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2021年10月31日 (日)

冬支度の土曜

 昨日は、コーチのお店で娘(仮称ケミ)のブーツを購入する日でした。

 朝の開店時間にお店の前に行くと、もう先客が来ています。そういう季節ですからねえ。

 娘の足を実測してもらいました。左が21.5右が21.3くらい。現在のブーツではつま先が当たってしまいます。

 N社L社A社と履き比べて、結局、本人のフィーリングが一番合ったN社ドーベルマン22.5に中敷きを入れて履くことに決定。フレックスは70です。

 ジュニアのブーツはフレックス70から、各メーカーとも本格的な作りになるのだとかで、ケミさんのも、

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 バックルやカント調整のヒンジなんかがまるで違います。今まで(左)のが子供用に見えます。

 午後、ワタシは仕事に出掛け、帰ってきてからの夕餉は、当然、ブーツが酒肴です。

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 ケミさんは、この日プールで800m泳ぎ、トータルで15kmに達したとか。冬までに20km行くかどうか。~o~

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2021年10月30日 (土)

冬支度の金曜

 昨日は授業お休みの日でした。

 この季節に授業がお休みだと冬支度の日ということになります。娘(仮称ケミ)の板と愚妻Yの板を、八王子のチューンナップショップから受け出してきました。

 八王子もここのところスッカリ落ち着いて、一日の新たな感染者数は0~3人です。

 八王子は東京都の中でも危ない方の街で、八月頃は一日の感染者数が三桁だったんですから、大変な落ち着きぶりです。安全な街になってくれました。

 帰宅途中で日野にある魚屋さんに寄りました。

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 五年前の九月にこんなことをやっている最中に発見して以来、ここの魚屋は我が家の定番となりました。魚好きにはたまらない店です。この日も大繁盛してました。

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 この日は、小丼を三つ購入してそれが夕餉の膳に並びました。魚大好きなケミさんは、三つともちょっとずつ食べて大満足。

 良い冬支度の一日となりました。~o~

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2021年10月28日 (木)

読書のススメ

 二学期第九週が始まりました。某東大対策添削も早めに出せて、今年はちと余裕。

 赤本の間違い探しの方は、校舎への赤本入荷が遅れて困っていたのですが、ようやく予定の分は終了しました。最後は、某K学院大でした。

 このK学院大というのは、実は『源氏物語』大好き大学です。

 受験の古文の世界では、『源氏』は独特の位置を占めます。いくつかの『源氏物語』大好き大学があって、そこが毎年のように出題して全体の出題頻度を押し上げるのです。

 何故そんなことが起こるのかというのは、以前、東大について書いたことがありますが、どこの大学でも事情は同様でしょう。源氏大好き大学があるのではなく、源氏大好きな教授がいらっしゃるということです。

 んで、この『源氏』大好きな人達には、共通の傾向があります。

 「『源氏物語』の粗筋くらい日本人の常識だ!」

 と本気で思い込んでいるらしいのです。そのため、本来なくてはならない注や説明が不足しがちになります。

 今回のK学院さんの問題も、ちょっと現状の設問・注では受験生は解きにくいんじゃないかしらん。

 それで、こういう『源氏物語』大好き大学を受験する人には、『源氏』の粗筋を漫画で見ておくように勧めています。『源氏』の漫画というと、昔から「〇さきゆめみし」という少女漫画が定番なのですが、これはおススメできません。

 まず、長過ぎます。加えて昔の少女漫画なので、登場人物がみんな同じ顔。~o~

 以前、愚妻Yにこれを読ませたところ、見事に混乱して、「誰がだれやらわかりマセーン」と投げ出しました。

 それで、コレを読ませてみたら、

 「コレ、粗筋がすらすら頭に入ってきマス!」

 内容的にもコチラの方がシッカリしています。この作者の方、とてもよく勉強してると思いますよ。 

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2021年10月27日 (水)

トライ&エラーの秋

 二学期第八週が終わりました。

 今年は、某東大対策添削もほぼ終わっているし、まずまず仕事は順調に消化しています。

 昨日は、夜の藤沢の高2生の授業でした。この授業も昨日が終わってあと二回。終わりが見えてきたかも。

 夕食は、前回と同様、校舎近くの「麺心 あしまる」で今度はワンタンメン。

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 某「食べログ」等で出て来る写真とかなり違うので、トライ&エラーで改善されつつあるのでしょう。今回も美味しかったです。前回の時は、まだ東京都は「怖いながらも」という状況だったけど、今回はなんだか安心してお店に入れました。

