世の流れと仕事への揺らぎ
一学期四週目が昨日終りました。まずまず順調。
配布するプリントも早めに用意できてるし、今年は少し仕事に余裕があります。
質問や添削はかなりたくさん来るのですが、ひところの殺人的な量ではなく、こちらも余裕があります。
まあ、某東大対策添削という重荷は背負わされてますけどね。
そんな中でちょっとだけ悩ましいのは、高3生のクラスで質問に来るある生徒さん。
ついさっきの授業で説明したことを授業終了直後に聞きに来るので、変だと思ったら日本に来てまだ三年目なのだとか。その人の行っている学校は一種のインターナショナルスクールなのだそうです。学校でも家庭でも日本語は使っていないのだとか。
それにしては、日本語会話は自然で、日本語ネイティブのような話っぷりです。よほど本人が努力しているんでしょうかねえ。
でも、やっぱり古文ということになると大変そうです。二つ連続する助動詞を「一つの塊と考えてはいけないのか」なんて聞いてくる子は、日本語ネイティブにはいないもんなぁ。
質問に来るタイミングも他の子と違って、こちらの余裕のない短い休み時間に来ちゃったりするし。
うーーむ、と思っていたら、今日ネットで見たのですが、中国から日本のインターナショナルスクールに「教育移民」するのって、今の世の中の流行なんだそうです。
意外なところで世の中の流れが我々の仕事にも揺らぎをもたらしているってことですか。
二年前にはこんなこともあったし、これからますますこういうの増えていくのかしらん。
それで思ったんですが、こういう世の流れって予備校的にはビジネスチャンスなんじゃないかしら。特別編成の国語クラスかなんか作ったら需要あるのかも。
ま、ワタシは担当したくないけどね。~o~
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