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2023年7月31日 (月)

夏一段落とその後の心配

 昨日までで初めてのテキストの講座が終わりました。

 最後は時間の計算が狂い、20分も余しそうになってヒヤヒヤしましたが、まあ、なんとか終了。ああ、疲れた。

 例によって、疲れたお父さんの癒しは伍年食堂さんでした。

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 こちら、麺がひたすらんまい!

 今日、ワタシは夏期講習合間のお休みの日でした。

 娘(仮称ケミ)の方は、今日から英語の夏期講習だそうです。

 ケミさんを送り出してから、Yと一緒に車ででかけました。

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 小平にあるゴルフの練習場です。

 ケミさんは八月にスキースクールのNZ合宿に出掛けます。心配性Yは早くも心配で心配で、家でじっとしているとウルサいほどです。

 Yは短冊に書いたように、この夏は「新しいこと」を始めたがっていてゴルフをやってみたいと言っていたので、心配を紛らわす意味で打ちっぱなしに連れて行ってみました。

 ワタシは、昔、ちょっと経験があります。しかし、久しぶりにやってみると、イヤハヤ、なかなか思ったように飛びませんねえ。

 が、2、30球打って思い出しました。

 一方、Yは、

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 かなーり苦戦していましたが、3、40球打ってなんとかサマになってきて、「面白かったー!」

 この夏に向けて、良い暇つぶしが出来ました。

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2023年7月29日 (土)

夏期講習な二人

 一昨日からワタシは横浜で朝から夏期講習です。

 昨日まではそれが連続ジゴクでしたが、今日から午前だけの天国期間です。

 天国のはずなのですが、その午前の講座が初めてのテキストで、ちょっと苦労してます。

 あまり古文が得意でない子を対象としている講座なのに、ちょっとこの「不親切」はどうなんだか。

 仕方なく、親切にフォローしています。

 先日のインタビューで、自分の仕事と社会の関わりについて質問を受け、

 「ウチの学校の先生たちは、『病気になるとウチの学校と社会との関わりを実感する』って言うんだよ。大きな病気をして大学病院に行ってウチの学校の名前を出すと、お医者さんに『20年前に大変お世話になりました』って言われて良くしてもらえるらしい。浪人の年というのは、そのお医者さんの人生で一番辛い年だったんだろう。だから、その時に世話をしてもらったことをずっと忘れないんだね」

 などと答えたら、それをマトモに信じてくれて、すこーし、パパは尊敬してもらえたらしいんですよ。

 ずいぶん簡単に人を信じる娘に育っちゃったなあ。~o~;;;;

 娘(仮称ケミ)に信じられていると思うと、今まで以上に浪人クンたちに親切にせざるを得ないかなあ。

 などと思うと少しプレッシャーです。

 予備校屋はキレイごとばかりじゃないんだけどね。

 疲れたパパは例によってラーメン道楽です。

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 伍年食堂さんの昆布水つけ麺。オマケについてくる替え玉が絶妙にバリ硬で、んまい!

 一方、そのケミさんも一昨日から学校の夏期講習です。去年の学校見学の時に書いた夏期講習に二講座申し込んでいたんです。

 楽しいらしいです。

 なんだって夏期講習が楽しいんだろうかねえ。

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2023年7月26日 (水)

恒例行事のもどる日

 今日は夏期講習の合間の日でした。こういう日には、かつてメタボ検診を受けていたのですが、新コロナ禍で御無沙汰になっていました。昨年はこんな時期に受けています。

 今年は、新コロナ禍はほぼ終息ということにして、検診をこの時期にもどしました。

 昨夜を休肝日にして、今朝は食事を控え、万全を期して行ってきました。

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 何年もここが終わるとホッとしていたのですが、今年もホッとしました。四年前に危うかった血圧も上125と五年前以前に戻っていました。

 毎年、ちょっとイヤな思いをする大腸がん検診の検便も無事終了。ヨカッタヨカッタ。

 我々夫婦がそんなことをやっている間に、娘(仮称ケミ)は夏休みの宿題に掛かりきりでした。

 ケミさんの学校は夏休みに、かなりの量で、かつ難易度の高い宿題を課します。「社会人インタビュー」なんかもそうだったけど、家庭でみょうばんの結晶を作る実験をしてレポートを作成とか英語の本を読んで英語で感想文を書くとか自分でポエムを書いてそれに絵を添えて作品化するとか、なんだかいろいろ大変な模様。

