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2021年6月30日 (水)

発言しやすい分野終講

 今日、一学期第十一週目が始まりました。まずは立川でカタルシス。ちょうどピッタリ予定が終りました。

 今年の立川はやる気のある生徒さんが揃っていて、楽しく授業できました。

 夜の授業が無い週なので、昼過ぎには帰宅。塾に通う娘(仮称ケミ)を駅まで見送りがてら、愚妻Yと一緒に都民の義務を果たしてきました。

 某東京都議会議員選挙が始まっていて、例の選挙公報なども配布されています。選挙公報はいつもの通り…。~o~;;

 昨日から朝刊にも某都議選候補者のアンケートが特集されています。それも目を通してみたのですが、アンケート項目によって、回答しない候補者さんがたくさんいます。

 まあ、答えにくい立場の人がいるのは判るけど、小池都政やオリ・パラ問題に対して何も回答できないなんて人が選ばれると思っているのかしらん。

 それこそが今回の本来の争点でしょうに。

 そんな中で、「若者の政治参加意識を高めるには」という項目はほとんどの皆さんが積極的に回答していました。

 若者に関しては発言しやすいんでしょうね。若者のことには、この人達当事者意識持てないだろうし、そもそも、若者はこんな記事読まないと高を括ってるんでしょうからねえ。 

 でも、若者を相手にする仕事をしていると、こういう人達が気楽に上から目線で答えているのは、あんまり愉快じゃありません。

 この時には、若者の政治参加に強烈な拒否反応を示した人達のお仲間もいるわけですしね。

 我が家は、例によって、少しでもケミさんの世代にとってマシと思われる人に一票を投じてきました。さて、どうなるやら。

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2021年6月29日 (火)

お気遣いありがとう

 昨日の未明、寝床の中で気付いてしまいました。

 しまった!計算間違えてた!

 月曜夜の授業の資料作成を一時間分勘違いしていて、日曜日に西葛西から帰宅してノンビリ過ごしてしまいました。ブログ書きなんてしないでプリント作らなきゃいけなかったんだ。あひゃー。~_~;;;;

 仕方なく、午前三時半に起き出してプリント作成。朝食までには無事作り終りましたが、一番ハードに働かねばならない月曜の朝に寝不足なのはキビしいなは。

 こういう日に限って朝の電車の方もトラブルがあり、ちょっと苦労して横浜まで移動。一学期第十週目。この月曜の仕事もラスト前です。

 それなりの緊張感で授業の方は上手く運び、最終週のカタルシスに向けて順調に十週目を終えました。ちょっとホッとして気が緩んだところに顔なじみの生徒さんが添削を持って来て、和やかにしゃべっていたんですが…。

 ふと気づいたら、意識が数秒飛んでいました。~o~;;;

 まあ、数秒のことだから、彼には気付かれていないだろうと、そのまま添削を続けたのですが…。

 帰り際に「お疲れのところありがとうごさいました」だと。

 優しい生徒さんに恵まれて、今年も一学期を無事に終えられそうです。~o~

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2021年6月27日 (日)

入れ込み未満バタバタの結果

 今日は、某東京都スキー連盟さん主催のフィジカルテストに、娘(仮称ケミ)を連れて西葛西まで行ってきました。

 某東京都スキー連盟さんが、ウチのケミさんを育成候補選手に選んでくれたのだそうです。

 というと、何だか凄そうですが、公式レースの成績が学年五位以内なら選ばれるのだそうで、要は、某都連所属でちよっと本気でレースやってると選ばれちゃうらしいです。

 でも、これになっておくと学校サイドにウケが良いらしく、将来、いろいろ学校に融通を利かせてもらいやすいとかナントカで…。~o~;;

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 某都連の方の御挨拶。皆さん、神妙に聞いてます。

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 近くの公園で準備運動とシャトルラン。

 シャトルランはこの子の得意技なので、このメンバーの中に入っても、かなりイケてました。

 しかし、他の種目はそれなりに苦戦した模様。キミは筋力と体格不足だよねー。

 子供たちがテストを受けている間、父兄は建物の外で一時間以上立ったまま待っていたらしいです。入れ込みクラブの皆さんは、このくらい何でもなく待ちます。

 入れ込みクラブに未入会の我が家は、ワタシのみが西葛西に連れて行き、テスト中は西葛西から御茶ノ水に移動してYと合流、30分ほどスキー街で買い物の後、トンボ帰りしてケミさんを連れて帰りました。

 来期のワタシのスキーパンツがバタバタと20分で決まりました。~o~;;

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2021年6月25日 (金)

