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2019年8月30日 (金)

「夏の思い出」の日

 昨日まで夏休みでした。

 娘(仮称ケミ)は、来週月曜から二学期なのですが、ワタシの方は金曜から仕事です。八月末に二学期開講は、過去のブログを調べたら、2010年以来です。つまり、ワタシが結婚するまで9月1日開講で、結婚してからずっと八月末開講になってると。

 暑い日でした。湿度が半端ではありませんでした。家にいても蒸し暑いだけなので、愚妻Yが出掛けたがりました。「夏休み最後なんだから、夏の思い出を作りに行きマショウ」

 我が家では、こういう時、出掛けたがるのはYです。子供の方は、「どこか連れてって―」なんて言いません。「ディズニーランドでも行こうか」という母親に、「混んでるよ」とシラっと答えてしまいます。

 んで、他に出掛ける所を捜したのですが、スポーツ観戦なども平日のことで適当なものがなく、我が家の狭い庭(車庫に停めた車のすぐ脇)で家庭用ガスコンロで焼肉をしようなどと言い出すYを、「車の傍で火を使うのは危ないし、暑いし、冷蔵庫が遠いので面倒だし、何も良いことがないから、それだけは止めようね」と何とか思いとどまらせ、その代わりに、テラスのある店で外食ということに落ち着きました。

 小金井で、テラスのある店で夕食と言うことになると、ここしかありませんでした。「串揚げ屋 上々」。

 でも、ここ、けっこうアタリでした。家から近く、串揚げも美味しいし、日本酒が豊富。

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 串揚げ、けっこう美味でした。他の料理もなかなかのもの。

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 福島県の金水晶酒造「金水晶 なかどり無濾過生」。金水晶はワタシも初めてでした。

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 テラスと言っても、店先の狭いスペース。外はうらぶれた路地で暑く、蚊もいるんですが、Yは、「テラスが気持ちいいデス」。

 Yの、このテラス好きってのは、結婚当初から謎でしたが、うーーん。~o~;;

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2019年8月29日 (木)

夏の名残の日々と超久々赤本NG大賞

 NZから帰国以来、比較的涼しい気候の中でノンビリと夏の名残を楽しませてもらっています。

 もちろん、デスクワークしながらなんですが。~o~;;

 Yさんも、帰国後の家の雑用やら旅行中の会計決算なんかをゆっくりやっては思い出にふけってます。一方、娘(仮称ケミ)は、〇〇村のお友達と遊んだり、図書館に行って一日中読書三昧したり。

 なにしろ、この子は、夏休みの宿題の一行日記に、「今日は一日図書館に行ってた。たくさん本が読めて楽しかった」と、堂々と書いちゃう読書家に育っちゃったので。~o~

 さて、ワタシのデスクワークなのですが、赤本NGが、某W大、J大、C大、R大、M大と終わりました。なんせ明日から二学期開講なので、油断はなりませんが、とりあえず比較的順調に進んでいます。

 その中で、特に目立っているのは某明治。何故でしょう。例年ダメなC大よりダメです。というか、法と商以外は比較的マトモなんですが…。

 明治法学部の筆者さんには、本当に超久々に赤本NG大賞を贈呈したくなりました。間違え方がヒド過ぎます。

 今年の明治法は、仮名草子『堪忍記』からの出題です。その本文自体に対する設問の解答解説も怪しいのですが、感動的にヒドいのは、問8の解答解説です。

 『堪忍記』で扱われている周才美の行動についての中江藤樹の論評を引用し、「才美にほまれを専らにせしむることなかれ」という部分に傍線を引いて、

「中江藤樹の主張としてもっともふさわしいものを、選択肢の中から選べ」と言う設問なのですが、赤本の解答は、

 「2 悪知恵の働く周才美だけに、多くの利潤を独占させてはならない」

 を選んでます。

 これ、傍線部を一読しただけであり得ないってわかりますよね、普通。正解は、もちろん、

 「3 改心して富と名声とを獲得した才美を余人も見習うべきである」

 誰がどう考えてもコレしか正解はなく、恐らく、この試験の合格者は全員3を選んでいるでしょう。それを、なぜ赤本が、間違えたの?

