2008年5月 3日 (土)

もしも室伏広治が円盤投げをしたら

 今日は、八海山常連の友達数人とモーグラータクヤで奥只見丸山でした。この季節の奥只見はお客さん多いです。パークへ来るボードの子が、リフト券売り場に行列を作っていました。

 昨年もやっていたICI新潟店の試乗会を今年もやっていました。一日、500円也。試乗マニアのワタシとしては、そりゃ参加しないわけにはいきませんやねえ。~o~;;

 ザクザク雪と深いコブでしたが、気になる板を何本か試乗しました。この雪だと良かったのは、BlizzardのSLRとHeadのiSupershape Speedですかねえ。両方とも大変しなやかな板で、軟雪でもしっかりたわんで走ってくれるし、コブもOK。特にiSupershapeSpeedの方は、ちょっと「アパッチ」君の後釜として欲しいかも。

 久々にモーグラータクヤと一緒に滑りました。今日のタクヤはお遊びモードで、基礎板を持ってきていました。「今日は基礎スキーヤー」とか言って、基礎滑りをするのですが、シャレにならない上手さです。整地大回りがタダモノではありません。技術選で言えば、多分全日本クラスです。

 数少ない整地と呼べそうなバーンで大回りしたところ、下で見ていたモーグルの子達が、ワタシの時は何も反応しなかったクセに、タクヤが滑ってきた時には、「おおおーうめー」って顔をするんですよ。大回りでモーグラーに感心されちゃうってのも、なんだかなぁ。~o~;;

 実は、先日、モーグラータクヤは、「遊び」で新潟県のクラウンプライズ検定を受検。13点オーバーで楽勝の合格をしました。まあ、判っている我々にしてみれば当然の結果。つか、もうちょっと気をつけて滑れば、もっとオーバーさせられたんじゃないの。

 多分、ハンマー投げゴールドメダリストの室伏広治が、専門外の円盤投げをしたら、こんな感じなんでしょうね。専門でやってる他の人と細かい所は違うんだけど、間違いなくメチャメチャ上手いスゴイ。こんなのアリかよ~~~って感じです。やっぱ地力のあるヤツってスゴイですよね。

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2008年4月29日 (火)

SL板のレポートとコングラッチュレイションスラローム

 昨日は、ブログ更新しようとしながらPCの前で寝てしまい、夜中に目を覚ましました。それから風呂に入って、さて寝ようかと思ったのですが、寝付けず、つい、スキー友達のサイトに投稿する試乗板のレポートの執筆に取りかかってしまいました。

 岩鞍で試乗してきたElanのSLX Waveflexのことを思い出しながらレポートを書いたのですが、試乗会の時取ったメモを見てみると、徐々に思い出します。やっぱ良い板だったですねえ。

 ちょっと前に書いたけど、06-07に初めて作られたWaveflexの板は、メチャメチャグリップ感がありませんでした。最初に試乗したのは、菅平だったのですが、兎に角ちょっと固いバーンでは全くエッジが立たず、絶対にチューンナップ不良だと思いました。

 その後、何処の試乗会でも同様の経験をしました。特に、春の苗場の試乗会では、ワタシだけでなく、何人かの友達が、「怖くて斜滑降も出来ない」という感想を漏らすに至り、ああ、気の毒に、このシステムは完全に失敗だったんだと痛感しました。

 それゆえ、Waveflexに関してはもう「終わった」システムだと思っていました。ところが、今シーズン、競技板にも搭載されたと聞き、恐る恐るSLXに乗ってみたところ、ちゃんとグリップするじゃないですか。全然オッケーですヨ、これなら。~o~

 WaveflexとFusionシステムゆえに、多少不自然なたわみ方をし、そのために、「抜け」がヌルっとした感じになるのですが、その不自然さに慣れてしまえば、この板はかなりイケます。しなやかにたわんで良く走るし、コントロールも容易なので、基礎小回り種目でもSL入門でも、強力な武器になってくれそうな板です。

 てなことをレポートに書いて、床についたのはもう明け方でした。二時間ほど眠って、授業に出かけたのですが、今日は、午前中、横浜で二時間の授業。それを済ませて、普段なら市ヶ谷の校舎に移動するのですが、今日は市ヶ谷駅から地下鉄に乗って、江戸川橋へ。江戸川橋にある結婚式場へ向かいました。実は、今日、姪の結婚式だったんです。

 横浜の校舎を出たのは十二時頃。市ヶ谷駅に着いたのが午後一時頃。地下鉄に乗って江戸川橋へ向かい、午後一時半からの姪の結婚式に三十分ほど出席して、主賓挨拶とケーキ入刀と乾杯までお付き合いし、披露宴を途中退席して式場を出たのは午後二時五分。それからまた地下鉄で移動して、市ヶ谷の校舎で二時四十分から授業でした。

