2022年5月 2日 (月)

オトナになった地獄とお試しの日

 日曜午前四時、愚妻Yと娘(仮称ケミ)は再び越後へ出発しました。

 ワタシは二人を見送った後、会議の準備でした。例の初夏の地獄の会議が三年ぶりに開かれるからです。

 本当に久しぶりでした。皆さん相変わらず「よくぞここまで真面目に」と思うほど真剣に議論を戦わせたのですが、でも、三年前以前よりもアッサリと和やかに会議は終りました。

 ちと拍子抜けしました。Yにその旨メールしたら、「皆、オトナになったんじゃない」だそうです。~o~

 アッサリ終わっても、自分へのご褒美だけは忘れません。

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 左から宮城県岩崎酒造さんの「宮寒梅 純米大吟醸 無濾過中取り」、群馬県分福酒造さんの「分福 純米吟醸 舞風」、長野県古屋酒造さんの「和和和 純米吟醸 濃かすみ金文錦」。

 分福は、群馬県で開発した酒造好適米「舞風」で醸したお酒です。冷やでは、上立香はそれほどでもなく含み香も期待ほどではなく、アッサリした味わいだったのですが、ぬる燗にしてみたら、ウン、こりゃ良いバランス。

 一方「和和和」はこの日に買ったのではなく、木曜に八王子に行った時に加桝屋さんで購入した加桝屋オリジナル。コレ、マジな話、メチャメチャ美味しいです。程よい刺激と甘旨味。これほど美味しい「かすみ」は何年振りだろう。

 一方、越後の二人ですが、二人とも今日は試乗を楽しんだようです。

 ケミさんは、SLトレーニングだったのですが、V社の人が来て試乗をさせてくれたそうです。今乗っているF社よりも曲がってくれず、それをV社の人に言ってよいものか困ったそうです。まあ、キミの滑りはもっぱらF社板で作った滑りだからねえ。

 Yは、かぐらに上ったそうです。今日のかぐらは、

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 一昨日より微妙に減っているようです。でも、雨予報だったので空いていて、

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 とても気持ち良かったとか。

 昨年同様、ブルモリが試乗会をやっていて、ナント、ブルモリで開発中のモーグル板に乗れたと。

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 くそー。そんなレアなものにっ、と試乗マニアの旦那さんは切歯扼腕。~o~

 我が家のモーグル板H社F17に似た乗り味(もともとブルモリはH社の下請けでF17を作っていたそうです)ながら、「パコンと返って来る感じはスキ!」だそうです。

 うらやましひ。~o~;;

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2022年3月 2日 (水)

ブロッサム日和菅平その2

 菅平でのBlossom試乗会小回り板編です。

試乗日2/25 快晴 

試乗場所 

 菅平ファミリーコース、シュワルツコース、太郎コースの硬い整地 シーハイルコースの節操のないコブライン 

・Blossom FIS SL 165cm R=14 118-66.5-102.5(カタログの表記と違いますが板に貼られていたシールの数字を載せておきます)

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 まず、愚妻Yが、先日フィーリングが悪かったFIS SL 155cmを試乗してシュワルツコースを滑って奇声を上げます。「コレ、すごいデス!オートマチック!!」

 何の気なしに一番上からフラッと小回りに入ったら、板が腰の下で勝手にビュンビュンカービングし始めて止まらなくなったとか。

 コレ、後からワタシも165cmを借りて確認したのですが、本当にそんな感じです。グリップがとても良く非常にしなやかなので、ターンに入ると板が勝手にグリップしてたわみ、抜けて走って次のターンポジションに来てくれてグリップし、またたわんで抜けて走り、オートマチックにカービングを続けてくれます。その間、スキーヤーは上体をフォールラインに向けてブレないようにし、適当なタイミングでストックを突くだけ。板は体の下を左右にビュンビュン行ったり来たりします。すげー。

 ただし、完全オートマチックにすると暴走になりかねず、また、面白くもないので、ハーフマニュアルっぽくコントロールしようとすると、ちゃんと言うことを聞いてくれるようになります。

 愚妻Yは、この板が気に入ってずっと試乗していました。最後には上手く手なずけて、「サイコー!」と歓声を上げてました。

 ただ、そのYにしてからが、初めのうちはエッジが掛かり過ぎて、平らな所でたわいもなくコケてました。~o~;;

