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2023年3月31日 (金)

JOC初参戦の記~わずかに足りない何か

 日曜の宿泊は、菅平から上田の町に下りてビジネスホテルでした。

 これは、Pリンスホテルの予約が取れなかったからなのですが、ソコソコ値の張る知らない宿には泊りたくないという、貧乏性&小心者の意向を汲んでのことでした。でも、結果としてそれで正解でした。

 というのは、上田という町、実は、居酒屋さんのレベルがすごく高かったから。その話はまた後で。

 月曜は、娘(仮称ケミ)のGSレースの日でした。このレースがJOCでは大事で、ここで32位以内に入っておくと、最終日のパラレルGSのレースに出場できます。逆に言うと、月曜のレースで失敗したら、もうこの後のレースはなく、帰宅するはめになると。

 とはいえ、この32位以内というラインに対してはほとんど心配していませんでした。

 東京都でまがりなりにも一位通過なのだし、実力的には20位以内には入るだろう、あわよくば、10位以内の入賞だって狙えるかも。

 ぐらいに楽観していたんですが…。

 前年度のジュ二オリで入賞していた四人の特別シード選手を除き、各県連の一位通過選手はドローで滑走順が決まりました。つまり、ケミさんには5番滑走から45番滑走までの可能性がありました。なんとか20番以内に入ってくれるんじゃないか。

 これも楽観する材料の一つだったのですが、ナント、33番滑走。まあ、最悪ではないけど、あんまりツイてないなぁ。

 この日レースの行われたチャンピオンコースは、前日、水を撒いて硬いバーンを作っていたようでした。硬ければ遅い滑走順の不利はなくなります。

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 しかし、この日は晴れて行く天気予報で、気温も上がっていくらしく…。

 レースが始まって十数人滑ったところで転倒者が出るようになりました。うーーん、荒れてきたんだろうか。

 いよいよ、ケミさんです。この日はクワッド降り場がスタートで、急斜面から始まり、大きく右へ曲がり込んで左に曲がるドッグレッグと呼ばれるコースをたどって下部のクロ―チングエリアへ出てきます。ゴール地点が見ている我々には、ドッグレッグから上は見えません。

 上位の選手はドッグレッグに上部の急斜面のスピードをつなげて入ってきます。そのため上位であるほど、我々の視界に入って来るスピードが速いのですが、ケミさんは…。

 んんん?なんか遅くないかい。

 それでも懸命にクロ―チングを組み緩斜面は非常に上手くこなしました。しかし…

 タイムが遅い。この時点で18位です。まだまだ速い子は出て来るのに。

 結局一本目31位でした。後でコーチの撮ってくれた急斜面の動画とJCOMで配信されたドッグレッグから下の動画を見たのですが、両方ともかなり上手く滑っています。これでこのタイムは…。

 どうも、急斜面下のダブルからドッグレッグにかけての旗門が荒れていたらしく、そこで怖がって板を横にしてコントロールしてしまったようです。

 うーーーーん。期待通りの結果には何かがわずかに足りなかった。

 それは、ドローとこの日の気温という運の要素でもあり、さらに言えば、斜面の荒れに立ち向かう選手の気持ちであり、その気持ちを支えるだけの滑走量であり…。

 そこかっ。

 結局、2/2までの受験とその後の学校優先スケジュールによる滑走量の不足が祟ったってことでしょう。

 二本目、本人も気合を入れ直し、二本目は28位。合計でも28位で最終日には残りましたが…。この子なら、もっとイケたよなぁ。

 何とももどかしい思いが残りました。

 しかし、今はこう思います。我が家は子供の幸せが最優先、この結果は受け入れて、親の我々は子供のために前を向かなければ。

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2023年3月30日 (木)

JOC初参戦の記~合宿入り前後のアレコレ

 金曜に卒業式を済ませた娘(仮称ケミ)ですが、すぐに出かけるというわけには行きません。

 金曜午後はムラの子供達のお祝いの食事会がありました。六年前に始まったムラの子供会ですが、六年生の三人はそれぞれの道を歩むことになります。

 翌土曜は、小学校卒業生の集まりがあり、結局、菅平に向けての出発は昼過ぎになりました。

 ホントはこの手の学校行事は全部パスして一刻も早く合宿に入らせたいのですが、なにしろ、ケミさん、学校が好きなので…。

 某東京都連の合宿所に入ったのは午後4時。ジュニアオリンピックアルペン競技は日曜から始まります。

 この子は、都連選手団の合宿は初参加です。親としては、ちょっとドキドキしながらの子離れでした。

 ケミさんを送り出してから、我々はこの日の宿、菅平Pリンスホテルに入りました。Yが貧乏性と小心者のせめぎ合いの中で決断してくれた宿です。実は、こちら何度も日返り入浴をして様子はわかっています。ここなら小心者Yも安心というわけです。

