2023年5月 1日 (月)

ガスと小雪試乗

試乗日 4/30日 小雨とガス 

試乗場所 かぐらスキー場  雪の少ないメインバーンとジャイアント

・Bluemoris M-Potion+BMプレート 168cm R=16.0  115-70-100

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 もうこの板を注文してしまっているので、今さらなのですが、せっかく試乗会やってたので試乗。ガスで視界が悪く、コブ底が出て満足にコブを滑れない状況だったのですが、それでもいくつか気付いたことがあります。

 今使っているS-Potionで滑った直後の試乗だったので、やはり小回りでの板の走りには少し不満を感じました。

 しかし、足元のシッカリ感は安心材料。加えて、板の前後のバランスが良いので上下軸の動き(トップとテールを廻旋させる)がしやすく、ガスの中でも安心して小回りができました。

 オールラウンドに使うには、やはりコレで良いんじゃないかしらん。

 ちなみに、ブルモリの選手の方と話をしていて、「コレの白で新雪は怖い」と話したら、「そんなことないですよ」と反論されましたが、「でも八海山とかの新雪を滑るので」と言ったら、「ああ、そりゃダメだ」と言われました。ヤッパリそうだよね。~o~;;

・Bluemoris B-Potion(H) 167cm R=19.6  95-63-88

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 前回よりも短い板にしてみました。

 実は、この前日、Yがコレを試乗して、「野沢の時は感じなかったけど、なんだかトップが長すぎる気がする」というので試乗してみました。

 Yが言うには、我が家で使っているH社F17の161cmと比べると、テール部の長さが一緒で、トップだけ6cm長いというのです。確かに、ワタシのS-Potion165cmと比較しても、

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 テールはほぼ同じ。トップ部だけ2cm長いということになります。

 Yは、前日のザクザク雪のコブだとトップが邪魔になる気がしたと言っていました。「女子がコブで使いこなすのはキビしいんじゃないかしら」とまで言っていました。

 コイツは普通の時はアテになりませんが、コブに関してはワタシよりレベルが上ですからねえ。

 ただし、この日の雪ではそんなに気にならなかったということなので、雪質やコブの形にもよるんでしょう。

 ワタシが履いた感じでは、確かにトップ部は少し長い気がしましたが、この日のコブではあまり邪魔な感じはしませんでした。前後のウェートが軽いので、コブの中でも廻旋させやすく楽です。

 でも、もっと細かいリズムになったらこのトップの長さは少し気になるかもしれません。もしかして、自分でコブ板として購入していたら、少し魔法をかけることになったかも。

 とは言え整地を滑るには、このトップ部の長さは安定感につながっているんだろうから、オールラウンドに使うなら、このままなのかなぁ。

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2023年4月30日 (日)

バタバタとゴールデン

 金曜日、ワタシは午前立川、夜池袋の仕事でした。

 Yは、娘(仮称ケミ)の帰宅を待って越後へ出発することになっていました。GW初日の土曜朝出発では、何時着くか分からないので。

 ところが、ケミさんの帰宅後、いつも不調なYのPCの不調が極まってしまいケミさんの宿題メールをプリント出来なくて四苦八苦。ワタシは夜の仕事があるので途中で出かけてしまいましたが、結局、出発は5時半頃になった模様。Yのフラストレーションは爆発寸前だったので、到着のメールをもらうまでヒヤヒヤしていました。

 翌土曜日、越後は快晴。ケミさんはこの日、田代でTRでした。

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 Yはかぐらまで上って、

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 コブを滑りまくる…はずだったのですが、かぐらはテクニカルクラウンの検定で和田小屋正面のコブコースが使えず、他の場所のコブはコブ底が出ていて、ちょっと欲求不満だった模様。

 一方、ワタシは午後町田で授業の後、新幹線に飛び乗ってバタバタと湯沢へ。今年は本当に久しぶりにGW前半に滑れます。

 ところが、今日は雨とガスでした。

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 田代のロープウェイ降り場はすでに雪がなく、少し歩かされます。

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 ケミさんのトレーニングバーンはこんな感じ。イヤハヤ。ワタシとYはかぐらまで上りました。

