切り分け中の中確幸試乗
切り分け中のノルンでの試乗レポです。最初は短時間の試乗だったので「小確幸」と書きかけたのですが、目当ての板に乗れたので「中」に格上げしときました。
試乗日 2/26曇り
試乗場所 ノルン水上スキー場 Aコースの新雪の踏み荒らされた中斜面と新雪のわずかに載った硬いコブ、Bコースの新雪の踏み荒らされた中斜面。
・OGASAKA TC-SB+SR585 165cm R=12.1 119-65-102
昨年モデルのSUからの変更点は、全日本技術選小回り種目のルール変更に対応させて、芯材やサイドカーブを変えて低速でも板のたわみを出易くしたのだそうです。
そう言えば、整地中回り小回りでグワンとたわむのが感じられ、返り戻りが快感です。ただし、スィートスポットを踏まないとたわみが出にくく、そのせいかコブ滑りでお釣りをもらうことがありません。結果、コブの滑りやすい板になっていると思います。
毎年思うけど、TC-Sシリーズって良い板ですよね。買う気にならないけど。~o~;;
デザイン改善されたしね。~o~;;
ただし、ピョコンと返る感じのことがあり、荒れ地で落ち着かない感じがしたのは少々残念かも。
・OGASAKA TC-MB+SR585 167cm R=17.0 111-67-94
これも昨年のMUより、たわみが出易いように変えたらしいです。
以前から、TC-Mシリーズには良い感触を持っていないのですが、今回はTC-Mに不向きなスノーコンディションだったこともあり、かなりネガティブな内容になります。オガファンの方、先に謝っときます。ゴメンないさい。~o~::
まず、荒れ地です。荒れ地と言っても10cmほどの軽い新雪が踏み荒らされてちょっとボコボコができている程度なのですが、ここがもうダメです。荒れをひろって板がピョコンピョコン返って来るので、落ち着いて大~中回りできません。技術と体力が必要です。
コブも具合悪いです。下手にたわみやすいため、お釣りをもらいやすく、失敗が出ます。SBで快適に完走したラインに入って二度アウトしました。
結局、キレイな整地でのカービング中回り専用板という以前からの感想に変わりはありませんでした。こんな板をSでもLでもないからオールラウンドに行けるだろうと購入したら、毎日キレイに圧雪してくれる中斜面のスキー場しか行けなくなります。志賀高原か菅平太郎山か…。
でも、そういう所がホームゲレンデでハイシーズンしかスキーに行かず、新雪が降っちゃったら早めに宿に帰ってお風呂入ってビールっ!って決めてる人には良いのかもね。
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