見学とノリノリ娘の初勝利
土曜日、午前中だけ苗場で行われたW杯GSレースを見学に行きました。
晴れて、非常に暖かくなりました。立ち見観客席は、まあまあの入り。スタンドには空席も目立ちました。まあ、スタンドだと一日15000円ですからねえ。
我が家の弾丸娘(仮称ケミ)と弾丸オバサンは、コースサイドで見学でした。どちらかというと、オバサンの方が興奮してました。
第三ゲレンデ上の落ち込みを滑るW杯トップシード選手↑。ここは、難所だったと見えてバランスを崩す選手も多く、迫力ある観戦ポイントでした。
暖かくなり過ぎたため、インジェクション入れてカチカチにしたはずのW杯バーンも緩み、最後はかなり荒れた模様。
W杯見学は午前中で切り上げ、午後はみつまたへ行ってトレーニングでした。この日のケミさんは、主任コーチにも「ノッてますね」とホメられるほどの絶好調。みつまた大会バーンコースのタイム計測で、ナント、愚妻Yに勝ってしまいました!ケミさん大喜びです。
普通、多少上手くても子供は大人に勝てません。体重というのは、スキーにおいては絶対の武器なのです。だから、今までケミさんはタイムでYに勝ったことがありませんでした。ところがこの日のタイム計測で、ケミ52秒19、Y52秒37。0秒18差でケミさん初勝利です。
もちろんこれには裏事情があって、この日の午後のみつまた大会バーンは気温の上昇で滑らない雪になっていました。滑らない雪だと、毎日チューンナップしている板とほとんどチューンナップしていない板では、滑走性に大きな差が出ます。ケミさんの勝利は毎日チューンナップしていることに対するスキーの神様からのご褒美だったのでしょう。
だから、表面の滑らない雪が剥げて滑りやすくなると、二人ともタイムが良くなり、それとともにケミさんは勝てなくなりました。しかし、Yが49秒台だったのに対し、ケミさんは50秒3くらいまでタイムを縮めていました。体重差が20kgほどあってタイム差1秒以内なら、そりゃ子供の勝ちでしょう。
後でワタシの撮ったビデオをゆっくり確認したのですが、ケミさん本当に速くなりました。苦手な左ターンからの抜け出しでストックを使ってスパンと切り替えているので、板が走ります。コレ、昨シーズンさんざん練習したことなのですが、ようやくここへ来て身についてきたということでしょう。一週間前の野沢より確実に速く上手くなっています。
これなら、板のハンデなしでもYさんに勝つ日は遠くないだろなぁー。~o~
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