 でも、この誤りの一番感動的なところは、解説中で、「中江藤樹の論評のポイントは…”この故事を見聞きする人よ、才美に名誉を独り占めにさせてはいけない”ということになる」と傍線部を正しく解釈していながら、「傍線部の内容から判断して2が符合」という結論を出しているところ。

 つまり、この人は、中江藤樹の論評を正しく訳していながら、まったくあり得ない誤りを選んでしまっているというわけです。なぜなんでしょう。締め切りに追われて時間がなかったでは説明できませんゼ。

 徹夜のやっつけ仕事で、頭が朦朧としていたということなんでしょうかねえ。

 商学部の方の誤りは、もっと単純な文法の知識の欠如。単なる無知なのでこれは「大賞」に該当しませんが、相当なモンです。問六ですが、「のどかになむ」の「なむ」を「ぬ」+「む」って解説しちゃイカンだろ。

 形容詞にしても形容動詞にしても二通りある連用形のうちの動詞系の活用する方に「ぬ」+「む」の「なむ」が付き、もう一つに付く「なむ」は係助詞って…、基本的なことだけど、知りませんかねえ。

 「かなしかりなむ」や「あはれなりなむ」なら「ぬ」+「む」、「かなしくなむ」や「あはれになむ」は係助詞ってこと。赤本書いてるってことは、これでお金もらってるのだから、一応、プロなんでしょうけど…ねえ。アルバイト君なのか?~o~;;;;

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2019年8月28日 (水)

ムラとH社と和製のオールブラックス

 昨日は、ご近所にお土産を配る日でした。

 娘(仮称ケミ)の同級生S君はラグビー少年なのでオールブラックスのキーホルダーを上げたら、「メッチャ」喜んでくれました。~o~

 その後、ムラの私道で同級生集めてラグビーごっこ。ナント、全員黒いTシャツ着てます。おおお、〇〇村オールブラックス!

 滑走最終日に乗ったHead社のオールマウンテン板も実は、オールプラックスでした。

・Head V-Shape V10 170cm 139-85-121 R=13.6

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 Head社の公式サイトによると、日本では販売されていないとのこと。こういうのに乗れるのは、海外スキーのひそかな楽しみです。また、オリジナルデザインは、緑と黒であり、全黒はNZ国内向け特別デザインらしいです。

 オールマウンテンタイプとしては、比較的張りのある板ですが、非常に軽く扱い易いです。基礎風小回りが非常にしやすく、かつ、ヒュンヒュン走ってくれます。うわー、コレ都技選の小回り種目で使いたいかも、と思えるほど。

 荒れた雪の走破性もよく、軽さが生きてコブでも使えます。もう本当にオールマウンテン。乗っていて楽しいです。

 コレ、欲しいかもと思わされたのですが、数少ない欠点は、ハイスピードでややバタつくこととトップ幅があり過ぎて時々自分の板を踏みそうになること。まー、慣れりゃなんとかなりますけど…。

 さらに、もう一つ全黒。NZの全黒と神奈川県熊澤酒造さんがラグビーWカップ記念でコラボした和製全黒。

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 小金井の栄屋さんで見つけました。やや甘酸っぱ系の良い香りが立ちますが、甘酸っぱくはなく、コクもあり味キレも良い、良く出来た食中酒です。NZで飲んだ全黒が白ワインを意識した軽い造りになっていたのに対して、こちらは全く日本酒モード。アルコール度も15度あり、値段も四合で1500円は、日本的適正価格。

 なにしろ、NZの全黒は二合瓶で35$もしましたからねえ。

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2019年8月27日 (火)

事後処理の日、NZ拾遺

 昨日は、いろいろ事後処理の日でした。

 まず、旅行中に送られてきていた模試関係の仕事をやっつけました。なにしろ、締め切りが26日だというので。夏期講習終わった後の期間、旅行に出ちゃってる講師多いんだろうから、このタイミングで締め切りのキツイ仕事を送られてきてもなー。

 とは思ったのですが、それを承知していない職員さんではないので、よほど急ぎだったんでしょう。

 午後は、空港から送った宅配便の梱包を解き、帰国便で出来なかった某京大の過去問添削の仕事と赤本NGの仕事をこなしました。今年の某明治赤本はちとヤバい感じです。まさか「なむ」の識別を間違えるような方が書いてるとは…。~o~;;

