昼間はデスクワークでした。

 一方、娘(仮称ケミ)は、図書館に行って読書感想文に取り組んでいましたが、苦戦していた模様。ある程度出来上がった物を見せてもらったのですが、どうも全然長さが足りないんじゃないかしらん。

 愚妻Yは、ケミさんと一緒に『モモ』を読んでいたので、いろいろ意見を言ってあげるのですが、ワタシゃ、数十年前に読んだきり。仕方ないので、デスクワーク中断して再読しました。

 うーーーん。けっこう大人にも読ませる本です。なんだか、仕事に忙殺されている最近のワタシには、身につまされるような話です。今取り組んでいるデスクワークなんて時間泥棒そのものだよなー。

 などとワタシが『モモ』に取り組んでいる間に、Yはご近所の奥様と話し合い、子供たちを一緒に阿波踊りに連れて行き、食べ物を買って来てムラの私道にテーブルを出して一緒に食べることにしようと決めました。

 子供が一緒だと親も一緒になります。期せずして、私道はムラの寄り合いとなりました。このムラに入って初めてです。御近所のお父さんたちと一緒にのーんびり飲んでると、ああー、コレが時間泥棒から時間を取り戻すってことなんですかねえ。~o~

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2019年7月28日 (日)

食べ飲み遊ぶ者達との三日

 木曜日もワタシは午前午後と授業。質問添削は初日ほどではないものの、小一時間続き、解放されたのは5時半過ぎ。それから急いでホテルに戻りました。娘(仮称ケミ)がホテルで待ったいたので。

 夏期講習の仙台出講の予定が決まった段階で、愚妻Yが「アタシ達も仙台行きたいデス」と言い出しました。「オレは仕事なんだけどね」と言ったくらいで思いとどまるYではなく、実家の両親まで誘っての3世代旅行に話を膨らませてしまいした。オレは仕事なんですけどね。~o~;;;

 いろいろ下調べをして、「仙台は美味しそうな物ばっかりデス」。まず到着して仙台朝市にある「東家」で海鮮丼。

 「すごいボリュームでした~」。

2019072512550000

 夕食は駅近くの食べログ上位の炉端焼きKでした。木曜だってのに、すごい人気。驚きました。この店だけではなく、仙台駅近くの居酒屋さんはどこもすごい活気です。仙台のサラリーマンの皆さん、飲み会好きなんですねえ。

 翌金曜日、ワタシが仕事に出掛けるのと一緒に3世代旅行の皆さんは松島に出発。松島湾の遊覧船を楽しみ、昼食はアナゴ料理2019072613070000 を賞味して来たとか。

 オレは仕事なんですけどね。~o~;;

 夜は、ワタシが密かに狙っていた東口の居酒屋「大石屋」さんにうかがいました。イヤハヤ、ここ、スゴイです。刺身3点盛りが名物と聞いていたのですが、ナルホド。3点盛のくせに真鯛の松皮づくり、ヒラメの縁側、マグロ、ブリ、カツオ、ん?五点盛になってる。

 その上、一つ一つのクオリティが半端ではなく、久々に包丁のキレを楽しめる造りでした。日本酒も名だたる銘酒の中にワタシの知らない酒がいくつか。「コイクマ」って何だと思ったら、「左馬」の福島県有賀醸造の別ブランドでした。2019072618540000

 これが、フルーティな含み香、軽い甘旨味でんまい!

 正直言って、前の晩の炉端焼きKさんの日本酒は、何を頼んでも同じような薄い味わいでした。保管のせいでしょうか。

 その他の食べ物飲み物もお店の雰囲気も、3世代旅行全員がそれぞれ大満足。前日より値段も割安で質はワンランク上でした。食べログじゃ、逆の評価になってるんですけどね。

 土曜日、3世代旅行の皆さんは、ワタシの利用する格安ビジホも楽しみつくし満足。ケミさんは、ホテルの用意した七夕の短冊にこんなことを。2019072708580000

