辛そば辛口木曜日
木曜日の祭日は、世間的には自粛しつつのゴールデンウイーク初日というところだったようですが、ワタシは、当然のごとく仕事。Yと娘(仮称ケミ)は、当然のごとく越後でした。
この日は関東も越後も雨で、越後へ行ったYは高速ガラ空き、スキー場もガラ空きだったとか。
ケミさんのレーシングスクールは、みつまたに雪が無くなって田代に移動。一日雨は降り続けたようですが、雪面はグッドコンディションでキープされていたらしく、動画を見ると非常に良いトレーニングが出来ていた模様。
一方、ワタシは夜の仕事に備えて、昼間は小金井でデスクワーク。昼食は、例によってラーメン道楽でした。
麺工豊潤亭さんの変化球、「辛そば 大油」↑です。一口含んだ瞬間にガツンとやられました。コレ、鮮烈でした。ラー油系の辛味と大油の甘味が絶妙にマッチしています。マーボー麺の上に甘い背脂が載っている感じです。
チャーシューと挽肉でかなり肉肉しい感じになり、ボリューム過多になりそうですが、その分、麺を少な目にしているかもしれません。ワタシには良いバランスでした。しかし、多分、炭水化物中毒の愚妻Yなら、「麺が足りマセン!」と切り捨てるでしょうね。
その辛いラーメンを食べながら、ケミさんが前日卒業した公文式のことを考えました。実は、この半年ほど、公文式は我々夫婦にとってちょっとした悩みの種になっていました。
以前は、公文式にかなり期待していました。ケミさんが毎日熱心に公文式の学習を進めているので、これで中学受験の算数も安心なんじゃないかと楽観していたんです。
しかし、中学受験用のドリルなどをやらせてみて、ちょっと驚きました。アレレ、公文ってあんまり役に立ってないんじゃないかしらん。
結局、公文式で取り扱うのは単なる計算であって、それ以上のものではないんです。中学受験の算数はまるで別物。仕方なく、図形問題やら比の考え方やらつるかめ算植木算やらは、ワタシがYに教えYがケミさんに教えるという形で学習を進めざるを得ませんでした。
ちょっと辛口の言い方をすると、公文式からケミさんが得たものは、基礎的な計算力と毎日勉強するという習慣だけだったんじゃないかしらん。
もちろん、それがとても大事なもので、他では得難いものであることも確かなんですけどね。
何にせよ、今が最高の止め時だったかもしれません。
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コメント
まずもって公文を終えたことに対して、ケミさん、またご家族に敬意を示したく思います。一日も怠らず、こつこつと積み上げることはなかなかできないことです。
公文に関しては、満点を取らないと先へ進めないという点に疑問を感じて、どうなのかなあとずっと思っていました。詳しくは知らないのですが、少しでも間違えるともう一度というのでは、なかなか進まず、そのうちにいやになってしまうのではないかと。それよりは珠算の方がいいかなあと考えてそろばん教室に通わせました。結果、今では三桁×三桁のかけ算が暗算でできるようになりました。もっともこれとても基礎的な計算力しか身に付けられませんが。
今回この文章を読んで、確かに中学校受験の算数は別物だなあと改めて感じました。
投稿: ニラ爺 | 2021年5月 2日 (日) 08時03分
>公文を終えたことに対して、ケミさん、またご家族に敬意を示したく思います。
実は、娘が公文を続けるにあたって、家族の側の苦労はありませんでした。どうもあのやり方は、ウチの娘の性分にあっていたらしく、毎日毎日熱心に続けていることに対して、親は半ば感心半ば呆れるという状態でした。
だから、むしろ止めさせる時が大変でした。こういうわけで止めようと言った時にすごく残念そうにされて困りました。
公文卒業セレモニーは、娘を納得させるためでもあったんです。
投稿: mumyo | 2021年5月 2日 (日) 20時29分