見えてきたのか

 一学期第十週が進んで行きます。カリキュラムが変更された割には進度は順調です。一昨日昨日と、一学期最後の高2クラスの授業がありました。いよいよカタルシス見えて来たか。

 それとともに、昨日は、もう一つの出口らしきものが見えた日でもありました。

 数日前に、小金井市から60~64才対象の接種券が送られてきていました。昨日は、その予約開始の日でした。

 ワタシは、ワクチン接種後に何か反応が出て夏期講習に差し支えてはいけないので、一学期と夏期講習の間のタイミングで一本目、夏期講習の合間の日に二本目を打たねばなりません。二本目は反応が出やすいらしいので、打った翌日もハードに働かなくて良い日と考えると、もう打てる日は限られます。頑張って予約を取らねば。

 午前九時前にPCと電話をリビングに用意しました。愚妻Yが固定電話と自分の携帯、ワタシがPCと自分の携帯を持って、さあ、来い!

 九時を待って電話開始したのですが、当然なかなかつながりません。あまりつながらないので、PCで市の予約センターにアクセスしてみたら、簡単に画面が出て来て、あら、その方が早かったか。

 と思ったのですが、もうその時は、お望みの日お望みの病院は×印が出ていました。うーーん、電話を続けてみようかしら。

 あまりに出ないので、諦めの良いYは洗濯物を口実に出て行ってしまいました。ワタシはひたすら携帯携帯携帯携帯携帯…。

 多分、百回くらいは掛けたかなあと思われた九時三十五分頃、担当女性の声が携帯から聞こえました。おおお、つながったよ!

 最初に希望していた病院ではありませんでしたが、担当者に相談して近所の病院で予定の日に打てることになりました。ホッ。

 これで本当に出口が見えて来たことになるのか、ちょっと分かりませんが、ともかく、その日まで気をつけて過ごさねばね。

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2021年6月23日 (水)

一本!

 今朝、新聞を開いたら、どこかで見たことのある女性のアップが目に飛び込んできました。おお、これは、ヤワラちゃんの前の人だ!

 女三四郎、山口香さんでした。JOC理事を退任することになり、その前のインタビューなんだそうです。

 全体の内容は、まあ、まっとうなお話で、ここで触れるほどのことではないのですが、ちょっと驚いたのは、最初の発言の中の次のくだり。

 「五輪って政治家の決めるものなんだ、と。観客をどうするのかを議論してきたのは、菅さん、小池さん、橋本さん…と、見えるのは政治家の顔でした。スポーツ界の人はどこにいたのでしょう」

 きょーれつな小内刈り、いっぽーん!~o~

 橋下聖子さん、もうスポーツ界の人じゃないんだ。

 実は、この前の日、橋本聖子五輪組織委員会会長のインタビューというのを読んでいて、イヤハヤ、こいつぁすげーと感心していたんです。

 とてもポジティブなキレイごとを並べて行って上手に話を組み立てているのですが、ようはネガティブな要素は完全に無視して自分たちの都合を無理やり国民に押し付ける牽強付会の政治家の言葉でした。それも、かなりお上手な。

 「安心というのは、最初からあきらめるのでなく、具体的に取り組んでこそ見えてくるのではないでしょうか」

 いや、「安心」というのは、なるべく危険に近寄らないことを言うんじゃないのかね。国民の命を危険にさらしてポジティブに振る舞って、得られる「安心」というのは、何のことを言っておるのかね。

 「海外から来る方たちは80%くらいワクチンを打ってきてもらえる。まだ伸びる可能性がある。むしろ安全な方々なんですね。」

 ということは、20%近くは打たずに来るってことでしょう。それも、どうしても打ちようのない年齢や宗教の方を含んでる。こういう人達、当然、無理に来てもらわない方が安全なわけです。

 「オリンピックに反対する人の中には、あまり医学的、科学的でない議論もあるように感じます」

 つまり、オリンピック開催に消極的に反対し、無観客を推奨した感染症分科会会長さんの御意見は、「医学的、科学的」でないと。自分の方が医学的に考えていると、そういうことをこのシトは言ってのけちゃってるわけだね。すげー。

 あんた、五輪組織委員会会長なんてやめて感染症分科会会長やったらどなんだ。

 と思っていたので、今朝の山口さんのお言葉は強烈に響いたわけです。そうか、もう橋本さんはスポーツ界からもスポーツ界の人とは見られてないんだ。政治家なんだ。

 現役時代を彷彿とさせる女三四郎の小内刈りでした。目が覚めました。お見事。~o~

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2021年6月21日 (月)

