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2021年12月31日 (金)

波のさなかの年越し

 今朝三時半に起床しました。

 昨夜は吉祥寺で夜まで授業。「良いお年を」で帰ってきて急いで就寝。五時二十分には家を出て、いざ越後です。

 越後は大寒波真っ最中の雪国でした。

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 越後湯沢駅構内から見た湯沢の街です。いかにも雪国。

 八海山ペンションYに宿泊していたYと娘(仮称ケミ)と合流。かぐらに向かいます。

 かぐらでも雪が降り続いていました。ケミさんのスキースクールも、新雪が降り過ぎてポールセットが思い通りにならず、小学生はかくらへ新雪を滑りに行ったりして。

 一緒にかぐらに上がりました。

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 定点観測地点のBBQ台のはずの写真です。降り過ぎてよく見えません。

 視界はどんどん悪くなり、クワッドを一本滑ったところでクワッドのコースが閉鎖になってしまいました。なんてこったたい。

 みつまたに戻ってみたものの、視界不良の上、リフト不調が重なってTR終了。

 駐車場まで下りたら、車の上は半日で30cm以上積もってました。苗場のマンションに板を取りに戻ってみたら、途中の道路は積雪があり過ぎて、路肩の吹き溜まりにタイヤを取られて立ち往生する車続出。イヤハヤ。大寒波恐るべし。

 高速の事故などもあり、結局、八海山ペンションYに入ったのは夕方五時近く。

 毎年のことですが、大晦日のペンションYのお風呂はホッとします。今年一年の全てが癒される瞬間です。

 これから、年越し蕎麦の振舞いがあり、二年参りです。

 二年続けて人類にとって大変な年が続きました。来年こそは、世界中の人が穏やかでいられる年であってほしいと心から願わずにいられません。

 我が家にとってもこのブログをお読みの皆様にとっても、くる年が幸い多き年でありますように。

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2021年12月30日 (木)

スキー三昧と懺悔の日

 昨日、愚妻Yは朝四時前の起床、四時二十分に越後に出発しました。

 ワタシの方はそれを見送ってからデスクワークをして、八時半に仕事に出発。この日午前町田、夕方吉祥寺で、両方ともカリスマA師のテキストでした。授業自体は順調。カリスマA師のテキストは、ずっと前から得意にしてきたので、とても楽しく進んでいきます。

 この日の昼食は、町田の塩ラーメンのニューカマ―仲見世通りの「81番」でした。「うま味塩そば」800円也。

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 写真で見るよりも麺は入っています。この極細麺はかなりイケます。スープはメニューで言うほど貝の風味が感じられなかったのは残念。まあ、美味しかったのですが、もうちょっと貝に振っても良かったかも。具の鶏チャーシューと乾燥エノキはベリーグッド。

 ワタシがラーメン三昧をしている間に、愚妻Yはスキー三昧でした。娘(仮称ケミ)をみつまたに送った後、自分は八海山に行ったんだそうです。

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 八海山はド快晴で。

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 素晴らしい雪のコンディション。

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 定点観測地点の雪も十分です。

 昼近くに気温が上昇してキョロったそうですが、八海山を堪能した模様。

 今日、ワタシは町田の授業の後、質問待機でした。質問待機で生徒さんが来ないと暇を持て余します。今日は、かなり長い間暇で、その間、年賀状書きに勤しみました。

 年賀状書きは、ワタシにとっては懺悔の時間です。ワタシの人生の前半は失敗続きだったため、昔から交流があった人の賀状を書く際には、「ああこの人にはこんな失言をした」「ああこの人にはこんな失敗を見られた」などなど悔恨と懺悔の連続になります。

 まあ、それもどうにか終了。

 一方、愚妻Yとケミさんは今日もスキー三昧。

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 今日はSL板だった模様。

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2021年12月27日 (月)

冬期講習励まし励まされ

 娘(仮称ケミ)は、一昨日から冬期講習です。

 昨年までなら、二学期終了の日はそのまま越後行きの日だったのですが、今年は冬期講習。

 冬期講習の宿題をクリスマスプレゼントの「カクノン」に励まされながら黙々とこなしています。

 「励まされ」というのは、問題が一題終わるごとに、「あと3題、ガンバレ!」「すごい!図もキレイ!」などと「カクノン」で書き込んでいる模様。どうやら、「カクノン」に人格を与えて自分を励まさせているらしいです。

