全中参戦記2~執念の帰還
月曜はブーツを受け取った後、娘(仮称ケミ)の希望でフッ素検査を受けて来ました。
全中は、事前のフッ素検査をやってくれます。もちろんレース後に正式なものをするのですが、いきなりレース後検査だと失格者が出た時に気の毒だということで、事前に希望者だけ検査してくれるのです。ケミさんは野沢少年であんなことがあった後なので、もう検査は必要ないはずなのですが、やはり本人の気持ちとしては、事前検査を受けてスッキリしたいということでした。
検査の機械です。当然、この日はセーフ。
検査してくれる村の公民館には、
全中記念グッズの販売所もあったりして、お祭りの気分は盛り上がります。
火曜は男子GSの日でした。この日は早朝からドカ雪でしたが、次第に雪は弱まりました。ケミさんを東京都の宿舎から野沢へ送り、我々は一旦宿へ帰って宿を引き払い、再び野沢へ。
駐車場は柄沢でした。柄沢のリフトに乗ると、リフト脇の急斜面のコースは20~30cmほどの新雪。Yがこれを見逃すはずはありません。
当然一本いただき。なかなかのモンでした。
男子GSの前のカンダハー東コースです。
ケミさんトレーニングバーンとして選手に開放されていた西コースを数本滑ったのですが、新雪でGSトレーニングは出来ないからと2~3本で見切りをつけ、後はSL板で滑ってました。
我々と一緒にユートピアコースも滑りました。ボコボコも新雪もなかなか切れの良い滑り。ブーツの具合が良かったらしいです。超ラッキー。
ケミさんを午後二時半からのコントレに送り届けた我々は、そのまま信州中野のビジホに入り、身支度をして長野駅へ。実はこの日、吉祥寺で夜の授業があったのです。新幹線で往復して長野着は夜中の11時50分ですが仕方ありません。
無事に授業は済んで、吉祥寺から東京駅回り長野行きの新幹線切符を買おうとして驚きました。時間がギリギリで自販機が受け付けてくれません。ヤバひ。
駅員に泣きついたら、東京駅へ行って買ってくれとのこと。吉祥寺で長野行きの乗車券を買ってホームに上がったところで気付きました。
シマッタ、この切符では新幹線に乗れない。
自販機で長野行きを購入したので東京回りの切符ではないのです。東京駅での乗り換え時間は10分ほど。さて、その時間で切符を買い直せるんだろうか。
ちょっと絶望的な気分になりました。一旦は諦めかけたのですが、しかし、翌5日は女子のGS。ケミさん出場予定です。お父さんが娘の晴れ舞台を見ないわけにはいきません。
中央線を降りてから新幹線改札に猛ダッシュ。駅員に事情を説明したら親切な人で、全てをテキパキと処理してくれて、
ものの3分ほどで、写真上の切符をキャンセルして写真下の切符を発行してくれました。感謝感謝。
何とか執念の帰還に成功しました。~o~
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