 家族が集まるとNZの話になります。いくつか思い浮かぶことを書き留めておきます。

 NZ航空は今、「オールブラックス航空」というオールブラックス応援のキャンペーンをやっていて、機内利用の放送にはオールブラックスが登場します。けっこう楽しいビデオに仕上がってます。NZにおいていかにラグビーが愛され、ナショナルチームが国の誇りになっているかが分かります。

 まあ、NZの場合、他に国際的に誇れる物が少ないという事情はありますが、ラグビーはまさに国技。日本で例えると、相撲と野球とサッカーを足したような存在です。

 そこでマオリ系の人達がたくさん活躍しているのですから、マオリと白人があんなに融和して暮らしていける理由というのは案外その辺りにもあるのかも。

 もちろん、マオリの権利を認めて大英帝国に併合するワイタンギ条約以来、すったもんだはあったらしいけど、今、現在、マオリと白人の間に差別は少ないように見えます。

 多分、日本に例えれば、イチローや大谷君、中田ヒデや本田君がマオリ出身だったりするみたいなモンなんでしょう。そういう人達が国際的に活躍しているのを子供の時から見てれば、そりゃマオリが国のアイデンティティーの一部になっても不思議はありません。

 特に、ワタシが来ていなかった十年間でそれは加速したのかもしれません。NZのあちこちで以前よりもマオリ語を目にするようになりました。国内便機内放送のクイズの答えが英語とマオリ語の併記になっていたのはその典型。

 今回も「なかよしの国」と感じたけど、NZの人種融合はこういう下地があってのことなんでしょう。

 QTは、国際観光都市なので、地価が高く、必然的にお店の入れかわりも盛んです。九年前よりもかなり観光都市化した印象があります。まあ、街が賑やかになって観光客としては楽しいんですが。

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 湖畔を散策する娘(仮称ケミ)と愚妻Yです。

 十年以上前に撤去されていたカードローナのブラジャーフェンスが、ちょっと場所を変えて復活していました。これは、それほど嬉しいニュースってわけじゃないんだけど、でもNZらしくて良いかも。

 今回、最終日にQTのアウトサイドスポーツさんで板をレンタルしました。滑走最終日はトレブルコーンのオフピステを心置きなく滑りたかったということもありますが、出発の朝が早いので、自分の板をパッキングしたかったということもあります。結果的に日本では販売していない面白い板を試乗できました。レポートは近いうちに。

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2019年8月26日 (月)

We Love なT.Cと燃え尽きない思い

 無事帰国しました。

 24日は再びトレブルコーンでした。初日以上の快晴。土曜だったこともあり、初日より少し混みました。

 この日は、ツアーの皆さんはほとんど滑走終了していたので少人数での滑走となり、スキーガイドSさんの配慮で午前中は我が家はフリー。午後も十分な滑走時間を与えてもらえました。

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 サドルベイスン入口付近を移動する娘(仮称ケミ)。広大なサドルベイスンが見渡せます。

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 サドルベイスンクワッド降り口付近のYとケミさん。

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 サドルペインからワナカ湖を見下ろすYとケミさん。

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 サドルベイスンのShooter付近。

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 Gun Burrelのハーフパイプを滑るケミさん。

 午後は、ツアーの皆さんと一緒でしたが、なにしろ、ガイドはオフピステ大好きのSさんなので、かなりハードでした。

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  ホームベイスンメインコースを滑るケミさん、Sさんが撮ってくれました。

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 残念ながら、この日はMotatapu Basin のHollywood Bowlはオープンしていませんでしたが、Motatapuの端のコース外のオフピステをちょっとだけ堪能。Hollywood Bowlにケミさんを連れて来たかったんだが…、次回までお預けってことです。

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 サドルベイスンからの帰路、Powder Bowl付近。この辺り、日向の雪が一旦融けて凍ったため、雪質のコロコロ変わる難易度の高い斜面ですが、ケミさん、どうってことなく制覇。雪質の変化に対する対応力がついてきたなぁ。

 帰路のこのコースがトドメになり、さしものYクンも燃え尽きてくれたようです。全身、筋肉痛になったとか。ケミさんも最後は疲れてボンヤリしてました。

 25日早朝、ホテルを出て、クイーンズタウン空港7:00発。オークランドで乗り換えて11:05にNZを飛び立ちました。帰国便が一緒になった良子組の皆さんにも可愛がっていただいてケミさん大満足。CAの女性と「あっぷるじゅーす ぷりいず」「さんきゅ」「You're Wellcome」というコミュニケーションを成り立たせてケミさん大喜びでした。