 変わった子だなあと思いますが、それでとても能率がアップするらしいんです。なんともハヤ。~o~;;

 ワタシの方も冬期講習。昨日まで、昼間横浜、夜藤沢でした。

 正直言って、夜の藤沢の講習は厳しいです。授業後、どんなに急いで帰宅しても十時半は回ります。

 ワタシ自身の励ましは、またまた、藤沢のソウルフード街中華の名店「大新」さんでした。

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 餡かけ五目ラーメン1100円也。ちょっとお高い感じですが、具の質の高さを考えると悪くありません。特に、どんこの味の濃さは絶品。仕事をしてあるイカも美味。極細麺も意外とコシがあり、スープに合います。

 厨房の親方が、時々あごマスクになってたのは、ちょっと気になりましたけどね。

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2021年12月25日 (土)

おそらく神話からの卒業

 昨夜のクリスマスイブは、珍しく家で食事が取れました。

 この仕事していると、家族で過ごすクリスマスだのお正月だのというノンビリしたものは滅多に味わえません。珍しいからというわけでもありませんが、Yがクリスマスのスペシャルディナーを作ってくれました。

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 なかなか上手く焼けてたんですが、次に食べられるのは何時のことやら。~o~;;

 今朝、五時半、娘(仮称ケミ)は目を覚まし、枕元の袋を確認してからおもむろに勉強部屋に向かいました。実は、今年のプレゼントはサンタさんからではなかったんです。

 一月ほど前、突然、ケミさんがYに申し出ました。「今年のクリスマスプレゼントは万年筆が良いなー」。

 それを受けて「なりすまし」夫婦は鳩首談合。「もう分ってますよ、ってことなのか?!」

 ワタシは、もともと「なりすまし」を続けるのには反対だったので、「もうハッキリさせちゃったら」と主張したのですが、Yは神話をフェイドアウトさせたいらしく、「『もう五年生だし今年はサンタさん来ないと思うから、代りにパパママがあげるよ』って言っとけば良いんじゃないデスカ」

 んで、Yの案を採用。

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 こんんな袋に、

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 こんな中身でした。ケミさんが選んだ子供用万年筆「kakuno」、お気に入りのフクロウのカレンダー、入浴剤が好きなので普段よりちょっと高級な入浴剤。

 カードには「なりすまし」の字ではなく、

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 ワタシの字でメッセージ。今まで、サンタさんになってくれていた各校舎の職員さん、ありがとう。

 早速、万年筆にインクを入れて、試し書きしていました。満面の笑みで「たのしー!!」

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 万年筆は、「カクノン」と命名されました。~o~

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2021年12月24日 (金)

一刀の切れ味とかぐらNow

 一昨日、ワタシは完全にお休みの日でした。雑用で過ごしました。

 ところが、娘(仮称ケミ)は「一刀流」の日でした。前回、リアル二刀流で臨み、集中力の欠如で失敗した塾の月例模試の日だったんです。二回続けての失敗は自信喪失につながります。だから今回は満を持しての「一刀流」。集中して臨んでもらいました。

 こちらもちょっとドキドキだったのですが、やってくれました!今までの月例模試での最高点。あれほど続いていた算数のケアレスミスがなくなり、算数の先生もニコニコです。本人の鼻がだいぶ高くなりました。~o~

 本人のこれまでの努力の賜物、という側面はあるのですが、今回から成績に応じてちょっとしたご褒美を出すことにしたのが集中力につながったようです。目の前のニンジンに弱いってことね。

 昨日は、もう「一刀」の方でした。ホームゲレンデみつまたでゲートトレーニングが始まったというので。

 もともとスキー合宿で予告していた学校のお休みを一日だけ取り消さずに取っておいたんです。

 朝五時出発、みつまたは八時着。今シーズンはレーサーと宣言していたYも、昨日からレーシングTR開始でした。

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 降雪後の快晴でした。気温もさほど上がらず、みつまた大会バーンはベストコンディションです。

 二人のトレーニング開始を見届けて、ワタシの方は一人でかぐらへ。

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 定点観測地点のBBQ台はこんな感じ。まだ十分とは言えないものの全体にはキレイに雪が付いています。

