過ぎたるはおよぶ?
昨日は久しぶりに一年で一番忙しい日でした。
数日前から事前実施の答案を採点して採点基準を決め、この日はそれをまとめて午後の会議に持って行かなければならないのですが、なかなか基準が確定しません。
信西に関する説話で、学問が身に付き過ぎると不運にみまわれるという話なんですが、これがなかなか分かってもらえないようで…。
どうも、受験生の皆さん、過剰であることが悪いことだという発想がないんじゃないかしらん。
それで思ったのですが、この十年二十年の言葉で、「~過ぎる」というのがあります。「美人過ぎる市議」「美味過ぎるお茶漬け」みたいなヤツ。この類が褒め言葉として一般化したのっていつ頃なんでしょう。
そう遠い昔ではないはずです。近年になって日本社会は過剰であることが受け入れるようになったってことなんじゃないかしらん。
試しにウチの娘(仮称ケミ)に、「『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』って知ってる?」と聞いてみたのですが、ナント、「知らない」とサラっと答えられてしまいました。
去年、Sピックスで教わらなかったか~???
教わったんでしょう。教わったんでしょうけど、ピンとこないので忘れていたんでしょう。
そんなことを考えながら、採点基準作りは昨日の昼までかかり、会議の時間ギリギリになってようやく完成。ホッ。
会議自体はスムーズに終って、例によって自分へのご褒美は、
奈良県今西酒造さんの「みむろ杉 Dio Abita 」。爽やかな香りとスパイシーと言いたくなるようなジワッとする刺激。低アルコール酒ながら「みむろ杉」らしい重みのある美酒です。
べつに「すぎ」だからじゃありません。~o~;;
それとは関係なく、最近、少しずつ良くなっているもの。
一昨日のかぐらのライブカメラです。まだ薄いけど、良くなってます。月末までにはなんとか。
| 固定リンク
コメント