 んで、今日は一日、かつての恒例行事、読書感想文にかかりきりだったと。~o~;;

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2023年7月25日 (火)

親切不親切2023

 土曜から、夕方だけ中堅私立文系向け講座です。

 ワタシの講座にしては人が集まっています。この講座だと、受講生のレベルはかなり上から下までいそうですが、みんな熱心に聞いてくれています。

 こういう講座をやっていると、昨年感じた「親切不親切問題」がモヤモヤしてきます。ウチのテキストに限らず、古文という教科のテキストはもうちょっと親切で良いんじゃないかしらん。

 例えば、会話文や心内語をカギ括弧にくくってやるだけでとても読み取り易くなったりする箇所。親切にしてあげたらと思います。

 予備校のテキストなんかは、実際の入試問題の問題文をそのまま使ったりするので仕方ないのかもしれないけど…。

 イマドキの受験生達の多くって、目一杯親切にしてあげてようやく読解できるレベル…なんじゃないかしらん。

 それに、受験が終わったら99%の受験生は、不親切な本文に接することがなくなります。1%いるのかいないのかの国文学国語学に進む子だけに、不親切な本文を読み切る力が必要になるわけなので、ねえ。不親切は意味がないんだが。

 などとボンヤリ考えながら、銀行に行って手続きをして帰宅してから電話があり、「印鑑をお忘れでは…」

 どっひゃー、親切ありがとー。~o~

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2023年7月22日 (土)

三年越しの打ち上げ

 一昨日、ワタシの一学期が終わり、昨日は、娘(仮称ケミ)の終業式でした。

 成績表をいただいてきましたが、中の上くらいで、まあ、こんなものかしらん。

 ワタシはお休みの日だったので、Yとともに御茶ノ水へ行きケミさんのSL板のビンディングを付け替えてもらい我々の板を受け取ってきました。

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 試乗を重ねた鬼のための金棒です。

 チューンナップ屋さんを回って帰宅後、毎年恒例の一学期打ち上げ&同居記念日の宴に出掛けました。念願のあの店です。三年半前に忘年会をして以来行きたかった「まさ竜」。

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 三年前にも感激したキス。手前は突き出しの焼きナスです。

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 小金井産トウモロコシがんまい!左は、新潟県君の井酒造さんの「恵信 純米大吟醸 山田錦」。爽やかな香りの飲みやすい大吟醸でした。

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 串揚げの間のお造りが、また、んまい!久々に美味いマグロ食ったなー。

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 こちらの名物、冬瓜。ジューシーです。

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 手前のオクラは、浸かっている出汁が我が家的に高評価。奥のマッシュルームもんまい!

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 稚あゆのほろ苦さとにごり酒が合います。

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 奥は、ナント、鰻です。山椒が薫ってんまい!

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 右は鱧の串揚げを椀にしたもの。これも出汁が高評価でした。左は燗にしてもらった長野県黒澤酒造の「生酛純米赤ワイン樽熟成」。

 写真撮り忘れたけど、ホントは「ししとう」が一番インパクトありました。ただの「ししとう」と思ってかぶりついたら、中からミートソースがあふれ出して来てビックリさせられたので。

 いやー、ホントに三人ともよく食べました。

 このところ、暑さでYさんはちょっと食が細っていたのですが、まあ、美味いものは食べるってことだね。~o~

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2023年7月21日 (金)

無理めの終わり夏の始まり

 水曜日、ワタシは午前中、横浜で共テ対策講座でした。

 質問を受けて帰宅すると、午後三時半。少しデスクワークしているうちに娘(仮称ケミ)は代々木へ出かけました。この日はナイタータケトレの日だったので。

 夕方までデスクワークしてYと夕食を取りに出掛けました。前週同様、ケミさんがいないので簡単に外食です。この日は、

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 中華居酒屋の雄、日高屋さん。

 Yは、ほとんど日高屋を使ったことがないそうですが、貧乏性Yに日高屋のコストパフォーマンスが響かないわけがなく、Yさん大喜びでした。

 ワタシはここから前週同様、代々木へお迎えでした。

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 相変わらずの陸上の聖地っぷり。

 このナイタータケトレも今年は最後です。我が家としてはちょっと無理めの時間なのですが、まあ、ケミさんが喜んで参加するので仕方ありません。でも、とりあえず今年はこれで終了。ホッ。