 これ、親が書かせたわけではありませんから。

 ワタシが土曜の仕事をしている間、3世代旅行の皆さんは、八木山動物園で楽しんでいた模様。2019072713190001

 象のメアリーにオヤツをあげるケミさんです。

 食べ飲み遊んで仙台を楽しみつくし、すっかり仙台が気に入ったYさんは、「ああ、アタシが若かったら東北大目指すノニ」って、ソレ、若さじゃなくて学力の問題だろ。~o~

 最後にショッピングまで楽しんで帰京。小金井に帰ったら、阿波踊りやってました。2019072719010000

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2019年7月26日 (金)

裏側の極楽

 水曜から夏期講習で仙台に来ています。

 今年の通常期間の仙台出講は、夜到着してホテルに入り、そのまま寝て翌朝から授業、夕方帰京というスケジュールで、ただひたすら仕事だけをこなして帰る日程になっていました。

 なので、時間的余裕のある中での仙台は今年初めてです。んで、結論。なんて残酷な仕事だったんだ。

 水曜は、早朝に仙台着。朝から夕方まで授業で、その後、質問、添削が続き、解放されて校舎を出たのは八時近くでした。疲れ果てている上に雨が降り出し、夕食に出掛けるのもおっくうだったので、駅ビルで夕食を取りました、ところが…。

 ただの駅ビルだっていうのに、ここはなんて日本酒パラダイスなんだー。~o~

 駅ビルに入っている酒屋に、こんなものが置いてあります。2019072420430000

 日本酒の自動試飲販売機。100円で飲んだ「裏水鳥記 隠し酒」の、なんと美味なこと。

 その後、食事した寅福さんが、また、ただの食事処に見えて、日本酒が、んまい。2019072421070000 宮城県中勇酒造さんの「花の文 夏咲」は夏向けの低アルコールで、華やかな上立香、あっさりと入って来て、うーーん、夏向け。

 つまみに頼んだ、金華サバと蒸しホヤがんまい!

 うーーん、ワタシが一学期に毎週来ていた時には、これらの極楽は全てとっくに閉まっているんだよねー。~o~;;; 

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2019年7月23日 (火)

梅雨はいずこ

 関東は、まだ梅雨明けしていないことになっているのですが、今日は天気予報に反して昼前から晴れて暑くなっています。

 この時期は、夏期講習が夜だけなので、昼は自宅でのんびりとデスクワーク。暑くはありますが穏やかな毎日です。

 娘(仮称ケミ)は、やるべきことを順調にこなしています。学校で与えられたドリルを終わらせ、読書感想文の『モモ』を先ほど一応読み終わりました。心配して「これで書けそう?」と聞くと、「うん、書けるよ」とアッサリ。ホントかよ。

 そうこうしながら、三年生の夏休みを目いっぱいエンジョイしている模様。昨日は、お友達と毎年恒例のバッタ採り。八匹あまりも採って来ました。P11000341

 ホントに田舎だなぁ、小金井。~o~

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2019年7月22日 (月)

安定と不安の夏の始まり

 先週末から、娘(仮称ケミ)の夏休みが始まりました。

 例によってもらってくるものをもらってきました。全体に安定した優等生です。国語の先生のパパは、国語が全て「よい」になってくれて、ホッとしました。~o~

 しかし、「絵かきさんになりたい」と去年まで言っていたのに、図工は全て「だいたいよい」なんだけど、これはどうしたことか。~o~;;

 ちなみに、今年の短冊は、「Mちゃんに勝てるようになりたい」。いやこれ、親が書かせているんじゃないですからね。

 昨日は、午前中に用をたしに越後までドライブ。早くに帰って来て、夕食は、ムービーナイトでした。映画ファンのYクン、三度目の挑戦で、今度は無難なものを選んで来ました。1982年の大ヒット映画「E.T」は、そりゃ無難です。やはり、「出世作」を離れたのが良かったか。

 昨日、ムービーナイトにしたのは、実は、選挙からみのTVを見たくなかったこともありました。今朝になって知った選挙結果は、「安定、しかし改憲はNO」。国民の総意はそんなところなんでしょう。