 んで、2時間だけバタバタとブルーモリスの試乗会に参加できました。レポートはまた、明日にでも。

 悪天候のおかげで、帰りの高速は渋滞なし。スムーズに帰りつけました。

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2023年4月13日 (木)

別天地試乗その三

試乗日 4/9日 晴れ

試乗場所 野沢温泉スキー場 やまびこA・C・D・Eコースの比較的硬くしまった雪で徐々に荒れ出す中~緩斜面。Dコースに掘られた比較的浅いコブライン。

・Bluemoris M-Potion BMプレート有りと無し 168cm R=16.0  115-70-100

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 まず、BMプレート無しのものがあったので試乗してみました。これ単独だと分かりにくいのですが、微妙にグリップ感が弱くシッカリ感がありません。踏み込んだ時に足元のブーツセンターが逃げていく感じがします。

 次にBMプレート付きに試乗するとハッキリします。足元がシッカリして安心感があります。

 コレ、どっちが好みかは人によるんでしょうねえ。ワタシは断然プレート有り派なのですが、無い方が自由度が高く操作性が良いと感じる人もいるんじゃないかな。

 多分プレート無しの方が上下軸の動き(トップとテールを左右に振る)がしやすく、そういう動きを多用する指導員系の人はプレート無しを選ぶんじゃないかしらん。脚力のない女性なんかでもプレート無しを支持すると思います。

 メーカー側がプレート無し板を試乗に持って来てるのは、そういう需要を見込んでいるのかもしれません。乗ってもらわないとその人の好みは分からないってことですね。

 プレート付きに関しては、前回前々回と変わらない好感触を得ました。ワタシの来期オールラウンド板は、コイツに決定かも。

・Bluemoris S-Potion+BMプレート 165cm R=12.4  119-65-102

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 この板のハイスピードテストというのが、今回の試乗会のテーマの一つでした。やまびこBコースがレースのため閉鎖されていたので、残念ながらこの目的は果たせなかったのですが、荒れと人の比較的少ないやまびこAコースで、可能な限りの大回りを試してみました。

 うーーん、悪くないけど、安定感はイマイチなのかなぁ。

 本当は、同じコースでM-Potionと乗り比べてみると、ハッキリしたのかもしれませんが、この日の野沢はリフトが混んでいて、試乗時間を30分と区切られた中でそういう実験は無理なんでねえ。

 ちなみに、昨日の試乗レポの中に書いた「超細か過ぎピッチのラインコブ」にこの板で入ってみたのですが、驚いたことにポップ。跳ねられました。この板でコブを滑りにくいと感じたのは初めてだったので驚きました。

 やまびこDコース下部の普通のピッチのコブだと全く不満はなかったので、細か過ぎるピッチ限定の話とは思いますが、少なくとも、ピッチの細かいコブではH社e-SLに負けるってことですね。

 ワタシが現在使用している20-21S-Potionと比較したらどうなんだろうと考えると興味は尽きないのですが、なんせ、時間が無かったのでねえ。

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2023年4月12日 (水)

別天地試乗その二

試乗日 4/9日 晴れ

試乗場所 野沢温泉スキー場 やまびこC・D・Eコースの比較的硬くしまった雪で徐々に荒れ出す中~緩斜面。Dコースに掘られた比較的浅いコブライン。

・Head Worldcup Rebels e-SL  FIS 156cm R=12.4  114-66-100

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 写真にストックの影が映り込んでしまいました。見苦しくてすみません。

 前回のしらかばでの試乗でYの評価が高かったので、ワタシも履いてみました。Yも再試乗しました。

 165cmがないので156cmを履いたのですが、それもあってトップとテールが軽く取り回しがしやすいです。しかし、板自体の素材が軽すぎて安定感がそれほど感じられないかもしれません。

 その点を再試乗のYは、「なんだかスカスカです」と言ってました。どうも評価がかなり変わった模様。

 察するに、しらかば2in1ラッツラッツコースの荒れ果てたバーンだとこの板の軽さ取り回しやすさが生きて高評価になるのでしょう。ところが、この日の野沢やまびこコースの、ある程度硬くしまったバーンだと板の軽さがマイナスに感じられるのかもしれません。

