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2020年6月12日 (金)

うちの秘伝でおますわいな

 昨日、一学期の第一日目が終了しました。

 二か月以上小金井から出ていない身が、いきなり池袋校舎だったので、ドキドキでした。途中の電車がそんなに混んでなくてホッとしました。

 新宿駅はさすがに人が多く、しかも、けっこう緩い雰囲気でノーマスクの方々なども散見され、うーーん、大丈夫かしらと思いました。東京アラート解除の日だったそうですが、ホントに大丈夫なんですかねえ。池袋の街もやや緩い感じ。

 校舎の中は、さすがに緊張してます。講師の皆さんも全員、マスクまたはフェイスシールド着用。ビシっとしてます。

 校舎に講師用のフェイスシールドというのも用意されていて↓、試しに着用してみたのですが、あまりに見苦しいので止めて自前のマスクにました。

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 高1生の授業でした。新高1の一学期は普通であっても未修者既修者が混在して学力差がつき、やり難いのですが、今回はこのコロナ騒ぎの後です。どうすんのよ。

 しかも、ワタシ自身自宅待機二か月の後です。

 さらに、テキストの五つあるセクションのうち四つは映像受業を受講しているという設定だそうで、第五課のみを今週と最終週の二週かけてやれという指定でした。この教材、普段なら、一週一課なんですがね…。~o~;;;;

 つながらないものを無理やりつないでみせろってわけね。授業は接ぎ木じゃねーんだー。

 とは思いましたが、数年前のテキストを数枚コピーしてその場で生徒さんにやってもらい、生徒さんの様子を見ながら、ゆっくり始めて、必要なことを全てしゃべり、最期は次回の予告までしてピッタリ時間通りに終了しました。

 なぜ、そうなるの???~o~;;;;

 本人もよく分かりませんが、非常に上手く映像受業とつながりました。奇跡です。

 今日のタイトルは、桂米朝師匠の「植木屋娘」。娘を武家の息子と結婚させて出来た子供に植木屋を継がせようとする植木屋の幸右衛門が、「武士の家の子供を取ったり継いだり、勝手なことができるかいな」という和尚に向かって言うオチの台詞です。

 「接ぎ木も根分けも、うちの秘伝でおますわいな」

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