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2022年1月31日 (月)

22'レース日記1~落胆と矜持

 土曜日、我が家は5時20分に出発しました。尾瀬戸倉スキー場で娘(仮称ケミ)の関東ユースのレースがあったからです。途中、渋滞があり、スキー場到着は9時半頃になりました。まあ、カテゴリーK1は昼過ぎからだから。

 K1は小学校五年生六年生のカテゴリーで、このカテゴリーからジュニアオリンピックという全国大会があります。ケミさんにとってはそのK1の記念すべきデビューレースです。

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 今年は快晴でした。昨年はあんなことがあった戸倉ダイナミックコース。

 レース前、我々夫婦には一つ気がかりなことがありました。昨年のレースを振り返ってみると、こんなことがあったりあんなことがあったり、あんまりまともな精神状態でレースしていません。もしかして、この子本番のレースに弱いのかしらん。

 特に、小心者のYは、「アタシに似ちゃったら…」と気に病んでいました。

 この日はGSでした。スタート地点からはこんんな緩斜面です。

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 ここから、次第に斜度が強くなり右へ大きく曲がって急斜面へ落ち込んでいくコースです。去年はその落ち込みでヤラレちゃったからなあと、スタート前、ケミさんにはそのポイントだけを何度か注意しました。

 ケミさんは落ち着いて準備をしていたし、スタート地点が密にならないようにとのことだったので、スタートを見ずに下へ降りて見ていました。

 この日の一本目は早いスタート順でした。急斜面の上へ現れたケミさん、問題のポイントを少し慎重に処理して、無難に急斜面をこなしてゴール。よしよし。この時点でトップです。

 しかし、後から滑ったライバルMちゃんHさん、群馬の強豪六年生に抜かれて四位。うーーん。

 四位は順位的には悪くないんだけど、1分10秒ほどのコースで三位のライバルMちゃんと3.35秒差は、結構あるなあ。

 しかし、後で下からYの撮ったビデオと途中からコーチが撮ってくれたビデオを見て判ったのですが、この一本目は今年の進化の跡の見えるかなり良い滑りでした。ただ、全体に少しラインを高く取って慎重になり過ぎていました。特に問題のポイントの処理は少し丁寧過ぎでした。

 ああ、オレが言い過ぎたか。3.35秒のうち1秒半はワタシのせいです。~_~;;

 二本目はターンオーバーして一本目遅かった子からのスタート。ケミさんは後ろから四番目です。こういうのは初めてだったので、やや落ち着かない様子でした。

 そのせいか、二本目は動きが非常に硬く、今年の進化した滑りではありませんでした。タイムは二本目も四位でしたが、二本目にラップを取ったライバルMちゃんとは5秒差でした。先シーズンはあんなに迫れたと思ったのに。ちょっとガッカリの滑りです。

 驚いたのは、レース後に会ったレーシングスクール主任コーチの落胆の様子。こういう様子を選手に見せる人じゃないんですけどねえ。

 まあ、この落胆は、今シーズンのケミさんに対する期待の裏返しと取っておきましょう。

 我々もちょっとガッカリはしましたが、一本目の滑りの質だけなら、上位三人にそれほど引けは取っていません。もう少しアグレッシブに滑れていれば…ねえ。

 それに、K1デビューしたばかりの五年生です。六年生のお姉さん方を相手にして、よくやったよ。東京都だけなら小学生女子の二番目だもの。誇りに思って良いんじゃないか。

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 賞品はリュックと図書カードでした。図書カードは、この夜、宿舎の「Kのみ」さんで使ってすっかり気に入った京都産の竹のお箸に変わりましたとさ。

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2022年1月26日 (水)

伝わり家族~スキーパートナーと初めての訳

 土曜日の早朝、志賀への車中で、突然、娘(仮称ケミ)が言い出しました。「今度パーくんに古文を選んでもらって、ケミが訳す!それをパーくんが添削するの」

 何を言っているのか、最初さっぱり分からなかったのですが、何でも小学校の宿題で「自主学習」というのがあり、テーマを自分で見つけて自分で学習するのだとか。

 ふーーん、夏休みの「自由研究」みたいなものかしらん。

 ケミさんの塾の教材をコピーするのに、ワタシが作った生徒用のプリントの裏紙をしばしば利用するので、それを見ていて思いついたらしいです。

 んで、月曜に作ったのがコレです↓。

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 『徒然草』第四十五段「堀池の僧正」は、高校の教科書などにも採られている古文入門の定番の文章です。これなら、勘だけでも訳せるかしらん。