 ちなみに、この板のコンセプトとは関係ないけど、コブもイケます。越後の深いコブだとどうだかわかりませんが、菅平に出来る程度のコブなら、シーハイルコースの階段コブあり二段掘れありの節操のないコブラインでも対応できました。本来、操作性の良い板なんだと思います。

 さらにちなみに、前回のYの感想と今回のYの感想を比較すると、昨日述べたBlossomを試乗する際の注意点が理解できると思います。雪質によって、まるで評価が違っちゃうんです、このメーカーの板は。

・Blossom SL N゜1 159cm R=12 123-67-104

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 愚妻YはFIS SLの後に試乗し、「コレ、つまんないデス」と言っていました。でも、ワタシ的には、こちらに好感を持ちました。基礎ユースなら、こちらでも十分ビュンビュンいってくれます。オートマチックって感じにはならないけど、その分、操作性が良くて融通も利きそう。

 ちなみに、当然のことですが、こちらの方がFIS SLよりコブで使い易いです。

 159cmは普段使いには中途半端な感じだけど、小回り用と割り切ればこの方が良さそうです。技術選地方予選の小回り板なら、こちらでしょう。

 クラウン検定の小回り板でも良さそうです。多分、165cmか171cmにすれば一本でクラウン検定行けそうですが、それは中途半端になってもったいない気もします。また、テクニカル受験レベルだとちと持て余すかも。特にコブで。 

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2022年3月 1日 (火)

ブロッサム日和菅平その1

 菅平でのBlossom試乗会のレポート大回り板編です。

試乗日2/25 快晴 

試乗場所 

 菅平ファミリーコース、シュワルツコース、太郎コースの硬い整地 

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 ブロッサム日和↑の素晴らしい日でした。

・Blossom Master Race GS 180cm R=23 104.7-68.6-89.5

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 まず、マスターズ用のGSから。日本限定モデルだそうです。硬く締まってとても良い雪質だったので、この板のグリップの良さが生きました。しっかりした足場があり、しなやかにたわんで、たわみ戻りが快感です。特筆すべきは切り替えのスムーズさ。以前乗っていたFlere SLと同様、リズム変化しやすいです。

 もし、ワタシが大回り用の板を購入する年なら有力候補になったかもしれません。技術選の地方予選などでは武器になるかもと思います。しかし、OSじゃないから全日本には使えないだろうけどね。クラウン受験の大回り用としてもかなりイケると思います。

 ちなみに、同じMasterGSが二台置いてあったけど、トップの形状が微妙に違いました。いくらハンドメイドとはいえ、このあたりがイタリアン。~o~

・Blossom FIS GS 188cm R=30 

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 R=30のGS板は、多分初めてだったので、曲がるかしらんと心配だったのですが、曲がりました。ただし、スピードがないと言うことを聞いてくれませんでした。でも、予想していたほど扱いにくいわけではなくスピードさえあればカービングで気持ち良く曲がってくれます。ワタシの体力技術ではちょっと大きめな弧になりますが。

・Blossom GS N゜1  173cm R=17.5  114-69-99

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 日本で言えば、基礎大回り系トップモデルということになるのでしょう。インストラクター用みたいなことが書いてあったけど、こんなにグリップの良い板は日本のスキー教程に会わないんじゃないかしら。そのくらいグリップ感が良いです。MasterGSよりはオールラウンドに振ってあるとは思いますが、かなりがっちりグリップしてしなやかにたわみ、ビュンビュン走ります。

 代理店の人にお話をうかがったところ、「ウチのサービスマンが『Blossomらしさを出さなきゃ』ってエッジを立ててます」とのこと。まあ、確かにBlossomの個性は際立つと思うけど、この板はそういう趣旨の板ではないんじゃないかしらん。レーサー用じゃないんだから。

 この日は雪が良かったので、このくらいのエッジでも良いと思いますが、前回(24日)のような雪の場合、レースをやらない人がこの板に乗ったら、すごく印象悪くなるんじゃないかと思います。

 これは、他のBlossom板でもそうなのですが、Blossomは全体にトーションが強くフレックスが柔らかい造りなので、レースをやらない人がBlossomを試乗した場合、この日のような硬い良い雪と、逆にエッジが関係なくなる春のグサグサ雪ではフレックスの柔らかさが生きて評価が高くなります。ところが、試乗会の日がキョロ雪っぽくなると途端に、トーションの強さが災いして、まるで低評価になってしまうと思います。その辺り、試乗する側も気をつけなければなりませんし、代理店側もちょっとは考えてチューンナップしないと、ねえ。

 ちなみに、試乗板は全てブルーでしたが、これはコロナの影響で間に合わなかったとのこと。本当は、こういうコスメになるそうです。

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2022年2月24日 (木)

夫婦で小回りその3

 夫婦で小回り第三弾です。

試乗日2/20 小雪 

試乗場所 

 菅平シュワルツコースの小回り道とファミリーコースの中緩斜面に掘られたラインコブ(モーグルコース?)