 我が家は三人とも体力的にはほぼ燃え尽きた九日間でした。ワタシとしては、宿願を果たして大満足。ここでオレの人生燃え尽きるかもと思ったほどだったのですが、Yとケミさんは「来年も来たいねー」。

 その言葉をモチベーションにして、また、一年、仕事に精出してみようかしらん。~o~

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2019年8月24日 (土)

願いの成就さまざま

>ニラ爺さん

 ありがとうございます。

 ドルはNZドルで今1$=70円ほどだと思います。旅行前に円が高くなってくれて、少し助かりました。

 息子さんお大事に。

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 23日は、コロネットピークでした。晴れて寒くもなく暑くもない絶好のコンディション。Yと娘(仮称ケミ)にとっては二度目のコロビーでしたが、本来の姿を見せてくれました。人が多くて硬いバーンです。

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 ちょうど同じ時期に中田良子元デモのキャンプが行われていて、Yとケミさんの下に見えるのが良子組の皆さん。

 この日、ケミさんには一つの願いがありました。二日目のコロビーでは悪天候で乗れなかったTバーリフトに乗る事です。コロビーのTバーは二人乗りで距離も長く斜度もある本格的な物。大丈夫かしらと思ったのですが、何とか乗れました。

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 Yと一緒に降りるところ。

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 乗っているところを後ろから。こちらも乗っているので、ピントが合いません。

 午前中、Tバーのコースはレーシングのトレーニングて混雑し、二本しか乗れなかったのですが、午後、トレーニングが終わり、ケミさん、満足するだけ乗れました。トレーニング後のコースはガリガリに硬く締まっていて、ワタシの丸くなったエッジでは一苦労だったのですが、チューンから帰ったSL板のYクンは、思い切りかっ飛ばしてこのコースを気に入った模様。

 三人とも滑りまくって、この日の夕食は、初めてのマレーシア料理。テイクアウトしてホテルで開いてみると…。

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 ほとんどの料理からキューリの香りがっ!!~o~;;;;; 

 Houker&Rollは、我が家では出入り禁止の店と決まりました。

 でも、飲みたいと願っていたNZ産日本酒「全黒」を飲めたからいっか。

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 かなり白ワインを意識した造りですが、ちゃんとした純米酒です。今風の低アルコールで飲みやすく、価格を少し下げられれば日本でも通用すると思います。

 ケミさんは、この晩、「わん といれっとぺーぱー ぷりいず」でフロントさんからトイレットペーパーを二巻ゲット。大喜びでした。~o~

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2019年8月23日 (金)

カドロナとケミの一人勝ち

 22日は、カードローナスキー場でした。天候は、晴時々ガス。

 サザンレイク地域ではカードローナが一人勝ちになっているとは聞いていましたが、なるほど活気があります。ゲレンデもリフトもかなりの混雑。でも、以前もリフト待ちはこの程度あったので、輸送力が上がった分、ゲレンデが混んだということでしょうか。

 リフト掛け代わりが一本、新設が一本、新しいコースなども出来て九年ぶりのワタシはウラシマ状態いになりました。「パパは浦島太郎だよ」と言ったら、「パパ、亀なんか助けてないじゃない」とは娘(仮称ケミ)の突っ込み。~o~;;

 滑りの方は、時々視界が悪くなるものの、雪が良く、斜度変化の多いバーン、キャプテンズのシュートなどを楽しんで、昼食はキャプテンズ名物ピザでした。P11001821

 このピザはYにもケミさんにも大好評。少し寒い屋外ベンチで食べたのは、例のバルコニー好きの誰かさんのため。やはりスープはアッと言う間に冷めます。~o~;;

 午後、ちょっとした悲劇が発生。キャプテンズのガスを避けようと移動中のOver Runで、道の脇のオフピステのノートラックが、Yさんには光って見えたのだそうです。「あそこ行きましょう。良さそう」

 「岩場だよ」とは言ったのですが、魔が差すとはこんな時を言うのでしょうか、「ダイジョブ!」。仕方なくワタシが慎重に岩の無さそうな所を滑った後から、Yは結構なスピードで最も岩の多そうな所へ…。「アッ」と悲鳴が上がった時には、YのSL板には、複数の岩の跡が刻まれていました。最も深刻なのはエッジ。かなりヤバいのを食らってます。