 しかも、貧乏性Yが許容できるギリギリの値段設定。~o~

 んで、内容はどうかというと、こちら当ブログのスキー宿基準に照らして最高に近い宿でした。

 古いけど清潔な設備で部屋のトイレはウォシュレット。広くて快適な風呂。ワタシにはどうでも良いことですが温泉です。オーナーは品良くフレンドリーな老婦人でしかも元SAJデモOさんのお母様。食事は、

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 バイキングです。ありきたりなメニューではありますが一品一品手をかけて作ってくれているのが分かり好感が持てます。↑の中ではローストビーフとサーモンのスモークが美味でした。

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 ↑カレーとギョーザと焼きそばなんていう庶民的メニューもキチンと作ってくれていて好感が持てます。バイキングはあまり得意ではない小心者Yも、満腹になるまでたらふく食べました。

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 朝食もバイキング。こちらも納得できる内容。味噌汁と御飯にはうるさいYが納得する味でした。

 日曜のジュ二オリはK2のGSでした。したがってK1カテゴリーのケミさんは太郎山でトレーニング。我々は太郎山とレースの行われたパインビークの間をうろうろしていました。

 パインビークは、こんな感じ。

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 雪が…。

 月曜からのK1の競技はどうなるのかしらん。 

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2023年3月24日 (金)

くじらと難読の卒業式

 昨日、愚妻Yは合宿中の娘(仮称ケミ)を菅平に迎えに行きました。ワタシは夕方から、今年度最後の高校生の授業があり、小金井に残らなければなりませんでした。

 こういう時は唯一のお楽しみ、ラーメン道楽です。

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 先週に続いてくじら食堂さん。今回は塩つけ麺ワンタン付きです。

 正直、こちらの看板の醤油ラーメンがあまりに美味しいため、つけ麺は期待していなかったのですが、イヤハヤ、こっちもスゴっ。

 このつけ汁は、うーーーん、ありそうで経験したことがないですねえ。麺の歯ごたえのど越しが良いしねえ。

 次に行った時に、先週の醤油ワンタン麺とどっちを選ぶんだろう。

 とワタシが能天気に悩んでいる間に、Yは菅平に着いていました。

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 パインビークつばくろゲレンデです。もう下部に雪がなく、TRの行われたバーンもようやくポールをセットしたとか。今日にはクローズドしていました。

 二人は夕方無事帰宅して、今日はケミさんの卒業式でした。

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 こういうハレの場が苦手なYは、最初から、「ワタシ行きません」と宣言。ほとんどの生徒さんは参列者二人だったのに、我が家は、ワタシ一人でした。

 どういうモンですかねえ。~o~;;

 式が始まるまで、入口で渡された卒業生名簿を眺めていたのですが、うーーん、何て読むんだろーと首をひねるお子さんが多いこと。卒業証書を手渡すのに、一人一人名前を読み上げなければならないのですが、大丈夫なんでしょうねえ。

 ウチの子は生涯読み間違えられない名前にしといてヨカッタよ。

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2023年3月23日 (木)

早朝からカメのテまでの日

 火曜日、我が家は午前3時40分出発でした。娘(仮称ケミ)を菅平の早朝TRに参加させるためです。

 菅平には6時30分到着でした。クワッド乗り場7時集合。

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 いつものレーシングスクールはこの日菅平ではTRしておらず、他所のチームに混ぜてもらってのTRでした。

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 TRは午前中に終了。昼食後、宿までケミさんを送って我々は帰京しました。ケミさんは翌日から二日間、レーシングスクールの合宿です。

 帰路はまたまた事故渋滞に巻き込まれ、小金井着は夕方になりました。さて夕食をどうしよう。

 ケミさんがいたら行き難い所、と考えてアソコに行って見ることにしました。元寿司職人の居酒屋「さち呼」です。

 タイミングが良かったのか、今回「さち呼」は比較的空いていて、ゆったりできました。

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 「本日のおススメ」は注文してみたいものばかり。その中で目を引いたのが「カメのテ」です。

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 右がチャンジャ、左がカメのテ。

 このカメのテというのは、磯に行くといくらでも生えている物で、相模湾の漁師町出身のワタシは子供の時から馴染みがあります。

 生えているところには馴染みがありますが、しかし、食べ物としては初めてです。味噌汁に入れて食べる人もいるとは子供の時に聞きましたが、ワタシの住んでいた町でも一般に食べる習慣はなく、さてはてどう食べるのだろうと思ったのですが、酒蒸しになって出て来ました。

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 亀の手袋のような形の物の手首側から楊枝を突っ込んで中身をほじり出すと↑のような感じのものが出て来ます。

 初めて食べました。美味というか珍味!磯の香りがしてアワビやトコブシのような貝類に近い歯ごたえと味です。

 いやー、ビックリです。これが食べられるだけで、ここに来る価値があります。他で見たことないですから。

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 それに加えてサワラのタタキがまた、んまい!

