更新旅行2~「役と」緊張係の感激
月曜日、娘(仮称ケミ)のTR終了後、ケミさんを志賀高原の合宿所まで送り届けました。実は、火曜水曜と志賀高原ジャイアントスキー場でレースがあったんです。
このレースはジュニアオリンピック前の最後のレースで、ジュ二オリの出走順にはポイントが反映されないのですが、来期のためのポイント更新のために重要なレースでした。強い選手が集まるからです。
ケミさんを発哺温泉の宿舎まで送って我々は下界に下りました。
火曜朝、ホテルでの朝食を済ませてフロントの前を通ったYが、突然歓声を上げました。
ナント、Yの師匠でありケミさんともこういう繋がりの良子さんにばったり遭遇。
いやー、なんだか、今日は良いこと起こりそう。
天気も悪くありません。志賀高原は蓮池のリゾートセンターの無料駐車場に停めてゴンドラで下りました。
ジャイアント下に着いてみると、
あの広大なジャイアントの急斜面を大きく使ってGSの旗門が張られています。スゴイ。
ちょっとスキーヤーとしては感動感激です。ありがとう、志賀。
スタートはリフト降り場の少し上。
中斜面を過ぎて、
一気に落ち込む急斜面。
おまけにこの日の雪は下地がカチンコチンのアイスバーンで、コース脇の廊下にむき出しになったアイスバーンは、我々のナマクラ板ではまったく引っかかりもしません。
イヤハヤ、こんなコースをウチの娘は滑るのかと、楽観的なお父さんも少し心配したのですが…心配性のYは心配で不安で緊張して、リフトに乗ってても黙ってられません。
「ああーー、アタシ緊張してきちゃったダメですー」
前走スタート10分前の放送を聞いてさえ、こんななんですからね。前走者の心配をオマエがしてどーすんだ。
古典語だと「役と」という語は”自分の役目のようにもっぱら”という意味ですが、コイツはまさにそれ。我が家ではこの人の緊張心配は役目です。
ケミさんは25番スタートでした。コース途中でビデオを撮っているワタシの前を大きく体を使って板を走らせていきます。すげー。
一本目17位でした。
自分でこの斜面を滑ったことのあるお父さんは、ほとほと感心してしまいました。
二本目までの間に滑りたがりYが他のゲレンデに行きたがり、東舘から西舘を一回りしてきました。しかし…。
誰もいない東舘オリンピックコース。
誰もいない高天が原ゲレンデ。
本当に平日の志賀はお客さんがいません。大丈夫なんでしょうか。
高天が原のゲレ食「だけかんば」さんの志賀ちゃんぽん1400円は美味しかったんですがねえ。
二本目、ケミさんはさらにアグレッシブになり、13位でゴール。25番スタートでトータル16位はお見事。ポイントを更新できました。
まずこの旅の目標を一つ達成。
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