一番早い試乗レポ
こんなに早い時期に試乗レポートを書くのは初めてです。
試乗会情報のサイトによると、20-21シーズンは、昨シーズン試乗会の多くが中止になったのを補う意味で、各メーカー試乗会のスタートが早いのだそうです。言ってみれば、これもコロナ禍の影響ということです。
試乗日1/30曇り1/31小雪 試乗場所 菅平太郎山 硬い整地中斜面
・Bluemoris G-Potion 180cm R=21.1 110-65-88
昨年、あまりピンとこなかったG-Potionですが、今年もあまりピンと来ませんでした。メーカーの人からは張り付き感を強調しているというコメントがありましたが、確かに穏やかで張り付く感じがあり扱いやすい大回り板です。しかし、180cmは大回り種目の演技をしようとすると、やや弧が小さくなります。どちらかというと中回りが得意なのかなと思いました。また、フリーの演技をしようとすると、返りが少しまったりしているので、キビキビとした演技になりにくいかもしれません。フリーの場合はゆったり変化させるのを好む人向けかも。
多分、それほど広いコートにならないテククラ受験の大回り系なら、これでイケると思います。地方予選だと、やや物足りないかも。
・Bluemoris G-Potion 185cm R=23.1 109-65-87
180cmで感じた不満は、185cmだとある程度解消されます。トップとテールを微妙に絞ってアールを大きくしているので、大回りの演技ができます。地方予選の大回りならこっちでしょう。多分、クラ受験でもこっちだと思います。
ただし、返りがまったりしているというのは180と同様なので、フリーをキビキビやろうとすると、変化の部分で失敗します。
昨年も感じたのですが、失敗したくないマスターズレーサーには向いているのかと思います。でも、ワタシゃこの板は買わないかな。現在使っているF社GS Mastersの方が刺激的で好きだから。大回り系に刺激は要らないという人向けなのかも。
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