 写真撮り忘れましたが、フグの唐揚げも美味。注文したもの全てが予想をはるかに超えてました。

 酒は、岐阜県渡辺酒造店さんの「W(ダブリュー)山田錦 純米無濾過生」と東力士の熱燗を注文。これまたイケます。

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 〆はもちろん、親方のお任せ握り八貫。寿司としてホンモノです。ワタシの食べた太刀魚と鯛も美味かったけど、Yが食べたマグロは…、mmm、美味そうでしたー。 

 いやー、疲れたけど、良い日だったー。

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2023年3月22日 (水)

両極端試乗その二

試乗日 3/18日 雪 

試乗場所 しらかば2in1スキー場 ラッツラッツコースの湿雪の踏み荒らされた急斜面。

・Hart Circuit74 MT 165cm R=15.1  121.5-74-102.0

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 これの158cmを愚妻Yが試乗していたので、M-Potionとの比較にと思いワタシも借りてみました。ワタシはラッツラッツの荒れ地でしか履いていません。

 荒れ地で履く分には、扱いやすさみが生きて快適です。意外と良いじゃないという感じ。ただ、部分的に残る整地で本気のカービングをしようとすると、M-Potionに比べてすこーし柔らか過ぎる気もします。Yも同意見でした。もしかして、整地で物足りなくなるかも。

 それと、コスメですが、この白一色に小さく「Hart」とロゴが入ったものしか生産しないのだそうです。コレは、オールラウンド板としては、どうなんでしょう。

 脛まで程度であっても新雪の中でコケたら、探し出すのに往生しますからねえ。

・K2 DisruptionSC 168cm R=15.2  126-73-108

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 湿雪の降った18日に「こういう日はマジメにスキーする気になれマセン」と宣言したYがアレコレ探して借り出した板です。ワタシもYの後、借りてみました。

 まず、履いた瞬間、非常に軽いです。その軽さが生きて操作性は良く、荒れた斜面も楽しく滑れます。ラッツラッツの、踏み荒らされた15cmほどの新雪の斜面も楽しく滑れました。この日のラッツラッツを滑る分には、「これぞオールラウンド!」って感じになります。

 でも、新雪だったら、センターはもっと太い方が良いし、例えボコボコしていても新雪が排除された斜面ではもう少しシッカリしている方が良いです。やや中途半端なのかなぁ。

 結局、どんな斜面を滑る人に向いているかと考えると、この日のラッツラッツみたいな新雪を含む荒れたバーンをメインで滑る人向けなんでしょうね。

 でも、日本じゃあんまり需要なさそう…。

・Head Worldcup Rebels e-SL  FIS 156cm R=12.4  114-64-100

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 オマケです。

 実は、この板、ワタシは乗っていません。愚妻Yが二度ほど試乗しました。気に入ったらしいです。彼女いわく、「コレ売れセンです」。非常に小回りしやすく、湿雪の荒れ地でも乗りやすかったようです。

 白でも水色でも中身は同じらしいです。借りてる人も多く、ワタシも時間があったら借りてみたかったのですが、自分の購入候補に乗るのに忙しくて…残念。

 次の機会には是非。

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2023年3月21日 (火)

両極端試乗その一

 土曜日湿雪が降りボコボコ、日曜圧雪が入り放射冷却で硬く締まった整地という両極端なスノーコンディションでの試乗会でした。まあ、こういうのも板の性質を知るには良いかと思います。

試乗日 3/18日 雪 19日 晴れ

試乗場所 しらかば2in1スキー場 ラッツラッツコースの湿雪の踏み荒らされた急斜面と整地されて硬いランラ―ンコースの中~緩斜面。

・Bluemoris M-Potion+BMプレート 168cm R=16.0  115-70-100

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 今年のワタシの購入候補本命です。土曜の湿雪の荒れ地ではバランスの良さが生きて取り回しやすく、まず合格。コブっぽくなったところの荒れ地での小回りもまずまず出来ます。

 前回、気になった硬い整地での小回りですが、十分返ってくれます。もしかすると、昨年までのM-Potionに比べて、微妙に返りが弱いのかもしれませんが、これだけ単体で乗れば気付かない程度でしょう。硬い雪のランラ―ンコースの小回りをYに見てもらって合格点をもらいました。

 これで購入決定でも良いのですが、すぐ後でS-Potionに乗るとSの小回りの快感度が高いので、ねえ。~o~;;

 まあ、もう少し楽しませてもらいましょう。

・Bluemoris S-Potion+BMプレート 165cm R=12.4  119-65-102

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 湿雪の荒れ地でも取り回しやすさが生きて滑りやすく、余計な返り過ぎがないので小回りできます。整地小回りはやはり快感度が高いです。

 整地緩斜面をカービングしていて感じたのですが、どうも、現在使っている20-21のS-Potionに比べて、トップをかませてから踏み込んでいく時の踏みごたえがかなりシッカリしているようです。プレートは今の板の方が硬いプレートなので、23-24モデルは板自体にレーシング的な強さがあるかもしれません。

