一番早い試乗レポⅡ
昨日が節分でした。~o~
試乗日1/30曇り1/31小雪 試乗場所 菅平太郎山 硬い整地中斜面、硬い天狗のラインコブ&左太郎のコブ
・Bluemoris M-Potion 171cm R=15.8 115-68-99
S-Potionを大回りが出来るようにした新製品という説明でした。今のところ評判が良いということでしたが、実際、滑り出すとすぐに評判の良さを実感できます。まず、フリーがメチャメチャ楽しいです。「よし、フリー行くぞー」と滑り出すと、最初のターンから適度にトップが噛んでグリップしてくれて、しっかり返りがあり、自在にターンを操れます。いいね、コレ。
小回りもしやすいです。まあ、その点ではS-Potionに軍配があがるだろうけど。大回りはややターン弧が小さくなりますが、テククラ検定くらいの斜面なら大抵問題ないでしょう。
コブもイケますが、コブに入るなら168cmかな。
ハイスピードに対してどの程度の強さがあるのかをもう一度試してみたいです。
・Bluemoris M-Potion 168cm R=14.8 116-68-100
168cmも試してみました。フリーの楽しさは171cmと同様です。この板で特筆すべきはコブの滑りやすさです。太郎山エリアで唯一の厳しいコブ斜面、裏太郎チャレンジ、通称左太郎の凍ったコブに持ち込んでみたのですが、メチャメチャ滑りやすいです。左太郎の厳しいコブをほぼノーミスでイケます。自分のS-Potion165cmより良いじゃん。
コレ、どうしてなのかを考えたのですが、トップ部が短くテール部が長いからじゃないかと思います。
ちょっと写真がわかりにくいかもしれないけど、S-Potion165cmとM-Potion168cmを、トップの位置を揃えて並べた写真です。トップを揃えると、ビンディングのトゥピースが同じ位置に来ます。つまり、トップ部の長さは同じなのです。
そもそもS-Potionは基礎小回り板の中でもトップ部の短い設定になっています。それと同じなのですから、コブでトップが邪魔にならず、落とし込みがしやすいのです。
ところが、M-Potion168は全体で3cm長いわけですから、テール部が3cm長く、S-Potion165よりテール部分でコブの落ち込みの部分を削りやすくなっているのです。
このコブで扱いやすいという特徴は、一本の板でテククラ受験をしたい人にとっては、大変ありがたいんじゃないでしょうか。ワタシ自身、もし一本でクラ受け直せと言われたら、間違いなく、M-Potion168を選びます。
テク受験者だとこの板の返りを処理できるかどうか、試乗してみないといけないとは思いますが、クラ受験者なら大丈夫でしょう。男性は168cmがお勧めですが、女性なら162cmをチョイスすればオッケー。
それより何より、ワタシ自身、次にオールラウンド板を買うならコイツだなぁー。何やっても楽しそうだからね。~o~
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