 でも、この扱いやすさはちょっと良いかも。やまびこ第二クワッドリフト降り場付近に掘られた超細か過ぎピッチのコブ(上手く滑れなかったYは「あんなのコブじゃありマセン」と怒ってました)も、この板ならなんとかなりました。

 多分、基礎ユースだと、上下軸の動き(トップとテールを左右に振る)を上手く使える指導員系の人が好むんじゃないかしら。

 かなり広範囲の人に受け入れられ易いと思うので、Yの最初の感想「この板売れセン」は当たってるんでしょうね。

・Rossingnol Super Virage Ⅷ 0versize 172cm R=14 センターは78ですが、トップテールは写真がボケていて確認できませんでした。

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 試乗サイトで割と高評価だったので試してみました。

 センターが78mmあって、オールマウンテンテイストの板なのですが、チタンが入っているためか、ハードなバーンでもシッカリ感があります。少し荒れてきたやまびこDでも、しっかりグリップしてくれて安定した大回りができました。

 軽いので取り回しもしやすく、コブもイケます。上記、細か過ぎピッチのコブもなんとかなりました。

 来期オールラウンド板を探しているワタシとしては、この板も候補に入れて良いかしらと一瞬思ったのですが、もうちょっと元気に返って来てくれた方がワタシ好みですかねえ。 

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2023年4月11日 (火)

別天地試乗その一

試乗日 4/9日 晴れ

試乗場所 野沢温泉スキー場 やまびこC・D・Eコースの比較的硬くしまった雪で徐々に荒れ出す中~緩斜面。Dコースに掘られた比較的浅いコブライン。

・Bluemoris FIGHTER SL FIS 165cm R=12.5  118.9-65-101.5

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 23-24シーズンからBluemorisは満を持してレーシング部門に進出します。この板はそういう意味で、メーカーがかなり力を入れて作ったんじゃないかと思いました。コスメもなかなかカッコ良いんじゃないかしら。Yには、「字が大き過ぎマス」と不評でしたが。~o~;;

 乗ってみてドッシリした重さを感じます。滑り出しても安定感があります。しなやかにたわんで気持ち良い走り。過剰な感じはしません。軽快さよりしなやかさと安定感で勝負してる感じ。

 Yもこれの156cmに乗せてもらいました。メーカーサイドからは「レスポンスが敏感なので気を付けて」と一言ありましたが、コイツは普段SLばっかり乗ってますからねえ。

 案の定、とても気持ち良く滑ってました。「SLセットの中で使いこなせるかどうか分からないけど、それ以外なら履いてみたい」だそうです。Yは、「お高いんでしょ」と敬遠気味でしたが、あんまり他のメーカーと変わらない値段設定になってるみたいなので、今年から使っているe社の次は、もしかしてYの有力候補かも。

 ただ、女性が使うとなると、この重さはどうなんだろう。セパレートタイプのBMプレートをチョイスすれば軽量化は図れそうですが。

 これはSL板としては本来の使い方じゃないけど、Yはラインコブにも入りました。滑りやすいそうです。「コブの中でコブ板(B-Potion)よりズラしやすいデス」とトンデモナイことを言ってたのは、メーカーの方にはナイショでしょうねえ。~o~;;

・Stockli Laser SL FIS 155cm R=12.2  サイドカーブ非公開

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 ワタシは試乗していませんが、Yが試乗しました。昨年、YはStockliのSL二番手モデルに好印象を持ったので履かせてみました。

 「乗ってみて高級感がありマス」だそうです。シャープな感じで元気が良いそうです。扱いやすくコブでも使いやすいと絶賛するYが、「でも絶対買いマセン」というのは、値段をある程度聞かされているからです。

 「その値段でこの板を選ぶのは、シュミ的」だと言うのですが、でも、この板を選べる大人って人生豊かに生きてると思うぞ。

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2023年4月10日 (月)

賑わいの山努力の山

 土曜日も娘(仮称ケミ)は早速通学。中学生第一日でした。

 ピカピカの一年生です。六年前にはピカピカの初迷子になっていた娘が、この日は通学定期券での電車通学でした。

 ケミさんの帰宅を待って我が家は越後へ出発。ケミさんはレーシングスクールの指定宿に入り、日曜はみつまたでTR。我々は苗場に泊って日曜は野沢へ。2019以来の野沢試乗会です。

