« 2024年9月 | トップページ

2024年10月 3日 (木)

「残部僅少」をめぐる家族の日々

 発行日の火曜には「一時的に品切れ」になった本ですが、水曜朝には出版元から入荷があったらしく、「残り12点(入荷予定あり)」と変わりました。その後、一旦「残り11点」となったものが、今朝になったら、再び「残り12点」。

 ふーん。

 キャンセルなんでしょうかねえ。

 小心者Yはこの変化に一喜一憂。今朝には、「このまま何年も売れ残ったら、どーするんデスカ」

 キミはどこまで悲観するのかね。~o~;;

 一方、この本の行末についてワタシはかなり楽観しているのですが、それを一端でも口にすると、「楽観的過ぎることは言わないでクダサイ!」

 どうも、楽観的に予想して外れた時にガッカリするのがたまらなく心配らしいです。ふーん。

 オプティミストのワタシには理解不能のメンタリティ。

 ワタシはどのくらい楽観的かというと、もう、次の版のための改訂稿を書いています。まあ、これもちっょと…かも。~o~;;

 一方、娘(仮称ケミ)は、昨日、ようやく読み始めてくれました。今現在、Yが帚木を読了であるのに対して、ケミさんの方は、ようやく源氏が紀伊守の邸に辿り着いた模様。

 ちなみに、「残り12点(入荷予定あり)」というのは、どういうことかというと、この自費出版は、最初から50冊しか刷っていません。そのうち10冊は娘と母への誕生日プレゼント、寄贈、献本のために著者が引き取り、Amazonで売るのは40冊だけです。初日に、おそらく18冊くらい売れてると思われるので、Amazonの倉庫に12冊だとして、「入荷予定」というのは10冊ほどでしょう。間違いなく残部僅少です。

 購入予定の方、いらっしゃったらお急ぎください。 

| | コメント (0)

2024年10月 1日 (火)

秋の一日発行の日

 秋です。

 いや何となく気候が。

 ということもあり、〇〇村村長さん奥様からいただいてしまいました。

Img_02801_20241001190501

 いつものオハギ…ではなく今年はアンコロ餅ですが、オハギが美味しいのですから、同じアンコのこれも当然、グッド。

 さて、それとは関係なく、今日は発行の日です。コレの

 Yは、最近、この本を読んでくれています。それでよく話し合います。晩酌の肴が、「帚木三帖の成立」だったり「光源氏が幸せにした女性」だったりするのは、なんだか妙なものです。

 んで、Yからアドバイスをもらってしまいました。「会話文のところが改行されてないから読みにくいデス」

 今になってかよー。

 実は、もう一年以上前、原稿がある程度出来たところでYには、「読んで意見を言ってくれ」と頼んでいました。

 白楽天は詩が出来ると、必ず無学な老婆に読み聞かせて老婆が頷くまで推敲を尽くしたと言います。ワタシもやはりコレに倣って…。

 と思ったのですが、「なんか読む気にならない話デス」とほったらかされて…。

 んで、本が出来てから読む気になってくれたと。

 まあ、版が改まることもあるかもしれませんから…。~o~;;

 ちなみに、谷崎の「新新訳潤一郎源氏」は、会話文の改行をしませんが、円地、瀬戸内両氏は現代の小説のように会話文で改行します。どっちが良いかは翻訳者の考え方ですが、ワタシの訳は分かりやすさ優先でしょうねー。

 ひゃっほー!20時半現在、Amazonが「一時的に品切れ」になっています。売れたんだー。皆様ありがとうございます。

| | コメント (0)

« 2024年9月 | トップページ