 昨日の木曜は、午前の横浜から帰宅して夕方、高1高2のために池袋へ。

 去年から、高1高2の一学期期間が延びたため夏期講習期間とクロスオーバーして、我々としては大変ややこしいスケジュールになっていました。正直、ちょっと無理め。

 でも、それもこの日で終わりです。ホッ。

 としている間もなく、ここから本格的に夏期講習が始まるんですよネ。~o~;;

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2023年7月18日 (火)

まったり立川ミーティング

 昨日はワタシも娘(仮称ケミ)もお休みの日だったので、以前からケミさんの親友Aちゃんファミリーとミーティングをすることになっていました。早い話が久々に飲み会です。

 暑い日だったのですが、八王子と小金井の中を取って昼前に立川に集合。Aちゃんパパにセッティングをお願いしていたら、面白い店に連れて行ってくれました。レトロなイタリアン「トスカーナ」。なんでも大盛ユーチューバーの聖地なのだとか。

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 なんとも昭和な感じのナポリタンとカツレツです。ナポリタンのケチャップ感半端ではありません。

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 ピザって昔はこんなだったかしらんと思わせるピザです。でも、ボリューミーで、んまい!

 大人は昼間っからビールで盛り上がりましたが、子供たちはさすがに久しぶりなので、最初は少し遠慮がちでした。

 なにしろ、ゆっくり会うのは、この時以来です。Aちゃん、すっかり背が高くなり、首が長くてスラっとしたお姉さんになってしまいました。

 中学で、今はバトミントン一筋なのだとか。

 が、しかし、この二人のことなので元に戻らないわけがなく、最後はケラケラ笑っていました。

 食後、ゆったりと立川を散歩して、夕方、再び居酒屋さんに入りました。「白木屋」というのは、ワタシ初めてだと思います。

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 各テーブルに飲み放題のサワー注ぎ口がついてます。へえええ、イマドキの居酒屋ってこうなのか。

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 飲み放題なので頼んでみたキウイサワー。まあ、こういうものだと思えば。

 久々に二家族で、他では味わえない楽しい時間を過ごせました。やっぱりAちゃん家はケミさんが生まれて以来の長い付き合いですからねえ。

 文房具女子のケミさんは入学祝にいただいた筆入れが大変気に入って、家へ帰っても寝るまでずっと筆入れについて熱く語っていましたとさ。

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2023年7月17日 (月)

「社会人」だったか

 昨日は、仕事が休みの日。娘(仮称ケミ)も学校お休み部活もお休みで一日家にいました。

 前々からこの日に「社会人にインタビュー」という夏休みの宿題をこなすことになっていました。

 ケミさんの学校は、早い時期から自分の進路について考えさせる方針なのですが、そのために中一から進路プログラムの一環として社会人に話を聞いてレポートする宿題が出ていたのでした。

 その「社会人」ってのが一番身近な父親であってもかまわないと…。

 まあ、他にいないだろうね、予備校屋にインタビューする人なんて。~o~;;

 定められた質問の外に自分で調べて質問事項を考えることになっていました。ケミさん、図書館に行って入試制度について調べたらしいのですが、どうも話が合わず、何で調べたのか聞いてみたら、こんな本だったと。

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 入試改革で共通テストに記述問題が導入されると書いてあるのですが、出版されたのが2019年3月でした。記述問題断念は19年12月ですからね。~o~

 それにしても、この「教授」さん、入試改革の必要性を「大学入試で求める学力と社会が求める力とにずれがある」というところに求めて、「産業構造が大きく変わ」ったことが背景になっていると説くのですが、ナルホド、それほど産業構造の変化に敏感で目端が利くと、それに合わせてこういうハヤトチリの本でお金儲けできるってわけですね。

 閑話休題。ケミさんには受験改革の失敗の話をして、質問を変えてもらいました。

 インタビューを受けながら、自分の仕事についていろいろ考えてしまいました。

 うーーん、オレって「社会人」だったんだナ。~o~;;

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2023年7月16日 (日)