 受験生の方も、充実の秋を迎えている人が多く、某東大を始めとして国公立の添削希望が増えています。

 ここのところ、何故か関西の国公立を希望する人が増えていて、京都大阪神戸希望者が何人もいます。

 どうしてなんだか。

 添削を繰り返すうちに同じミスをしなくなっていき、得点が安定してくる…人もちらほら。

 こういうトライ&エラーは国公立二次を受けるためには絶対必要です。少なくとも、某東大に関しては、冬の東大模試までにそれを済ませておくと、精神的に楽です。

 まあ、他の大学でもそうでしょう。最後の主要な模試までに一度完成させておくと精神的に優位に立てます。

 我が家の娘も、このところトライ&エラー。国語は安定しているのですが、算数の成績がなかなか上がって来ません。

 通常授業の中で行われるテストでは好成績なので全く出来ないわけではなく、模試となるとケアレスミスを多発させて成績を落としていたのでした。

 見かけによらぬ頑固者なのでなかなか改善してくれなかったのですが、ここへ来て、少しずつ変化が見られるようになりました。キチンと式を書く。計算でも雑な読めない字を書かない。そういう習慣が見られるようになってきて、少し希望が見えてきたかも。

 まあ、この子はこれからですね。 

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2021年10月24日 (日)

隅の隅二題~『源氏物語』に関する些細なこと13

 久々に些細なことシリーズです。今回は本当に重箱の隅の隅を二つ。

 一つ目は、「賢木」の巻、桐壺院の遺言の場面です。東宮とともに桐壺院に参上した源氏に対面した桐壺院が源氏にも遺言を残します。

 「大将にも、おほやけに仕うまつりたまふべき御心づかひ、この宮の御後見したまふべきことをかへすがへすのたまはす」

 この部分を、小学館『新編日本古典全集』では次のように訳します。

 「源氏の大将にも、朝廷にお仕え申すうえでのお心がまえ、またこの東宮の御後見役をなさるべきことを、かえすがえす仰せつけになる。」

 この訳のどこが「些細なこと」なのかというと、「おほやけに仕うまつりたまふべき御心づかひ」を「朝廷にお仕え申すうえでのお心がまえ」としていること。やや、違和感があります。

 現代の諸注釈は『新編全集』とほぼ同様の訳をつけているのですが、この「おほやけ」「心づかひ」を「朝廷」「心構え」と訳して良いものなのかどうか。

 「朝廷にお仕えする心構え」から想起されるのは、儒教的な「忠義を尽くせ」という一般論でしかありません。

 しかし、この部分の直前で、桐壺院は朱雀帝に対して源氏のことを「何ごとも(あなたの)御後見と思せ」と遺言しています。それを受けての源氏への遺言なのですから、この「おほやけ」は、具体的に当帝すなわち朱雀帝を指すと考えた方が良いのではないでしょうか。また、「心づかひ」は、一般的な「心構え」というより、当帝とその背後の外戚右大臣に対する具体的な「心配り・心がけ」を指すのではないでしょうか。

 語法的には「心構え」を言いたいなら、「心おきて」でしょうからねえ。この「心づかひ」に諸本の異同はありません。わざわざ紫式部が「心づかひ」と言っているものを「心構え」とするのはやや大雑把なのではないかしらん。

 さすがだと思うのは、『玉上琢弥 源氏物語評釈』が、「『おほやけに仕うまつる』とは、当帝に仕えることである。」とハッキリ指摘していること。

 しかし、その玉上評釈も訳文では、「朝廷にお仕え申し上げなさるべきお心使い」なんですけどね。ちと中途半端かな。

 二つ目は、桐壺院の死後、政治的な逼塞を禁断の女性に近づくことで晴らしてゆく源氏が、藤壺の寝所に近づく場面です。

 「いかなる折にかありけん、あさましう近づき参りたまへり。」

 ここを『新編日本古典全集』は次のように訳しています。

 「どうした折であったのか、思いもかけぬことに、君はおそばに近づきまいられた。」

 現代の注釈書は、異口同音にこの趣旨の訳をしています。さしもの玉上先生も「思いもかけぬにお近づき申し上げなさった」です。 

 しかし、「あさましうて」を「思いもかけぬことに」とやっては、接続助詞「て」の語感が抜け落ちることになるのだが。

 この「て」は、古語辞典に言う「下に続く動作の行われる状態を表す」のはずで、一般的には「…の状態で・…のさまで」などと訳さなければいけないもの。

 つまり、ここの「あさましうて」は、お傍に近づいた事実が思いもかけぬものなのではなく、近づく状態・さま・形が思いもかけぬものだと言いたいのです。

 源氏は、通常であれば王命婦という女房を介して藤壺に接近しようとします。しかし、そうしたいわば公式のチャンネルは藤壺側が閉じてしまっています。そのために非公式の意表を突いた方法で藤壺に接近したというのでしょう。