 日曜朝、ナント、苗場の駐車場でも雪が積もっていました。

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 野沢には9時過ぎに着いたのですが、驚いたことに駐車場満車。第三駐車場へ入れさせられたのは初めてです。なんだろ、この混雑は。

 他のスキー場に雪がないのと前夜降雪でこの日快晴という予報とやまびこゲレンデで行われたレースと試乗会と各メーカーが行っていたレッスン会と…そういう要素が重なったせいらしいです。

 例によって長坂ゴンドラ乗り場の辺りは、ほぼ畑状態なのですが、

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 やまびこまで上がると別世界でした。試乗レポは明日にでも。

 午後2時まで試乗してみつまたへ回り、ケミさんを拾って帰京。帰宅は午後8時頃になりました。

 今日からケミさんは普通に一学期です。ワタシはまだ仕事が始まらないし今日は紙ゴミの日なので、この時期にやってしまおう。

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 Yと一緒にケミさんの塾の教材を整理しました。これで約三分の二ほど。あの子が二年間で積み重ねた努力の山です。Sピックスの教材はドリル式なので、ほぼ全ての教材にマジメな書き込みがあります。 

 ワタシは商売柄、こういう真面目な努力が全て実るわけではないということをよーく知っています。しかし、真面目な努力のないところに成功の果実は実らないということも、よーく知っています。

 実ってくれてヨカッタよー。整理してて充実感があるもの~。~o~;;

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2023年3月22日 (水)

両極端試乗その二

試乗日 3/18日 雪 

試乗場所 しらかば2in1スキー場 ラッツラッツコースの湿雪の踏み荒らされた急斜面。

・Hart Circuit74 MT 165cm R=15.1  121.5-74-102.0

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 これの158cmを愚妻Yが試乗していたので、M-Potionとの比較にと思いワタシも借りてみました。ワタシはラッツラッツの荒れ地でしか履いていません。

 荒れ地で履く分には、扱いやすさみが生きて快適です。意外と良いじゃないという感じ。ただ、部分的に残る整地で本気のカービングをしようとすると、M-Potionに比べてすこーし柔らか過ぎる気もします。Yも同意見でした。もしかして、整地で物足りなくなるかも。

 それと、コスメですが、この白一色に小さく「Hart」とロゴが入ったものしか生産しないのだそうです。コレは、オールラウンド板としては、どうなんでしょう。

 脛まで程度であっても新雪の中でコケたら、探し出すのに往生しますからねえ。

・K2 DisruptionSC 168cm R=15.2  126-73-108

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 湿雪の降った18日に「こういう日はマジメにスキーする気になれマセン」と宣言したYがアレコレ探して借り出した板です。ワタシもYの後、借りてみました。

 まず、履いた瞬間、非常に軽いです。その軽さが生きて操作性は良く、荒れた斜面も楽しく滑れます。ラッツラッツの、踏み荒らされた15cmほどの新雪の斜面も楽しく滑れました。この日のラッツラッツを滑る分には、「これぞオールラウンド!」って感じになります。

 でも、新雪だったら、センターはもっと太い方が良いし、例えボコボコしていても新雪が排除された斜面ではもう少しシッカリしている方が良いです。やや中途半端なのかなぁ。

 結局、どんな斜面を滑る人に向いているかと考えると、この日のラッツラッツみたいな新雪を含む荒れたバーンをメインで滑る人向けなんでしょうね。

 でも、日本じゃあんまり需要なさそう…。

・Head Worldcup Rebels e-SL  FIS 156cm R=12.4  114-64-100

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 オマケです。

 実は、この板、ワタシは乗っていません。愚妻Yが二度ほど試乗しました。気に入ったらしいです。彼女いわく、「コレ売れセンです」。非常に小回りしやすく、湿雪の荒れ地でも乗りやすかったようです。

 白でも水色でも中身は同じらしいです。借りてる人も多く、ワタシも時間があったら借りてみたかったのですが、自分の購入候補に乗るのに忙しくて…残念。

 次の機会には是非。

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2023年3月21日 (火)