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 メインコースにもそんなにお客さんいません。リフト待ちも無し。かぐらの中でもベストの一日と言えるでしょう。

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 テクニカルコースはまだコブになっていません。一番下の右端には谷が出来ていてそこは滑れません。

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 この日楽しかったのはジャイアントコース。積雪の後、適度に荒れてスリリング。特に左サイドは少しコブが残っていて、楽しいコブパラエリアでした。

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 田代まで遠征してみました。田代との連絡コース急斜面も滑れます。ただし、田代チャレンジコースは雪崩の危険のため閉鎖。そこはちと残念か。

 かぐらは第五ロマンスがまだ開いていないため、オフピステゾーンに入れず、お楽しみの幅は狭いのですが、それゆえか空いていて、平日はとても快適です。まあ、休日になりゃそんなことも言ってられないか。~o~;;

 ワタシの方はちと滑り過ぎなくらい楽しんでしまったのですが、みつまたに戻ると、ケミさんもYも、ホメ上手のコーチに乗せられてそれぞれ進歩していました。日帰りは忙しかったけど、行って良かった一日でした。

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2021年12月21日 (火)

些細なこと些細でないこと~『源氏物語』に関する些細なこと14

 今日は冬期講習の合間のお休みです。本当はスキー合宿の娘(仮称ケミ)を迎えに北海道に行く予定だったのですが、合宿がなくなっちゃったんでねえ。

 んで、『源氏』です。

 ウチの教材に使われている箇所で気になることがありました。「胡蝶」巻。36才の光源氏が養女玉鬘の美しさに惑乱し、玉鬘の手を取って思いを訴える場面です。

 「むつかしと思ひてうつぶしたまへるさま、いみじうなつかしう、手つきのつぶつぶと肥えたまへる、身なり肌つきのこまかにうつくしげなるに、なかなかなるもの思ひ添ふ心地したまうて、今日はすこし思ふこと聞こえ知らせたまひける。」

 この部分を小学館『新編日本古典文学全集』では次のように訳しています。

 「恐ろしいことになったと思って、うつぶしていらっしゃる女君の姿は、たいそうそそり立てるような魅力をたたえ、手つきはふくよかに肥えていらっしゃって、体つきや肌合いがきめこまかにかわいらしく見えるので、君は、かえって恋しい思いのつのる心地になられて、今日は少しご本心をお打ち明けになるのであった。」

 今、この訳文を打っていて初めて気付いたのですが、モノスゴイ訳ですねえ、「そそり立てるような魅力」デスよ。~o~

 この部分、旧古典全集は「たいそう魅力的で」と至って当たり障りのない訳ですから、この「そそり立て」ちゃったのは、『新編』から参加した故S先生の御意向ということになりそうなのですが…こんな過激な言葉を使う人だったかしらん。~o~;;;;

 閑話休題。この『新編』の訳のどこが「些細」なのかというと、「なかなかなるもの思ひ添ふ」の訳を「かえって恋しい思いのつのる」としてしまっている点です。

 形容動詞「なかなかなり」は、古語辞典では、「起点でも終点でもないどっちつかずの状態を表し、不十分不満足の意を含んで用いられる」もので、➀中途半端だ②かえってそうしないほうがましだ・なまじっかだなどと訳される語とされています(『ベネッセ古語辞典』)。

 つまり、「なかなかなる物思ひ」は、直訳的には、「中途半端な物思い・かえってそうしない方がましな物思い」ということになります。「なかなかなる」と連体形となって「物思い」を連体修飾しているのですから、当然です。

 これを文脈に当てはめて解釈するとこの一節は、母夕顔追慕を契機として養女玉鬘への思いを抑えがたくなった源氏が、女の手を取りその肉感的な美しさを目の当たりにして「かえってそうしないほうがまし」と感じられる物思いに取り付かれ、禁断の思慕の情を訴える、そのような場面なのです。

 この文脈の中での「かえってそうしないほうがまし」な物思いとは、女の肌に触れ女を間近に見ることによって、収まるどころか逆に湧き上がってきて理性を圧倒していく激しい情動と、一方では「見なければよかった」と自省する心の有り様なのでしょう。

 自ら被った「養父」という仮面と中年光源氏の体内に蠢く欲情の狭間で、自らを「どっちつかず」と捉えるから「なかなかなる」なのだし、理性と欲望の葛藤があるから「もの思ひ」なのでしょう。