 だから、藤壺は逢瀬を拒否しようがなかったと。

 ちなみに、この「て」には河内本と別本系の陽明家本に「あさましう・あさましく」という異同が見られますが、青表紙本系はすべて「あさましうて」。

 つまり、少なくとも定家卿は、上記のようなことを考えてたってことでしょう。 

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2021年10月23日 (土)

白い!

7:00 の画像

 寒波来た!今朝のかぐらライブカメラの画像です。白くなりました。

 ははははは。ただそれだけ。

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2021年10月21日 (木)

古文未修者へのアドバイス

 昨日、二学期第八週目が始まりました。ここからは終わりまで速い…はずなんだけど、今年はどうだかね。

 季節も急激に秋が深まってきた感じです。朝晩はとても涼しいし、我が家は、一番取りにくい野沢の宿の予約も取れて、いよいよ、シーズンイン間近です!

 まあ、もうちょっと仕事なんだが…。~o~;;

 昨日は、夜、高2の授業があり、授業後に二学期から受講している真面目な生徒さんから質問がありました。

 某有名女子大学の付属校に通っているのだが、今までほとんど古文の勉強をしていなかったので、これからどうしたら良いでしょうとのこと。

 どうも、学校全体が某有名大学進学希望者ばかりで、そういうカリキュラムになっている中で、彼女だけ他の大学へ進学したくなったらしいのです。

 なるほど、付属校に進学すると途中で他大学受験する気になった時にそういう難しさがあるのか、と一瞬小学生のパパ思考になってしまいました。~o~;;

 閑話休題。こういう古文未修者にやってほしいことは、

 ⑴まず、テキストの文章から動詞を抜き出し、サブテキストの「動詞の活用の見分け方」のページを参考にして、動詞の活用の種類とそこでの活用形を割り出す練習をすること。これは、次の助動詞の識別につなげるため。

 ⑵次に、同じ文章から助動詞を抜き出し、その終止形と活用形とそこでの意味を割り出す練習をすること。この時、⑴で割り出した動詞の活用形とサブテキストの「助動詞の接続」のページを確認しながら作業を進めること。

 ⑶助動詞さえ識別できるようになれば、辞書を引いて自力で古文を訳せるはず。訳にチャレンジしてみよう。訳したものは授業で確認。

 ⑷上記⑴~⑶を他の文章でも繰り返しながら、同時に、単語集等を利用して語彙を増やしていくこと。

 こういう筋でアドバイスしました。

 まあ、ごくごく普通の古文の学習です。大事なのは、この「ごくごく普通」を信じて根気強く繰り返すこと。

 徒に変な参考書に手を出さず、地味な「ごくごく普通」をあと半年貫き通せれば、来年の春には古文既習の普通の受験生に追いついているはずです。

 その後も、もちろん平坦な道ではありませんが、本人の覚悟次第でしょう。

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2021年10月19日 (火)

本当に美味しかったんですが

 昨日は、忙しい月曜日の二学期第七週目でした。

 相変わらず、月曜は忙しく、昼食を取るのをウッカリするほどでした。皆さん、やる気を出して来て、過去問添削がひっきりなしに来ます。

 夜の仕事が終わって九時前に帰宅してみると、娘(仮称ケミ)も塾が終わって帰宅し風呂に入っています。

 この日、ケミさんは運動会の代休で学校はお休み。昼間は市民プールに行って泳ぐつもりだったのが、お隣のお姉さんを誘おうとしたら、逆に、お隣が一家で釣り堀に出掛けるのに誘われ、〇〇村の子供達で釣り大会になったとか。

 ケミさんは、釣りの経験があるためなのか、五匹マスを釣って村一番の釣果だった模様。得意満面でした。あちらで、すぐに焼いてくれて、食べてきたそうですが、一匹お土産に持ち帰り、我が家でも焼いて夕餉の膳に載りました。

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 いや、これ、食べてみると、本当に美味しかったんですが…。

 不味そうに撮れちゃいましたねえ。~o~;;;;

 釣りから帰って、即、通塾だったのですが、塾でも絶好調だったとか。楽しかった楽しかったの連発でした。

 この日、東京都の方も、新規感染者が昨年の6月22日以来の29人でした。良い一日だったかもしれません。

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2021年10月17日 (日)

父娘反省の日

 昨日は、娘(仮称ケミ)の運動会の日でした。

 昨年は、「体育発表会」だったものが、今年は、堂々と

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 子供たちの日常が戻って来た!