 と思ってやらせてみたら…。

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 どうやら、榎木を「僧正」と名付けた話と勘違いしたようです。

 まあ、人生初の古文ですから、こんなものでしょう。一応、赤を入れた後、「『けり』ってのは過去の表現で、『ければ』ってきたら『…たので』と訳すと良いよ」くらいはアドバイスしました。

 ワタシゃ娘に古典文学を押し付けるつもりはサラサラないのですが…。自然に伝わっちゃったってことでしょうか。~o~;;

 火曜は、まったく仕事のない日でした。この季節に仕事がないとなると、そりゃ愚妻Yが黙っていません。「八時半に出発しマス!」

 んで、二時間後には富士見パノラマ↓でした。

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 このYという女は、妻としては色々と長所もありますが欠点も大きく、正直言って「こんな怒りん坊で口うるさい女と一緒に残りの人生ずっと過ごせるんだろうか」と不安になることもあります。しかし、スキーをしている時は、本当に息がピッタリあった理想的パートナーです。やっぱりコイツと滑ると楽しいです。

 どうしてこんなに息が合うのかしらと思ったのですが、考えてみりゃワタシが教えた弟子でした。こちらも伝わっちゃったと。~o~;;

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2022年1月24日 (月)

二刀流志賀日和

 土曜日、我が家は午前3時50分出発でした。

 週末に志賀高原で東京都連の指定育成強化選手のTR会があり、育成選手の娘(仮称ケミ)は参加することになっていたのですが、金曜に塾があって前泊は出来ず、やむを得ない早朝出発でした。

 ワタシゃ正直言って早朝出発は苦手なのですが、こういう時、愚妻Yの熱意には頭が下がります。普段はちゃらんぽらんな癖にスキーとなると熱量が半端でなくなります。

 志賀には7時40分頃到着でした。快晴です。志賀高原は木曜夜に降雪があったらしく、フカフカの新雪がかなり残っていました。ポールトレーニング向きとは言えませんが、一般的には最高のコンディションでした。

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 でも、空いていました。ゲレンデが広いだけにガラ空きと言っても過言ではありません。三年前の三連休の時も混んではいなかったけど、今回はそれ以上。ちと心配になりました。

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 一ノ瀬パーフェクターコースはポールTRに使うにはかなりの急斜面です。スタート地点から見ると↑こんなですが、

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 ゴール地点から見るとこんな感じ↑。急斜面の上にうねっているロングコースで、おまけに軟雪で掘れまくったそうです。

 さしものケミさんも無茶苦茶疲れたらしいです。

 でも、トレーニングが終わったら宿に帰って塾の宿題。ちょっと集中力に問題はありましたが、これは仕方ないでしょうねえ。

 翌日曜も晴れました。曇って来る予報だったのですが、トレーニング終了までは持ってくれました。

 ケミさんのTRの間、我々夫婦はガラ空きの志賀を堪能。

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 寺子屋のオフピステ↑は、降雪三日目とあってちょっと重くなっていたけど、まあ、越後に比べれば軽い新雪です。

 一方、ケミさんのTRは、少し雪が締まってくれて滑り易かったらしいです。同じ育成選手で仲良しのMちゃんと一緒に楽しくTRが出来たらしく、コーチにもホメてもらったとか。

 TRは午後一時に終了。二時には志賀高原を後にし、少し渋滞はあったけど、六時半には帰宅しました。

 その後、ケミさんは夕食まで宿題。大変だけど、充実した週末でした。

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2022年1月21日 (金)

誰も知らない島に咲く望みの花

 昨日、共テ後授業が終了しました。

 職員さんにいろいろ話を聞いてみるのですが、かなり波乱があった模様。

 我々現場の人間が願うのは、番狂わせが無く生徒さんの努力と実力が反映された結果です。そのためには、予想できないような変化は好ましくありません。

 入試改革を叫ぶ輩は、ご自分の机上の空論を簡単に「子供達のための改革」にすり替えます。でも、本当に子供達のためになるのは、改革ではなく安定なんです。

 一年間の努力が、予想外の番狂わせで水泡に帰してしまうのを身近で見聞きするのは切ないです。

 その一方で、なんだか第六波がエライことになってる模様。東京で9699人とは。イヤハヤ。

 そんなこんなの中で我が家の救いは、娘(仮称ケミ)です。昨年、図工の時間に描いた絵が小金井市の展覧会の絵に選ばれたとか。ケミさん、大喜びでした。

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 「誰も知らない島に咲く望みの花」とは、ケミさん好みのファンタジックな命名です。

