雪と遊ぶ試乗2
昨日の続き。今日はファットスキーです。
試乗日2/5雪
試乗場所
八海山前倉ゲレンデ 新雪を踏み荒した整地とコース脇の30cmほどの新雪
八海山ダンヒルコース 新雪を踏み荒らした整地と3~40cmの深雪
・Volkl Mantra102 177cm 30/19/27 142-102-124
現在、ワタシが使っているファット、09-10シーズンのマントラ184cmの、はるか後の後継機種です。その板が133-96-116なので、コイツは全体に太くなったはずなのですが、乗ってみた感じはほぼ変わりません。軽くて扱いやすいのにある程度シッカリ感があり、八海山の深雪を滑るにも十分な浮力と走破性があって、上の新雪が踏み荒らされたテクニカルバーンの整地でも十分に使えました。
ただし、欠点もほぼ同じ感じでした。09-10のマントラは整地をカービング的に滑った時に、雪面に噛んでいるエッジと足裏インサイドの間が微妙に離れた感じがして、足裏が雪面から浮いているような奇妙な感覚があったのですが、まあ、それはファットなんだから仕方ないよな、と思っていました。
22-23のマントラ102でも同じような感触がありました。まあ、昔のマントラより太くなっているので仕方ない…。
と思っていたのですが、実は、この板の後、マントラ96に乗って、仕方ないじゃなかったことが明らかになりました。
・Volkl Mantra96 177cm 30/18/24 135-96-119
最初にこの板に乗ったのは愚妻Yでした。Yは今年ファットを購入しなければならないので。
その前に、八海山常連でテク持ちのKさんから、「ソレすごく良いよ」という話を聞いていたのですが、Yも乗ってみて絶賛でした。
深雪が荒れて下のコブが感じられるエキスパート、ノートラックが部分的に残る急斜面セパレート、斜度が緩くなる深雪のチャレンジと一緒に滑ったのですが、とにかく凄まじいライン取りでした。
「視界が悪かったたので、細かくターンしちゃいました」などと言ってました。確かにコイツにしてはターンしてたけど、よくぞあんな浅いターン弧で行けるもんだね。
「安心感がありましたから、多少見えなくてもイケちゃいマス」だそうです。
鬼に金棒を買い与えることになるのかも…。~o~;;;
Yの後、ワタシも借りて、前倉を滑ってみたのですが、うおっ!こりゃ、ナルホドいいわ。
踏み荒らされた整地をメインに滑ったのですが、まず、102で感じたエッジングの違和感がありません。キチンと雪面をエグってたわんでくれるから板の返りが心地よいです。カービングってこういうモンだよな。軽くて扱いやすいけど、軽いだけのファットではありません。対応の幅が広いファットです。
うわー、オレもコイツに買い替えたいんですケド。~o~;;
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