 しかし、これから「一本釣り」なんてものもあるらしいですから、不安はあります。議員の方達には、今回の選挙で示された国民の総意をよく噛みしめて行動してもらいたいと切に願います。

 夏休みの始まったケミさんは、相変わらず読書家で、暇さえあれば図書館に行きたがります。今年もまた、読書感想文を書こうとしているので、今年は我が家の本棚から、これを薦めてみました。P11000332

 すでに半分ほど読んで、これで読書感想文を書く気になっているようなんですが、いつものこの子の乱読癖で、『モモ』をちょっと読んでは『タラ・ダンカン』シリーズを読んだり、『クロニクル千古の闇』シリーズを読んだり、『怪盗ルパン』シリーズを読んだりと読み散らかしているので、パパママとしては、不安にも駆られます。

 早いとこ宿題終わらせないと、夏の旅行に行けないぞー。

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2019年7月19日 (金)

幸せのために

 昨日は、夏期講習の中休みの日。昼前に愚妻Yと一緒に出掛けて国民の権利を行使してきました。

 今回の我が家のテーマは、護憲。娘(仮称ケミ)の世代の幸せのために、我々の宝である憲法を残すための期日前投票です。

 よく自主憲法などと唱える輩は、「普通の国にしたい」と言います。これがワタシにはまるでおかしなことに思われます。我々は、普通以上に安全で平和な国に生まれたのです。何も好んで「普通」に格下げを願うことはないのです。

 この普通以上の安全と平和を子供の世代に残したい。人の親であるからには、それを願うのが「普通」だと思うんですがねえ。

 夕方、遊びに行っていたケミさんの帰宅を待って、三人で出かけました。昨日は、毎年恒例、一学期打ち上げと同居記念日の宴の日でした。とうとう十周年です。

 昨年使ったAmuseさんが何故か閉店してしまったため、新規開拓しました。今年は小金井洋食の老舗、Sa香菜屋さんです。P11000213

 写真だと入り口はなかなかお洒落な雰囲気ですが、実際は、もう少しくすんでいます。しかし、中は奥が広く、良い雰囲気。ベテランシェフと奥様でやっている小さな店です。

 まず、前菜盛り合わせ。P11000222

 皿の左側は鯵のカルパッチョ。こちらのお店は、魚と野菜料理が多く、しかも、いずれも美味しい。白ワインが飲みたくなります。

 茹で野菜のアンチョビソースがけ。P11000242  野菜も美味しかったけど、アンチョビソースがYに大うけしてました。

 ヒラマサのカルパッチョ。P11000252 写真よりも実物は色鮮やかでした。これは、日本酒向けだったかも。

 カラスミとシラスのスパゲティ。P11000282 写真は取り分けした後なので、量はこの三倍出て来ます。

 この後、バジルソースのスパゲティも頼んで、こちらはケミさんが気に入った模様。

 我々も美味しかったのですが、ケミさんがよく食べてくれました。ヨカッタ。~o~

 十周年のちょっとしたサプライズイベントなどもあり、Yさんも上機嫌でした。

 いろいろ山も谷もあった十年でしたが、今となってみれば、幸せな十年でした。これからもお父さんとしては、この幸せのために頑張らないとね。~o~

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2019年7月17日 (水)

反日本文化を憂う

 何でも、『〇戯王』とかいう漫画の作者の方が、現政権を「独裁政権」とツィートして話題になってるそうです。

 わかってるねー。~o~

 こういう、ものが分かっていて志のある方は、どこにでもいるんですね。

 それに対して、「良い独裁もある」などとあまりに愚かな反論を加えた御用放送局員がいたとか。うーん。

 つまり、「(権力者をヨイショしたい自分たちにとって都合の)良い独裁」ってことか。どーしょもない輩も、また、どこにでもいるってことですね。~-~;;

