東京に桜が咲いた日Ⅱ
昨日の続きです。
日曜日、早朝TRに娘(仮称ケミ)を送ってから、我々は太郎山の検定会場に向かいました。
最初の種目はファミリーゲレンデ上部↓でのシュテムターンです。
先にYをアップさせ、ワタシはゆっくり身支度をしてから合流してリフトに乗りました。Yクン、何やら自信満々です。「シュテムのコツを思い出しました」
ふーーーん。
「ところで、シュテムはターン数決まってるよねえ」「えーっ、そんなの決まってませんよ」
養成講習会でも何も言われなかったと言い張るYを説得して、同じ班の受験者に質問させました。
「4ターンから6ターンだそうデス」
またかよーーーーーーっ。~_~;;;
質問に答えてくれた人の連れの方から、かなり呆れられたらしいです。もう開始時間直前ですからねえ…。
もう、ターン弧を合わせる練習の時間もないので、そのまま行かせました。
でも、こういうのをそつなくこなしちゃうんです。~o~;;;
続いて、最終種目は、裏太郎シーハイルでY得意の総合滑降でした。これは、さすがに普通に滑れば加点合格のはず。「スピード出さないで良いから、ストップゾーンでシッカリ静止して、『止まりましたよ』とストックを突いてこい」と指示して送り出しました。
スピードを出さない総滑というものに慣れないYは、何となくモヤモヤした感じで、しかしそつなく滑ってきました。よしよし。
ゴールして、ストップゾーンでシッカリ静止…したかしないかで逃げるように滑り降りてしまいました。
なんでだーーーーっ。~_~;;;
スピードの乗らない変な滑りだったので、落ち着かなかったんだそうです。それにしても…。
まあ、滑りの質自体に問題はなく、多分、あの程度でも静止と見てくれるでしょう。
ケミさんを迎えに行って昼食を取り、三人で結果発表を見に行きました。
実技はまず通っているはず。問題は理論です。本人は、昨夜「五分五分だと思います」と言っていたものが、「どうせダメですから結果聞かずに帰りましょう」に変わりました。ワタシもダメかもしれないという気になっていました。
結果発表の駐車場で都連の役員さんから、「ハイ」と茶封筒を渡されました。何気なく手を入れて見ると、おおおおおお、何か賞状がっ。
「合格証」だっ!!!
Yとケミさん喜び爆発です。~o~~O~
三人ともシアワセな気分で菅平を後にしました。
帰路の車の運転は御機嫌なYクンでした。ワタシは助手席でヒマにしていました。「眠気覚ましに検定の問題でも見ますか」と言われて、理論検定の問題に目を通し、アレコレとYに質問するうちに、どうも違和感を感じて、「採点してみようか」
理論検定は七割が合格ラインなんだそうです。助手席でYからいろいろ聞き出し、『スキー教程』などの教科書をアレコレとひっくり返して採点した結果、とんでもないことが分かりました。
小問90問のうち、正答83。論述も誤字等の減点がなければ、ほぼ満点答案のはず。配点分からないけど九割以上は行ってますゼ。
もしかして、コレは普通楽勝合格って言うんじゃありませんか、Yク~ン。~o~;;;;;
Yは小心者なのでテストの準備を周到にするのですが、ちょっとでも予定外のことが起こると、すぐに悲観して諦めます。そういう性格の人間だとは重々知っていたはずなのですが、今回はすっかり騙されました。
それにしても、そろそろ小心者もいい加減にしないかね、Yよ。~o~
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