隙間のモヤモヤ

 昨日まで夏期講習第二弾の共通テスト対策講座でした。無事終了。

 今までずっと「五里霧中」状態だった共テ対策も、ようやく過去問が三年分そろってどういうものなのかハッキリしてきました。

 それに伴ってモヤモヤが発生してきます。こんな問題だとすると、無理に形式を変えなくても良かったんでは…。

 おまけにこの和歌偏重は何なんでしょう。今まで三年間の共テで和歌が設問に絡まなかったことはありません。加えて、和歌関連設問の配点の高さは異常です。21年第一日程、22年追試、23本試では、得点の約3割は和歌関連なんです。和歌に強い苦手意識を持っている子は、それだけで共テ終わってしまいかねません。

 出題者の方達、実態を見てもらえませんかねえ。一般的な高校における和歌の教育の実態を。加えて学問的にもあいまいさの残るものであることを。

 昔、掛詞の定義のあいまいさを指摘したことがあります。解釈法だってずいぶんあいまいです。専門家がやってもあいまいなんですから、高校の先生方の教え方があいまいになっても、そりゃ仕方ないってモンです。

 別に、あいまいなものを一切出すなとは言いませんが、この配点の高さはちと問題ではないかと。

 個人的には、ワタシ、実は和歌の説明を得意技にしているので、隙間を縫って儲けさせてもらってるんですがね。~o~;;

 お父さんがモヤモヤしている間に、娘(仮称ケミ)の夏は順調に始まっています。定期テストも今回はまあまあ良く出来たらしく補習の心配はなさそうです。

 気になる古典も、今回は良かったらしいです。なんせ、今回悪かったら、担任(国語担当)との父兄面談になるところだったらしいので…。~o~;;;;;

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2023年7月13日 (木)

泳いで走ってフォローして

 昨日は、ワタシの仕事が休みで、娘(仮称ケミ)も自宅学習日という名のお休みの日でした。ほぼ一年ぶりに茨城に行ってきました。

 午前7時に家を出て、多少の渋滞はありましたが、9時半には着いていました。最近のケミさんの写真を見せたりして近況報告の後、一緒に出掛けました。この日の目的地は、

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 ここのプールです。

 茨城の家では、お義父さんが免許返上した関係で、あまり遠くに出掛けられなくなっていました。お義母さんも何十年も通っていたスイミングを止めていました。たまには泳がせてあげないと。

 というわけで、お義母さんをプールに連れて行き、エスコートは我が家のカッパ娘でした。

 ケミさんも久々のプールで楽しかった模様。

 午後3時に茨城を出て、外環道を通って小金井着は午後5時過ぎ。それから急いでケミさんは家を飛び出していきました。今日は、タケトレナイターのある日だったんです。

 ケミさんを送り出してから、我々は軽く食事。

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 駅前の肉汁餃子ダンダダンは前から行って見たかったんだけど…。

 ビールは美味しかったです。でも、餃子は思っていたほどではありませんでした。焼きの問題なんでしょうか。

 餃子とビール2杯の後、ワタシだけケミさんを迎えに行きました。

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 終了時の織田フィールド入口です。猛暑のうえ小雨降る中を陸上マニアの皆さんでまたまた混雑していました。

 ケミさん、さすがに喉が渇いたとか。お疲れ様。

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2023年7月10日 (月)

カンダに願いを

 昨日は、家族三人で、御茶ノ水に買い物に行ってきました。

 娘(仮称ケミ)がSLで使っているヘルメットが小さくなってしまったためです。

 ちょうど、スキーショップカンダハーで売り出しをやっていて、ハガキをもらっていました。パパママの板も見たいしねー。

 ということで、真っ白のヘル↓。

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 ついでに、ケミさんのワンピ。まだ早いけど160cm用が安くなっていたので。今まで子供用だったゴーグルも大人用にしてuvexのヘルに合わせました。靴下の予備も。

 二日前に短冊を書いていました。

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 「勉強とスキーをうまく両立できますように」

 期末テスト無事終了したから、今度はスキー用品ってことですね。

 ちなみに、Yの短冊は、「家族全員で充実した夏を過ごせますように」。ワタシのは、「家族三人が健康で仲良く過ごせますように」

 短冊の願いが叶うように、この日、YのファットスキーとワタシのSL板も予約しました。Yのファットは値上がりしたはずの23-24モデルだけど、ほぼ22-23の値段で購入。ワタシのSL板は、年度落ちが一台だけ残っていて22-23の値段の33%引き。継続モデルだから、多分、23-24モデルの値段から考えると半値くらいじゃないかしらん。