 結局、QTのアウトサイドスポーツさんでチューン可能の診断が出たので、大丈夫とは思いますが、この手のダメージは一発で再起不能になりかねませんからねえ…。

 カドロナの帰り道は、いつもカードローナホテルで休憩です。

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 寒い日には、これが美味しい。名物モールドワイン。

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 ケミさんは、カードローナホテルのブランコを堪能。ツアーの方達がお相手をしてくれました。

 このツアーに子供が一人ということもあり、皆さん、ケミを可愛がってくださいます。部屋に呼んでスポーツ吹き矢を教えてくれたり、どこへ行っても、どこを滑っても、ケミさん、一人勝ち状態でモテてます。

 夕食は、ツアーの方達のアドバイスもあって、街中のタイ料理Tham Nuk Thaiでした。パッタイと春巻き↓。

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 パイナップルライス↓は、ケミさんとYに好評でした。

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 部屋へ帰って、ワインタイム。この日は、マルボロ―地区の白ToiToiでした。

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 華やかで甘い香りはなかなかのもの。14.50ドルならお値打ちでした。このToiToiさんはピノノワールもなかなかのものでした。

 ケミさんは、なくなったティッシユをフロントにもらいに行き、初めて英会話をしたとか。まあ、「にゅーぼっくすぷりいず」がフロントのお姉さんにどこまで通じていたのかは不明ですが。~o~

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2019年8月22日 (木)

多国籍な朝食と天国のリマカ

 21日はリマーカブルズでした。天候は晴れ。

 ホテルの朝食が以前より多国籍な感じになり、改善されました。インド系中国系が増えて多国籍化した客層に応えたということでしょうか。伝統的なキウイブレックファーストに加えて、味噌汁、カレーピラフ、中華風焼きそば。いずれもけっこうイケました。

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 昨日の降雪は、コロネットでは20cmほどもあったのですが、リマカは10cm。それほどでもなかったなぁ。

 と思っていたのですが、リマカは天国の方でした。~o~

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 ホームワードからの眺望に驚くYと娘(仮称ケミ)。これが見せたかったんだよ。

 新雪滑降に備えてセミファットをレンタルしていたYは、ホームワードの広大なオフピステをご機嫌でかっ飛ばし、ケミさんも負けじと付いていきます。ここを滑らせたかったんだよ。

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 二人とも超ご機嫌で天国のリマカを楽しんでくれました。例によって、帰り時間には、「もう一本滑りたかったー」。

 この日の夕食は、新しく出来た餃子屋さんQueenies Dumplingでのテイクアウトでした。たいしたことはあるまいと思ったのですが、本格的な茹で餃子とワンタン麺、チャーシュー麺でした。麺類は日本から見りゃ薄味だけど、なかなか美味。

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 こりゃ、イケると思ったら、「この餃子、皮が美味しいんだよ」とはケミさんのナマイキコメントでした。~o~ 

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2019年8月21日 (水)

なかよしの国の遅かった約束

 19日の滑走初日はトレブルコーンスキー場でした。快晴。

 トレブルコーンはQTから車で一時間四十分ほどかかる所にあります。途中、リフト券購入のためワナカで休憩。P11001461

 湖畔で鳥と戯れる娘(仮称ケミ)です。

 九年ぶりのトレコンは何故か空いてました。雪付きも悪くありません。万全のトレブルコーン。ここに連れて来たかったんだよ。

 まずは足慣らしでホームベイスンのメインコースを一本。ワナカ湖に飛び込むような急斜面に思わず歓声を上げてしまいます。相変わらずスゴイコースだ。

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 サドルベイスンから、ワナカ湖を望むYとケミさん。こに連れて来たかったんだよ。~o~

 Yもケミさんもトレブルコーンのオフピステを満喫してくれました。初日だから、まず整地で足慣らしなどと言っていたのに、サドルベイスン二本目からバリバリにオフピステ。天然ハーフパイプのガンバレルも三人で制覇。楽しみ過ぎだって。