 漫画作者の方は、現政権を売〇政権とも呼んだそうですが、それはともかく、現政権が「反日本文化」であるのは間違いないでしょう。

 現政権が強力な基盤としている「日本〇議」とやらは、戦前社会を理想としているのだとか聞いています。とすると、その考え方は、「反日本文化」的です。戦前は、日本文化の最大の華『源氏物語』に抑圧を加えた時代ですから。

 そもそも、日本文化というのは、他国の文化をリスペクトする文化です。隣国大嫌い演説をするような輩とは正反対の文化です。「大和魂」とは、本来、他者と調和する心の働きを言います。決して、日本的戦闘スピリットではなかったのです。したがって、隣国大嫌い演説などというものは、そもそも「反日本文化」なのです。

『源氏物語』もまた、隣国へのリスペクトが生み出したものです。紫式部の父藤原為時は時代を代表する漢学者で、紫式部はその薫陶を幼い頃から得ていたバイリンガル女子です。中国文学、例えば白氏文集へのリスペクトなしに、『源氏』もまた、存在しないのです。

 そういう意味で、あらゆる排他的思想は、反『源氏』的なのです。そういう『源氏物語』が、戦前という排他的時代に抑圧を加えられたのは、偶然ではないのでしょう。

 『源氏物語』は世に出て千年もの間、一瞬の絶え間もなく、日本文化の華として仰望され、文化に携わる全ての日本人から惜しみない賞賛を与えられてきました。その『源氏物語』千年の享受史の中で、唯一戦前と呼ばれる十数年ほどの間だけが、『源氏』をリスペクトせず、『源氏』を排除しようとしたのです。

 その戦前という時代に戻そうなどというのですから、「日本〇議」という連中が、いかに反日本文化的かわかります。そして、その連中に支えられている現政権は、反日本文化的政権ということになります。

 ワタシの亡き恩師は、「愛子」さんの名付け親になったような方でしたが、生前、しきりに現政権と日本の行方を憂えていらっしゃったと、葬儀の際の挨拶でうかがいました。その先生が昨今の日本の情勢を御覧になったら、どんなにお嘆きになることか…。

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2019年7月16日 (火)

不揃いの野菜たちの帰還

 一昨日から夏期講習が始まりました。最初は池袋で、よく出来る高2生の講座。

 普段、教えている子も何人かは受講しているのですが、普段、教えていない子がたくさん来ていました。いずれ劣らぬ都内の一流進学校の子ばかりです。最初の講座としては、こちらもちょっと緊張する設定かも。

 とは言え、難なく滑り出してしまうのは、やっぱワタシもベテランですね。まあ、一流進学校揃いだった割に、子供の受講態度は不揃いだったけど。

 高2生は現行センターから新テストに移行する学年なので、その辺りを特に強調しての授業となりましたが、アンケート結果は良好。まあ、こんなモンだ。

 さて、ウチの娘(仮称ケミ)ですが、ジジババの家に二泊して、昨日午後帰宅する予定でした。ちょっと連絡の行き違いがありハラハラしましたが、我々二人が新宿まで迎えに行きました。

 電車から満面の笑みで出て来て、ワタシに飛びつきます。何だか、向こうで二泊する間に少し大きくなったような。

 ワタシはそのまま仕事に行き、帰宅した時にはケミさんはグッスリ寝ていました。ワタシが帰宅する30秒前まで起きていたらしいです。アッと言う間に寝付いてしまったとか。疲れていたんでしょう。

 やはり、この家は、この子がいないと寂しいです。元に戻ってくれてホッとしました。

 向こうで、ジジちゃんのアドバイスをもらって、力作をものにしてきました。P11000191 

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2019年7月15日 (月)

現実的な話

 ついさっき、ネットで、本当は改憲派学者だけど、自民党改憲案は危険なので反対という論を読みました。なかなか良いこと言ってます。

 このブログじゃ、拡散させるのに限界はあると思いますが、こりゃ読んでおいて悪くないお話しなので、是非、このブログに来た方だけでもご一読ください。

 特に、蒙を啓かされたのは、国民投票は選挙費用の制限がないから金持ち党の意見が通りやすいってこと。コレまったく知りませんでした。国民投票に持ち込まれれば、何とか改憲反対派が勝つのではないかと高をくくっていました。ことはそんなに楽観できる情勢ではないってことです。