帳尻からの眺め

 昨日は、再び五時起床で娘(仮称ケミ)と出かけました。先週に続いて、フィジカルトレーニング。今度は渋谷です。

 公園通りを入ったところにあるレンタルスペースで、ヨガを取り入れたトレーニング。時節柄、換気とディスタンスに注意してマスク装着でのヨガでした。

 ケミさんのトレーニング中は親はディスタンスの関係で入室できず、ワタシはその間、PARCO向かいのコーヒー屋さんで仕事でした。

 さしもの公園通りも、このご時世、日曜朝八時、雨模様と重なると、人通りがありません。

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 渋谷は、四十年前に毎日のように飲んだくれていた街です。その中でも公園通りは、渋谷文化を発信し続けていた華やかな場所でした。PARCO劇場さんにも何度か芝居を見に来たことがあったはず。

 当時は、ただ迷妄の中にあって失敗の連続、今思い出すと汗顔の至りという他ありません。もうちょっとマトモに生きられなかったモンかねえ。

 四十数年前、田舎から出て来て公園通りをウロウロしていた少年に、「四十年後に君はこんな娘を持つことになる」とケミさんを見せたら、彼は少し落ち着くんでしょうか。

 ダメでしょうね。大〇鹿モンの少年が帳尻を合わせるには、四十年の時間が必要だったんだよな。

 通りの向こうのPARCOを眺めながら、そんなことを考えているうちにトレーニング時間は過ぎ、ケミさんを迎えに行く頃には、渋谷の街もかなりの人出になっていました。ケミさん、ハチ公前のスクランブル交差点を面白がっていましたが、「ケミは小金井の方が好き」だそうです。

 スクランブル交差点を渡って四十分後にはノンビリしたクマゲラの街に帰っていました。すごい落差だねー。

 夕方までデスクワークをして、夕食に下りて行くと、ワタシの席に手紙が置いてありました。例のクイズです。

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 クイズの指示に従って狭い我が家を上に行ったり下に行ったりして、

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 コレ↑を発見。

 中には、コレ↓が入っていました。

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 人間は何歳からでも帳尻合わせられるモンなんだよな。~o~

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2021年6月19日 (土)

「読める」と「夢になる」の相関性

 最近、この季節の重荷、某東大対策添削をこなしています。

 某東大を受けようと(少なくとも今は)思っている人達なのですから、ウチの予備校の中でも学力の高い人たちのはずなのですが、かなり出来不出来が分かれます。単語文法の知識量の違いによるところもあるのですが、どうもそれだけではなく、勘の良い人と悪い人で得点率が大きく分かれるようです。

 昨日つけていた理系クラスの冊子にも、知識量はないクセに妙に話の筋が判っていてる答案が混ざっていました。所謂「読めている」子です。

 こういう「読める」子の指導は簡単です。単語文法の知識を増やして減点要素を減らしてやれば、後は本人が勝手に得点します。この子はこれから伸びるな、きっと。

 クラス担任に話を聞いたら、他の教科も有望な子なのだとか。

 こういう、「読める」と「読めない」の差は、どこから来るのかというと、もちろん、今までの読書量などもあるのでしょうが、モノガタリを獲得しているかどうか、なんてことも関わっていると思われます。

 モノガタリってのは、こういうことなんですが…。

 もう十五年も前の記事なんだけど、我ながらなかなか良いこと言ってますね。~o~

 そういう点でいうと、うちの娘(仮称ケミ)なんかは安心かもしれません。なにしろ、家族との日常会話に「芝浜」のオチが出て来る小学生だからね。

 落語を聞く事は、間違いなくモノガタリの継承獲得につながるでしよう。志ん朝さんも大須のマクラで「子供には落語を聞かせなきゃいけない」なんて力説してるけど、ホントその通り。

 某文部科学省さんも、道徳の教科化なんて大馬〇なことは止めて、落語の教科化でもすれば良いのに。~o~

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2021年6月16日 (水)

「ごほうび」なのやら「些細」なのやら

 昨日は午後、あざみ野での授業でした。

 本来なら五時過ぎに帰って来れるはずだったのですが、添削を持ってきた生徒さんがマジメな子で…。~o~;;

 一時間以上サービス残業になりました。今年は、こういうことが多いです。「窮鳥懐に」とは言いますが、本当に困ってノート持ってくる子を無下には扱えません。

 帰宅は六時過ぎになりました。その時は郵便受けを見る元気もなかったのですが、今朝、朝食時にワタシあての封筒がテーブルに置かれていたのを見て驚きました。毎年恒例のワタシの成績表でした。昨日の夕方着いていたらしいです。

