事後処理の日、NZ拾遺
昨日は、いろいろ事後処理の日でした。
まず、旅行中に送られてきていた模試関係の仕事をやっつけました。なにしろ、締め切りが26日だというので。夏期講習終わった後の期間、旅行に出ちゃってる講師多いんだろうから、このタイミングで締め切りのキツイ仕事を送られてきてもなー。
とは思ったのですが、それを承知していない職員さんではないので、よほど急ぎだったんでしょう。
午後は、空港から送った宅配便の梱包を解き、帰国便で出来なかった某京大の過去問添削の仕事と赤本NGの仕事をこなしました。今年の某明治赤本はちとヤバい感じです。まさか「なむ」の識別を間違えるような方が書いてるとは…。~o~;;
家族が集まるとNZの話になります。いくつか思い浮かぶことを書き留めておきます。
NZ航空は今、「オールブラックス航空」というオールブラックス応援のキャンペーンをやっていて、機内利用の放送にはオールブラックスが登場します。けっこう楽しいビデオに仕上がってます。NZにおいていかにラグビーが愛され、ナショナルチームが国の誇りになっているかが分かります。
まあ、NZの場合、他に国際的に誇れる物が少ないという事情はありますが、ラグビーはまさに国技。日本で例えると、相撲と野球とサッカーを足したような存在です。
そこでマオリ系の人達がたくさん活躍しているのですから、マオリと白人があんなに融和して暮らしていける理由というのは案外その辺りにもあるのかも。
もちろん、マオリの権利を認めて大英帝国に併合するワイタンギ条約以来、すったもんだはあったらしいけど、今、現在、マオリと白人の間に差別は少ないように見えます。
多分、日本に例えれば、イチローや大谷君、中田ヒデや本田君がマオリ出身だったりするみたいなモンなんでしょう。そういう人達が国際的に活躍しているのを子供の時から見てれば、そりゃマオリが国のアイデンティティーの一部になっても不思議はありません。
特に、ワタシが来ていなかった十年間でそれは加速したのかもしれません。NZのあちこちで以前よりもマオリ語を目にするようになりました。国内便機内放送のクイズの答えが英語とマオリ語の併記になっていたのはその典型。
今回も「なかよしの国」と感じたけど、NZの人種融合はこういう下地があってのことなんでしょう。
QTは、国際観光都市なので、地価が高く、必然的にお店の入れかわりも盛んです。九年前よりもかなり観光都市化した印象があります。まあ、街が賑やかになって観光客としては楽しいんですが。
湖畔を散策する娘(仮称ケミ)と愚妻Yです。
十年以上前に撤去されていたカードローナのブラジャーフェンスが、ちょっと場所を変えて復活していました。これは、それほど嬉しいニュースってわけじゃないんだけど、でもNZらしくて良いかも。
今回、最終日にQTのアウトサイドスポーツさんで板をレンタルしました。滑走最終日はトレブルコーンのオフピステを心置きなく滑りたかったということもありますが、出発の朝が早いので、自分の板をパッキングしたかったということもあります。結果的に日本では販売していない面白い板を試乗できました。レポートは近いうちに。
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