 そんな花が欲しい昨今ですねえ。

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2022年1月18日 (火)

受け止め方さまざま

 共通テストが終了して、共通テスト後授業がスタートしました。

 今年の出題に関しては、ほぼ一年間、同じようなことを予想として話していました。

 第一回共テよりも難化する、第一回でほぼ控えられた対比と対話の要素が盛り込まれると思われるが、その際、教師と生徒の対話形式が出題されたら時間が掛かるので注意すること、和歌が出題され、文学史と単独の文法問題は出題されない。

 ほとんどその通りになりました。ちょっとホッとしました。和歌の解釈は単独の問題ではありませんでしたが、教師と生徒の対話型問題の選択肢を選ぶのに必要だったので、出題ということにしておきます。

 事前にこちらが予想した通りだと授業にも臨みやすいのですが、その授業の方は少し出席率が低くかったようです。職員さんによると数学が予想以上に難しく得点しにくかったとか。それを深刻に受け止め過ぎショックを受けた子が特に文系に多かったようです。

 こういう時、確かなデータが出るまでは余計なことを考えず、切り替えて次の勉強に臨みなさい、と常識的な激励をしてはみるのですが、実は、月曜に学校に来ている子には不必要なんですよね、そんな激励。~o~;;

 一方、我が家では、ネット上にアップされたTR動画中の、日曜の娘(仮称ケミ)の滑りに対するコーチの受け止め方が話題になっています。

 ケミさんが滑ってきて1ターン目で、ビデオを撮っていた主任コーチから、「おおっ!」と驚きの声が上がり、「滑りが大きくなった…(満足そうな笑い声)」。

 主任コーチはしばらく中高生のサポートでケミさんを見ていなかったので、こういう驚きになったようなんですが、あんまりこういう驚き方ホメ方をする人じゃないんでねえ。

 どうも、我々が考えているよりも急速に実力を伸ばしている模様。ちょっとレースが楽しみになってきました。

 そういうアレコレと関係なく、昨夜の我が家の夕食↓です。

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 このところ寒い毎日ですが、その寒い中を塾から帰って来るケミさんのために味噌ラーメン。寒い中横浜に仕事に行っていたお父さんには、岐阜県所酒造「房島屋 超辛口おりがらみ」のお燗。

 何故かYは「味噌ラーメンならビールデス」だそうです。寒さの受け止め方もさまざまってことで。~o~

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2022年1月17日 (月)

出たトコ満足な週末

 昨日、土曜日、我が家は五時出発でした。

 三連休の後の週末なのでさほどの人出はあるまいと思っていたのですが、皆さん、かなりのお出かけで、おまけに降雪によるタイヤ規制の影響もあって小さな渋滞に巻き込まれ、みつまた到着は八時半近くになりました。

 娘(仮称ケミ)をTRに送り出して、我々は八海山へ向かいました。前日の降雪があったはずだからとファットスキーを用意して。

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 八海山近くの道路↑は正月の時にはなかった雪の壁が出来ていて、期待は高まります。

 この日の八海山はなぜか駐車場が混んでいて、まるで人気のゲレンデのようでした。我々は遅ればせながらと山頂に向かったのですが…。

 アレレレ、新雪が…。

 山頂部でも20cmほど、しかもほぼ食い尽くされています。なんじゃこれは。

 見込み違いでした。いやはや。ファットを持ち込むのに出たトコ勝負をやっちゃイカンなぁ。

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 定点観測地点のロープウェイ降り場の雪↑は、正月より微増といったところ。

 愚妻Yがとてもツマラナそうだったので、せめて彼女だけでもと思い、レンタルでVolklのSL板を借りることにしてレンタル屋さんへ向かったところ、八海山常連でケミさんをとても可愛がってくださっているI原さんに遭遇。お怪我から復活したとのこと。まずはヨカッタ。

 借りたSL板でYもそれなりに楽しんでくれた模様。夫婦で板談義もなかなか楽しいものです。

 ワタシも、意外に残っていた前倉↓のオフピステを楽しめました。

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 翌日曜。YはケミさんとともにみつまたでGSトレーニングに参加しました。

 この日のかぐらは好天に誘われたか駐車場満車の盛況↓。

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 ケミさん達のトレーニングバーンも気持ちよく晴れました↓。

