娘のJOC前の菅平太郎山での試乗会のレポートです。正直言ってちょっと時間が経ち過ぎて、うろ覚えになりつつありますが、頑張って思い出してみます。この日は時間がなかったのですが、シュワルツコースの硬い急斜面、天狗下部の中緩斜面のコブ、ファミリーゲレンデの中斜面をグルグル回って効率的に試乗しました。
試乗日3/22 多分曇り
試乗場所
菅平高原スキー場 シュワルツコース、下部に浅いコブのついた天狗ゲレンデ、ファミリーゲレンデ
・Fischer RC4 Worldcup NOIZE SL Woman M-Plate 158cm R=11.4 サイドカーブ非公開
来シーズン、娘(仮称ケミ)が使用する可能性があるので両親が先に試乗してみました。24-25モデルまで開いていたトップ部の穴が消えました。これが大きな変更点。メーカーサイドの人は、「これは好き好きで」という意味のことを言っていたと思います。適度なグリップ感で適度に走り、特に突出したところもありませんが、扱いやすいと感じました。Yも似たようなことを言っていたと思います。
ちなみに、二人ともコブで使ってみて使えることを確認しました。それほど使いやすいということだと理解してください。
でも、ケミさんは、「デザインがダサくてヤダ」と言っています。おそらく、この2025-26モデルではなく、24-25モデルを購入することになるのでしょう。穴よりデザインてことですか。
・Bluemoris Fighter SL FIS 165cm R=12.5 119-65-102

24-25モデルと変わっていないと思います。昨年同様、適度な返りで使いやすくグッドフィーリング。Yは、「F社より少しボンヤリしている」というようなことを言っていましたが。
大きく変わったのは、コレ↓。

昨年と比べて16500ほど数字が増えてます。が、上記F社や下記A社と比べると、かなりお安いんじゃありませんか。素晴らしいコストパフォーマンス!自分自身がレーサーだったら、間違いなくコイツを選びます。
親としても、是非、マテリアルチェンジをしてもらいたいところですが…、レーサーのフィーリングは尊重しなければならないですからねえ。
・Atomic Redster S9 W FIS 157cm R=11 118-65-102
Yに、全く別のフィーリングのものを乗ってみたいと言われて、コレを勧め、自分でも乗ってみました。まあ、予想通りとは言いながら、グリップ力と板の走りが上記F社B社とまるで違います。こいつぁスゴイ。
でも、この性能がそのままレースでのタイムに反映するかというと、そうは行かないでしょう。この強すぎるグリップ感はネガティブファクターにもなりえますし、このテールの短さはテールでのコントロールを多めに使うスキーヤーには使いづらいと感じるはず。
現に、ワタシはコブでこの板の返りをもてあましましたし、Yはコブではテールが短すぎて使いづらいと言っていました。
ということは、実際のレースでは、掘れてきたり荒れてきたりした時にレーサーのスタイルや力量が問われることになるってことじゃないかと推測します。つまり、まるで合わないレーサーがいるってこと。
Yの結論、「すごく良い板で気持ち良いけど、アタシにはオーバースペック」がその辺の事情を物語っているかも。
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