 QTに帰って、買い物と食事に出ました。実は、今回の旅の目的の一つは、QTの街でキムさんに娘を見せることでした。九年前の約束を果たすためです。

 事前に、インターネットの口コミサイトでKim's Koreaがまだ営業していることを確認していました。きっと、ケミさんを見たら喜んでくれるだろう、と思ったのですが、何故かKim's Koreaは看板が出ているのに改装工事中、営業していません。

 後で、ここに住んでいるガイドのツカサ君に閉店したと聞きました。「二か月前まで営業していたんですけどね」うーーん、遅かりし由良助。

 20日は、コロネットピークでした。この日はコロビーには珍しく湿雪の降る天候。朝はホールドしていたのですが、レストランで待たされること一時間余りで滑り出すことが出来ました。

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 湿雪の積もるベース付近。ここでこんなに積もるのは珍しいことです。

 柔らかい湿雪のコロビーでした。まるで新潟の雪です。当然、ケミさんもYも楽勝でコロビーを攻略。P11001561

 ちょっと視界が悪かったのですが。

 QTに帰って、この日は中華のレイクサイドパレスでした。

 ホテルの部屋で仲良くしているNZに里帰りのバディ君とパンダのキュー。P11001541

 NZにいろんな人種が暮らしていることを、いみじくもケミさんが言い当てました。「なかよしの国なんだね」~o~

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2019年8月20日 (火)

>あづまふとしさん

 コメントのご返事を海外からだと書き込めない設定なのだそうで、こちらに書きます。

 予備校屋は、人による向き不向きがかなり極端にありますので、正直に言ってあまり他人様にお勧めできる仕事ではありません。ただ、もし、その気におなりのようでしたら、国文科の学生減少のため若手の人材が乏しい古文はあり得ます。なにしろ、ウチの古文科などは四十代なら若手と言われる職場ですからね。~o~

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2019年8月19日 (月)

ホッとして、宿願への旅立ち

 ホッとして、旅立ちました。

 横浜での授業終了後、自宅へもどってちょっと仕事してから成田へ急ぎました。もう、愚妻Yと娘(仮称ケミ)は成田に行って出発の準備をしてくれています。

 奇跡的なほどスムーズに移動できたため、少し余裕をもって成田でシャワーを浴びて搭乗。17日のブログはNZ90便の搭乗口で書きました。

 この何年も、このために働いていました。一学期に普段しないような仕事をしていたのもこのため。ケミさんをニュージーランドに連れて行きたいというのは、宿願と言っても過言ではありませんでした。ようやくそれが実現します。

 行きのNZ90便は、修学旅行の高校生がいたこともあり満席。少し窮屈でしたが、NZ航空は機内の映画も充実していて、楽しく過ごせました。映画館には絶対見に行きそうもない『翔んで埼玉』と『七つの会議』を鑑賞。どちらも興行成績が良かっただけあって楽しかったです。

 ナイトフライトが初めてのケミさんは、驚くほどよく寝てくれました。ワタシもつられて四時間ほどは寝たでしょうか。起きてみると、NZオークランドは雨。かなり涼しい天候でした。

 乗り継いだ国内便から見た南島の眺めです。P11001331

 小雪の年と聞いていたので、雪を見ると少しホッとします。

 九年ぶりのクィーンズタウンは快晴で冷えていました。気持ちの良い空気でした。愚妻Yも空気に感動していました。ケミさんは、薪ストーブの匂いを喜んでいました。もどって来たぞ、QT。~o~

 QTの街は、少しお店の入れかわりがあり、以前よりも少し観光地っぽさはが増していたけど、基本的な所は変わりません。

 ホテルでのウェルカムディナー。NZ名物のムール貝です。

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 街中のリカーショップで購入したマルボロ―産白ワイン。P11001411

 素晴らしく華やかな香りは、16ドルじゃお値打ちです。NZワインは品質向上してるなぁー。

 さあ、今日から始まります。~o~

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2019年8月17日 (土)

おわたー!!!!!