 中身をチェックして、とりあえず、ホッとしました。昨年のようなことはなく、一昨年並みでした。

 というか、数字そのものなら、前期アンケートとしては自己最高でした。コレ、「ごほうび」と言って良いのかもしれないけど、今年はカリキュラム変更の影響で教科平均もかつてないほど上がっているのでねえ。

 教科平均プラス2ポイントは、まあ一昨年一昨々年並み。もっとイケそうな気がしていたんですが…。

 なんせ、今年は添削を持ってくる子が多いですからね。

 添削持参者には、二通りあります。予習したものを授業実施の前の週に持ってくる子と、授業が終わって復習したものを持ってくる子です。

 復習でやった現代語訳は、間違えが無さそうなものなのですが、そうでもなく、細かいミスをしている子が多いです。話の粗筋を授業で教わっているので、安心してしまって助動詞や敬語などの細部に注意がいかないんでしょう。

 実は、そういう例を最近、『源氏物語』の注釈書で見つけてしまいました。

 「葵」の巻、生霊となって葵の上を取り殺した六条御息所と源氏の贈答歌です。

 「人の世をあはれと聞くも露けきにおくるる袖を思ひこそやれ」

 (人の世を無常だと聞くにつけても露のような涙が流れますので、残されたあなたの袖がどんなに涙で濡れることかとお察ししています)

 という御息所の歌に対する源氏の返歌、

 「とまる身も消えしも同じ露の世に心おくらむほどぞはかなき」

 この歌を現代の諸注釈は、次のように解釈しています。

 「生き残った者も死んだ者も、いずれも同じこと、露のようにはかなく消え失せるこの世の中に、執を残すのはつまらないではありませんか。私はさほど悲しんでいないのです。」(新潮社『古典集成』)

 「後に残る者も消えてしまった者も、どのみち同じで、露のようにはかない世に生きているだけなのに、その露の世に執着するのは、つまらぬこと」(岩波『新日本古典文学大系』)

 「後に残る者も、消えてしまった者も等しくはかない露の命の世に生きているだけなのに、その露にいつまでも執着しているのはつまらないことです」(小学館『新編日本古典文学全集』)

 この三者の解釈で問題なのは、「心おくらむ」の取り方です。『集成』は源氏自身の悲しみと取り、『新大系』と『新全集』は、一般的な現世に対する執着と取っているようです。

 しかし、それでは「心おくらむ」の「らむ」が無視されているのです。まるで、粗筋を知っていることに安心している受験生の復習時の訳のように。

 こりゃ、「些細なこと」シリーズの12かしらんと思ったのですが、

 岩波文庫は、ここを、

 「生き残る身も消え去った人も同じ露のようにはかない人生に、執着しているという時間はあっけないことです」

 とやっています。つまり、「らむ」を「しているという」と<現在の伝聞>で処理しているのです。うーーん、なかなかやるじゃない。

 しかし、訳しただけで「執着しているという」の具体的内容には触れていません。これは、もしかして「些細なこと」かも。

 と思ったのですが、例の文豪が、またまた見事な解答を示していました。新新訳潤一郎源氏頭注です。

 「生き残っている身も、死んで消えて行った者も、結局は同じ露になる世の中ですのに、物事に執着なさるのはつまらないことです」

 そうなんだよ、この「心おくらむ」は、御息所が主体なんだよなー。「執着なさる」は言い当てましたね。まあ、文法というよりは、例の文豪の直観なんだと思うけど。

 「らむ」の<現在の伝聞>は、「あなたが執着しているという」と取るべきなんでしょう。つまり、御息所の贈歌の「思ひこそやれ」に対して、あなたがおっしゃっている「思ひこそやれ」は、つまらない執着で、はかないものなのですと返したというわけです。

 考えてみれば、この二首は贈答歌なのですから、最初からそういう対応関係を考えてしかるべきでしょう。それが見えなかった現代の諸注釈は、和歌だからと大意を先に立てて、助動詞という細部をないがしろにしていたということなんでしょうか、受験生のように。

 まあ、注釈書をお書きになった碩学たちと受験生を一緒にしちゃいけないんでしょうけどね。~o~;;

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2021年6月14日 (月)