 これを「かえって恋しい思いのつのる」と訳してしまっては、軽過ぎでぶち壊しです。

 これは「なかなかなる」という形容動詞を、「かえって」の意味の「なかなか」という副詞で訳してしまったための失敗です。「なかなかなる」を「物思ひ」に連体修飾させなければ、「どっちつかず」が出て来ません。

 手元にある注釈書は、この「なかなかなるもの思ひ添ふ」を、「見てはかえってもの思いの新たに加わる」(『玉上評釈』)「かえってもの思いがつのる」(『旧全集』)、「なまじ打ち明けたためにかえって物思いの増す」(『新潮集成』)「恋心を訴えてかえって物思いの募る」(『岩波文庫』)などと訳しています。

 まあ、『新編全集』の軽さに比べればマシかとも思いますが、「なかなかなる」を副詞「なかなか」の意味で処理してしまっているのは同じ。「どっちつかず」が出て来ません。

 思うに、諸注釈書をお書きの碩学達がこんな基本的なことをご存知ないわけはありません。ただ、注釈書の執筆は国文学系の学者さんが行うので、国語学的な拘束を軽視しがちなのでしょう。御自分が読み取った文脈と文法の間に何か矛盾が生じた場合、文脈を優先させるのは国文学者としてある意味自然なことなのでしょう。

 しかし、矛盾点で立ち止まり時間を掛けて問題を止揚させていかなければ、勝手読みの弊害は避けられません。

 そんな中、手元にある訳の中で唯一、「なかなかなる」を連体修飾させたのは…。

 またしても、あの文豪

 「いかにもお美しいのを御覧になりますにつけても、なまなかなおん物思いの増す」とはお見事でした。

 もはや、これは単なる文豪の勘ではないでしょう。学者でないために逆に文法に対して謙虚なのかもしれません。文法と文脈との間で真摯に葛藤し訳語を探すからこうなるんでしょう。適語を選ぶことに掛けては、彼はプロフェッショナル中のプロフェッショナルですものね。

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2021年12月18日 (土)

わさび記念日と自由な旅マーク2

 一昨日、娘(仮称ケミ)のレーシングスクールから、合宿中止の発表がありました。雪不足と機械の故障だそうです。楽しみにしていたケミさんはちょっとガッカリ。

 それと関係があるかどうか、一昨日の夕飯、Yクンがお刺身を購入してきました。ケミさん、突然、「わさび付けてみようかな」。

 今までケミさんは辛い物が苦手で、刺身寿司の類は全て「さび抜き」だったんですが、どうした思いつきなのか。

 「辛いけど、美味しい」だそうです。~o~

 それとは全く無関係に、昨日はワタシの自由な旅その二でした。仕事が一日だけ休みだったのでかぐら日帰りを強行したんです。

 強行と言っても、六時半に出発ですから、さほどのことはありません。例によって車中は米朝さん三昧。

 九時半に着いたみつまた駐車場は小雨でした。混雑はこんな感じ↓。

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 平日で雨ですからねえ。

 みつまたはキャリーサービスになっていました。

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 滑れることは滑れるんですが…ですね。

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 ゴンドラまではリフト下り乗車。下にキャリーサービスが見えます。

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 でも、かぐらは雪でした。

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 コースの雪付きは完璧です。

 柔らかい新雪を少人数で踏み荒らしたので、とても楽しく滑りやすい状況でした。若いレーサーに刺激されて、年甲斐もなくかっ飛ばしてしまいました。

 12本滑ったたところで撤収。早めにみつまたを後にしたのですが、帰路は事故渋滞。

 おまけに、昨夜から大寒波が来て、ゲレンデ状況も大幅に改善されている模様。なんだかね。~o~;;

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2021年12月15日 (水)

ボーネンと白子への道

 このところ、我が家では「忘年会をどうするか」が課題でした。

 いつもの年だとワタシの仕事の隙間を見計らえば良かったのですが、今年はまずコロナ禍の問題があり、娘(仮称ケミ)の塾の問題がありました。

 コロナ禍は落ち着いているので、なんとかなりそうですが、ケミさんの塾の宿題が溜まった状態では忘年会どころではありません。ガンバレ、ケミさん!ロード・ツゥ・ボーネン!~o~