 日刊スポーツでさえ、こういう議論を載せるんですから、志のある人はいろんな所にいるんでしょうけど、ねえ。

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2019年7月14日 (日)

おくららのもの寂しい夏

 昨日は、昼過ぎから、家族三人で出かけました。

 娘(仮称ケミ)は、以前から、夏になったらジジババの家にお泊りしたいと言っていたのですが、昨日がその日となっていました。

 ワタシと愚妻Yは、東京駅までケミさんを見送りました。東京駅で電車に乗せれば、あちらの駅でジジババが迎えてくれるという手筈になっていました。ジジちゃんババちゃんの家で過ごす身支度とお土産とあちらで読むための本とでケミさんのリュックははちきれんばかりですが、それ以上に本人は期待で胸一杯。

 我々は東京駅で電車に乗せて、和やかに見送るはずだったのですが、その場になると、Yは「上野まで一緒に乗って行きましょう」と言い出し、急遽上野での見送りとなりました。ケミさんは笑顔でいつまでも手を振り続け、見送った親馬〇夫婦はしばらくホームで呆然と立ちすくみ…。

 我々は、見送りの後、御茶ノ水に回り、来シーズンのための買い物をしました。Yの新しいGS板とヘルメットです。Yは、18-19シーズン、ワタシの大回り板をGSで使用していたのですが、それをこちらに返してもらい、同じ物の年度落ちをYのGS板として新たに購入…。

 しようと思ったら、マスターズGS板の183cmが売り切れていて、中身は同じだからということで、GSJr.板183cmを購入してきました。昨シーズン使っていたマスターズGSより若干細身になりますが、Yにはその方が使い易そう。2019071318360000

 定価から47%引きなら、まあ、お買い得かなと。

 ひびの入ったメットも新品。ちょっと地味な色しかなかったけど、割れてるのよりマシですから。

 夕食は、ケミさんがいたら入りにくい店に行こうと、かねてから目をつけていた小さな居酒屋「さち呼」に行ってみました。

 本当はここは小金井でも人気の店なので、土曜の夕方は入れるはずがなく、ダメもとで行ってみたら、なぜかは入れてしまいました。白身魚の刺身盛り合わせと鰻の白焼き、それにこちらのお店の看板メニューである握り寿司をいただきました。

 元寿司職人という親方の握る寿司は、本当に寿司屋そのもの。刺し盛の松皮造りもキンメの刺身も鰻白焼きも美味しいのですが、一口食べるたびに、「ケミさんがいたら喜ぶのに」「ケミが食べたら美味しいって言うでしょうに」。

 居酒屋の憶良らは、今度は是非ケミさんと一緒に来ようと心に決めたのでした。~o~

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2019年7月12日 (金)

上がり下がりの日々

 一学期が終了して夏期講習までのこの時期は、毎年、デスクワークの時期であると同時にメタボ検診の時期でもあります。一昨日を休肝日にして、昨日、行ってきました。

 このメタボ検診というヤツは、実は、今まで何年も心配のタネではありませんでした。確かに、前日の休肝日や当日朝食事が取れないこと、大腸ガン検診のための検便など、気の重いことはいくつかありましたが、どうせこの体形ならメタボって言われやしないし、オレ、血圧や血糖値の心配ないからなぁ。

 などと呑気に構えていたので、検診の前夜の夕食に、愚妻Yが「今日は検診前デスから、体に良い物にしマシタ」と宣言してちょっと塩辛い塩ジャケの切り身を出した時も、「コレ、あんまり検診前に向いてないゾ。オレ、血圧心配ないから良いけどさぁ」と笑っている余裕がありました、ところが…。