・Blossom FIS SL    165cm R=14 116.4-65-100.7 

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 まず、最初に公平を期すために断っておきますが、この板を試乗する頃から、雪質が少し変化して変にグリップしやすい雪、新潟で言う「キョロ雪」に近い箇所が出て来ました。多分、この板が一番苦手にする雪です。それを前提に読んでください。

 ワタシが165cm、Yは155cmを試乗しました。ワタシは以前、12-13のBlossom FlereSLに乗っていたことがありますが、Yは初Blossomでした。まず、Yが、「センターがずいぶん細い感じです」と言い出します。これは、このメーカーのSL系の特徴です。

 滑り出すとすぐに、「この板、あんまり好みじゃアリマセン」と言い出しました。エッジが変に引っかかるというのです。

 実は、これもこのメーカーの特徴です。トーションが強くグリップ力はあるのですが、そのため雪を選ぶ板なのです。

 恐らくYが主に使う技術には合わないのかとも思いました。ワタシは以前使っていたこともあって、Yほどに違和感は感じませんでしたから。以前のイタリアンパパに近い乗り味で、ワタシ的にはある程度好感が持てました。まあ、エッジが引っかかり気味だったのは確かですが。

 多分、雪がもっと硬いか、さもなければグスグスに柔らかいかなら、この板が本来持っているしなやかなフレックスが生きて、Yの感想も違って来たのかと思います。

 この日のような雪の場合、代理店側で少しエッジを垂らし気味にチューンして持って来てくれると、感想がかなり違ったんじゃないかしらん。ちと、残念でした。

・OGASAKA TC-SU    165cm R=12.4 118-65-102(多分)

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 ワタシがTC-SU165cmを借り、YはTriunSを借りました。一緒に並んでリフトに乗ってYさん一言、「その板はASKULで作ってるんデスか?」~o~

 オガサカさん、もうちょっとデザインってものを考えたらどうでしょうね。~o~;;

 乗り味は、いつものTC-Sシリーズ。何でも出来ます。板を走らせる気で小回りすると、こちらが意図しただけ走り、ズラそうと思うとこちらが意図しただけズレます。コブでも使い易く失敗する気がしません。

 多分、以前と比べると少しずつは違ってきているんでしょう。TC-SSあたりから、何だかワタシ好みの走りになってきている気もします。でも、それでも、このそつなく失敗しない良い子ちゃんブリは、購入意欲をスポイルするんだよなー。 ~o~;;

・Volkl Mantra96 177cm 30/18/24 135-96-119

 ちょっと付け足しです。先日Yが気に入ったV社ファットがあったので、Yに借りさせてコブで試させてみました。ナント、コブもけっこうイケます。少しスタンスに気を付けさえすれば、普通にコブ滑れちゃうみたいです。少なくともYは見たところ普通に滑ってました。なかなかスゴイ板ですねー。

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2022年2月23日 (水)

夫婦で小回りその2

 夫婦で小回り第二弾は、Yのお気に入り板です。 

試乗日2/20 小雪 

試乗場所 

 菅平シュワルツコース太郎コースの小回り道とシーハイルコースの節操のない長いラインコブ

・elan SLX WC Plate   165cm R≧12.6   157cm R≧11.5  サイドカーブ非公開

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 最初、ワタシが165cm、Yが157cmに乗りました。

 朝イチHead板に乗っていた時は遠慮して試乗会の行われている裏太郎だけ滑ったのですが、それでは板の本領が判らないのでバーンをあちこち変えてみました。

 シュワルツコースと太郎コースに硬い小回り道が出来ていたので、滑ってみたのですが、ワタシの方は、何だかエッジ引っかかるし硬いし、うーーーん。どう滑ったら良いんだこりゃ。