 YもSの155cmを試乗しました。この試乗会に来ている155cmはBMプレートがなく、そのためか本格的SL板に慣れているYは履いてすぐに、「この板ダメですね。ペラペラで頼りないです」と言っていたのですが、硬い整地を滑って「コレ良いデス。小回りしやすいデス」と評価が変わりました。板自体のシッカリ感のためかもしれません。

 ちょっと気になったのは、硬い整地のランラ―ンコースでハイスピード大回りをしてみた時に、すこーし頼りなさがあったかも。当然、この板の本来の使い方ではないので仕方ないんですが、オールラウンド板として考えると、その部分も気になります。次回、どこかでハイスピードテストが出来ると良いのですが。

・Bluemoris B-Potion(H) 172cm R=20.9  95-64-88

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 購入候補ではありませんが、オマケで乗ってみました。ブルモリの人は「この板、おススメ度高いです」と言ってました。

 今度のB-Potionは、HタイプとLタイプがあり、試乗会に来ていたのはハードなHタイプの方でした。ハードタイプといっても一般的にはかなり柔らかい板です。ブルモリの人によると、Lタイプはモーグルといっても入門編らしいです。

 コレ、先シーズン、こんな感じで開発中だったもの。

 以前のB-Potionに比べて、オールラウンドという感じはしません。でも、大回りも小回りも普通に楽に出来ます。この細さでは、リズム変化を入れようとすると踏み外しが起こりやすくなるかもしれないので、以前のように「テクを一本で受けるなら」という勧め方はできないですが、オールラウンドにも使えるモーグル板という感じじゃないかしらん。

 多分、基礎ユースで言えば、コブが特に苦手という人が一級やテクを受ける場合のコブ&小回り用板、またはクラ受験者のコブスペシャルというのが一番適当な使い方だと思いますが、コブ中心にオールラウンド板として考えても悪くない板だと思います。

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2023年3月20日 (月)

お一人様お久しぶりの週末

 土曜朝4時50分、我が家は雨の中を出発しました。娘(仮称ケミ)のレーシングスクールのトレーニングが菅平であったからです。

 雨は途中で雪に変わりましたが、菅平でも湿雪でした。菅平では、この日レースも予定されていたのですが、湿雪が積もったコースでは危険なため、レースは中止になりました。

 結局、ケミさんのトレーニングの方は恐る恐る半日だけ行われたそうです。

 レーサーはどんな雪にも対応しなければならないのですが、唯一ダメなのは湿雪が降り積もってしまった場合です。コース上の雪は頻繁にデラを入れて排除できますが、コースを半歩でも外れたら片足に大ブレーキがかかり大転倒になるという状況では怖くてレーシングは出来ません。

 閑話休題。ケミさんをコーチに預けて、我々はしらかばに向かいました。しらかば2in1スキー場で某Alpenの試乗会があっからです。

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 しらかば2in1は初めてでした。ちょっとウロウロしてしまいました。ここにも湿雪が降り、メインコースと思われるラッツラッツコースは半分ボコボコで半分新雪。

 まあ、こういうのも試乗としてはアリです。レポートは明日にでも。

 時間一杯まで試乗して、宿泊は本当にお久しぶりの車山Gんのさじでした。なんと、8年ぶりです。

 8年前にすでに非常に高齢だったご主人は、昨年11月に他界されていたそうです。

 宿自体は以前と変わりませんが、トイレが改修されてキレイになりました。料理もすごく洗練された感じになりました。

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 先付とサラダと皮つき豚バラの煮込み。皮部分のゼラチンが美味しい。

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 洋風のブリ大根。Yは添えられたゴボウに感動して持ち帰りそうになりました。

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 デザートはこちらで取れたハチミツを使ったプリン。美味しいです。

 我々が舌鼓を打っている間に、ケミさんの方は、菅平の宿舎で一人部屋生活を楽しんでいたらしいです。お一人様を喜べる年になったか。

 日曜は快晴。我々は朝のうちに快晴の2in1でハードバーンの試乗をし、10時過ぎには上がってケミさんを迎えに菅平へ。

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 菅平グランプリコースは菅平晴れで、良いトレーニングが出来たようです。

 2時前には帰路につきましたが、事故渋滞に2度会う不運もあり帰宅は6時過ぎになりました。 

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2023年3月17日 (金)

スラとくじらの日

 木曜日、我が家は4時半起床でした。Yと娘(仮称ケミ)は4時50分に越後へ出発しました。みつまたのロープウェイ運行開始は8時です。

 この日、ケミさんはスラロームのTRでした。本当は今シーズンのメインレースであるジュニアオリンピックにSLがないので、どちらかといえばGSのTRをしたいのですが…。

 まあ、来シーズンが始まるとすぐに全中予選がありますから、そのために今シーズン中にSLのレベルアップをしておくのは必要です。

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 前回のSLTRで雨の中頑張った甲斐があったか、その日は前々回よりはるかに上手く叩けた模様。体とポールの位置関係が改善されてこれならタイムにつながります。