 一通り検診を済ませて、最後に血圧を測定してビックリ。ナニ?この数字。今まで見た事ないような数値です。

 上が139下が88って、高血圧ギリギリです。なんだ、こりゃ。

 実はワタシ、若い時から低血圧気味で、決して血圧が上にはみ出すことはありませんでした。今までの最高値は、結婚して少し後の上128下83。昨年も一昨年も、上115前後下73前後です。それが、なんだってこんなことに…。

 何度計測し直しても、上は、140前後。うーーん。

 今年は、仕事のスケジュールが厳しかったし、食事がおろそかになったり、少し飲みすぎたり、食べる物についてもちょっと油断してたかなぁ。こりゃ、本格的に生活を改善しなければ。イヤハヤ。

 メタボ検診を終えてから、こんな暗い気分になったのは初めてでした。

 今朝は大腸ガン検診のための検便二回目を済ませ、まあ、一応、ちょっとホッとして、先ほど病院へ検体を持って行きました。ついでに、血圧測定器を使わせてもらって、念のために、もう一度。

 ん?!上134!よし、もう一度。上124?!何だこりゃ。

 どうも血圧計というのは、計り方やその日の体調でかなり出て来る数値に差があるようです。結局、何回か計測して、上が130前後下が78前後。これなら、まあ、正常の範囲か。

 それでも、ワタシとしてはかつてない高い数字なので、まあ、油断はならないけど、さほどの心配もいらないかしらん。ホッとしました。~o~ 

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2019年7月 9日 (火)

毒・幼稚園の王様

 最近、世の中はますます面白くない方向に向かっています。情報を読んでるだけだとフラストレーションが溜まるので、今日はちょっと発信して毒を吐いてしまいます。

 少し前に、某金融庁の審議会の報告が受け取り拒否されたとかの一件で、どこやらの党の方が、「民主主義の危機だ」と嘆いたそうですが、この人、今さら何を言っているんでしょう。我々の国が民主主義国家だと思っているのが、もう甘ちゃんです。

 報告書が問題になった時点で、某権力者は、「金融庁は大馬〇者だ」とのたまったそうですが、我々の国の現状がこの一言に表されています。この人、役人の人事権を掌握しちゃっているので、これで、十分なんでしょう。自分の身が可愛かったら権力側の意向を忖度することだという役人への恫喝でしょ。こんなことを権力者が公言できる国のどこが民主主義なんでしょう。

 我々の国は、とっくに独裁国家なんだと認識してくれよ、某党の方。

 それを海の向こうから指摘されちゃったらしいです。ニューヨークタイムズは大人の新聞なので、友好国をむやみになじったりせず、

日本は憲法報道の自由が記された現代的民主主義だ」

と前置きを入れてくれたけど、言いたいことは、

「それでも日本政府はときに独裁政権をほうふつとさせる振る舞いをしている」

 こっちでしょう。そう、我々の政権は、天下のニューヨークタイムズに「独裁」と指摘されちゃうんです。

 考えてみれば、その兆候はいくらでもありました。権力者のお友達なら国有財産を分け与えられたり、役人の忖度で特殊な権益を受け取れたり、権力者のお友達ならどんな犯罪者でも無罪になり、権力側に不利な資料は改ざんされ、廃棄され、国会答弁は権力者へのおべんちゃらになり、自称文化人たちが、TVで権力者夫妻と仲が良いことを吹聴し、お笑い芸人まで権力者にすり寄る、そういう国なんでしょ。

 それも、こんな幼稚な嫌がらせをする人間が独裁者なんですからね。ナサケナイったらありゃしない。

 この嫌がらせされちゃった人も、のんびり記者会見なんかしてないで、証拠をしっかり録音してこのお坊ちゃまを訴えたらどうなんでしょう。選挙妨害で逮捕ってわけにいかないんですかね。

 幼稚園の王様は、大人が嫌がる冗談は何度でも繰り返します。それを逆手にとって大人としてお灸をすえる方策を、何か考えなきゃいけなかったんでしょうよ。

 この幼稚園児、独裁者Aの一番困ったことは、誰に教えられたか、憲法改正を目指しているってこと。我々の国はこの憲法のもとでどれだけ安全に繁栄を謳歌してきたことか。その繁栄の礎が、あの幼稚園児の思いつき思い込みで危機にさらされているんですぜ。

