別天地試乗その三
試乗日 4/9日 晴れ
試乗場所 野沢温泉スキー場 やまびこA・C・D・Eコースの比較的硬くしまった雪で徐々に荒れ出す中~緩斜面。Dコースに掘られた比較的浅いコブライン。
・Bluemoris M-Potion BMプレート有りと無し 168cm R=16.0 115-70-100
まず、BMプレート無しのものがあったので試乗してみました。これ単独だと分かりにくいのですが、微妙にグリップ感が弱くシッカリ感がありません。踏み込んだ時に足元のブーツセンターが逃げていく感じがします。
次にBMプレート付きに試乗するとハッキリします。足元がシッカリして安心感があります。
コレ、どっちが好みかは人によるんでしょうねえ。ワタシは断然プレート有り派なのですが、無い方が自由度が高く操作性が良いと感じる人もいるんじゃないかな。
多分プレート無しの方が上下軸の動き(トップとテールを左右に振る)がしやすく、そういう動きを多用する指導員系の人はプレート無しを選ぶんじゃないかしらん。脚力のない女性なんかでもプレート無しを支持すると思います。
メーカー側がプレート無し板を試乗に持って来てるのは、そういう需要を見込んでいるのかもしれません。乗ってもらわないとその人の好みは分からないってことですね。
プレート付きに関しては、前回、前々回と変わらない好感触を得ました。ワタシの来期オールラウンド板は、コイツに決定かも。
・Bluemoris S-Potion+BMプレート 165cm R=12.4 119-65-102
この板のハイスピードテストというのが、今回の試乗会のテーマの一つでした。やまびこBコースがレースのため閉鎖されていたので、残念ながらこの目的は果たせなかったのですが、荒れと人の比較的少ないやまびこAコースで、可能な限りの大回りを試してみました。
うーーん、悪くないけど、安定感はイマイチなのかなぁ。
本当は、同じコースでM-Potionと乗り比べてみると、ハッキリしたのかもしれませんが、この日の野沢はリフトが混んでいて、試乗時間を30分と区切られた中でそういう実験は無理なんでねえ。
ちなみに、昨日の試乗レポの中に書いた「超細か過ぎピッチのラインコブ」にこの板で入ってみたのですが、驚いたことにポップ。跳ねられました。この板でコブを滑りにくいと感じたのは初めてだったので驚きました。
やまびこDコース下部の普通のピッチのコブだと全く不満はなかったので、細か過ぎるピッチ限定の話とは思いますが、少なくとも、ピッチの細かいコブではH社e-SLに負けるってことですね。
ワタシが現在使用している20-21S-Potionと比較したらどうなんだろうと考えると興味は尽きないのですが、なんせ、時間が無かったのでねえ。
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