 ケミさんが頑張っている間、Yはかぐらに上がって平日のかぐらを楽しんだそうです。

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 かぐらはまだ、平年並みに雪がありそうです。

 一方、ワタシは夜の授業があるので小金井でした。こんな日は、

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 ほぼ一年ぶりのくじら食堂さん。前回と同じ醤油ワンタン麺にメンマのトッピングでした。懐かしい味です。

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2023年3月15日 (水)

少女達の巣立ち

 昨日の火曜日は雑用をこなす日でした。

 まず、八王子のショップに板を受け取りに行き、午後、娘(仮称ケミ)とYは買い物に行って入学式に履いて行く靴を購入。

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 ずいぶん立派な靴を履くようになりました。彼女はこの靴で他所の街の学校に通います。巣立ちの春です。

 初めての革靴なので、本人は「なんだか踵が上がってて変」だそうです。

 夕食後、先週行われた大きなレースのビデオを三人で見ました。ライバルHさんとライバルMちゃんが出場しているので。

 Hさんの圧勝でした。GSもSLも、まったく他を寄せ付けずブッチギリ優勝でした。

 一応、全国規模で選手が集まっているはずなんですが…。

 何でも、この春から長野の中学に進学することが決まっているとか。もともと神奈川県の人なんですが、レーサーとしての将来に賭けてのスキー留学らしいです。

 今日の午前中は、ケミさんのスキー用品を購入しに、吉祥寺へ出かけました。

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 吉祥寺駅atreにはこんなポスターが。商店街も春です。

 道中、Yと昨夜レースを見たHさんの話をしました。親御さんはずいぶん思い切った決断をしたもんだねえ。

 まあ、Hさんは二年生の時からしっかりした技術を持っていたし、体格も良かったからなぁ。今や、体格も技術も同学年女子の中ではモンスター級です。少なくともしばらくの間、ウチの子のライバルとは言えないでしょう。

 神奈川県では、同じ学年にもう一人強い子がいるのですが、この子も神奈川から東京への移籍が決まっているそうです。神奈川の有名進学校の付属小に通っていたのでてっきりそのまま進学するのかと思っていたのですが、スキーのしやすい環境を求めての進路らしいです。

 ふーーーーん。

 まあ、いろんな巣立ちがあって良いと思います。それぞれの御家庭にそれぞれの考えがあります。

 ウチは…、以前から時々書いてますが、レーサーとして期待するには体格がないとねー。

 体格がないためにレーサーとして大成できなかった人を何人か知っちゃってるから。

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2023年3月14日 (火)

雨と北海道の月曜

 昨日の月曜日、みつまたは冷たい雨でした。

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 雨の中、娘(仮称ケミ)はSLのトレーニングでした。小さい時から雨を苦にしない(させない?)子でしたが、この日の冷たい雨は少し辛そうでした。

 でも、ケミさん以上に他の選手やコーチが辛かったらしく、トレーニングはこのスクールにしては珍しく早めに終了。

 ケミさんも今度は忘れ物をしないように気を付けて撤収。

 雑用をゆったりこなして夕方六時に帰京。我が家はすぐに出かけました。

 小金井市から配布された地域応援券の締め切り日が近かったので、ジュ二オリ出場祝いをかねてケミさんお気に入りの「北海道イタリアン Mia Bocca」さんに伺いました。

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 Yが夢に見た(?)というフライドポテトと北海道産たらことキノコの和風スパゲティ。胡麻がまぶされてちょっと独特の風味。

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 生ハムの彩り野菜サラダと北海道マルゲリータ。これは前回も食べたか。

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 クルードカタラッドディビッポはとてもフルーティな白。美味しかったです。

 ケミさんはこの間食べられなかった自家製ティラミスでご満悦。

 この日からマスク規制が緩くなったこともあったのか、それとも我々同様「応援券」締め切りのせいなのか、月曜なのにお店はかなり盛況でした。

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2023年3月13日 (月)

カニを慕うカニカマ

 土曜日、快晴でした。我が家は、娘(仮称ケミ)みつまたでTR、夫婦は八海山でした。

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 土曜朝の八海山ロープウェイ山頂駅からダウンヒルコースを望む。

 朝一はカリカリでした。おまけに写真でも判る八海山整備。油断していると整地バーンに隠れた段差や溝に吹っ飛ばされます。

 この日アイスバーンに弱いV社オールラウンドを持って来たため、カリカリのチャンピオンコースは数本小回りB状態。降りるだけ。

 数本滑ってようやくエッジが噛むようになりますが、すぐに荒れだします。

 以前はこういう荒れた所が好きで八海山に通っていたんですがねえ。故障を抱えていると荒れたバーンで転倒するのが怖くて気持ち良く滑れません。毎朝キレイに圧雪してくれる良い雪のスキー場にだけ通いたがる人の気持ちが分かります。ヤレヤレ。