両極端試乗その一

 土曜日湿雪が降りボコボコ、日曜圧雪が入り放射冷却で硬く締まった整地という両極端なスノーコンディションでの試乗会でした。まあ、こういうのも板の性質を知るには良いかと思います。

試乗日 3/18日 雪 19日 晴れ

試乗場所 しらかば2in1スキー場 ラッツラッツコースの湿雪の踏み荒らされた急斜面と整地されて硬いランラ―ンコースの中~緩斜面。

・Bluemoris M-Potion+BMプレート 168cm R=16.0  115-70-100

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 今年のワタシの購入候補本命です。土曜の湿雪の荒れ地ではバランスの良さが生きて取り回しやすく、まず合格。コブっぽくなったところの荒れ地での小回りもまずまず出来ます。

 前回、気になった硬い整地での小回りですが、十分返ってくれます。もしかすると、昨年までのM-Potionに比べて、微妙に返りが弱いのかもしれませんが、これだけ単体で乗れば気付かない程度でしょう。硬い雪のランラ―ンコースの小回りをYに見てもらって合格点をもらいました。

 これで購入決定でも良いのですが、すぐ後でS-Potionに乗るとSの小回りの快感度が高いので、ねえ。~o~;;

 まあ、もう少し楽しませてもらいましょう。

・Bluemoris S-Potion+BMプレート 165cm R=12.4  119-65-102

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 湿雪の荒れ地でも取り回しやすさが生きて滑りやすく、余計な返り過ぎがないので小回りできます。整地小回りはやはり快感度が高いです。

 整地緩斜面をカービングしていて感じたのですが、どうも、現在使っている20-21のS-Potionに比べて、トップをかませてから踏み込んでいく時の踏みごたえがかなりシッカリしているようです。プレートは今の板の方が硬いプレートなので、23-24モデルは板自体にレーシング的な強さがあるかもしれません。

 YもSの155cmを試乗しました。この試乗会に来ている155cmはBMプレートがなく、そのためか本格的SL板に慣れているYは履いてすぐに、「この板ダメですね。ペラペラで頼りないです」と言っていたのですが、硬い整地を滑って「コレ良いデス。小回りしやすいデス」と評価が変わりました。板自体のシッカリ感のためかもしれません。

 ちょっと気になったのは、硬い整地のランラ―ンコースでハイスピード大回りをしてみた時に、すこーし頼りなさがあったかも。当然、この板の本来の使い方ではないので仕方ないんですが、オールラウンド板として考えると、その部分も気になります。次回、どこかでハイスピードテストが出来ると良いのですが。

・Bluemoris B-Potion(H) 172cm R=20.9  95-64-88

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 購入候補ではありませんが、オマケで乗ってみました。ブルモリの人は「この板、おススメ度高いです」と言ってました。

 今度のB-Potionは、HタイプとLタイプがあり、試乗会に来ていたのはハードなHタイプの方でした。ハードタイプといっても一般的にはかなり柔らかい板です。ブルモリの人によると、Lタイプはモーグルといっても入門編らしいです。

 コレ、先シーズン、こんな感じで開発中だったもの。

 以前のB-Potionに比べて、オールラウンドという感じはしません。でも、大回りも小回りも普通に楽に出来ます。この細さでは、リズム変化を入れようとすると踏み外しが起こりやすくなるかもしれないので、以前のように「テクを一本で受けるなら」という勧め方はできないですが、オールラウンドにも使えるモーグル板という感じじゃないかしらん。

 多分、基礎ユースで言えば、コブが特に苦手という人が一級やテクを受ける場合のコブ&小回り用板、またはクラ受験者のコブスペシャルというのが一番適当な使い方だと思いますが、コブ中心にオールラウンド板として考えても悪くない板だと思います。

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2023年3月20日 (月)

