22'レース日記3~野沢落胆の土曜
嫌な予感は、金曜からありました。
金曜の事前TRは、参加者が多いため三本だけの滑走だったのですが、前日の降雪でソフトなバーンコンディションになり、非常に難易度が高かったらしいのです。娘(仮称ケミ)は、一本目に失敗してアウト、二本目は直前の滑走者の転倒でマトモに滑れず、三本目は慎重になり過ぎて主任コーチから、「いくらなんでもそんな高いラインで来るなー」と叱られる始末。
ちょっと嫌な感じだったのですが、まあ、難易度の高いコースだから仕方ないのかなあと無理に納得して前夜は早く就寝しました。
レース当日は五時に起床。リフトの動いている長坂までYに車で送ってもらい、カンダハーコースに向かいました。ところが、
事前に分っていたことではあったのですが、今回、感染症対策でカンダハーエリアに父兄は入れません。入口でケミさんに出来る限りの指示を出して送り出しました。まあ、何とかするだろう。
ワタシはコースの全く見えない入口付近に留まっていました。ケミさん一本目は八番スタートという絶好の滑走順でした。ところが、一本目のタイムを放送で聞いてちょっと驚きました。ライバルHさん、Mちゃん、六年生の有力選手Oさんなどトップグループが1分12、3秒で滑っているコースを1分21秒の17位ですとー。
本人を呼んで事情を聞いたところ、急斜面の旗門で落とされたとのこと。「落とされないためにはラインを上げて上から取るしかないねえ」
と言ってしまったのが、どうもかえって良くなかったかもしれません。~o~;;
二本目を少し入口から下がった 見晴らしの良い場所から見ていました。
ケミさん、急斜面の旗門全てで旗門のはるか上から取って滑ってきます。そんな高いラインの選手は他にいませんでした。オイオイそこまでやったらタイム遅くなるぞー。
後で、コーチの撮ってくれた動画を見ると、一本目は上部良い滑りをしていたのに、斜度の変わり目に対する備えが不十分で、急斜面に入ったところの旗門で大きく落とされ、そこから下でかなりのタイムロス。
二本目は落とされないようにと用心し過ぎたのか、上体がガチガチに固まり、見た事もないようなワイドスタンスで板を大きく振って高過ぎるラインを取るので、旗門のそばは通れて落とされはしないけど、見るからに遅く…。
結果、十八位と、この子にしては初めてと言って良い大惨敗になりました。イヤハヤ。
これには愚妻Yが落胆すること。
このYという女は、ワタシがレースで楽観的な見通しを述べると、「上手く行かない時にガッカリするから、そんな楽観的なこと言わないでクダサイ!アタシ、今度のレースにそんな期待していマセン!」
などと怒るくせに、実はワタシ以上に娘に期待しているらしく、結果が思わしくないと本当に本当にガッカリします。
しかも単にガッカリでは済まず、ケミさんのいない所でワタシに対して愚痴ること愚痴ること…。
イヤハヤ…。~o~;;
それでも日曜にはどうにか切り替えてくれて、みつまたでトレーニングでした。
この日はYもトレーニング参加。憂さを晴らしてくれた模様。
しかし、これからはライン取りの勉強もしてもらわないと、先へ進めないなぁ。
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