クマゲラの里タケノコの公園

 昨日の日曜日は、五時起床でした。この日、娘(仮称ケミ)のフィジカルトレーニングが七時半からあったので。

 朝食を取っていると、ケミさんがけげんな顔で窓の外を見ます。「変な音がする」

 「カラスか何かじゃないの」と言ったのですが、再び、「ダダダダダダ」と音がします。

 Yによると、クマゲラのドラミングだそうです。丸沼で同じ音を早朝に聞いたことがあると。

 いやしかし、東京でクマゲラがいるかねえ。

 と思いながらも、まあ、小金井は田舎だからなぁ。

 六時半に中央線に乗って代々木に向かいました。都心にはあまり行ったことのないケミさんは、新宿のビルの群れに目を丸くしていました。まあ、クマゲラが棲んでいる田舎で暮らしてるからねえ。~o~;;

 早朝の代々木公園は静かです。すでにランニングする人、トレーニングする人々はいますが、都心とは思えない静謐。

 トレーニング場所にはケミさん達↓と、

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 バスケットに興ずる人達↓。

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 だけだったのですが、一時間ほどしたところで、そろいのダボダボの服を着た若者が集まり始め、大音量で音楽を流して集団で踊り始めました。

 おいおい、タケノコ族かよ。

 バブル期に学生時代を過ごしたお父さんは、四十数年前の幻を見てしまいました。

 ヨサコイを踊る大学生のサークルだったようです。驚きました。イマドキの代々木公園は、こんななのかー。

 結局、ケミさんのトレーニングは十時半には終了。それからノンビリと小金井に帰って、ウッカリしていた月曜の授業のためのデスクワークに追われてしまった日曜日でした。~o~;;

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2021年6月10日 (木)

一年とか一月とか

 昨日は夜まで町田で高校生の授業がありました。今日も池袋で高2生の授業。一学期は第八週目が順調に進んでいます。

 ふと気づいて昨年の手帳を見たら、昨年の今頃から対面授業が始まったんですねえ。

 この一年前のブログには、「東京アラート解除」なんて書いてあるけど、なんだか、ノンビリしてますねえ。東京の一日の感染者数が20人切ったりしてます。

 小金井はこの頃、感染者の総数が28人です。今朝の新聞に発表された六月八日の小金井の感染者は945人だから、一年間で917人増か。

 世界に目を転ずると、昨年六月十日のUSAは、感染者1979893人死者112006人、今朝の新聞の六月九日は、感染者33391092人死者598326人だから、一年で3141199人感染して486320人がお亡くなりになっています。当人たちにとっては何の意味もない数字だろうけど、一日平均1300人以上お亡くなりになっています。ヒドい一年だったねえ。

 閑話休題。一年間対面授業をやってみて感ずるのは、案外授業は安全だったってこと。最初は本当に怖かったんですが、一年間やってみて、できないことはないんだなと分かりました。他所も含めて、授業でクラスターという話も聞きません。

 予備校生は、自分が罹ったら大変だと十分承知しているから、各自が感染症対策キチンとしているってことなのかも。

 また、今日は、娘(仮称ケミ)が塾へ通い始めて一か月の日でもありました。

 最初の頃は宿題が大変で、こんなことで続くのかしらんと思ったのですが、慣れてしまうとなんとかなるもので、しかも、授業の楽しさは変わらないらしいです。

 同じクラスに、同じ方向から電車で通う仲の良いお友達ができたり、おかしな男の子がいたりで、とても通塾をエンジョイしている模様。

 この月曜には月例の試験があったのですが、もともと得意な国語はさらに確実な得点力を身に着け、理科社会もそれなりに進歩充実してきました。

 あとは、算数が安定してくれればねえ。~o~;;

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2021年6月 7日 (月)

梅雨空のスタート

 昨日は、娘(仮称ケミ)のレーシングスクール陸トレの日でした。フィジカル測定がありました。

 都立大泉中央公園は、我が家からもそれほど遠くなくてなかなかステキな陸上トラック↓のある公園です。

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 雨が降ったり止んだりの天気でしたが、かなり多くの種目をこなせました。ワタシは大半の時間、駐車場の車の中で仕事をしていたのですが、時折見に行くと、こういうことが大好きなケミさんは、かなり生き生きと動いてます。

 圧巻は12分間走。中学生の目標と言われていた2400mを走り切りました。持久走速いだろうとは予測していたけど、小五女子としてはかなり御立派なんじゃないかしらん。

 午後は、主任コーチのお店に出掛けて、来シーズンのマテリアル相談。ケミさんの来シーズンはもうスタートしています。

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2021年6月 6日 (日)

条件を出してみた

 昨日の続きです。

 どうも与党政治屋の皆さんは、まず開催ありきらしいけど、開催できるかどうかは条件次第なんじゃないかしらん。感染症分科会会長さんも「開催するなら強い覚悟で」と言っていますが、強い覚悟を示す条件を関係者に示してみちゃあどうなんですかね。