お一人様お久しぶりの週末

 土曜朝4時50分、我が家は雨の中を出発しました。娘(仮称ケミ)のレーシングスクールのトレーニングが菅平であったからです。

 雨は途中で雪に変わりましたが、菅平でも湿雪でした。菅平では、この日レースも予定されていたのですが、湿雪が積もったコースでは危険なため、レースは中止になりました。

 結局、ケミさんのトレーニングの方は恐る恐る半日だけ行われたそうです。

 レーサーはどんな雪にも対応しなければならないのですが、唯一ダメなのは湿雪が降り積もってしまった場合です。コース上の雪は頻繁にデラを入れて排除できますが、コースを半歩でも外れたら片足に大ブレーキがかかり大転倒になるという状況では怖くてレーシングは出来ません。

 閑話休題。ケミさんをコーチに預けて、我々はしらかばに向かいました。しらかば2in1スキー場で某Alpenの試乗会があっからです。

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 しらかば2in1は初めてでした。ちょっとウロウロしてしまいました。ここにも湿雪が降り、メインコースと思われるラッツラッツコースは半分ボコボコで半分新雪。

 まあ、こういうのも試乗としてはアリです。レポートは明日にでも。

 時間一杯まで試乗して、宿泊は本当にお久しぶりの車山Gんのさじでした。なんと、8年ぶりです。

 8年前にすでに非常に高齢だったご主人は、昨年11月に他界されていたそうです。

 宿自体は以前と変わりませんが、トイレが改修されてキレイになりました。料理もすごく洗練された感じになりました。

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 先付とサラダと皮つき豚バラの煮込み。皮部分のゼラチンが美味しい。

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 洋風のブリ大根。Yは添えられたゴボウに感動して持ち帰りそうになりました。

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 デザートはこちらで取れたハチミツを使ったプリン。美味しいです。

 我々が舌鼓を打っている間に、ケミさんの方は、菅平の宿舎で一人部屋生活を楽しんでいたらしいです。お一人様を喜べる年になったか。

 日曜は快晴。我々は朝のうちに快晴の2in1でハードバーンの試乗をし、10時過ぎには上がってケミさんを迎えに菅平へ。

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 菅平グランプリコースは菅平晴れで、良いトレーニングが出来たようです。

 2時前には帰路につきましたが、事故渋滞に2度会う不運もあり帰宅は6時過ぎになりました。 

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2023年3月 1日 (水)

切り分け中の中確幸試乗その二

 昨日のO社に続いてBluemorisです。実は、現在使用しているS-Potionが買い替え時なので、その候補に乗るための試乗会参加でした。

試乗日 2/26曇り

試乗場所 ノルン水上スキー場 Aコースの新雪の踏み荒らされた中斜面と新雪のわずかに載った硬いコブ、Bコースの新雪の踏み荒らされた中斜面。

・Bluemoris M-Potion+BMプレート 168cm R=16.0  115-70-100

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 この板は二年前から購入候補の一番手です。来期のコスメは白黒と黒白の二択。多分、深雪を滑る可能性がある人は黒ベースが良いでしょう。白ベースは板が外れた時に発見しにくいから。

 センター幅を広くし、メタルを薄くしたのだそうです。その効果か荒れ地が楽しいです。返りと走りが適度で抜群の安定感です。板に血が通って、自分の足で荒れ地を大回りしている感覚はちょっと感動モノ。

 コブの滑りやすさは変わりません。テールが使いやすく余計なオツリもないため、安心して縦を狙えます。

 全体にオールラウンド性は向上したと言えると思います。ただ、もしかすると、完全な整地での板の返りが鈍くなっているかもしれません。次は整地で試乗してみたいところです。

・Bluemoris S-Potion+BMプレート 165cm R=12.4  119-65-102

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 現在使用中の20-21のタイプ4.5と比較しての感想になります。

 乗りやすさ扱いやすさは変わりません。

 荒れ地ではMより荒れに反応しますが、ピョコンという返り方ではなく、楽しめる範囲です。

 コブも滑りやすいです。テールの使いやすさ、返りの適度な感じは旧モデルそのまま。

 違っているかなと思ったのは、今回のノルンでは少ししかなかった整地での小回り。板がビュンビュン返って来ます。しかも、いくらか切れ上がり感が強く、暴走グセのあるワタシでも暴走しないで済むかも。

 この辺り、21-22モデルよりテールを微妙に太くした影響なのかもしれません。

 小回り超楽しいんですけど、どうしましょう。

 購入候補はM-Potionだったんですけどねえ。~o~;;

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