JOC26参戦記の一~驚愕落胆光明のGS
25日水曜日、いよいよ今年のジュニアオリンピックの初日がやってきました。
娘(仮称ケミ)は、JOC会場のぬかびら源泉郷スキー場で夢への扉合宿が三日あったのに引き続き前日から南関東合宿に合流しています。準備は万端。
おまけにグラブは新しいし。~o~
我々夫婦はくったり温泉を朝7時50分頃出発。ぬかびらスキー場にどれほど父兄の車が来るのか分からなかったので、駐車場について心配していたのですが、午前九時前についた我々が余裕をもって停められたので、さほどたくさんの父兄が来ていたわけではないのでしょう。やっぱり、本州からぬかびらは遠いよ。
我々が着いた時刻にはすでに男子の一本目が始まっていました。
レースのバーンはこんな感じ↑。スタート直後に緩斜面があり落ち込んで中斜面の後、緩斜面が続くバーン。
ゴールゾーンからセンターハウス方向を見下ろすとこんな感じ↑。
女子は一本目午前10時からで、ケミさんは20番スタート。絶好のスタート順でした。放射冷却でバーンはかなり締まって硬かったらしいのですが、女子が始まる頃から気温が上昇し、いくらか雪が緩んできていました。
我々はコース脇を途中まで上っての観戦でした。
女子の一本目は、最初に早生まれ高一生の有力選手が55秒94を出したのに続いて、2番スタートの北海道最強一年生Oさんが55秒09でラップを奪います。すげー。
この後、なかなかOさんを上回る人が出て来ません。最近好調の東京2強の一人Sさんが超アグレッシブなコース取りで迫りますが55秒24。
ケミさんの滑走順が近づいてきました。ケミさんはもともと野沢のような急斜面の軟雪バーンを得意としているので、ぬかびらのような硬い緩中斜面のコースは向いていません。しかし、今年に入って緩斜面の滑り方を若いコーチに教わり速くなっているとのことだったので、期待はしていました。なんとか57秒台の前半で来てくれー。
ケミさんが斜度の変わり目に姿を見せました。体がよく動いていて、特にミスらしいものもないように見えました。いつものようにクロ―チングを低くしてゴー―ル。よしよし。
と思ったんですが、ナント、アナウンスは「58秒72」ですとー。
衝撃の20人中20位、ラップから3秒63も遅れたビリです。しかも、後のスタートの選手がどんどん追い抜いていきます。
結局、一本目36位で2本目に滑走順がターンオーバーする30位にも入れませんでした。我々夫婦は、正直ガッカリしてしまいました。
しかし、本人が一番ガッカリしているはずです。しかも、なぜこんなタイムなのか分からない様子。本人もミスした自覚がなかったんです。
コーチに話を聞かせてみると、「切れ上がり過ぎ」という答でした。これは以前からしばしば言われていたケミさんのクセです。
正直、ワタシは、「それだけなんだろうか」とちょっと疑問に感じたのですが、本人はそれで納得した様子。昼食を取った後、2本目に向けて練習に行き、アップバーンをひたすら滑り続けました。
Yがいみじくも言いました。「スキーが好きな子に育って良かったデス」
そりゃそうかもね。
結局、2本目は思い切り吹っ切れた滑りを見せてくれました。ラップから2秒47差の23位で二本トータル30位。しかも、中斜面上部で旗門にアタックし過ぎてマトモに左肩が当たり減速した上に、得意のストック落しまで披露して、急斜面最後の旗門はハンドスライドでした。コーチからは「上部の減速がなければもう一秒速かった」とホメられました。
これでご本人はスッキリしたのか、「あんなハチャメチャな滑りでこんなタイムなんだー」とケロっとしていました。
でも、そのハチャメチャの中に、 レーサーとしてのあなたのこれからの光明があるんだよ、きっと。
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