 五輪開催した場合、日本国民の側の安全と選手および関係者の安全を考えなきゃいけないわけですが、まず日本国民の安全のため、

 ・来日する選手・役員・マスコミ・オリンピックファミリーの皆さまに、PCR検査と二回のワクチン接種を義務付ける。

 コレ結構厳しいらしいです。アメリカの感染症の専門家がこんなこと言ってます。

 その他の条件としては、

 ・選手以外の皆さまは来日前に二週間の待機期間を義務付ける。

 ・大会期間中、選手・役員・マスコミ・オリンピックファミリーは、宿舎からの不要の外出禁止。

 ・当然のことながら、全種目、無観客。パブリックビューイングも全て中止。

とまあ、このくらいは当然として、選手および関係者の安全のために、

 ・開会式閉会式はリモートまたは中止。選手は、競技終了後すみやかに出国。

 ・選手・役員・マスコミ・オリンピックファミリーは、大会期間中、パーティーおよび会食禁止。選手村では原則禁酒。

とこのくらいのことを言い出しませんかね、誰か政治家が。

 このくらいの条件で開催と言い出せば、本当に競技したいという選手以外は参加をとり止めるでしょう。

 オリンピックファミリーの皆さまなど、「パーティー禁止」だけで誰も来なくなるんじゃないかしらん。~o~

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2021年6月 5日 (土)

国語の採点

 小金井市市議会が五輪中止を求める意見書を、全国の自治体に先駆けて可決したようです。やるな、小金井。

 我が家が投票した議員さんも、連名者の中に入っています。よしよし。~o~

 ここのところ、そういうことが政治的な話題になっているようです。感染症分科会会長の「こういう状況でなぜ開催するのか、関係者がしっかりしたビジョンと理由を述べることが必要」という発言を巡って、五輪相が答えたらしいんですが、この人のお答えというのが…どうもねえ。

 パッと聞いた瞬間に何も浮かびません。政治家の言葉というのは、しばしば無内容で空疎なものになりがちだとは思うのですが、それにしても…。

 これだけ中身のないことを言って、何か伝わると思っているんでしょうか。元アナウンサーってことは、言葉のプロだったんでしょうからねえ。

 ちょっと国語の先生的突っ込みを入れてみたくなりました。

 問 何のために開催すると考えているのか?

 「我々はスポーツの持つ力を信じて今までやってきた」

 これがまず、答えになってません。こういう状況(パンデミック下)での開催意義を聞いてるのであって、一般的な五輪開催の意義なんて、聞いてないわけです。スポーツの力は、パンデミックに対して何かポジティブな結果をもたらせるとでも考えているんでしょうか。質問の意図を故意にズラすってのは、よくある政治発言テクニックだとは思いますが、それにしても、ズレ過ぎていて、まーったく零点答案。

 「(感染対策の)一つ一つの積み重ねが、本格的に社会を動かしていくときの知見になると確信している。どのように社会を動かしていけるかをシェアできたら安心安全につながり、次のステップへ進んでいけたらという思い」

 この発言がまた、よくわかりません。最初の「一つ一つの積み重ね」というのは、「五輪を開催した場合の感染症対策の積み重ね」という意味なんでしょうけど、「本格的に社会を動かしていく」というのは、何のことを言っているのでしょう。

 「五輪」という特殊な大会のためのパンデミック下での感染症対策が役に立つような「本格的に社会を動かす」は何なのでしょう。謎です。

 全く具体的にイメージできません。具体的内容のイメージがゼロである以上、やっぱりコレも零点答案。

 そもそも、この人は、このパンデミック下で無理やり社会を国際的に大々的に動かすということを考えているのでしょうか。世界中のどんな指導者だって、本格的に社会を動かすのはパンデミックがある程度沈静化してからだと思っているんじゃないですかねえ。

 五輪を利用して、日本国民と世界中のアスリートを危険にさらして、何やら曖昧な「社会を動かす」の実験をして、それで得られる「安心安全」「次のステップ」って何のことを言っておるのか?