 日曜も我が家は同じ切り分けでした。やはり快晴。

 朝のカリカリを想定してこの日は朝からV社SL板160cmをレンタル。魔法をかけてYのE社SL157cmと並べるとこんな感じ。

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 テールの長さがほぼ同じということは、V社SLはトップが3cm長い状態。

 カリカリバーンに期待してロープウェイ上がったら、この日は朝から気温が高く軟雪でした。

 八海山常連のAちゃんK夫妻などと合流。一緒に滑る中で飛び抜けて上手いスキーヤーを発見。軟雪で荒れたセパAの急斜面小回りを鑑賞しました。

 イヤハヤ。ホンモノはスゴイ。

 ホンモノはどんな雪でもどんな急斜面でもポジションが崩れません。どんな状況どんなバーンでも板を真上から踏めるから、整地された緩斜面のように超難斜面を滑ります。うーーん。

 後で聞いたら、以前八海山でイントラをやっていたNさんだとか。ワタシが都技選に出始めた頃の東京都代表です。

 それから数本は、何とかその真似をしてみようとするのですが、うーーん。

 カニカマはどんなにカニのコピーをしようとしても、カニにはなれないんだよなぁ。

 八海山は今年、第三リフト支柱が豪雪で倒れかかり、動いていません。

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 左の支柱が倒れかかっています。つっかえ棒で支えているけど、これじゃリフトが動かせません。

 ロープウェイコースはひたすら超ロングコースを回るしかなく、日曜も昼時になると、

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 さすがに八海山常連でも日曜にこの眺めはあまり見ないかな。

 帰り間際にYはエキスパートコースについたラインコブを滑りたがり、「行きまショ」

 いや、オレ股関節怖いからちょっと。

 と尻込みしてるワタシを無理やり誘っておいて、ちよっとコブを滑って行ったら、「痛いならコブ滑らなくて良いデスよ」だと。

 エキスパート途中で言うなー、ここまで来る前に言えー。

 時々、コイツを…以下同文

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2023年3月 9日 (木)

久々に思い出す年ごろ

 月曜のかたしなTRの後、実は、歩くのも不自由なくらい体が痛くなりました。

 久々のポールセット…が原因ではなく、その前のコース整備で雪だまりに足を取られ転倒。股関節を痛めていたのでした。

 股関節って肉の厚い部分の関節なので、普段は意識しにくく、ワタシもちょっと前までどこにあるのかハッキリわからなかったのですが、四、五年前から時々痛むようになり、痛みで位置を知りました。

 年を取るとは股関節の位置が分かるようになることだったんですね。

 翌日の火曜日には何とか滑れる程度に回復しましたが、久々に自分がいい年なのを思い出させられました。

 娘(仮称ケミ)は火曜日、久々にSLのトレーニングでした。

 ケミさんのカテゴリーでは、ジュニアオリンピックにはSLがないので、あまり滑走日数を取れない今期はSLに力を入れたくないのですが、本人がやりたがっているので、仕方ありません。

 「SLたのしみ~。今なら全部叩けそうな気がする~」

 火曜日のみつまたは快晴。気温が上がるという予報の割にバーンは緩みませんでした。絶好のTR日和。

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 スタートからはこんな感じ。

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 参加者が少なかったので、グルグル回れて非常に効率良いTRとなりました。

 最初、ケミさん全部すり抜けで滑りました。昨シーズンの良い時の滑りをすぐに思い出したらしく、ビュンビュンと板が走ります。ほほう。

 ところが、コーチに「そろそろ叩いてみて」と言われて…。

 なかなか思い出しません。右手のみ、いくつか叩いてみたのですが、叩く位置が悪くすり抜けよりもタイムが悪くなります。あらら。

 我々は、何本か見てかぐらに上がりました。かぐらはこんな感じ。

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 空いてました。コブラインもキレイに出来ていて、何本かは楽しめました。

 戻ってみると、ケミさん、頑張って叩いてます。

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 でも、まだまだポールと体の位置関係を思い出せていません。タイムは遅いまま。

 本人はある程度叩けてご機嫌だったようですが…。ジュ二オリ終わったら、逆手の特訓をやってもらって、せめて昨シーズンの良い時の叩き方を思い出そうね。

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2023年3月 7日 (火)

復活と憎悪の月曜

 昨日、我が家は今シーズン5度目のかたしなでした。

 みつまたのレーシングスクールが休講だったからなのですが、かたしなの常設バーンはけっこう練習になりますから。

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 とは言え、簡単なセットなので、娘(仮称ケミ)はノンストックのバリトレが中心になります。Yクンは気持ちよく普通に滑ります。

 ワタシはすることがないのですが、この日は気温が若干高めだったので、コースが荒れ過ぎないように整備のためにセットの中に入りました。

 午前中は整備だけだったのですが、常設バーン参加者の中にV社CDを使っている人を発見。ワタシのオールラウンド板です。

 アレで入れるなら、コレでも入れるんじゃないか。

 と思って、入ってみたら、何だか普通に滑れます。久々のポールセット。遊びで入った簡単なセットでもこの時以来、本格的なセットということになると、この時以来です。十三年ぶりのレーサー復活か。