 こうして書いていくと、綱渡り、つか、まるでスラロームのような目まぐるしさ。我ながら馬鹿だなーとは思うけど、披露宴も授業も外せなかったんで・・・。それに、こういうアクロバチックな移動って、実は好きだったりして・・・。~o~;;

 疲れたけど、妙に充実感のある一日でしたっ。~o~

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2008年4月21日 (月)

試乗会のススメその二

 昨日に続いて、スキー板試乗会の話。近年、トーションをある程度保ったままフレックスを出すシステムが、各メーカーによって開発されています。そのハシリは、Salomonが2000年に出したパイロットシステムですが、その後、VolklのMotionシステム、ElanのFusionシステムとWaveFlex、FischerのFlow Flexシステム、BlizzardのIQシステムなどなど。

 トーションを保つということはグリップ力が保たれるということ。フレックスを出すということは、たわみやすく曲がりやすいということ。これらのシステムは、アイスバーンにもシッカリとエッジが噛んで、しなやかにたわんで曲がり走る板を理想とする発想から生まれました。

 初期のパイロットシステムは、はっきり言って失敗に終わりました。確かに狙い通りフレックスは出たのですが、トーションが狙いほどには保たれず、エッジグリップが弱くなりすぎたんです。しかし、Salomonの失敗の後の各社のシステムは、かなり成功していると言えます。ことに、注目すべきは、ElanのWaveflexでしょう。初期のWaveflexは、パイロット同様、トーションが全くキープされず、グリップ力が全く無かったですが、今年のWaveflexは見事にトーションの強さが保たれています。

 しかし、この成功は、ある意味、板選びを難しくしました。つまり、エッジをグリップさせてカービングする人達にとっては、Waveflexを搭載したGSXやSLXは大変しなやかな「柔らかい」板なのですが、昨日書いたようにズレを活用してターンしていた人達には、トーションが保たれてズレてくれないこれらの板は、「硬い」と感じる板なんです。

 さらに、今年Atomicの開発したVario Cutという板などは、上記のような「理想の板=グリップ力とたわみの共存」という発想を全く裏切る板なのです。これは、今回の試乗会でAtomicメーカーサイドの人から聞いたのですが、この新システムは、トーションを意図的に殺すシステムなのだそうです。つまり、トップ部とテール部が二つに分かれることによって板のねじれ強度は弱められ、グリップしなくなるのですが、トップとテールが広がることによってサイドカーブがきつくなり、グリップしていないのに曲がるという板になっているのだとか。

 このように、フレックスとトーションをめぐる新システムの誕生は、ただでさえ微妙なスキーヤー個人の個性と板の特性との関係を複雑にしてしまいました。もはや、人から「柔らかい」だの「硬い」だのと言われても、それを簡単には信じられない事態になっているのだと思います。やはり、こういった新システムの板は、自分で試乗せねば・・・。

 というわけで、明日も気が向いたら、スキー板試乗の話かも。

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2008年4月20日 (日)

試乗会のススメ

 今日の岩鞍は曇り後晴れ。まずまずの試乗会日和でした。朝のうち、圧雪した斜面に硫安を撒いて固めてくれていたので、目星をつけていた板を硬いバーンで試すことが出来ました。一番の購入候補Head W.C i Speedには、タイミングが合わず硬いバーンで乗れなかったのが、唯一心残り・・・。

 それでも、一日いろんな板を試せたので、まあ、満足しなきゃならないでしょう。朝の貸し出し開始時間から夕方の最終貸し出しの時間まで、目一杯滑りまくりましたから。もうヘトヘト。~o~;;

 こうして試乗を重ねていると、スキーヤーの板に対する感覚って十人十色なんだなあと思います。ワタシがモノスゴクしなやかで曲がりやすいと感じたElan GSXという板に乗って、「曲がんねー!」と叫んでいる学生さんがいるかと思うと、ワタシがシッカリした板だと感じたFischerのProgressorに乗って、「コレ大回りさいこー!」なんて言ってる中級者の女の子がいたりします。

 そのスキーヤーの曲がりやすい板って、体重や脚力や技術レベルだけでは簡単に判断出来ないんですね、きっと。

 総じて、板の柔らかさに対する感じ方は、人によってかなり異なるようです。板の柔らかさは、そのまま曲がりやすさにつながるはずなので、スキーヤーは曲がりやすい板を柔らかいと感じてしまうのですが、実は、「曲がりやすさ」って様々な場合があるみたいなんです。

 例えば、ワタシが今シーズン、オールラウンドに使っていたK2 Apache Crossfireは、非常にしなやかで柔らかい板という評価を一般に受けたと思うのですが、この板に対しても「硬くて曲がらない」という人に出合ったことがあります。ところがその人が曲がりやすいからと愛用している板が、Volkl のGSモデルだったりするんです。ワタシゃVolkl GS板の方がよほど硬いシッカリした板だと思うのですが・・・。

 この人の滑りを良く観察すると、ターン後半でテールをスキットさせて曲がっています。ナルホド、こういう滑りだと、テールのグリップがシッカリしているCrossfireは硬く感じるのかも。