 割安ではあっても、それぞれがずっと欲しかった板です。

 やっぱり、「三人が仲良く」過ごすには、そこんとこだけは「充実」しませんとね。~o~;;

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2023年7月 8日 (土)

三年遡りの苦笑い

 今日は、施設の母の所に三人で面会に行ってきました。

 四月に中学校の制服を見せに行き、その二週間後に病み上がりを見舞い、今回は姉から、「肺炎は治ったけど、認知症が進んだから驚かないように」と脅かされて、内心、心配しながらの見舞いだったのですが…。

 施設の入り口を入るや、中にいる母が手を振って迎えてくれました。あれれ。

 何だか、今年の三回の見舞いの中で、一番元気です。

 まあ、元気と言っても95才ですから、車椅子に乗ったきりだし、話す表情なども生気あふれるとはいきません。

 でも、とにかく、最初から我々を認識してくれていましたからねえ。前回とは大違いです。

 娘(仮称ケミ)が来たのを喜んでくれました。声も明るいし口調も明瞭です。でも、「それで、あんたは四年生かい、五年生かい」。

 お母さん、孫を若返らせちゃダメだよ。

 「あたしも年を取っちゃって、92才になったんだって。驚いたねえ、こんな年になって」

 うーーん、母は今年96になる年女なんですが、三年ほど頭の中が遡ってるってことか?

 まあ、今日の元気なら、そのくらい遡っちゃっても、良しとしなきゃいけませんかね。~_~;;

(翌日記)

 あとで気付いたのですが、「三年遡る」ということは、新コロナ禍前ということです。この時まで頭がもどったということ。

 三年間待ってた…ってことなのかも。

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難義は終り包丁至る

 昨日、代講の補講が終わりました。

 もうすでに一学期の受験生の通常授業は火曜に終了して、それは大いにカタルシス。ホッとしていました。

 ホッとして終わった気になって忘れかけていました。実は、気の毒な同僚の代講の仕事は、彼が一週休んでいたために補講があったんです。

 いやー、思い出して良かったよ。~o~;;;

 娘(仮称ケミ)の定期テストも昨日終りました。

 ケミさんの学校は英語と数学に限り赤点だと補習授業があります。ちょっと心配していました。

 ご本人がテストの出来を教えてくれないので、詳しくは分からないのですが、顔色をうかがっていると、多分、大丈夫…

 と思いたい。~o~;;

 というわけで、我が家は、昨日難義なことが同時に終了。夕餉はちょっとしたお祝いになりました。

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 駅前の魚屋第三弾。太刀魚、キンメダイに続いて、今回はイナダです。一匹購入してさばいてもらい、刺身用のサクと頭をもらってきて、刺身はYが引き、頭は兜焼きです。

 Yは最近、ようやく包丁を研ぐことを覚えました。それまで何度も研いでみたらと勧めていたのですが、「切れない方が安全デス」と言い張っていたのでした。

 ところが、使っていない包丁が引き出しから見つかったのを切っ掛けに、ちょっと試しに研いでみたら…。

 料理しても肩が凝らなくなったそうです。~o~

 このお造りも、鮮やかな包丁のキレで、きっつけの角が立っています。見た目も鮮やかですが、味もグッド。

 我が家の魚大好きネコ娘は、兜焼きの身をほじるのに夢中でしたが。

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2023年7月 6日 (木)

都の戌亥馬と鹿

 昨日の続きです。

 「辰巳だから動物つながりで『鹿』」という考え方は、実は、娘(仮称ケミ)の中学校の先生のオリジナルの思いつきではありません。あまり多数派の考え方ではなさそうですが、それでも、『角川ソフィア文庫 古今和歌集』(高田祐彦訳注)には、「しか」の所に「『鹿』の連想もあるか。辰-巳-午というつながりから鹿への連想が及ぶ。鹿の鳴き声は秋のもの悲しさを代表するもので、下句の『憂し』ともつながる」と注が施されています。

 青学の高田祐彦教授はいまやこの道の権威だし、マトモな学者さんですからねえ。多分、ケミさんの中学の先生も、どこかでこの高田説を見たのかと思います。

 んで、ワタシが思いついた「突拍子もないこと」なのですが、「辰-巳-午」となるべきところを、「辰-巳-鹿」と言っているということは、「馬」と言いそうなところを「鹿」と言ったということで、これは、もしや、『史記』巻六「秦始皇本紀」の趙高のエピソードを踏まえていやしないかということです。