 どうしても狭い小回り道にターンサイズを合わせられません。なんだか扱いにくいなぁ、コイツ。

 ところが、Yの方は絶好調で、「コレさいこーです。一番、滑りやすいデス」とのこと。傍で見ていても、コイツが今取り組んでいるレーサーらしい小回りが実現できています。

 念のために、ファミリーコースの中緩斜面でも試してみたのですが、やはり、思ったような滑りはできません。イヤハヤ、ここまで夫婦で感想が違ってしまうか。

 と思ったのですが、Yの履いていた157cmに乗ってみたら、あらら、扱いやすいじゃないの。狭い小回り道もコレなら大丈夫。ワタシ的にも納得の小回りが出来ました。グリップ感が良く足場がしっかりしていて安定感があり、しかも取り回しがしやすい。こりゃYクンの高評価も納得できます。

 メーカーサイドの人にお話を聞いたのですが、この板は、elanを使っているWC選手の板の中から一番柔らかいバージョンを一般用として販売しているのだそうです。だから、メンズの165cmとレディースの157cmでは中身が違うし年によっても多少バラつくのだとか。

 ナルホド、それで、ワタシの借りた165cmは素人には扱いにくかったのかと。

 多分、ワタシが買うとしたら、男でも157cmを買うと思います。レース出ませんから。

 ちなみに、二人ともコブでは滑り易さを感じました。シーハイルコースに出来たコブラインは、受けコブ二段掘れ片利きと何でもあれの節操のないラインでしかもむやみに長かったのですが、二人とも楽勝で完走できました。

・Stockli Laser  SL    165cm R=13.6   120-68-98

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 この板は、SL最上級機種ではなく、今回Yが試乗した中では唯一の一般小回り用なのですが、Yはそういう細かいことを知りません。SLと書いてあるからSLトップモデルだろうと思っています。それでも、elanと並んでこの板を一番のお気に入りに挙げちゃうところが、この板の基本性能の凄さのような気がします。

 まず、安定感があります。トーションがある程度しっかりしているために安定したグリップが得られるんでしょう。でも過剰じゃありませんから、扱いやすいです。基本的にはフレックスの柔らかさはあるのですが、返りは穏やかです。安心して乗っていられます。

 昔、StockliのなんちゃってGS板を「スイスの貴婦人」に喩えたことがあったけど、今回もそういう感じを受けました。グリップがあるから反応は速いんだけど、板の強さはないので過剰には反応しないってことなのかしらん。Yは、「高級感がある」と言ってました。

 一般用なのにYのような野獣をも納得させちゃうってスゴイ。多分、とても幅広いユーザーに支持されるのではないでしょうか。値段を除いて。

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2022年2月22日 (火)

夫婦で小回りその1

 愚妻Yがスラ板を買い替えるため、ひたすらスラ板を試乗。ワタシもほぼ同じ板を試乗しました。結果、かなり感想が分かれました。まあ、ヤツとは主に使っている技術が違うからですかね。

試乗日2/20 小雪 

試乗場所 

 菅平裏太郎ファミリーコース 薄く乗った新雪を踏み荒した整地と中緩斜面に掘られたラインコブ

・Head WC Rebels e-SL RD FIS 165cm R=12.3 118-67-104(メーカーサイドはサイドカット非公開とのことでしたので、昨年のデータを載せておきます)

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 カラーが白と黄色とありましたが、中身は同じで白はレーサー用、黄色は基礎選手用とのことでした。

 最初に、ワタシが競技用プレート付き165cmに乗りました。プレートの分、重さが中央に集中している感じです。持って重いですが、履くとさほどではありません。滑ると非常にどっしりとした安定感を感じますが、しっかり踏んだ時の返りは素晴らしいです。バーンが荒れていたこともあり、ちょっと飛ばされるほど。コブラインにも入ってみました。使えますが、ややポップになってしまったかも。Yはコブでも使い易いと言っていたので、ワタシの技術的な問題かもしれません。

 でも、菅平の浅いコブじゃホントのところは分からない感じでしょうか。新潟の深いコブに入ってみたいです。

 一方、Yは最初、セパレートプレートの付いた156cmに乗りました。こちら軽くて大変扱いやすいとのことでした。コブで滑りやす過ぎるというのは、コブの達人Yの感想です。

 ワタシもこのセパレートプレートタイプに乗ってみました。こちらの方が当然たわみが出易く、返りがヒュンヒュンとあって楽しいです。

 ワタシとしては、この二つを比較したら、セパレートタイプの方に軍配を上げたいです。乗ってて楽しいですから。もし自分で買うなら、セパレートタイプを選ぶでしょう。

 一方Yは、どっしり落ち着いた感じを好むので競技用プレートの方が好きだそうです。セパレートタイプはポールセットの中に入った時に頼りなさそうだし、扱いやす過ぎてツマラナイとか。