 んで、ケミさんが頑張った結果、昨日がめでたく忘年会となりました。去年の夏以来のビストロSa香菜屋さんです。 

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 まずは花鯛のカルパッチョ(左)と生ハムサラダ(右)。奥はケミさんのためのレモンティーです。

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 続いてYクン大好きなゆで野菜のアンチョビソース。左はこの日のワイン、Villa Lighetti2017。バランスの良い食中酒でした。

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 まずメニューで目が行ったカキとキノコのアヒージョ。絶品でした。

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 ケミさん用にカキとキャベツのスパゲティ。ほぼ一人で食べました。

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 昨夏に続いてYクン大好きの米沢豚ロースのカツレツ。

 最後に、ワタシの特別リクエストで焼き白子の黒オリーブソース。

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 実は、Yは白子が苦手で、我が家で白子を食べることはありませんでした。でも、季節の物だし美味しそうだし、ケミさんは食べるだろう。

 で頼んでみたら、案の定、ケミさんは美味しい美味しいと大絶賛。「ママも食べてよ!」

 どれだけ美味しいか身振り手振りの説明付きでプレゼンテーションしてくれました。「フワッときて、んんんんん~~って美味しさが続くの!」

 これには、Yも食べないわけに行かず、食べてみたら…、「おいしー!」

 Yクンは夏に続いて、また一つ、人生の楽しみを知りました。~o~

 今年はちょっと大変な年でもありました。夏はコロナ禍だったし、ワタシの仕事も凸凹な感じでしたが、とにかくケミさんが二刀流で進歩しました。お勉強の進歩もすごかったけど、スキーの方も。三月にはまだこんなだったのが、今や、我々二人では教えることがありません。Yも取る者取ったし、トータルで見れば、我が家的には良い年だったんでしょう。

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2021年12月12日 (日)

縦横に切り分ける週末

 昨日の土曜日、いつも通りYと娘(仮称ケミ)は五時前の出発でした。かぐらでのTRです。

 ワタシは木曜から始まった冬期講習三日目だったので、当然、お見送り。昼過ぎにあざみ野へ授業に出掛けました。

 今年は、なぜか冬期講習が最初のタームから入っています。通常、冬期でも夏期でも講習の最初は講座の数が少なく、無名講師のワタシがそれを担当することはほとんどありません。最初のタームは予備校屋になって三十数年で初めてです。

 そもそも、以前はこの期間、スキーに行ってたから仕事断ってたか…。~o~;;

 一方、かぐらに七時半に着いたケミさんは順調にトレーニングしていた模様。Yが写メを送ってくれました。

 この日、みつまたには、やはり雪がなかったのですが、

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 かぐらに上がると、

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 しっかり雪がついていて、

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 メインコースは万全だった模様。

 ワタシが授業を終えて、夕方、帰宅すると、玄関先に荷物が積まれていて、Yが帰宅したばかりでした。ケミさんとYクンは日帰りだったんです。

 実は、日曜の昼過ぎにケミさんの小学校のクラスの集まりが小金井公園であり、どうしてもそれに出席したいというケミさんの希望を入れて、土曜は越後日帰り、日曜は午前裏山TRで、午後は小金井公園というハードスケジュールになったというわけです。

 もちろん、ケミさんの希望を最大限に入れる代わりに、塾の宿題は早朝からバリバリやってもらうって条件です。

 今朝、ケミさんは五時半起床。ちょっと寝ぼけてトラブルを起こしたもののなんとか宿題をこなし、八時半には裏山に出掛けていました。

 狭山開始時間に行ったので、最初はこんなだったそうです。

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 でも、すぐにこんな感じ。

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 午前はしっかりTRして、午後はお楽しみだったようです。

 その間、ワタシはバリバリ仕事、Yクンは専用運転手でした。

 イヤハヤ、三人ともお疲れ様。~o~

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2021年12月 9日 (木)

自由への長い旅を~食べ物編

 今日から冬期講習が始まりました。

 それはさておき、昨日までのスキー単独行ですが、一人だと、どうしても「Yが一緒では絶対に食べられない物を」という発想になります。

 と言っても別に特別な贅沢をするわけではありません。火曜日の夕食は湯沢でラーメン屋さんでした。

 ただし、つけ麺嫌いのYがいては入らない「越後維新 湯沢本店」さんの「つけとん」と「黒豚ギョーザ」。

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 こちらの麺は、コシヒカリの米粉入りなのだそうですが、とにかくツルツル。面白い歯ざわりです。トンコツスープともよく合っています。

