一昨日まで野沢に行っていました。昨年、娘(仮称ケミ)がレースデビューした関東ユース野沢大会GSレースがあったので。
一昨昨日は、ケミさんとYの二人はみつ またでトレーニング。ワタシは宿に籠って採点業務でした。昼過ぎにYと合流して野沢に向かいました。
道中、Yから報告を受けました。「ケミがフリー上手くなってる」。そういえば火曜日にも進歩してたなあとちょっと期待。
日曜の天気は曇り。寒くはならず、昼頃から雨という予報でしたが、結局、それほど降りませんでした。ABのレースはインスペクションが11:20からということで、三人でしばらくフリー。
チャレンジコースを滑ったのですが、ナルホド、ケミさん滑りが変わっています。切り替えが上手くなったので、上体の力が抜けて非常にスムーズかつアグレッシブです。ふーーん、確かに上手くなってるが…。
一緒にインスペクションに上がりました。カンダハー西コースにはそれほど振っていない簡単そうなセットが立っていましたが、ダブルが二つあり、ダブルの間のウェーブの所の赤がイヤらしい感じ。雪は良い感じに硫安が効いてそれほど荒れそうにありませんでした。
インスペクションする選手達です↑。
ケミさんはB女子の17番スタートで、五人前にライバルMちゃん、二人後にライバルHさんがいました。B女子は四年生の有力選手がこの日の朝熱を出して欠場。MちゃんとHさんの一騎打ちかもしれないと思っていました。
スタート地点のケミさんはさすがに落ち着いていて、一年前のGSとは比べ物になりません。成長したなぁ。
元気よく、しかし落ち着いてスタートを切りました。よしよし。
最初の旗門にアタックするケミさんです↑。
しばらくワタシはコーチとともにスタート地点にいたのですが、時々、選手のタイムを知らせる放送が流れてきます。ケミさんのは聞きそこなったのですが、ライバルHさんのはハッキリ聞き取れました。43秒69かぁー、速いなぁ。ウチのケミさんは47秒くらいかしらん。
ところが愚妻Yに携帯で連絡を取ると、「ハッキリわからないけど、44秒台だと思う」とのこと。えーーっ!?まさかぁ。
本当でした。ケミさん、44秒83です。優勝のHさんとは1秒14差。この日不調だったMちゃんは五位に沈み44秒17。なんと、ケミさんとは0秒66差です。今シーズンの目標、早くも達成です!~o~
B女子は上位7人が1秒14の中に入る大混戦↑で、ケミさんは0秒02差で六位入賞を逃しました。
入賞を逃したとは言え、我が家は満足感一杯でした。七位ではありますが、関東以外の子が二人入っているので、関東の三四年生女子では五位です。四年生のお姉さん方に混ざってこの成績なら御の字でしょう。しかも、はるか先行しているライバルと見ていたMちゃんHさんはもうすぐそこです。昨シーズンまでの差を一気に2秒ほども縮めてみせました。
帰路の車中で、我が家は盛り上がりました。B女子では、まだトップグループから少し離された第二集団の中と見ていたケミさんが、関東のトップ集団五人のダンゴ状態の端っこに入ったのですから。おそらく、この日熱を出して欠場した群馬の有力選手を入れて、B女子六人の選手は、この後のレースでもダンゴです。ダンゴ六姉妹状態です。
ケミさん、帰路はしばらく、♫ダンゴ六しまい~♪と歌い続けてゴキゲンでした。~o~
ところが、小金井に帰宅してから、レーシングスクールのサイトにアップされた動画やYの撮ってくれたビデオを検討していて、とんでもないことが明らかになりました。
コーチの撮ってくれた動画はスタートから最後の落ち込みの手前まで写っているのですが、その間の区間タイムを取ると、どうもケミさんはMちゃんよりわずかに速かったみたいなんです。では、どこで遅れたのか…。
Yがゴールゾーンから撮ってくれたビデオに敗因がハッキリ映っていました。ケミさんは、一番最後の青旗門までMちゃんより速く滑っているらしいのですが…。
最後の青旗門の間を通ると、タイム計測しているゴールラインまで約2m余りあります。ところが、ケミさんは最後の青旗門をゴールと勘違いして、青旗門の所でクロ―チングを解き、ナント、プルークでブレーキを掛けちゃってるっ!~o~;;
この新事実を受けて、昨夜の我が家は緊急反省会でした。さすがのケミさんも神妙な顔で我々の話を聞いて反省してくれた模様。
しかし、あれだけブレーキかけてこのタイム、この成績…。ホントは何秒で何位だったんだい?!~o~;;
どうやら、我が家の弾丸娘は覚醒してくれたようです。この珍タイム、珍成績を自信にして、今シーズンはダンゴ六姉妹の台風の目になってくれい。~o~
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