 このあたり、ワタシは、レースで使うことを想定していないのに対して、Yは、今後、レースをやろうとしているということと、今現在使っている20-21のHart InfinityS WCのセパレートプレート付きとの比較で言っているものと思われます。

 この後Yは、Blossom、オガ、elan、StockliとSL板ばかり試乗したのですが、elanが一番気に入ったそうです。Headは、「elanに似ているけど、ノッペリした感じ」で次点だとか。

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2022年2月 8日 (火)

雪と遊ぶ試乗2

 昨日の続き。今日はファットスキーです。

試乗日2/5雪 

試乗場所 

 八海山前倉ゲレンデ 新雪を踏み荒した整地とコース脇の30cmほどの新雪

 八海山ダンヒルコース 新雪を踏み荒らした整地と3~40cmの深雪

・Volkl Mantra102 177cm 30/19/27 142-102-124

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 現在、ワタシが使っているファット、09-10シーズンのマントラ184cmの、はるか後の後継機種です。その板が133-96-116なので、コイツは全体に太くなったはずなのですが、乗ってみた感じはほぼ変わりません。軽くて扱いやすいのにある程度シッカリ感があり、八海山の深雪を滑るにも十分な浮力と走破性があって、上の新雪が踏み荒らされたテクニカルバーンの整地でも十分に使えました。

 ただし、欠点もほぼ同じ感じでした。09-10のマントラは整地をカービング的に滑った時に、雪面に噛んでいるエッジと足裏インサイドの間が微妙に離れた感じがして、足裏が雪面から浮いているような奇妙な感覚があったのですが、まあ、それはファットなんだから仕方ないよな、と思っていました。

 22-23のマントラ102でも同じような感触がありました。まあ、昔のマントラより太くなっているので仕方ない…。 

 と思っていたのですが、実は、この板の後、マントラ96に乗って、仕方ないじゃなかったことが明らかになりました。

・Volkl Mantra96 177cm 30/18/24 135-96-119

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 最初にこの板に乗ったのは愚妻Yでした。Yは今年ファットを購入しなければならないので。

 その前に、八海山常連でテク持ちのKさんから、「ソレすごく良いよ」という話を聞いていたのですが、Yも乗ってみて絶賛でした。

 深雪が荒れて下のコブが感じられるエキスパート、ノートラックが部分的に残る急斜面セパレート、斜度が緩くなる深雪のチャレンジと一緒に滑ったのですが、とにかく凄まじいライン取りでした。

 「視界が悪かったたので、細かくターンしちゃいました」などと言ってました。確かにコイツにしてはターンしてたけど、よくぞあんな浅いターン弧で行けるもんだね。

 「安心感がありましたから、多少見えなくてもイケちゃいマス」だそうです。

 鬼に金棒を買い与えることになるのかも…。~o~;;;

 Yの後、ワタシも借りて、前倉を滑ってみたのですが、うおっ!こりゃ、ナルホドいいわ。

 踏み荒らされた整地をメインに滑ったのですが、まず、102で感じたエッジングの違和感がありません。キチンと雪面をエグってたわんでくれるから板の返りが心地よいです。カービングってこういうモンだよな。軽くて扱いやすいけど、軽いだけのファットではありません。対応の幅が広いファットです。

 うわー、オレもコイツに買い替えたいんですケド。~o~;;

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2022年2月 7日 (月)

雪と遊ぶ試乗その1

 仕事がお休みなので、土曜日の八海山での試乗会のレポート第一弾を書いてしまいます。

 試乗日2/5雪 試乗場所 八海山前倉ゲレンデ 新雪を踏み荒した整地と30cmほどの新雪

・Volkl Deacon76 171cm R=16.5 124-76-104

 

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 2020に試乗したDeacon74Blackの兄弟分76Blackの後継機種と思われます。サイドカーブから言うとかつてのPlatinumCDに近く、ワタシが現在オールラウンド板として使用している16-17CD(雪上33日使用)とかなり近い乗り味だが、CDよりも返ってきてくれてなんかすごく良い感じ。

 多分、今使っているCDは、まだそれほどヘタっていないはずなので、元々CDよりも返りが良い造りなのでしょう。

 この日の八海山のような柔らかい雪では大回り小回りとも大変気持ち良くて、荒れた所の走破性もあり、ちょっと欲しくなる一台でした。

 しかし、ワタシゃ、今年オールラウンド買い替える予定がないからねえ。

 それに、硬い雪で試乗してみない事には、怖くて買えない気がします。

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2021年5月 7日 (金)

