おだやかでもどかしい木曜
昨年に続いて施設の母が誤嚥性肺炎を起こしてしまいました。
木曜は、仕事が夜だけの日なので、Yと一緒に相模湾沿いの街に面会に行ってきました。前日に面会に来た姉によると、呼吸がぜいぜいと苦しそうだということで心配していたのですが、この日は熱も下がり、呼吸の方も改善されていました。
ベッドに寝たきりで酸素のチューブを鼻につけていましたが、昨年の誤嚥性肺炎の時に比べると、頭もしっかりしていて、我々を認識してくれたようでした。おだやかな体調と言って良いと思います。
しかし、歯の具合があまりよくないらしく、発音が不明瞭になります。母は我々が入室してすぐにしゃべり出したのですが、最初、一言も理解できませんでした。時々、自分で可笑しかったらしく、笑うような口調になります。
後でYに確認したら、確かに笑っているようだったとのこと。だから、機嫌は悪くないんでしょうし、意識ははっきりしているのですが…。
Yと一緒に聞き取りを続けているうちに、いくつか聞き取れる言葉が出てきました。
Yは、「多分なんですけど、『アタシも88才だから、もうダメだよ』って言ってたと思います」というんですが、お母さん、また、若返っちゃったか。
結局、「もう帰んなさい」と言われて、「またすぐに来るからね」「わざわざ来なくて良いよ」というやり取りをして退出してきました。
本人も言葉が通じずにもどかしかったたんだろうと思います。なんとかもう一度、3月の時の状態にもどってくれると良いんですが。
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