 試しにケミさんがスクールで教わっていることを色々試してみるのですが、出来ます。ありゃりゃもしかして、オレはレーサーとして進歩していたか。

 こうなれば、ケミさんに良い見本を見せねばなりません。ケミさんは上手くなってはいたのですが、ポールに対してアタックしていくアグレッシブさに欠けていました。ここは、父が見本を示さねば…。

 思い切り旗門にアタックする滑りをしてみました。当たれます。13年前より、確実に当たれます。どうだ、父は良い見本を見せてやったぞ。

 トレーニング終了後、Yとケミさんに感想を求めました。でも何だか、温度差が…。

 ワタシ、「けっこう普通に滑れちゃったよね」

 しらっとして「あっ、そうだね」とケミさん。

 Yが薄笑いを浮かべながら、「アタシ結婚してから、〇〇さんのレースを二度見ました。忘れてたけど、思い出しました。あんなデシタヨ。これぞ基礎スキーヤーって滑り」

 時々、こいつをどうしようもなく殴りたくなります。

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2023年3月 6日 (月)

トイレとトレーニングと初弁当

 一昨日の土曜日、我が家は朝からドタバタでした。

 娘(仮称ケミ)は、この日、入学予定の中学校の説明会でした。当初はそのために家族全員で帰京する予定だったのですが、苗場のマンションから新幹線で往復すれば早朝にTRできるということになり、できるだけ早く、ケミさんをみつまたへ送り出すことになっていました。

 ところが、マンションのトイレが朝からトラブル。ワタシがケミさんを七時にみつまたへ送り出し、Yはその間トイレトラブルの対処…

 を済ますはずだったのですが、なかなかトラブル解消せず、すったもんだの末、奇跡的に解消。やったぜ、Yさん。

 早朝トレーニングを済ませたケミさんとワタシは、安堵して新幹線へ。Yさんは八海山へ。

 湯沢駅で購入した駅弁を新幹線で食べました。

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 ケミさんは、初駅弁でした。湯沢駅の「すきすき弁当」に大興奮。

 この日はいつまでもいつまでも駅弁の美味しさを語っていました。

 説明会はつつがなく終了。ケミさんは、塾での仲良しWちゃんと再会できてお互いの合格を喜びあっていました。

 やはり、この塾の吉祥寺校からは、今年もこの学校にたくさん合格していた模様。

 日曜日、ケミさんをみつまたに送った我々は、八海山へ。

 快晴でした。八海山日和。

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 ロープウェイ山頂駅からチャンピオンコースを望む。

 キレイに圧雪が掛かっていました。Yとともにロープウェイのコースをグルグル回ります。朝のうちは放射冷却でガリガリ。硬すぎるバーンに苦労して滑るうちに雪は柔らかくなり、丁度良い具合…

 に一回だけなってくれましたが、その後は一回ごとにグズグズになっていきました。

 小回りし続けましたが、なかなか満足な滑りはできません。八海山は難しいです。我々はホンモノじゃないからね、Yよ。

 まあ、これだから飽きないんですけどね。

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2023年3月 4日 (土)

TRと5ロマの日々

 一昨日の木曜日、我が家は午前五時出発でした。娘(仮称ケミ)とYを、かたしなでTRさせるためです。

 ケミさんはかたしなのスクールで、

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 こんなポールセットでTR。Yは常設ポールでTR。ワタシは二人の間を行ったり来たりしていました。

 ケミさんのTRしている斜面の下で見ていたところ、ケミさんの順番に誰か速い子が滑ってきます。誰かと思って見ていたら、ナント、ケミさん本人でした。

 へえええ。今日一日で速くなりやがった。

 ここのコーチは、指示が分かりやすいのだそうです。

 昨日は、みつまたでTR。夜の間に積雪が10~15cmほどあり、朝は快晴。となると、

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 ロープウェイ乗り場は、平日でも七時半にはこうなってます。

 ケミさんとYは、いつものスクールでTRでした。参加人数が少なかったので、かなり滑り込んだ模様。

 一方、ワタシは、かぐらに上りました。

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 定点観測地点はこんな感じ。積雪は、マアマアですか。

 オフピステはすでに荒らされまくりで、ジャイアントも午前10時頃にはこんな感じ。

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 山頂からオフピステに出られる第5ロマンスリフト、通称5ロマは午前10時半くらいでもこんなに…。

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 大行列です。

 山頂から田代側へ出てトラバース。なんとかノートラックっぽい所を探して滑りました。

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 オフピステのお遊びも終り、二人のレーサーのTRも終わって、ケミさんは、初めてみつまたでこんな物を

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 けっこう美味しかったそうです。クセになるかもね。

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2023年3月 2日 (木)

田舎者と小心者の準備

 昨日は、準備の日でした。

 まず、午前中に麹町へ行ってきました。中央線は混雑していて多様です。「キャハ」という笑い声が車両中に響き渡ったので、何事かと思ったら、ギャルの人お二人でした。

 これはもう「ギャルの人」というしかない化粧、タトゥー、服装、態度の人で、古典的な扮装と言っても良いでしょう。ノーマスクで「キャハハ」と大笑いする声に車内のマスクの大人達は引いて行く空気。

 この人達も一月前にはマスクしてたんでしょうか???