 丞相となった趙高が群臣を試すために二世皇帝の前で「鹿」を馬だと言い張り、趙高に反対して「鹿だ」と言った者を罰したというエピソードは、平安京の貴顕の間でも人口に膾炙していたと見えて、『源氏物語』「須磨」では弘徽殿太后がこれを口にしていますし、『拾遺集』にも贈答歌があります。

 「鹿」を「馬」という者とは阿諛追従する者のことであり、「鹿」が「鹿」と呼ばれるということは権勢に阿る者がいない清廉な土地ということになります。

 この文脈を喜撰歌の解釈に当てはめると、「私の庵は都の辰巳にあり、鹿が鹿と呼ばれる土地で阿諛追従する者に交わることなく、そのように清廉に暮らしています。それなのに、私がこの世をつらいと思って住んでいる宇治山だと人は言っているようです」くらいになるんですが…。

 これだと、「しか」という指示語を無理に「このように」と近称で取らなくても良くなるので、そういう点でも悪くなさそう。『古今集』真名序で紀淑望が「宇治山の僧喜撰は、その詞華麗」と言っているのは、もしやこういうところを褒めているのかも…、

 とそんな気が一旦はしたのですが、でも、高田先生に申し上げたら、「うーーん、面白いけどねえ…、考え過ぎ!」と爽やかに笑い飛ばされそうです。

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2023年7月 5日 (水)

都の戌亥鳩の隣

 最近、どういうわけか、隣の家に山鳩が住んでいます。

 隣は、同じ〇〇村の家なので我が家の猫の額と同じ程度の庭があるのですが、気付いてみたら、そこに生えている木に山鳩が巣を作って産卵していたと。

 適度に田舎の小金井にしても、ずいぶんとノンビリした話です。書斎の窓から、こんなものが見え↓、「デッデーポッポー」と求愛の声が聞こえます。

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 その鳩とは関係なく、一学期の受験生の授業が昨日無事終了しました。なんとか、カタルシス。

 しかし、高1高2はまだ続きます。

 さらにそれとは関係なく娘(仮称ケミ)は定期テスト真っ最中です。先日は、夕食中に、「わがいほは~」といきなり言い出しました。

 「古典」で百人一首をやっていて、喜撰法師が試験範囲らしいです。驚いたことに、故S先生御執筆の本↓を使ってたりします。

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 「わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と人はいふなり」に対して、

 「私の庵は都の東南にあって、このように心のどかに暮らしている。だのに、私がこの世をつらいと思って逃れ住んでいる宇治山だと世間の人は言っているようだ。」という訳が付されています。

 この歌は、『古今和歌集』 巻十八 雑下にも収められていて、実は、解釈に諸説ある歌です。

 ➀「しか」の部分に「然」と「鹿」という掛詞を認めるか否か。

 ②「しかぞすむ」を「このように心のどかに住んでいる」と取るか、「そのように憂き世の中に堪えつつ住んでいる」と取るか。

 おおむね、この二点で解釈が分かれます。故S先生の御本は、➀の掛詞を認めず、②は前者で取っています。おそらく、現代の諸注釈の大半がこの解釈をしているのではないでしょうか。

 ケミさんの中学の先生も、おおむねこれに従っているらしいのですが、「『辰巳』だから、動物つながりで『鹿』なんだって」と言い出しました。

 おや、変ったことを言い出したと思ったのですが、そこで突然、突拍子もないことを思いついてしまいました。

 長くなるので、続きはまた明日。

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2023年7月 2日 (日)

暑苦しい日々の爽やかな朝

 いやはや、どうも蒸し暑い日々です。

 蒸し暑い中、仕事の方はカタルシス。金曜は、ギリギリで予定通りの進度をクリア。昨年もやった共通テスト「導入」も無事済みました。

 土曜の授業も無事済んで、一学期は終りつつあります。

 今朝は湿度高めながらも爽やかな朝でした。

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 猫の額に咲いた爽やかな朝顔です。

 朝顔は爽やかなんですが…、夏期講習の予習を始めてちょっと愕然としています。

 今年、ウチの学校は近年のカリキュラム変更や昨年のこんなことの影響もあり、夏期講習のテキストを大きく改編したのですが、完全に新規になったテキストが、あ、あつくるしーーーー。

 特に、この「は●がき」のコテコテした暑苦しさは、どーにかならんかいな。

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