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 雪が柔らかく、すぐ掘れてしまって頻繁に整備を入れなければなりませんでしたが、それに以外はかなり良いコンディションだったようです。

 Yクンは今年初のGSで最初のうちマゴついたようですが、最後はかなり生き生き滑って、疲労困憊だとか。

 ケミさんは相変わらず絶好調を維持し、コーチ陣の三人全員からホメをゲットして大満足だった模様。

 最初の思わくは外したけど、それなりに満足度の高い週末でした。

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2022年1月14日 (金)

テストの不安と応援の日々

 月曜朝、我が家は四時半に苗場を出発しました。三連休なので渋滞を避けるためです。四時半出発になったのは、月曜朝からワタシの仕事があり、娘(仮称ケミ)の塾のテストがあったからです。

 予定通り道路は空いていて、七時には帰宅していました。ワタシは仕事へ、ケミさんはテストへ。

 実は、このテスト、ちよっと不安がありました。帰宅してすぐテストというと、11月にリアル二刀流で失敗してるから。

 午前の仕事から帰宅してみると、ケミさんに元気がありません。いやー、またやっちゃったかと思ったのですが…杞憂でした。国語はいつもの通り、算数と理科は前回並み、社会だけはもう忘れている範囲が出てイマイチでしたが、まあ、これは仕方ないでしょう。穴を指摘してもらったと思って、頑張って復習してください。

 それにしても、算数が安定して来てヨカッタ。算数の先生の御機嫌が悪くならないから。~o~;;

 ワタシの仕事の方は、月曜火曜と共テ対策講座でしたが、前回に続いて、生徒さんの役に立ちそうな話が出来たんじゃないかしらん。

 しっかし、あんなに難しい文学史問題が出ると思っている人の頭の中はどうなっているやら。

 昨日一昨日は親の顔が見たい単語講座で、これも上手く出来ました。前回の反省を踏まえて、時間ピッタリに終らせられたし。

 しかし、このタイミングで、共テの受験免除なんぞが発表されるとは…。

 ワタシとしては異例なのですが、授業の最後に、その件に関しての受験生応援の一言を言わざるをえませんでした。

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2022年1月10日 (月)

家族の楽しみとスラローム母娘の覚醒

 一昨日の土曜、我が家は五時半前に出発しました。

 前日、ワタシの仕事が夜までだったので出発が遅めになり、三連休初日の渋滞に少し巻き込まれてみつまた到着は八時半になりました。娘(仮称ケミ)はTRスタートになんとか間に合わせました。

 ワタシとYは、ケミさんのTRを確認した後、かぐらに向かいました。

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 かぐらは積雪十分。その割に空いていました。前夜降雪があり、適度に荒れたテクニカルコースが楽しいです。

 第五ロマンスを上って田代側に出てトラバース。ノートラックを探しました。

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 ガスの中のツリーランは幻想的です↑。

 田代、チャレンジコースが適度な荒れで↓、たのしー!

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 Yはこういう時ほとんど野生化します。ワタシも久々にかっ飛ばしまくりました。

 いやー、こういう楽しみ方を夫婦で出来るってのも良いもんだよなあ。

 この日は、ケミさんもGSトレーニングでコーチに「体が大きく見える滑りだ」と激賞されたとかで、大喜びでした。

 日曜日、ケミさんのレーシングスクールはスラロームのTRでした。Yに勧めて参加させました。今年はレーサーになるというので。

 ショートポールのコースでバリトレをするケミさんです↓。

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 イヤハヤ、上手くなった。

 一方、Yです。SLを苦手にしていたYですが、ショートポールだったのでYもTRに入り易かった模様。そのショートポールをワタシがネトロンと勘違いして、「どうやって滑れば良いんでしょう」というYに対して、「脛で刈れ」と指示したら、本当に脛で刈りまくって…。~o~;;;

 脛と膝に青あざを一杯こしらえて、「痛いけど、SL面白くなってきマシタ」。

 イヤハヤ、スラロームおばさんの覚醒です。これだけ青あざ作れたというのは、それだけポール際を滑れたということで立派な技術です。

 こりゃ、ケミさんだけでなく、今シーズンのYのSLも楽しみです。二人で紙一重の向こう側に出られるかも。~o~

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2022年1月 8日 (土)