 おまけに食後の鰹昆布だし割りが泣かせます。んまい!あやうく全部飲みそうになり、やっと思いとどまりました。

 マンションでの晩酌の肴は、Yがあまり好まないスーパーNの刺身セット。時間的に半額になっていたので、お値打ち感十分でした。

 水曜のゲレンデ食での昼食も、Yがいたら絶対頼まない路線で「台湾風ラーメン」でした。

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 コレ、どうしてYは頼まないかというと、この量で1200円という値段は、貧乏性Yクンの限界を超えているから。~o~

 でも、挽肉とニラ炒めの餡に麺を絡めると、けっこう美味しいです。薄味のスープも悪くありません。

 こういうほんの小さなことでも解放感を感じてしまった二日間でした。

 というこは…、普段、いかに不自由にYに束縛されているかってことの裏返しだったりして。~o~;; 

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2021年12月 8日 (水)

自由への長い旅を~スキー編

 二学期が終わって冬期講習が始まるまでの短いお休み期間、一人で滑りに行くことにしていました。

 当初は奥只見が良さそうと思ったのですが、奥只見の天気予報は完全に雨。娘(仮称ケミ)の合宿も雪不足で予定変更になり、その対処もしなければならないし…。

 アレコレ考えた末に、火曜は昼間雑用をこなし、昼過ぎに出発。苗場を目指しました。

 例によって、行きの道中は一人でなければ聞けない米朝さんを堪能。解放感に浸りながらのゆっくりドライブでした。苗場のマンションでものーんびりと過ごして、のーんびりと起きました。

 起きて見ると、苗場は雨です。げげげっ。

 みつまたに移動しても雨。みつまたは、平日・悪天候・雪不足と三点セットで駐車場もガラガラでした↓。

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 みつまたゲレンデは滑走不能。

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 下りリフトでゴンドラに移動します↓。

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 ゴンドラの中でも雨が続いたので、期待していなかったのですが、なんと、かぐらに着いてみると、

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 ↑雪!湿雪ですが確かに雪です。

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 ↑空いてるし、けっこう滑りやすい雪でした。ウェアが濡れることとゴーグルが曇りやすくなることを除けば、悪くないコンディションです。ひたすらグルグル回ってしまいました。

 リフト十本ほど滑って早めに上がってきました。ゴーグルが曇ってしまったので。

 滑っている時は気にならなかったのですが、下着まで濡れていました。

 でも、Yと一緒だったら、こんなタイミングでは帰ってくれませんから、ねえ。~o~;;

 帰路も米朝さんを聞きながら、のんびりドライブ。少し眠くはなりましたが、久々の自由を満喫した旅でした。

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2021年12月 6日 (月)

五年目のマイホームパパ

 今日は、引っ越し五周年の日でした。

 ワタシは二学期が終わって冬期講習が始まるまでの間、短いお休み期間です。朝はノンビリと起きて…と我が家は行きません。なにしろ、娘(仮称ケミ)の塾の宿題がギリギリになってしまい、朝五時起床。お付き合いでお父さんも五時過ぎには起き出していました。

 朝食時は、五年前はこうだった話に花が咲きました。今朝も寒いけど、あの日も寒かったよ。

 少しの間デスクワークしてから、登校するケミさんを送り出しました。元気一杯の小学校五年生は、この寒空の中ショートパンツ半袖Tシャツの夏姿で登校しようとするので、夫婦二人でお願いして冬用のベストを着て行ってもらいました。~o~;;;

 なんだかコイツ、むやみに強くなったなぁ。

 引っ越した頃は、毎年熱をだしてたんですけどねえ。いつの間にか強く育ってくれました。

 ケミさんを見送ってから、夫婦でドライブ。首都高が渋滞してちょっと大変でしたが、御茶ノ水へ。ケミさんの来期板を引き取りにいったんです。

 すぐに八王子のチューンナップショップへ持ち込みプレチューンしてもらいました。

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 もうGS板なんて160cmです。ママの板より長いです。

 引っ越した頃は、こんな可愛い104cmの板だったんだけどねえ…とマイホームパパはシミジミしてしまいました。~o~

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2021年12月 5日 (日)

