敬語とビデオの日々
今週は採点ウィーク。ワタシはひたすら机に向かい採点採点採点です。
それにつけても、高校生、現代語の敬語に弱いですね。判っていたことのつもりだったけど、「会ひ給ふ」を、約三割ほどの子が”お会いする”と訳しているのには呆れました。
”お会いになる”は尊敬語表現、”お会いする”は謙譲語表現って、これほど多くの子が理解していないのはちょっと驚きでした。試しに国語オンチの愚妻Yに聞いてみたのですが、まるで違いを理解していませんでした。
今、試しに娘(仮称ケミ)に違いを聞いてみたのですが、ケミさんはしばらく考えて、「”お会いになる”は誰かと誰かが会っていると他の人が言う時、”お会いする”は自分が誰かと会う時に使う」。ほほう、正解に近いです。さすが読書家ケミさん。
尊敬語表現を自分に使わないのは当然として、現代語の謙譲語表現はへりくだり感がありますから、かなり多くの場合、自分が主語になります。実際の使用場面としてはケミさん正解。もちろん、”お会いになる”は、敬意の対象が主体、”お会いする”は敬意の対象が客体というのが文法的正解ですけどね。
例えば、ヨドバシでプリンター買った時に、客に敬意を払うヨドバシの店員が、「お持ちになりますか」と言ったら、「お客様、あなたが自分で持ちますか」の意味であり、「お持ちしますか」と言ったら、「私がお客様のために持ちましょうか」の意味になるという具合。
ヨドバシの店員が使う程度の敬語を、約三割の高校生が理解してないということは…、約三割の日本の若者はヨドバシで働けないってことね。~o~;;
スキーに出掛けられない平日の我が家は、時間的余裕があるので夕食を映画ナイトにすることがしばしばあります。たいていは自称映画ファンのYクンがDVDを選んできて、かなりの確率で失敗するのですが、一昨日昨日は、珍しくアタリました。
一昨日が『Jumanji』、昨日が『ミセスダウト』↑。両方とも名優ロビン・ウィリアムスのコメディーです。これは両方ともケミさんにもウケ、ワタシも安心して見られました。なーんだ、こんな良いの知ってたら、出世作にこだわらなくて良かったのに。
昨日は、ムービーナイトの前にちょっとしたセレモニーをしました。Yクンの誕生日祝いです。本人は「永遠の37才」と称しているので、誕生日の必要はないのですが、まあ、七回目の37才ってことで。~o~
ケミさんのプレゼントは、ワタシももらった整理箱と同じ物↑、ワタシのは写真右下の財布でした。ケミさんは、「整理」と書けるようになって得意そう。ワタシのは、二か月ほど前に家族で出かけた時にYが気に入って眺めていたのを、その翌日こっそり購入して隠して置いた物。サプライズだったようです。
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