 と手放しで喜べないような縮小した形でしたが、それでも、今年は100m走がありますから。~o~;;

 ケミさん、かなり前から自信満々でした。体育の時間にタイム計測をすると、女子ではクラス一番で、男子と比べてもかなり速い方のタイム。隣の同級生のS君にも余裕で勝っていたのだとか。

 タイムの近い人同士を組み合わせるので、ケミさんは二番目のグループでS君と同組。「一番になる!」と意気込んで登校したのですが…。

 ちょっと力んでしまったらしく、後半まったく伸びません。グループ最下位をS君と分け合うことになりました。同着4位か。

 しょんぼりして帰宅。「元気ないね」と愚妻Yが声をかけたところ、愚妻Yにしがみついて号泣。

 まあ、慢心してたってことで、良いクスリでしょう。~o~

 この日は、ワタシの方も、油断から冬の予約を取り忘れていたことが発覚。結果的に他人様の御厚意でなんとかしてもらいましたが、日常に馴れきってボンヤリしてると取り返しがつかなくなると戒められた日でもありました。

 父娘ともども反省。

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2021年10月14日 (木)

「受験生へのアドバイス」独立

 新聞を読んでいたら、コロナで不登校の生徒さんが増えているという記事が目に留まりました。

 ウチの予備校などでも、クラスによって、用心のために自宅でライブ配信を見ている子がポツリポツリといます。

 正直言って、受験生に自宅学習はおススメしません。精神的に辛すぎるから。

 でも、まあ、こういうご時世だと仕方ない場合もあるよなぁ。

 このブログでも何かできないかしらんと考えて、今までの記事から、受験生へのアドバイスになりそうな記事をカテゴリーとして独立させることにしました。何かの事情で学校に登校できない方の役に立つかしらんと思ったのですが…。

 でも、第五波の収まりかけたこの時期になって、遅いかしらん。~o~;;;

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2021年10月13日 (水)

諦め悪さの値段

 昨日は、仕事がお休みの日でした。この季節のお休みの日というと、ほぼ毎年恒例、みなみ野のハードオフさんにスキー用品を売りに行く日です。

 今年は、娘(仮称ケミ)のものがたくさんありました。なにしろ、ケミさんは全ての物がどんどん小さく短くなり、毎年のように買い替えます。我々のものなんて、滅多に買い替えませんからねえ。

 というわけで、ケミさんの板を三本、ウェア上下とワンピ、ヘルメットとゴーグル。これにブーツがあったら、そのままスキーに行けます。

 ワタシのブーツも持って行きました。昨年新しいブーツに替えたからなんですが、前回、ブーツを持ち込んだ時に、こんなこと言われているからなあ。

 でも、一応持って行ってみよう。ついでに前回断られて棚の上に置いてあったブーツ…これもダメ元で持ってってみるか。

 諦め悪いなあと思いつつ、査定してもらったら、

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 去年まで履いてたのが3600円、古い方が1440円!

 「値段が付きません」はなんだったの???

 ハードオフさん、やっぱり査定係を教育し直した方が…。~o~;;;

 ケミさんの板は、それぞれ2000円前後で妥当なところでしょう。愚妻Yはケミさんのウェアの値付けにちょっと不満だったらしいけど、まあ、そんなものでしょうよ。

 帰宅後、夕食を取りながら、この日はW杯最終予選vsオーストラリアの日でした。

 数日前にサウジに敗れ、絶体絶命の森保Jだったのですが、抜擢された田中君がお見事にやってくれました。

 みんな諦めずによく頑張ったけど、森保さんも評価してあげたいです。田中君をフロンターレで組んでいた守田君と組ませ、フロンターレで馴れていた4-3-3にするとはね。

 サウジ戦でのミスですっかり意気消沈していた柴崎君も交代で使って勝利のピッチにいさせてあげるとは、情に厚いことよ。

 選手がそれに応え続けてくれると良いんだけどね。

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2021年10月12日 (火)

数字の祝い

 昨日、二学期第六週が終了しました。まずは、ちょっとだけホッ。

 仕事を終わって帰宅したら、我が家では「嬉しい数字」のお祝いでした。

 Yクン、最初はちらし寿司の上のカマボコに「ごはんですよステックタイプ」でお祝いの文字を書こうとしたらしいのですが、無残に失敗。ガッカリしていたのでワタシがアドバイスして、カマボコをくりぬいた、お見事なお祝いの一皿を作りました。

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 これには、娘(仮称ケミ)も大感激。

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 ↑は食事途中ですが、この後、海老を食べて、「10」は、最後の最後に大事そうに食べました。~o~

 さて、もう一つの数字の方も、さらに祝うべき数になりました。昨日の東京の新規感染者は、ナント49!