歓喜と野性の週末

 土曜日、Yと娘(仮称ケミ)は朝五時に出発しました。この日からレーシングスクールはホームのかぐらでTRだったので。

 かぐら、意外と雪があったそうです。もっともYはマンションのシーズン初めの掃除に一日を費やし、ゲレンデに出たのはケミさんだけでしたが。

 ワタシはこの日が二学期最終授業でした。午前中はデスクワーク。留守番の時は例によってラーメン道楽です。

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 この日は「味噌蔵まるしゅう」さんの「極み担々麺スペシャル」↑。シンプルな「極み担々麺」も美味しいけど、全部乗せも複雑な旨味が楽しめて美味でした。でもちょっとワタシには辛すぎたかも。

 町田での授業は無事終了。気分よく太鼓判が押せました。歓喜の歌です。授業終了後、越後に駆けつけました。いやー、いよいよ始まります。

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 ちょっと写真が暗くなりましたが、駒子の湯。温泉がしみじみ身に沁みました。

 日曜朝はまずケミさんをTRに送り出して、我々はシーズン券を購入。いよいよ歓喜のシーズンが始まります。

 みつまたは意外と雪があり、

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 かぐらもかなり良い状態。

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 だったんですが、我々が一本滑った頃からかぐら全域にガスがかかりました。ガスの中では人が怖いので、ジャイアントコースへ逃げたらコレが大当たりでした。

 この時期のスキー場は地形が表に表れて普段は味わえないような起伏に富んだバーンが楽しめます。しかも前日の降雪で荒れ放題のジャイアントは、我々にとってはお楽しみ二倍。

 だったんですが、二本も続けて滑ると、ワタシの太ももが悲鳴を上げ始めます。ここんところデスクワークが多くて運動不足であったか。

 しかも、一緒に滑るのは、こういう時には野性化するYです。ガスで雪面が見えない中をどうしてそのターン弧そのスピードで滑れるんだー。

 ほぼノンストップを続けるYに、次第についていけなくなります。

 ワタシだって、昔はYに悲鳴を上げさせたこともあったんですが…。

 結局Yクンは、ケミさんのTR終了時まで、野獣と化して絶好調に滑り続けました。

 野獣に振り回されたワタシはちとヤバいです。明日から少しランニングでもしようかしらん。~o~;;;

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2021年12月 3日 (金)

かんきに向けての日々

 着々と二学期が終わっていきます。

 火曜日は藤沢の最終週でした。前回に引き続き、藤沢のソウルフード街中華の名店「大新」さんで、これまた名物の「やわらかいやきそば」を堪能。

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 かた焼きそばの一番美味しいところは載せた餡で柔らかくなった麺だと思うのですが、これは全て最初から柔らかくなっているという代物。ナルホド。

 授業の方は、順調に終ったのですが、この校舎、来年度から閉めるということで、少しシミジミとした学期末となりました。

 昨日は、池袋で二学期最後の高1の授業でした。まあ、これも無事終了。さあ、歓喜の季節です。

 昼間はずっと過去問添削と模試関係のデスクワークで結構忙しかったのですが、全て無事に終りました。

 週末に再び寒気が来るらしく、越後には降雪予報が出ています。いよいよ。~o~

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2021年12月 1日 (水)

第四十六回無名講師日記アクセスランキング

 恒例アクセスランキングです。8/1~11/30のページビューPVの総数は18548でした。前回に比べて4000ほどの減。なんと一年前と比較しても…。~o~;;

 ベスト10はこんな感じでした。

1. トップページ                                  7223 
                                   
2.姫君は何を知らずと詠うのか(10'6/10)       434

3.スキー板試乗             432
4.「心」は知りきや~『源氏物語』に関する些細なこと8(20'7/16)352                                                                 
6.バックナンバー           160                                           
7.古文の参考書          147

            
10.魔法のオマケ        (20'3/4)  138
                                                         
 板試乗情報サイト開店休業状態の影響で、試乗モノが弱くなっているのですが、何故か古典文学モノが強くなりました。四位の「『心』は知りきや」なんて、『源氏物語』に関する些細なことシリーズで初めてのベストテン入りです。何かの検索に引っかかったんでしょうか。謎。
 
 まあ、他が地盤沈下した結果なんでしょうねえ。~o~;; 

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