 夏期講習終わりました。

 今日、横浜でセンター対策講座でした。多分、この夏のセンター講座で一番上手くしゃべれました。まあ、五回目ですからねえ。

 ウケとしてはイマイチなのかしらんと思ったら、アンケートはエクセレントだった模様。

 何はともあれ、この夏の仕事も無事終わりました、ホッ。

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2019年8月15日 (木)

波静かなれど底渦巻く

 夏期講習が静かに進んでいます。

 今週は、午前某W大対策、午後某東大志望の高1生講座で始まりました。月曜は、二日間お休みした影響なのか、集中して授業に入れませんでした。うーーん、困ったモンだと思っていたのですが、昼休みに職員さんと話をしているうちに何故か集中力を回復し、午後は万全。火曜もそのままの勢いで万全の授業が出来ました。アンケートもエクセレント。なんた、やれば出来るじゃない、オレ。

 今週は、超大型台風が太平洋を西へ進む極めて不穏な天候。蒸し暑さも絶頂で肉体的疲労もあります。加えて我が家的にも雑事がいろいろあり、旅行の準備やら何やら、心配ごとは渦巻いていたのですが、そんな波風を表に出さず、順調に授業出来ているのは、我ながらプロだな。~o~

 台風もどうやら関東への影響はなさそうだし、傾向と対策本の監修という夏最後のデスクワークも昨日終了。よーし、この夏は順調に仕事が終わる…待てよ、模試の仕事はどうなっているのだ?! ~o~;;;;;

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2019年8月11日 (日)

今年は楽な残暑のBBQ

 昨日今日は、模試のため夏期講習中休みの日でした。それが土日に重なると、どうしてもこうなります、毎年恒例の真夏のBBQ

 今年は、日中は35°以上になり、参加者中、唯一BBQ命ではないワタシは、内心、気が重かったのですが、夕方になるに従って気温は下がり、BBQ開始の七時頃には、何だか快適な感じ。まあ、これならいっかね。

 娘(仮称ケミ)は、大好きな従妹のIちゃんと、恒例の花火大会を楽しみ、みんなシアワセなBBQでした。

 ワタシは、したたかに酔っぱらって惰眠を貪り、今朝は快適な目覚めでした。今日の日曜は、ケミさんは、大好きなババちゃん、Iちゃんとともにホテルのプールへ。ウォータースライダーとやらを思い切り満喫したらしいです。

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 一方、その間、ワタシはお義父さんと一緒にホテル近くの地域の図書館へ。快適に仕事が出来ました。いやー、ここ素晴らしいなぁ。

 図書館の窓に、こんな張り紙が…。2019081113440000

 まあ、窓の外に何がいようと、快適に仕事が進めば良いんですよ、ワタシ。~o~;;

 帰宅は、首都高の渋滞を避け外環道を使ってみました。これが、なかなか使える道で、快適に帰れて、夕飯は、Yの大好きなラーメン屋さん。みんなそれなりに満足した残暑のBBQでした。

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2019年8月 8日 (木)

第三十九回無名講師日記アクセスランキング

 忘れていました。恒例アクセスランキング。今年の4/1から7/31までのページビューPVの総数は、30153、前回より3000減、前年同期より2000減。あと十五年続けると0になりますね、こりゃ。~o~;;

 ベスト10はこんな感じでした。

1.トップページ             9628

 

2.なんとなくしみじみとレポと2(19'3/31)        1347

 

3.なんとなくしみじみとレポ3(19'4/1)             1330

 

4.スキー                   1284

 

5.ぶるもりのりくらべレポ(19'4/20)               883

 

6.なんとなくしみじみとレポ1(19'3/30)           796

 

7.Sは試乗のS(19'3/14)                                543

 

8.スキー板試乗                 438

 

9.薦めない理由『古文の読解』小西甚一著(10'4/23)       310

 

10.エッジ角に見るプロとアマチュア(08'1/13)          279

 

 試乗ネタと参考書ネタ以外だと、10位の「エッジ角…」と並んで、前々回ブレイクの「だからアタイ…」がまだしぶとく13位です。

 これも何だったんだか。

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2019年8月 7日 (水)

今年もそれぞれ夏の山

 先週土曜から本格的に二段重ねの夏期講習が始まりました。まずは、朝、中堅私大向け講座、移動して夜は吉祥寺でカリスマA師のテキスト。

 折しも、連日35°の盛夏の暑さの中、ただでさえ特別な準備が必要な中堅私大講座に町田→吉祥寺の大移動付きは体に応えます。この夏最大のヤマ場です。いろいろ資料を用意して、町田は何とか終了。