続きグレードアップ

 昨日は、一昨日に続いてあざみ野で講習でした。一昨日が午後だけだったのに対し昨日は昼12時から夜9時まで。仕事量グレードアップです。

 昼からの質問待機の時間の後、午後は一昨日から続いて親の顔が見たい単語講座。昨年度までよりも少し構成を変えたので進行が難しくなったのですが、どうにか10分延長で済ませました。少し工夫が必要かも。

 夜は共通テスト対策の演習授業でした。けっこうハードだったけど、生徒さん達に本番で使えそうな武器を提供することが出来たかもしれません。

 仕事の方がグレードアップしちゃったので、気晴らしの方もグレードアップ。一昨日の雅楽さんを再訪して、今度は「特みそラーメン」1160円也でした。

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 チャーシューが三枚になり味玉が付きます。

 一昨日は背脂を載せた「こってり」味をチョイスしていたので、今度は「スパイシーなあっさり」味にしてみました。

 うーーん、美味しかったけど、ちょっとスパイシー過ぎたかもね。

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2022年1月 6日 (木)

トンビ転んで河童の日

 今朝、四時半、愚妻Yと娘(仮称ケミ)は出発しました。愚妻Yの準指の指導者研修会とやらが菅平であるためです。

 ちょうどケミさんの方も、レーシングスクールが菅平でのTRを企画してくれていて、渡りに船でした。

 ゆっくり休憩を取りながら行って7時半には着いていたそうです。菅平は意外と近いです。

 それで、こんなにコンディションが良いとなると…、

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 なんでしょうね、この空の青さは。

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 ベストコンディションだった模様。

 一方、ワタシの方は、午後のあざみ野の講習でした。

 途中八王子に寄ってケミさんの板をチューンナップに出しました。ところが、その頃から雪がチラ付き出し、あざみ野に向かう車中で本格的な降雪になりました。

 あざみ野では、こういう場合のワタシの側の対抗手段、ラーメン道楽。あざみ野「雅楽」さん、味噌ラーメンをいただきました。

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 某食べログでもかなり評判が良いので期待していたのですが、ナルホドというラーメンでした。

 直前に味噌を煮たてて香を立てていました。味噌の香が香ばしいです。「美味しく召し上がってもらうため『麺硬く』という注文は受けません」という趣旨の張り紙がしてありましたが、ナルホド、麺は適度にコシがあり、すでにベストの状態でした。

 味噌ラーメンというと小金井の名店「まるしゅう」と比較してしまいますが、麺はこちらの方が上。ただ、具は「まるしゅう」の方を取りたいです。スープは甲乙つけ難いか。

 大変好感度高かったのですが、校舎がなくなるという時になってこんな良い店を見つけるとは…。

 授業の方はそつなく終了。帰る時にはこんなでした。

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 初雪や、トンビ転んで河童の…。~o~

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2022年1月 4日 (火)

乗り越えて吉

 娘(仮称ケミ)の調子がすっかり良くなりました。まったく痛みはなくなったそうで、昨日は運動したがったのですが一日大事を取ってもらいました。

 こうなると、昨年までなら滑りに行くところですが、今年は今日から塾の冬期講習再開です。んで、塾大好きのケミさんは元気一杯に通塾しました。故障を乗り越えて絶好調な感じです。

 一方、ワタシの方は昨日まで午前町田、夜池袋で高2の授業でした。こちらは大変上手く行きました。

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 昼は、町田でラーメン道楽。町田仲見世通りの「七面」さんは町田で老舗の街中華です。ワンタンメンをと思ったのですが、タンメンを食べている人の具が美味しそうだったので、迷った末に「野菜醤油ラーメン」↑を選択。コレ、かなりお見事でした。具の野菜に上手く火が通っていて野菜が甘いです。チャーシューも地味なスープもグッド。

 中細で縮れている麺がちとイマイチだったかも。具が美味し過ぎて麺が完全に負けていました。

 今日からは、午前の町田で共通テスト対策、夜が池袋で高1です。

 昨年、嫌で仕方なかったセンター対策講座がそのままの形で共テ対策として残り、ウンザリしていたのですが、それに加えて、今年も教材に「嵐」発生。

 ヤバいなーと覚悟していたのですが、とりあえず一日目は自分でも予想していなかったほど上手くしゃべれました。

 この教材でこんなに生徒さんの役に立つ授業が出来るとはと、我ながら感心。~o~;;;

 二日目も吉と出るよう頑張って乗り越えます。

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2022年1月 3日 (月)

