心闘う週末
金曜日、某東北大の解答速報がありました。今年も、穏やかな出題で速報の仕事自体は滞りなく済みました。しかし、福島沖地震で止まった新幹線の全線運転が再開されるかどうかというタイミングで、あの話題かよ。十周年のつもりなんだろうけど…。~o~;;
速報の仕事無事終了後の夕方、我が家は長野へ出発しました。よませ温泉スキー場で南関東ブロック小学生大会という娘(仮称ケミ)のレースがあったので。
本来は二日間2レースだったのですが、大会規模縮小で日曜の1レースのみとなりました。そのため土曜はレーシングスクールで催してくれた練習会でした。
我が家はよませ温泉というゲレンデは初めてだったのですが、幅広のバーンにポール林立のレーサー御用達ゲレンデで驚きました。
練習会の行われたメインバーン↑です。
斜度はそれほどでもないのですが、下地の雪は硬く締まっており、上に乗った軟雪が剥げればスピードは出ます。
そのスピードの出そうな斜面の一本目で、ケミさん、コーチに「クロ―チング組んでも良いですか?」だと。
月曜のお説教の効果がまだ続いていたってことですかねえ。~o~;;
でも、自分の限界を知るためにチャレンジは良いことです。何だか今回のケミさんはやる気あるぞー、という感じでした。その時は期待しちゃったんですが…。
翌日曜、スタート30分前に「アームガード忘れた」というケミさんのためにワタシが宿に取りに戻り、スタート地点に戻ってみると、ちょっとケミさんの様子が変です。変にイライラしています。
コーチのお姉さんもなだめたり励ましたりしてくれるのですが、スタートが近づくのを怖がり、「なんで、こんなに怖いんだろ」。
極めつけは、スタートワックスを塗ってもらったレース用板を履く時。ビンディングにブーツを合わせられず、なかなか履けません。やばいなー。
レース参加の最初の年こそナーバスになることもありましたが、このところ、スタート前は落ち着いていたんです。どうやら、お説教からの流れで少し入れ込み過ぎたのかもしれません。
どうにか落ち着かせてスタートさせたのですが、スタート地点から見える範囲でも少し動きが硬いです。うーーん。
とは思ったのですが、何とか最初のバーンを滑り終え、落ち込みへ向かって消えて行ったので、何とかなったんだろうと思っていたら、放送で「タイム1分07秒」という発表がありました。
げっ、遅すぎます。ライバルMちゃんは59秒42なのに。
落ち込みの下で転倒寸前をやらかしたんだそうです。愚妻Yの撮ってくれたビデオに映っていました。
ここ↑までは良かったんですが、何等かの理由で雪面にエッジが噛み過ぎて引っかかってしまった模様。
切り替えられずに大きくバランスを崩し↑、板を横にしてしまい急減速。
その後は良く立て直して頑張ったのですが、もう、ここから先は緩斜面のみです。
結局、Mちゃんに8秒差をつけられた4位でした。
この結果には、本人よりもYの方が落ち込んでしまい、昨夜はYを立ち直らせるのが大変でした。子供のレースは、本人のみならず、家族全員の心の闘いですね。
結局、動画を分析した結果、緊張から動きが硬くなっていたところに、落ち込みの下の受けた斜面の、ただでさえ負荷のかかる難しい部分で、苦手としているの右外足からの切り替えになり、かつ、そこの雪面が荒れていたと。いくつか不運が重なったようです。
でも、右外足の切り替えが上手けりゃ何ら問題は起きなかったはず。まだまだ練習です。なかなか結果は出ないけど、頑張れケミさん。
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