ワイルドな完成度と最後の試乗レポⅢ

 一昨日の水曜、ワタシは町田で夜の高校生の授業だったのですが、帰宅してみると、我が家の愛車が駐車場に戻っていました。愚妻Yと娘(仮称ケミ)は夜八時頃には帰京していたそうです。渋滞を避けて遅く出て来たので、スムーズに帰って来れたとのこと。

 さしものYも疲れたそうで、昨日はYの慰労で昼食は「つばき」さんのラーメンでした。

 今まで、ここでは食べたことがなかった「ネギみそ」↓を頼んでみたのですが、こりゃイケる。

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 「ななふく」の洗練とは対極にあるようなラーメンですが、ネギと細かく崩れたチャーシューと固めのストレート麺を、全部一緒にがばっと頬張った時の食感が最高です。こういうワイルドな食べ方を想定しているのでしょうか。

 あまりの完成度の高さに、気付いたら食べ終わっていました。

 さて、最後の試乗レポ第三弾です。

・Bluemoris Jazzy Blue Note 178cm R=15.9 127-87-103

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 菅平で試乗して、ある程度何でもこなせる板だとは判っていましたが、是非新潟の柔らかい雪で試してみたかった。結論、この日のかぐらのようなワイルドなバーンに、この板は向いてます!

 グリップが適度にルーズなので、荒れた軟雪の斜面を微妙にズレながらたわんで抜けてくれます。荒れ地での走破性もグッド。気持ちの良い大回りができました。

 コブで使い易いのは判っていましたが、ここまでとは。とにかくいつでもクリクリ回せます。かぐら正面バーンのモーグルラインの細かいコブでも、クリクリと回ってくれるので安心です。

 この日のかぐらのような状況でしかスキーをしないなら、この板はかなーり買いです。ワイルドなバーンに対応するオールラウンド板として不思議な完成度の高さを持っています。

 でも、ワタシはまだ、いろんな状況で滑りますから、ねえ。~o~

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2021年5月 6日 (木)

酸っぱ目の信頼と最後の試乗レポⅡ

 娘(仮称ケミ)と愚妻Yが越後にいた火曜日は、ワタシにとってはラーメン道楽の日でした。

 久々に新小金井街道の味噌の名店「まるしゅう」さんを訪れたところ、「極み The大玉・梅」の看板に目を奪われました。うーーん。

 実は、ワタシ、昔から梅干しは得意ではありませんでした。結婚してから食べられる物が増えて今では梅味自体ならかなりイケるのですが、大玉の梅干しとなると、どうだろう。

 とは思ったのですが、こちらの大将が不味い物をつくるわけが無かろうという信頼で、頼んでしまいました↓。

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 最初に大玉の梅干しを箸でほぐしてプレッシャーを除いてから一口。

 うーーーん、微妙かも。

 出汁の利いた塩味のスープと梅干味と三つ葉の組み合わせは、梅茶漬けそのものです。そこへこちらの縮れ麺は合わないような気が…。

 多分、ストレートの細麺だったら、もっと違ったんだろうなーと酸っぱ目の感想を抱いてしまいました。少なくとも、「まるしゅう」なら、もっと美味い物はいくらでもあるからなぁ。わざわざコレを頼まなくても…ねえ。

 さて、最後の試乗レポ第二弾です。

・Bluemoris B-Potion 167cm R=17.4 104-70-100

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 軟雪の深いコブでB-PotionをM-Potionと履き比べるというのが、今回のテーマの一つでした。

 かぐらの和田小屋正面バーンラインコブの一番深いラインで試してみましたが、扱いやすさはほぼ同じ。ただし、深いところに入った時に、M-Potionだと元気に返ってきますが、B-Potionは明らかに挙動が穏やかです。この穏やかさを、張り付き感があると見るか刺激がないと見るかは人によるでしょう。

 ワタシはどちらかというとMの方が好きですが、コブが苦手な人には、Bの穏やかさが向いているかもしれません。

 テククラを一本で受験したい人でも、コブが苦手な人ならB、コブが得意ならMという感じの住み分けになるのかしらん。

 ちなみに、愚妻Yもこの板を試乗したのですが、「つまんなーい!」「中途半端な板デス!」という超酸っぱ目の感想でした。

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