 50を切ったのは、去年の6/25以来です。その頃、我が家じゃこんなことしてました。

 世界も昨日は28万人。USAが少し落ち着いてきて4万9千人ほどになっています。バイデン、頑張れ。

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2021年10月10日 (日)

数字と季節への感謝

 二学期第六週と秋が順調に進行しているようです。

 デスクワークも、昨日、直前講習のテキストが出来て、さしあたっては仕事がなくなり、少しノンビリ。

 昨日は、ちょっと嬉しい数字が二つ出ました。一つは娘(仮称ケミ)の水泳。とうとう市民プールのマラソンで10kmを超えたそうです。先月23日には4.5km余りだったのですから、二週間ちょっとで5km以上泳いだことになります。たいしたモンだ。

 それと、昨日は東京都の新規感染者が82人だったとのこと。月曜以外で二桁は、去年の10月23日(水)以来です。しかも、この時は四連休がらみですから、休み明けで無い日ということで調べると、ナント、去年の7月8日水曜の75人以来!

 この時、小金井の感染者は合計でも39人!今や2109人ですからねえ。~o~;;

 ウチの通常授業がようやく再開されて三週目の頃です。

 実は、世界的にも、最近、好ましい数字がチラホラ出ています。例えば、一昨日の新規感染者は、世界中合わせても26万人ちょっと。2021101009480000

 コレって、実はもの凄く嬉しい数字なんです。なにしろ、九月にはUSA一国だけでも一日27万人を超えた時があったんですから。

 もっとも、この26万のうち、USAが10万人!ワクチン接種率で日本に抜かれてますからねえ。バイデンさんも苦労します。~o~;;

 昨日の夕餉は、ささやかにお祝い。昨日、ふるさとの納税の返礼品が長崎県大村市から届き、その野菜を使っての野菜肉巻きパーティーでした。

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 大村の野菜たちです↑。上の写真はオクラとピーマンとカボチャを肉巻きにして食べた残りです。

 いずれも味が濃くキレイな野菜で、生産者の誠実さが伝わってきます。ここ何年かの我が家の隠れたお気に入りです。

 秋の実りにも感謝。~o~

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2021年10月 7日 (木)

解除と麺の嵐

 一日に緊急事態宣言が解除され、いろんなお店が開いたり行きやすくなったりしています。

 火曜日は、夜、藤沢の授業だったのですが、今まで、夕方の授業前に行っても開いていなかった校舎近くのラーメン屋さんが開いていたので、食べて来ました。

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 「麺心 あしまる」さんは、端麗な魚介出汁ラーメンがウリらしく、塩がおススメだったので、特製塩ラーメンを注文。

 某食べログ等ではあまり評価されていないのですが、なかなか美味しかったです。そもそも、食べログには載ってない平打ち麺だったし。

 でも、ちょっと肉多過ぎたか。~o~;;

 水曜は立川での仕事の後、某東大対策添削をひたすらこなしました。今日の休講日まで使ってようやく完成。

 その添削の合間に、車を定期点検に持って行き、帰り道で昼食を取ろうとしてウロウロした結果、我が家の近くまで来て、もー、ここでいいやっと大勝軒さんに入りました。

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 何故か蕎麦屋の会計風の造りですが、券売機が置いてある普通のラーメン屋です。

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 久々に大勝軒の「もり」それも「もりメンマ」を行きました。

 しまった、ここの「もり」は麺の量が半端ないんだった。~_~;;;

 どうにか完食…しかけたところで、入って来たお客さんに挨拶され、顔を上げたら八海山常連のKさんがマスクの下で笑っていました。ひえー。

 帰宅後ちょっと運動して夕食に備えました。なにしろ、今日は、一家三人で我が家の「無くなって困る店」No.1、八王子の「あらた」さんに行く予定だったので。

 久々に「あらた」で生ビール。んまい!