 株価が政治的に吊り上げられたからと言って、勘違いさせられている大人の皆さま、少しは危機感を感じて良いんじゃないですかね。

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2019年7月 8日 (月)

涼夏の宴

 土曜で一学期の授業は全て終了。日曜は、完全な休日でした。

 以前から、この日は、娘(仮称ケミ)の大親友Aちゃん家と川遊びをしようということになっていました。昨年の川遊びが楽しかったので、その二匹目の泥鰌をということだったのですが…。

 川遊びにはちと涼しくなり過ぎました。~o~;;;

 六年前には、同じ時期にかなり楽しく川遊びできた八王子市のキャンプ場なのですが、この日は、朝から小雨が降り、気温が上がりません。さすがに最高気温21°では川には入れないだろうなぁ、と思ったのですが、一応、川遊びの格好で集合場所の八王子駅に行ってみると、やはり河は無理でしょうということになり…。

 それではAちゃん家で飲み会なのかしらと思ったのですが、ちょうど雨も小やみになっていたので、BBQだけでもとキャンプ場に向かいましたが…小雨降るキャンプ場には我々以外には誰も来ていません。

 そんな状況でも筋金入りのBBQマニア、Aちゃん家は、どんどんBBQの支度をします。我々もそれにつられて、霧雨の中、七輪の火を熾し、肉を焼きます。2019070714010000

 やってみると、これがけっこう楽しかったりして…。~o~;;

 Aちゃんパパが用意してくれた香川県丸尾本店さんの「悦凱陣 山田錦純米吟醸」が、また、んまいんだもの。

 というわけで、小雨が降ったり止んだりの木陰で、ワタシは飲んだくれへべれけ。

 一方、ケミさんは、親友Aちゃんと秘密基地を作って遊び回ってました。なにしろ広いキャンプ場独占ですから。二人でオシャレなブーケを作ってくれました。2019070713390000

 涼夏の宴はこの後、Aちゃん家に場所を移して続き、一日、飲み続け、食べ続け、語り続け。涼し過ぎても楽しい夏の休日となりました。 

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2019年7月 6日 (土)

懐かしむ夏の始まり

 昨日、一学期の高卒の授業が終了しました。全てのテキストを無事に予定通りに。ホッ。~o~

 某東北大の傾向と対策本の原稿も今年は早めに終了。昨日送信しました。ヨカッタヨカッタ。

 なにしろ、今年は春期講習のうちに書き出していました。これは、今年仙台出講があることを考えて、某東北大志望者の質問添削に備えるためだったのですが、始めるの早かった割にはずいぶん時間かかったかも。

 これだけ早くこの仕事を終えたのは…とブログの記事をたどってみると、昨年はW杯もあって遅く、7/12でした。一昨年は7/7、その前は7/9、7/12、さらにその前の2014は7/11…とたどっていき、2011年に7/5という日付が出て来ます。ナント、今年は、それ以来の早い出来上がり。2011年は、娘(仮称ケミ)が熱を出す中での執筆でした。

 それにしても、こうやって同一時期のことをたどっていくと、それは我が家の歴史であり、現代日本の歴史です。2011の執筆頃には、ケミさんは夜泣きしてるし、牛肉からセシウムが出たりしています。あの頃ハイハイしていた子が、今は分数の割り算なんてやってるんですからねえ。~o~;;

 とシミジミ感慨にふけって、その前年を見たら、2010年は、W杯があるにも関わらず六月中に書き終わってました。ま、つまり、夏にNZに行ってた頃は、早い執筆が当たり前だったってことです。~o~;;

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2019年7月 3日 (水)

歓びの時

 一昨日、今年度時間割の最難関、月曜日の一学期最終週が終了。小金井→横浜→吉祥寺→仙台と、一日のうちに大きな移動が何度もあるスケジュールはちょっと精神的肉体的な負担が大きかっただけにホッとしました。昨日、仙台最終週も好評のうちに終了。

