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2020年3月22日 (日)

八海山近況と深淵再び

 土曜日、娘(仮称ケミ)をみつまたに送って、我々夫婦は八海山に向かいました。みつまたかぐらは混むだろうし、八海山は上部が良い状態と聞いていたので。

 駐車場に着くと、第一リフトの周辺には全く雪かなく、当然リフトも営業していません。ところが、ロープウェイを上ってみると、まるで別世界。

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 定点観測地点のロープウェイ降り場です↑。二週間前に来た時とほぼ変わらない積雪量です。 これなら、来週の最終日まで上部は良いコンディションを保つでしょう。

 テクニカルバーン(通称林間)は、今シーズン一番じゃないかと思うくらいキレイに圧雪されており、雪質も良くて最高のかっ飛ばしバーンでした。なしろ、お客さんが少ないからねー。

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 チャンピオンも一応踏まれていました。チャンピオン上部からテクニカルバーンを見下ろしたところ↑。

 前日の降雪が残っていて、チャンピオンの雪は止まる雪でしたが、なにしろ林間がさいこー。八時半から十時過ぎまでは、ひたすら林間で大回りでした。

 雪が緩んできた頃に、エキスパートコースのコブに入ってみました。何がなんでもコブを滑りたがるヤツに引きずられて。~o~;;

 エキスパートは前日に降った止まる雪から、モーグラー達がラインを掘り出した状態で、あまり滑りやすい状況ではありませんでしたが、ここの常連のモーグラーさん達や愚妻Yはどんどん滑っていきます。ついて行こうとしたのですが、この日は何だか体が動かず、ラインをアウトするばかり。うーーん。

 このエキスパートのコブは、この日のように滑りにくい雪になることも難しさの一つなのですが、一定のリズムでないことが難易度を上げています。そこがかぐらや八方ウサギ平などのコブと違うところでしょう。もとの斜面が一枚バーンではなく、うねりやねじれのある斜面なので、その影響です。

 このリズムが一定でないというのは、こちらの調子が良いとあまり気にならないのですが、この日のように不調だとモロに影響します。考えながらポジション修正をする余裕がないからです。

 常に良いポジションをキープしてリズムの変化に対応できるようにしなければならないのですが、この日はダメダメでした。

 こういう調子の日でも同じ動きの反復になる単純なラインコブならイケるんですけどねえ。

 常連のモーグラーさん達やYの滑りを見て、コブ滑りの技術の深淵を見せつけられた気がしました。

 ちなみに、そのYさんは、モーグラーの直線的なライン取りにチャレンジしたくなったそうです。まあ、それはモーグル板で取り組んでくれや。ワタシの経験から言っても、モーグル板なら、その技術を習得する可能性はあるから。

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