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2021年5月 5日 (水)

紙一重の向こうと最後の試乗レポⅠ

 昨日の火曜日、娘(仮称ケミ)は、田代でスクールが行ってくれたタイムレースでした。

 レースと言っても、昨年同様タイムを計測して順位をつけるだけです。しかし、レースと名が付けばレーサーのモチベーションにはなります。SLだけだったのですが、ケミさんかなり奮闘した模様。小四~小六の男女混合のカテゴリーで三位でした。上位二人は六年生のお兄さんお姉さんです。

 スクールのアップしてくれた動画を見たのですが、かなりキレイに旗門をクリアしています。ところが、優勝者の六年生、仲良しのR子さんとは40秒ほどのコースで2秒以上の大差がつきました。

 この二人、技術的にはほぼ同じレベルなのですが、ケミさんが紙一重で旗門に触らずにクリアしようとするのに対して、R子さんは、旗門に当たることを嫌がらないライン取りで旗門をかき分けて行きます。

 これだと一旗門につき、ゼロコンマ何秒か差が付くなぁー。

 この子の性分で、「すり抜け」という言葉にこだわるらしいのですが、ケミさん、紙一重の向こう側に出なければ…。

 一方、ワタシは一昨日も昨日も仕事でした。授業に加えて、紙一重で一皮むけようという生徒さん達のお手伝い。結果、眼が…。~o~;;;

 さて、それとは関係なく、今年最後の試乗レポ第一弾です。

試乗日5/2 晴れ後曇り 試乗場所 かぐらメインコース 軟雪の荒れた中斜面と深いコブ

・Bluemoris M-Potion 171cm R=15.8 115-68-99 

2021050210290001

 こいつの大回りを是非、春の軟雪で試してみたかったのだが、試してみたらオッケー、大丈夫。特につんのめったりしませんでした。どうも、紙一重でセーフな感じです。

 もう少しでもビンディングが前よりだったら、アウトだったかもしれません。そういう意味では、前目に乗る癖のある人は要注意かも。

 また、この日、愚妻Yも、M-Potion161cmと168cmを連続で試乗しました。ものすごく気に入ったようです。「コブでの返り方がさいこー!」とのことでした。168はプレート付だったのですが、その方がYには良かったみたいです。

 このYという女は、普段、H社SL板に乗っているので、コブである程度返って来る板を好みます。そういう意味で、M-Potionはドンピシャだったようです。「コブでテールを使い易い」とも言っていました。

 この日のかぐらメインコースのコブはかなり深くえぐれていたのですが、二人とも、上手く対応できたし、適度な返りを楽しむことができました。やはり、コイツは最高のオールラウンドです。

 女性でも、Yのようなコブ好きのクラウンホルダーならオールラウンドにイケます。逆に言うと、コブ好きじゃなかったら、この返りは扱いきれないかもしれず、試乗してからの購入をお勧めします。

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