カニを慕うカニカマ
土曜日、快晴でした。我が家は、娘(仮称ケミ)みつまたでTR、夫婦は八海山でした。
土曜朝の八海山ロープウェイ山頂駅からダウンヒルコースを望む。
朝一はカリカリでした。おまけに写真でも判る八海山整備。油断していると整地バーンに隠れた段差や溝に吹っ飛ばされます。
この日アイスバーンに弱いV社オールラウンドを持って来たため、カリカリのチャンピオンコースは数本小回りB状態。降りるだけ。
数本滑ってようやくエッジが噛むようになりますが、すぐに荒れだします。
以前はこういう荒れた所が好きで八海山に通っていたんですがねえ。故障を抱えていると荒れたバーンで転倒するのが怖くて気持ち良く滑れません。毎朝キレイに圧雪してくれる良い雪のスキー場にだけ通いたがる人の気持ちが分かります。ヤレヤレ。
日曜も我が家は同じ切り分けでした。やはり快晴。
朝のカリカリを想定してこの日は朝からV社SL板160cmをレンタル。魔法をかけてYのE社SL157cmと並べるとこんな感じ。
テールの長さがほぼ同じということは、V社SLはトップが3cm長い状態。
カリカリバーンに期待してロープウェイ上がったら、この日は朝から気温が高く軟雪でした。
八海山常連のAちゃんK夫妻などと合流。一緒に滑る中で飛び抜けて上手いスキーヤーを発見。軟雪で荒れたセパAの急斜面小回りを鑑賞しました。
イヤハヤ。ホンモノはスゴイ。
ホンモノはどんな雪でもどんな急斜面でもポジションが崩れません。どんな状況どんなバーンでも板を真上から踏めるから、整地された緩斜面のように超難斜面を滑ります。うーーん。
後で聞いたら、以前八海山でイントラをやっていたNさんだとか。ワタシが都技選に出始めた頃の東京都代表です。
それから数本は、何とかその真似をしてみようとするのですが、うーーん。
カニカマはどんなにカニのコピーをしようとしても、カニにはなれないんだよなぁ。
八海山は今年、第三リフト支柱が豪雪で倒れかかり、動いていません。
左の支柱が倒れかかっています。つっかえ棒で支えているけど、これじゃリフトが動かせません。
ロープウェイコースはひたすら超ロングコースを回るしかなく、日曜も昼時になると、
さすがに八海山常連でも日曜にこの眺めはあまり見ないかな。
帰り間際にYはエキスパートコースについたラインコブを滑りたがり、「行きまショ」
いや、オレ股関節怖いからちょっと。
と尻込みしてるワタシを無理やり誘っておいて、ちよっとコブを滑って行ったら、「痛いならコブ滑らなくて良いデスよ」だと。
エキスパート途中で言うなー、ここまで来る前に言えー。
時々、コイツを…以下同文。
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