 しかし、吉祥寺では、生徒さんに体力的な衰弱を指摘され、「講習後半に前半よりテンションが下がったので心配していました」などとアンケートに書かれる始末。まあ好意的に見てくれたので、良いですが、見透かされてるようではイカンかなぁ。

 とは言え、この状況では仕方ないですかねえ。

 今年は、赤本チェックがなかなか進まず、某中央だけをようやく済ませました。某中央の赤本、何故か今年は割とマトモです。

 ワタシが四苦八苦してヤマ場を進む中、娘(仮称ケミ)と愚妻Yは、土曜日に施設の母の納涼祭に行ってくれました。92才の誕生日目前の母は、Yよりも食欲旺盛に食べ、上機嫌だったとのこと。

 日曜は、お義父さんお義母さんとともに、白馬の山にトレッキングに行きました。今年もワタシがヤマ場だと二人は山なのね。~o~;;

2019080509270000八方池山荘付近は高山植物の花盛りだったとか。うらやましひ。~o~;;

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2019年8月 2日 (金)

血と暑さの戦い

 昨日、娘(仮称ケミ)が合格発表がありました。六月末に受けた漢検八級です。

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 150点満点120点合格で、146点だったとか。まあ、何度も練習していましたから、普通にやれば、そのくらいは取るだろうと思っていました。しかし、極端に本番に弱い人間の血が半分入ってますからねえ。ワタシの血が残り半分に勝ってくれたようで、ホッとしました。~o~

 やっぱ、本番に弱いと何かと損ですから。

 昨日は、合格祝いで、夕食はケミさんご希望の鶏の唐揚げでした。暑さと戦い、Yさん頑張って料理しました。

 このところ、小金井も酷暑の日々が続きます。貧乏性のYは、いくら暑くても日中、リビングや台所でクーラーをつけようとはせず、夕食時までは暑さと戦っています。

 ワタシは、空調をつけないと仕事にならないので、デスクワーク中の書斎はクーラーをつけています。それでケミさんは、家で読書感想文を書く時にワタシの書斎に来るのですが、この読書感想文が本当に難物で、ケミさん、あれこれと悩んでは国語の先生のパパをしょっちゅう利用するので…、仕事になんねー。

 これも戦いだな。~o~;;;

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2019年8月 1日 (木)

まとめと油断の盛夏

 ようやく梅雨が明けて毎日暑くなっています。

 昨日は、朝のうちデスクワーク。とうとう某W大傾向と対策本をまとめました。昨年より二週間、一昨年より一週間早い完成です。よしよし。

 娘(仮称ケミ)も、一緒にワタシの書斎に籠って読書感想文をまとめにかかりました。ワタシの書斎はクーラーが効いてて涼しいので。なかなか集中できませんでしたが、どうにか形になってきた模様。もう一息だね。

 昼前に、家族そろって病院に出掛けました。ワタシとYはメタボ検診の結果を聞きに、ケミさんは、学校の視力検査で眼科検診を勧められたために。

 ケミさんは、右目の視力が左に比べて少し悪く、これはもしかして本の読み過ぎかしらんと気を揉んでいたのですが、眼科で調べてもらった結果、近視ではなく、ちょっと遠視の傾向があるのだとか。読書の影響ではなかったそうです。ちょっとホッとしました。

 一方、ワタシとYの方ですが、ナント、二人とも、悪玉コレステロール値が上がっていると注意されてしまいました。ワタシなど、昨年LDL値128だったものが、150もあります。ヤバい!

 心配していた血圧は何の注意もありませんでしたが、このLDL値では食生活改善をせざるをえないなぁ。

 早速、二人で食生活の見直しをした結果、Yさんは、最近、卵を使い過ぎていたことに気付いたそうです。ひと頃、卵はコレステロール値を上げると嫌っていたのに、最近、卵は栄養価が高いから体に良いという説を読んでソレを実行し過ぎたとのこと。この人、「体に良い」って言葉に弱いからなぁ。

 何でも極端はダメだよ。

 一方、ワタシの方は、最近、自分の体重コントロールが上手く行っていたので、それを過信していたことに気づかされました。以前より肉や甘い物を無自覚に摂取していたかなぁ。年ですからね。油断大敵。

 昨夜は、早速、野菜海藻と魚中心の夕食となりました。我が家、もともとこういうのが好みなので、もどったってことです。ケミさんには、肉も大事だけど、我々はコレしばらく続けませんとね。

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