 こちらは奥さんの作る総菜も天ぷらも美味しいのですが、

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 やはり、「生醤油うどん」でしょう。

 適度に柔らかく適度にコシがあって官能的な歯ざわりです。すだちの香が爽やか。

 生まれついての「あらた」ファンである娘(仮称ケミ)は、ぶっかけウドン天を当然の完食。

 しかし、なんだって、解除後、麺類ばっかりになっちゃったんでしょう。~o~

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2021年10月 5日 (火)

ポリフェノールと源氏の季節

 先日、赤本のチェックをしていて気になることがありました。

 某千葉大学教育学部の問題文で、「『役に立つ』古文」という文章なのですが、高校生相手に古文の授業をしていて、『平家物語』「小教訓」の平重盛が清盛を説得する場面を教えていると、生徒達から「プレゼンテーションの達人だ」という声が上がったというのです。

 この先生、それを受けて、「重盛の語りは、生徒が自らの意見を発表する際に、大いに参考になるはずだ」と結論付けるのですが、役に立つから古文かよ、イヤハヤなんとも。

 プレゼンの仕方だったら、もっと分かり易い上達本が山ほどあるんじゃないんですかねえ。

 例えばこういうことです。ビールにも抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているんだそうですが、「ポリフェノールを摂取するためにビールをたくさん飲みましょう」になるかってことです。

 ポリフェノールだったら、もっと効率よく摂取できる食品があるんじゃないの。それに、ポリフェノールなんてなくてもビールは美味しいじゃないか。

 美味しいからビールが本当でしょうよ。美味しいからビール、面白いから平家!

 ちょうど今、源氏の季節なのですが、『源氏物語』を扱う時には、まずK先生の伝説を紹介し、

 「こんなふうに夢中になる人がいるのは、原文が面白いからです。受験や勉強のためでなく、原文を出来るだけ専門的な注釈書を使って趣味で読むと取りつかれるほど面白いんです」

 「今、あなた方は、古文の勉強を受験のためにやってるけど、コレ、実は、受験が終わったら何の役にも立ちません。まーったく役に立てようがないんです。虚しいですね。でも、実は一つだけ役に立てるチャンスがあります」

 「来年、大学一年生の夏休みに、大学の図書館で出来るだけ専門的な注釈書を借り出して、『源氏』原文にチャレンジしてみてください。今、勉強していることが頭に少しでも残っている一年生の時だけのチャンスです」

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 「もちろん、大学一年の夏くらいでは、途中で挫折します。でも、挫折したことが一生の自慢になります。世界中どこへ行っても、『The Tale of Genji』の原典にチャレンジしたことがあるが、あれは長くて大変なんですよ、と自慢出来ます。それこそ、世界中どこへ行ってもね」

 こんなことを勧めています。どのくらい実行する生徒さんがいるか分からないけど、そういうのが「日本文化への誇り」ってものにつながるんじゃないんですかねえ。

 少なくとも、プレゼンの上達本モドキでは、『平家』が可哀想だと思うよ。

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2021年10月 3日 (日)

果たされた約束の日

 緊急事態宣言が解除されて三日目です。

 我が家は、今日、一年ぶりに茨城の実家へ「面会」に出掛けました。

 道路がどれほど混むかまるで予想つかなかったので、五時起床、六時半過ぎ出発。首都高が思いがけず空いていて八時半には茨城の家に着いていました。

 大人は四人ともワクチン接種を二回済ませているのですが、やはり室内でもマスク着用でした。それでも積もる話は弾みます。

 お義父さんお義母さんともそれほどストレスなく生活されていたようですが、それでも、わずかにお義母さんの方に衰えが見えたかもしれません。

 娘(仮称ケミ)は、ジジちゃんと念願のボードゲーム三昧でした。本人はオセロをしたくて例の多機能ボードゲームを持って行ったのですが、オセロ数回の後、何か別のゲームをということになり、じゃあ五目並べでもしようか…。

 本人たちもすっかり忘れていたのですが、なんと図らずも去年の五目並べの約束を果たすことになりました。~o~

 まあ、まだ安心ではないけれど、約束を果たせる日が来たんですねえ。 

 お寿司の出前を取ってくれて、我が家では珍しい漆塗りの寿司桶に入ったお寿司の昼食でした。

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 ケミさん、大喜びで一人前+ママの海老まで平らげました。

 ほんの短時間の面会のつもりだったのですが、予定外に早く着いたため墓参りも出来て、Yクンも納得の一日でした。

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