 内容空疎で口当たりの良さそうなキレイごとを並べるって、そう言えば、コイツの前親分の常とう手段だったっけね。

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2021年6月 3日 (木)

安心の後の夏

 昨日、ワタシが仕事から帰ると、もう娘(仮称ケミ)は自宅にいませんでした。病院からの連絡をもらってすぐに学校に行ったそうです。学校が大好きなので。

 間もなく学校から帰って来たケミさんに学校の話を聞いたところ、「給食が美味しかったーー!」。この日のメニューは、この子の大好きな鯵の塩焼きだったとか。すでに夏メニューです。

 クラスメイトの皆さんも暖かく迎えてくれたようで、ちょっとホッとしました。ケミさんの小学校はイジメがないと聞いていたのですが、それでも心配でした。同じクラスにPCR経験者がいたということもあり、PCRバナシで盛り上がったみたいです。

 一方、ワタシの方は、帰宅してから予約を取りタイヤ交換に行きました。今年はちょっと夏タイヤへの交換のタイミングをウッカリしていたので。

 某オートバックスは、それほど混んでいないように見えました。ところが、いつまでも作業が終りません。持って行ったデスクワークがすべて終わってもまだ呼ばれないので、おかしいと思っていたら、ナント、作業はとっくに済んでいるのに作業場のリフトの故障で車が下に下りて来なくなっていました。

 一時間ほど、工場総がかりでリフトを下ろして我が家の車を救出してくれました。

 工場の責任者、平身低頭。まあ、しょうがないですね。

 苦笑いで帰宅したら、愚妻Yも夏に向けてグリーンカーテンの準備を終えていました。さあ夏が来るぞー。

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2021年6月 2日 (水)

小さな不安と大きな安心のはざま

 今日、とても安心する知らせが届きました。「陰性です」

 実は、先週の土曜日、娘(仮称ケミ)が体調を崩しました。疲れを訴え、食欲も今一つ。時々咳が出ます。

 日曜は、レーシングスクールの残雪担ぎ上げポールトレーニングに参加する予定だったのですが、体調不十分の娘をそんなものに参加させるわけにはいかず、急遽キャンセル。

 そして、そんなことよりも重大なのは、体調を崩した原因です。まさか…。

 何度も検温しました。家族三人とも土曜日曜と、一日に何度も何度も検温したのですが、いくら検温しても三人とも平熱でした。我々は、それで安心していました。「きっと、塾に通い始めて勉強量が急に増えたせいで疲れたんだよ」

 ところが月曜朝、検温したケミさんが体温計を差し出して、小さな声で「七度二分ある…」。

 もう一度計測させても同様でした。

 ケミさんは、平熱が高めの子で、普段でも6.9°くらいあります。この子にとって7.2°は平熱とほぼ誤差の範囲と言って良く、普段なら何の心配もなく学校に行かせるのですが、このご時世ですから、ちょっとでも熱があったら、登校は…。

 しかし、あわてて保健所や病院に相談するには、あまりに中途半端な熱です。7.5°にも全く達していないんですから。

 ワタシ自身も困りました。ワタシが月曜日の仕事を休講にするほどの熱ではありません。しかも、新コロナに対して発症しにくいとされている子供(10才)が発症している確率はかなり低いはずです。うーーん。

 仕方なく、ケミさんは学校お休みにして寝ていることにし、ワタシは普段通り仕事に出掛けました。Yには、検温をこまめにして、ちょっとでも熱が上がったらすぐにワタシに連絡するように頼み、二人とも家の中でもマスク着用、食事はケミさんと分けるようにしてケミさんは自宅内隔離ということにしてもらいました。

 ケミさんは、月曜日一日、一生懸命寝ていてくれたため、夕方にはすっかり平熱にもどったんだそうです。仕事から帰宅したら、すっかり元気を取り戻して明るい表情でした。

 念のため、その夜も自宅隔離を続けました。我が家は、普段なら三人川の字になって就寝するのですが、この日、ケミさんだけは別の部屋でした。いろいろ考えてしまいました。

 このままいつまでも自宅隔離はできないし、不安を抱えたままでは授業できないし、変異株は若者も罹患して重症化する場合もあるって話だし、うーーーん。

 火曜日はちょうど授業の無い日だったので、思い切って病院へ連れて行き検査してもらうことにしました。小金井市は、桜町病院という大きな病院に発熱外来があるというので、そこへ連れて行きました。

 車で行って、発熱外来用の駐車場に入ると、車のところまで先生と看護師さんが来てくれます。お二人ともフルスペックの感染症対策です。折から、少し暑い日だったのに…、大変な仕事です。長く続けていくには過酷過ぎるよなぁ。

 でも、子供にはとても優しくしてくれました。白衣の天使とは言いますが、その優しさに頭が下がりました。

 その場で我々も説明を受け、抗原検査とPCR検査をしてもらうことになりました。ケミさんの鼻の穴に長い綿棒を挿入して二回検体を取りました。少し痛かったそうです。ゴメンよ。

