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2020年3月19日 (木)

束の間都会のパニック

 火曜に帰京して、雑用を色々済ませなければなりませんでした。その中の一つがマスク購入。

 マスクの品薄が続いているのは知っていました。我が家は、ワタシの分のマスクを二月に運よく購入でき、しばらくストックはあるのですが、春期講習と一学期が始まってしまうとたちまち消費してしまうのは明らかです。おまけに娘(仮称ケミ)の一学期が始まると、子供用マスクが必要になるだろうからなぁー。

 ということで、水曜朝はマスク購入大作戦。Yとワタシで手分けして別々のドラックストアに開店一時間前から並んでみたのですが、Yが行った方は「今日は入荷しません」。

 一方、ワタシの方は、三十分ほど並んだ末に、正規の開店時間前からマスクトイレットペーパーティッシュペーパーの販売が開始されたのは良かったのですが、ワタシの四人前の人で「マスク売り切れでーす」だと。~_~;;;;

 うーーん。どうなっているのやら。

 このマスク不足は、ちょっと困ったことです。マスク自体は肺炎予防にはほとんど意味がありません。感染した人が他人にうつさないという意味しかないはずなんです。だから、ワタシが感染らないために必要なのではありません。人前へ出てしゃべる仕事をしているので、感染拡大には気を使ってますということを示す意味で、マスク着用は仕事上マストなのです。

 また、ケミさんも、自分のための予防というより、密室空間である教室へ行くのに他のお子さんに対するエチケットとしてマスクは必要です。もしかして、学校からマスクして来いと言われるかもしれないし。

 政権側は、「マスクの供給はすぐに十分になるはずなので、慌てるな」と言います。しかし、このマスクパニックに対しては、「供給が十分」というアナウンスではなく、「新型コロナ感染予防にマスクは無意味」という知識の周知徹底の方が大事なんじゃないでしょうか。

 みんな、マスクが無いことに命の危険を感じているからそれこそ必死で無意味な買いだめに走ってしまうわけで、そんなことには意味がないと知らせてあげることが大事なのではないかしらん。

 ペーパーパニックの方はもっと無意味です。新型コロナと無関係なのは誰が考えたって明らかなのに。小金井のスーパーや薬局では、毎日入荷しているらしいけど何故か棚が空になります。

 思うに、東京の人間はこういう時パニックに陥りやすいんじゃないでしょうか。トイレットペーパーやティッシュペーパーは、群馬や新潟の山の中なら、スーパーでもコンビニでも結構見かけます(みつまたの道の駅に売ってたのには笑いましたが)。東日本大震災の時も、東京でのパニックに対して新潟は比較的物がありましたからねえ。

 東京は、人が多過ぎてストレス過多なんでしょう。だからパニックが起こりやすいと。

 小金井なんて、東京の中じゃど田舎なのにね。~o~

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コメント

 医学の知識はありません。ただ、やや騒ぎすぎの嫌いがあるとしか思えないのです。とりわけ独裁者の突然の休校要請にはもう何も言えません。私などは、感染した人が他人にうつさないという点でもどの程度意味があるのか、疑問視しているくらいです。
 愚息は毎日家にこもり、体力がありあまってしまい、猫の額ほどのベランダで私とサッカーボールけりでストレスを散らしています。

投稿: ニラ爺 | 2020年3月20日 (金) 09時03分

 >やや騒ぎすぎの嫌いがあるとしか思えないのです。

 そうですよね。騒ぎすぎなんだと思います。何とか、世の中が少し落ち着いてくれると良いのですが。

投稿: mumyo | 2020年3月21日 (土) 05時02分

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