 仙台もそうですが横浜でも、一学期の最終週になって初めて質問添削に来た子が数人いました。第一週にテキストの訳を持って来れば添削するよと口頭で言い、さらに、プリントにも明記して配布しているにも関わらず、いまだに「あのー、添削してもらえるんですかぁ?」と恐々持ってくるんだから、どんだけナイーブなんだかね。

 まあ、一学期のうちにやる気になってくれたということで、評価してあげなきゃいけませんね。

 昨日、仙台での授業後の添削を済ませて、無事帰宅。本当にホッとしました。各テキストとも予定の課まで無事終了してカタルシス

 帰宅してみると、娘(仮称ケミ)と愚妻Yは、夕食の支度をしています。この前日、高知県東洋町から送られてきたふるさと納税返礼品の干物がこの日のメインディッシュ。3000円の寄付でかなりたくさんの干物を送ってくれるらしいという情報を見て、㋂の中旬に申し込んでいたものが、人気になり過ぎて発送が遅れ、この日になっていました。

 なんと、たった3000円の寄付で、トビウオ、イサギ、イカに加えて、キンメが入っています。2019070112430000

 それも一匹半も。

 「半」というのは、小ぶりのキンメ一匹と比較的大ぶりのキンメの片身が入っていました。スゴイ。キンメの干物って高価なんですケド。

 その辺の猫が裸足で逃げ出すほど魚好き干物大好き母子は、小ぶりのキンメ一匹を二人で奪い合うように貪り食い、たちまちキレイに骨だけにしました。ケミさんなど、目玉まで食べてしまいます。

 風呂を済ませて少し参戦の遅れたワタシは、ゆっくり大ぶりのキンメ片身をいただきました。ハードな仕事を終えて、娘と妻が美味しい美味しいと夕食を取ってくれるのを見るのは、小市民的かもしれませんが、男としては歓びの時です。

 ああ、今年もようやくここまで漕ぎつけたか。

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2019年7月 1日 (月)

慶びの時

 土曜に一学期第十週が無事終了しました。一方、娘(仮称ケミ)も漢字検定が無事終了。余裕を持って全部書いたそうですから、多分、何とかなったんでしょう。

 懸案事項をクリアした我が家は、日曜朝、千葉に向かいました。義兄の家で義父と義母の金婚式の祝いとIちゃんの誕生祝いがあったので。

 ジジババと従姉大好きなケミさんは朝から大興奮。朝食を取りながらもニコニコしています。東京駅で、最寄り駅までIちゃんが迎えに来てくれると知って、「ああ、一秒でも早く電車が着かないかなあ」って、まだ京葉線発車してませんケド。~o~;;

 義兄宅に着いて久闊を叙した後、ワタシ的にお待ちかねは、金婚祝いのお酒のお披露目です。東村山豊島屋酒造さんの「金婚 大吟醸」。2019063012040000

 大変喜んでくれました。お義母さんなど、こういう名前の酒を誂えたのだと思ったらしいです。わざわざ東村山の蔵元さんまで買いに行った甲斐がありました。もっとも、我が家からは車で30分も掛からないんですが。~o~

 今や、「屋守」で有名な豊島屋さんですが、もともとは「金婚」ブランドの蔵元さんです。「屋守」が有名になってしまったために、蔵元に行っても「屋守」は売ってくれません。特約店でしか買えないのだとか。逆に「金婚」はその辺の酒屋さんには置いてません。

 食事後、ケミさんはIちゃんと遊びに行ってしまい、大人達は、例によって飲んだくれてました。この五月にあったIちゃん出演の子供ミュージカルのビデオを見せてもらったりして。ワタシは公演に行けなかったのですが、いやー、Iちゃん、ハマり役をもらって生き生き演じてます。

 一方、ワタシの持参した今シーズンのケミさんの滑りのDVDも見てもらったりして、和やかに過ごすうちに、慶びの時は過ぎていきましたとさ。~o~ 

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