縦横無尽塞翁が馬のお正月その二

 家族三人で新雪荒地の中を、ロープウェイを使ってかっ飛ばしまくりました。

 チャンピオン、エキスパートは下のコブが微妙なボコボコとなって一番楽しい状態。娘(仮称ケミ)のライン取りがお見事です。自分で「縦横無尽」というだけあって楽しそう。

 Yも攻めの姿勢を強くして、縦に行きまくります。一番、控えめなのはワタシ。実はワタシの板がこういう所に一番強いはずなんですけどねえ。~o~;;

 いやー、楽しいお正月でした。

 我々夫婦が得意にしているチャレンジコースへのダイブも、

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 飛距離は出ませんが、ケミさん、そこそこに決めてみせました。

 昼食は、八海山名物の石窯ピザでした。ケミさんモリモリと食べます。

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 マルガリータは三分の二、

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 ハムのピザも三分の一はケミさんでした。まあ、つまり一枚分食べて、さらにカップ麺うどん三分の一ほどとから揚げもいっちゃいます。

 お見事な食欲で、午後の滑りも快調だったのですが…。

 好事魔多し。

 チャレンジダイブで我々に続けて飛んだケミさんが着地で転倒。しばらく起き上がりません。近くにいたTさんが救出に行ってくれたのですが、どうやら、板が刺さったままもがいたために膝を捻ってしまった模様。

 それでも、痛くないというので、滑り続けました。でも、滑りがちょっと大人しくなり…。

 何度も「痛くないか」と確認したのですが、そのたびに痛くないと答えるので夕方まで滑り続けてしまいました。

 ペンションYに帰って、ワタシだけ帰宅の準備をして、Yに浦佐駅まで送ってもらいました。二日から仕事なので。

 ところが、新幹線は大雪のために乱れ、新幹線が大幅に遅れて帰宅は九時過ぎ。ヤレヤレ。一日の最後にアンラッキーか。

 ところが、帰宅後、Yに電話したところ、そちらでもアンラッキーが判明。ワタシを送った後、駅で転倒したYは突き指。ペンションYに帰ってみると、ケミさんは「膝が痛い」と言い出して、足を引きずる始末。イヤハヤ。

 結局、翌日になってもケミさんの膝痛は残ったため、ケミさんは予定のTRをキャンセルして帰宅することになりました。快晴のスキー場を後にして滑らずに帰ることになったYが怒ること怒ること。~o~;;;

 Yはスキー出来ないとなると頭のヒューズが飛んでしまうのでねえ。

 一日のうちに禍福が極端に出た元旦でした。でも、今はケミさんの膝もよくなり、不運を一緒に乗り超えたことで我が家の団結もより固くなったかも。

 まあ、悪い所が元旦に全部出て良い厄落としになったのではないかと。万事塞翁が馬ですから、今年はこの後良いことが続くんじゃないかしらん。~o~

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2022年1月 2日 (日)

縦横無尽塞翁が馬のお正月その一

 あけましておめでとうございます。

 今年は、娘(仮称ケミ)も参加しての二年参りで始まりました。

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 雪が降り続く中での初詣でした。今年も鳥居が低いです。

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 昨年に続いて振舞い酒のない静かな二年参りでした。でも、親子三人の初詣はなかなか良いものです。

 明けて元旦はペンションY恒例の越後風雑煮で始まります。

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 大晦日の夜降り続いた雪は、駐車場の車の上でこんな感じ。

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 30cmくらいです。一晩30cmは、この辺としては多い方じゃありません。でも、この日は日中も降り続いて夕方にはもう20cm追加でしたから、かなりの積雪増でした。

 我々夫婦は、降雪を見込んでファットスキーを持って来ていました。ケミさんには、昨年ファットを借りようとして子供用ブーツに合うビンディングがないと言われていたのですが、ブーツサイズが大きくなった今年はどうかしら。

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 借りられました、165cm。VolklのBlaze106です。

 ケミさんは初めての165cmにやや気後れしていたのですが、滑り出してみると…。

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 荒れたセパレートコース。真ん中のノートラックが残っているエリアを滑るケミさんです↑。

 最初のうちは丁寧にターンしていました。それでも、次のターンインサイドに体を落とし込むのが早く、新雪滑降なのに谷回りが出来ていて、いやー、レーサーだなぁ。

 と感心していたら、徐々に縦に行くことを覚え、スピードアップしていきます。本人が、「ケミ、縦横無尽!」

 自分で言うか。

 長くなったので、続きは明日。

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