 抗原検査はすぐに結果が出て、その結果を聞きに母親と一緒に病院内に入ります。「陰性!」よしよし。~o~

 多分、この時に陽性だと、病院内へ入る時にあちらがいろいろ準備するのだと思います。ケミさんは陰性だったので簡単に院内へ入って簡単に出て来られました。病院内で先生に喉を見せたところ、「ああ、普通の風邪ですね」と言われたそうです。ホッ。

 しかし、抗原検査だけでは精度が低いんだそうです。PCRは結果が出るのに早くて一日、遅いと二日以上かかるのだとか。

 ちょっと気がもめましたが、でも、抗原検査が陰性で、喉を見た先生が「普通の風邪」と言ってくれたのは心強い味方です。今日は安心して仕事に出掛けられました。

 その仕事先に、Yからメールが来て、「陰性です!」

 いやー、本当に本当に本当にホッとしました。大きな安心です。

 翻って考えてみると、こういう小さな心配と大きな安心のはざまで翻弄されているご家庭って、日本中に無数にいらっしゃるんでしょうね。そういう方が、もし、このブログを御覧になったら、是非、検査をお勧めしたいです。今は、検査体制が整っていて簡単にやってもらえるし、陰性と言ってもらうと本当に大きな安心になりますから。

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2021年6月 1日 (火)

恒例20-21シーズン総決算

 今日は、たまたま夏期講習申し込みでお休みの日なので、毎年恒例シーズン総決算ものんびりできます。

 2020年10月から2021年5月までの滑走日数は、ワタシが53日、愚妻Yが83日、娘(仮称ケミ)が94日でした。昨シーズンと比べて、ワタシは微減、Yはほぼ変わらず、ケミさんは二年前と並ぶ最高記録でした。

 ワタシの滑走日数は、97年にスキー馬〇生活を始めて以来の最少記録をまたまた更新してしまいました。年々減少しています。09-10シーズン以前は、こんな感じだったのですが、10-11が60で、以下、63、75、67、88、76、74、72、58、57、んで今年53。困ったモンだ。

 ケミさんが小学校入学してから減ってます。逆にYとケミさんは四年前から増えてます。ケミさんが増えたのは当然なんだけど、Yクン、キミはどうして増えているのかね。~o~;;;

 20-21シーズンにワタシが滑ったスキー場は、みつまたかぐらが14日、狭山が8日、八海山が7日、菅平が6日、戸倉が5日、田代、よませ、軽井沢がそれぞれ2日、ほろたち、カムイ、苗場、イエティ、神立、丸沼がそれぞれ1日でした。Yは、みつまたかぐらが29日、八海山が11日、軽井沢が8日、狭山、菅平がそれぞれ6日、田代、戸倉、奥只見がそれぞれ5日、苗場、よませが2日ずつ、ほろたち、カムイ、イエティ、神立が1日ずつでした。ケミさんは、みつまたかぐらが42日、狭山が13日、軽井沢が8日、田代が7日、菅平が6日、ほろたち、戸倉が5日ずつ、八海山が3日、よませが2日、苗場、イエティ、奥只見がそれぞれ1日でした。

 国土のエリア券は、ワタシが24日、Yが47日使用。まあ、途中で苗場みつまた八海山はクローズドしていたわけですから、これだけ滑ったら御立派ってことでしょう。

 今シーズン我が家で購入したスキー用品は、ワタシのB社小回り板とYのH社小回り板、ワタシのブーツケミさんのF社GS板、SL板、GSポール、SLポール、ジャケット、N社ブーツ、ワンピ。

 ワタシの小回りは、試乗を重ねての購入だったので、予想通りの満足度でした。不満は、この板を実戦で使えなかったことか。満足度★★★★★、おススメ度★★★★★。

 Yの小回り板は、試乗したものとビンディングを替えたので、どうかなと思ったのですが、お見事に彼女の滑りにハマりました。推定満足度★★★★★、推定おススメ度★★★★★。ワタシのブーツは、シーズンを通して全く当たらず、久しぶりに気持ちよく滑らせてもらったという感じ。満足度★★★★★、おススメ度★★★★★。

 ケミさんの道具については、多分、全て満足してくれているでしょう。そういう子なので。

 今シーズンは、いろいろなアクシデントがあり、波乱万丈な感じでしたが、終わってみれば、Yは準指に合格してコブが上達し、ケミさんもホンモノになってライバルMちゃんの後ろ姿を捕らえた実り多いシーズンとなりました。

 まあ、ワタシに関しては…、仕方ないですね。~o~;;

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