美食とガスの日々
金曜から我が家は娘(仮称ケミ)のレースのために三人で尾瀬でした。
本当は、ワタシだけ苗場で都技選の予定だったのですが、あんなことになったので。ま、しょーがないですね。
んで、この地域で我が家が宿泊するとなると、丸沼Kのみてらすさんです。
金曜夜の子供のためのディナー↑。我々も食べた料理を子供が食べやすいように一皿にまとめて、イチゴを添えてくれました。ケミさん当然の完食。満足そうでした。
昔はこんなの食べてたんですけどね。~o~
翌日のレースは尾瀬戸倉スキー場です。ケミさんは、元気一杯で土曜のGSレースに臨みました。
ABカテゴリーのレースは午後だったので、午前中は同じレーシングスクールの子供達と一緒に楽しくアップ。ところが、その間にレースの行われるダイナミックコースにガスが垂れ込めだし、Aクラススタートの頃に一旦薄くなったのですが、Bのスタート時点では濃密なガスの中。
ヤバいなあ、と思いました。今回のレースは、ライバルMちゃんとライバルHさんもエントリーしているため、優勝は難しいと見ていましたが、表彰台は現実的な目標です。スタート前に、ちょっとだけ「安全に完走しなさい」と言いかけました。しかし、コーチからのアドバイスがあるのに、親が余計な口を挟むのは我が家のやり方ではありません。
スタートハウスに入るケミさんを黙って送り出しました。
ガスの中に元気に滑り出したケミさんを見送って、荷物をまとめて別のコースを下りて行くと、レースコース途中のネットの外にYとケミさんが立っています。あらららら、やっちまったかー。
スタート後の中斜面から大きく右へ曲がり込んで急斜面に入るダブルで落とされ、その後、ニ三旗門頑張ってみたものの転倒。上って再スタートしようとして旗門員からストップがかかったそうです。
それだけ話す間にもポロポロ涙がこぼれて止まりません。うーーん。
スキーでこの子がこんなに泣いたのは初めて。よほど悔しかったんでしょう。
良い経験をしたとは思いますが、今シーズン調子が良かっただけに結果を出させてやりたかった。
せめて、コース全体のキモになるダブルへの注意は促しておいた方が良かったかと後で思いました。視界が悪い場合、どうしても選手はインスぺで予定していたラインより、旗門旗門へと目が行ってしまうものです。でも、あのダブルは直線的に入ったら、絶対ダメな旗門でしたからねえ。
後でコーチがダブルの所で撮ってくれた動画を見ました。優勝したライバルMちゃんは、そこで板を大きく振り出し気味に巻いて入ってクリアしているのに対し、ケミさんは無防備にターンに入って雪面の荒れに跳ねられ、その旗門で大きく落とされて急斜面に入った赤旗門でさらに落され…。
まあ、良い経験をしたよ、としか言いようがりません。親も選手も。
長くなるので続きは明日。
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