 市ヶ谷で有楽町線に乗り換えて麹町へ。

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 こんな所に行ったんです。

 娘(仮称ケミ)のジュニアオリンピック参加と合宿の手続きをしてきました。こちらには恐らく十年ぶりくらいです。昔は毎年、十二月に都技選参加の手続きに来ていたのですが、ネットで済むようになってから足が向きませんでした。

 手続き終了後、四ツ谷まで歩きました。久々の都心は、ホントに圧倒的でした。周囲を見上げることが多く、首が疲れます。アタフタとしてしまいました。

 ケミさんも受験校によっては、こんな恐ろしい所に毎日通うことになったかもしれないのかと考えると、田舎近くの学校でヨカッタよと田舎者のお父さんはシミジミ思ってしまいます。

 四ツ谷に行ったら、ここはマストという地酒の聖地に寄ってきました。

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 ここも結婚以前はよく来てたっけな。

 相変わらずの地酒パラダイスっぷりに、地下の冷蔵庫前で歓声を上げてしまいました。

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 まったく知らなかったお酒を購入してきました。右は愛知県伊東株式会社さんの「敷島 特別純米無濾過生」。左は埼玉県滝沢酒造さんの「饗(あえ)之光 純米大吟醸 生酛無濾過生」。 

 楽しみです。

 この日の午前中にYは確定申告の事務仕事を終わらせました。今年もご苦労さん。

 それもあって、午後は、ケミさんのジュニアオリンピック合宿の間の我々の宿泊予約をしました。

 ところが、定宿のK笛山荘は選手の宿として埋まっており、知らない宿をあちこちと物色したのですが、なかなかYを納得させる宿がありません。明らかに良さそうな宿は値段に貧乏性Yが悲鳴を上げ、値段的に折り合いがつきそうな所は初めての宿に慎重になり過ぎる小心者Yが許さず…。

 仕舞には疲れ果てて引きつった笑い顔になり、「アタシ達、滑る必要ないから、ケミを合宿に送ったら帰りマセンかぁ」だと。

 馬〇か、オマエわ~。

 何とかなだめすかして二人とも納得できる宿を取った時には夕方になっていました。ヤレヤレ。~o~;;

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2023年3月 1日 (水)

切り分け中の中確幸試乗その二

 昨日のO社に続いてBluemorisです。実は、現在使用しているS-Potionが買い替え時なので、その候補に乗るための試乗会参加でした。

試乗日 2/26曇り

試乗場所 ノルン水上スキー場 Aコースの新雪の踏み荒らされた中斜面と新雪のわずかに載った硬いコブ、Bコースの新雪の踏み荒らされた中斜面。

・Bluemoris M-Potion+BMプレート 168cm R=16.0  115-70-100

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 この板は二年前から購入候補の一番手です。来期のコスメは白黒と黒白の二択。多分、深雪を滑る可能性がある人は黒ベースが良いでしょう。白ベースは板が外れた時に発見しにくいから。

 センター幅を広くし、メタルを薄くしたのだそうです。その効果か荒れ地が楽しいです。返りと走りが適度で抜群の安定感です。板に血が通って、自分の足で荒れ地を大回りしている感覚はちょっと感動モノ。

 コブの滑りやすさは変わりません。テールが使いやすく余計なオツリもないため、安心して縦を狙えます。

 全体にオールラウンド性は向上したと言えると思います。ただ、もしかすると、完全な整地での板の返りが鈍くなっているかもしれません。次は整地で試乗してみたいところです。

・Bluemoris S-Potion+BMプレート 165cm R=12.4  119-65-102

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 現在使用中の20-21のタイプ4.5と比較しての感想になります。

 乗りやすさ扱いやすさは変わりません。

 荒れ地ではMより荒れに反応しますが、ピョコンという返り方ではなく、楽しめる範囲です。

 コブも滑りやすいです。テールの使いやすさ、返りの適度な感じは旧モデルそのまま。

 違っているかなと思ったのは、今回のノルンでは少ししかなかった整地での小回り。板がビュンビュン返って来ます。しかも、いくらか切れ上がり感が強く、暴走グセのあるワタシでも暴走しないで済むかも。

 この辺り、21-22モデルよりテールを微妙に太くした影響なのかもしれません。

 小回り超楽しいんですけど、どうしましょう。

 購入候補はM-Potionだったんですけどねえ。~o~;;

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