 多分、そのスキーヤーがどういうテクニックを使ってターンしているかということが、「曲がりやすさ=柔らかさ」の評価に大きく影響してくるんでしょう。個人のテクニック・体格・脚力と板のフレックス・トーション・ウェイトバランスの無数の組み合わせの中に、自分にとってベストの板が隠れてるんです。

 それだから、他人に「柔らかくて曲がりやすい」なんて言われたって、そのまま信じるのは危険です。ましてやショップの店員さんに、「アナタの体格、レベルから言って、この板」なんて勧められても、到底アテになるもんじゃありません。やっぱ、自分で何本も試乗しないとネ。

 ってことで、明日も気が向いたら、スキー板試乗の話かも。

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2008年4月19日 (土)

我が身ひとつは元の身にして

 尾瀬岩鞍に来ています。岩鞍は、先週の日曜で通常営業終了していたのですが、昨年と同様、Minamiさんの試乗会があったんです。昨夜、夜中過ぎに着いた「Kのみてらす」さんの朝飯をいただいて、いざ岩鞍へ。

 ほとんど雪のなくなったホテル前からゴンドラに乗ります。ゲレンデ下部の雪は、昨年よりは多いものの、やはり通常営業出来るほどは残っていません。しかし、昨年同様、西山ゲレンデまで上がると、そこにはまだ十分な積雪が残っています。昨年は、この斜面で、「恋の花」が咲いたんですよね~。今年はどうなることやら。

 今年は、昨年ほどには硫安で固めてくれていなくて、柔らかめで荒れ気味の雪質でした。試乗板が並んでいる所へ行って最初に驚いたのは、Blossamというイタリアのハンドメイド板が来ていたこと。ゲレンデで二回ほど見かけたことはありましたが、こいつに乗るチャンスが来るとは、なんたる幸運。

 来ていたBlossam三台、全て乗ってしまいました。ウーム、しなやかです。セミファットの「Beluga」も、R=24の本格的GS板「Looping」も、スラローム板の「Follow Me」も、共通して非常にしなやかで素晴らしい板です。ちょっと惚れてしまいそうなのですが、このイタリア娘には、うっかり惚れちゃあいけません。

 イタリアンハンドメイドは、一台一台の当たり外れが激しいという噂があります。どれほど本当なのか、自分で確認したわけではありませんが、でも、この間のZermatt旅行で、イタリア人のいい加減さ気まぐれさはよく判ったつもり。あの人達が作ったんなら、そりゃ当り外れもあるでしょうよ。ホント良い板だとは思うけど・・・。まだ理性が働いています。~o~;;

 ElanやBlizzardの板に次々乗ってみて思ったのですが、来期の板は全般にしなやかな気がします。まあ、しなやかさを売りにしているメーカーばかり選んで乗っていたということはあるのですが、それにしても、コレは来期の全体のトレンドなんじゃないでしょうか。

 そんな中、またもや、来期の恋人候補に巡りあってしまったかもしれません。Head社のWorld Cup iSpeed。やはり、しなやかで、それでいてグリップ力も十分。元気に走る板なのに、扱いやすく安定感もあります。こいつは、「スイスの貴婦人」のライバルだなぁ。

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2008年4月14日 (月)

古女房に惚れ直し

 今日は丸沼で滑りました。丸沼、月曜だってのに結構お客さん来てます。スタートハウス前の駐車場は一杯で、その前の道路沿いもほぼ一杯。どうも、パークに来たボードの子が多いようです。ゲレンデは空いてたので。

 雪は、午前中からザクザク。ちっとも硬くなってくれません。あまりシンのない硬さで、レーシングの板なんかだとエッジがもぐるだけで全然たわんでくれません。昨日の「貴婦人」も本来GSモデルなので、こういうシンのない春雪ではあまりたわんでくれませんでした。

 ところが、今年オールラウンドに使っているK2 Apache Crossfireは、こういう所でもちゃんとたわんで走ります。いやー、たいしたモンです、この板。昨日の「貴婦人」も悪くはないと思ったけど、今日、古女房を履いて惚れ直してしまいました。しかも、これでアイスバーンだって行けちゃうんだから・・・。

 多分、フレックスがしなやかなのに、トーションがシッカリしているのでしょう。どうやったらこんな良い板が出来るのやら。K2恐るべし。

 

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2008年4月13日 (日)

小回りへの展開、そして貴婦人との再会

 今日は、デモクリ二日目。ところが岩鞍は朝からガスでした。特に上部は視界不良。多分、それもあって、最初は低速のテール振り出しのスキット、続いてセンター中心にしたスキット。所謂小回りBってヤツですね。そこから、小回りの完成まで、丁寧なレッスンの組み立て。おかげで組み立てられ、展開されちゃいました。ナルホド、理にかなったレッスンとはこのこと。なんだか少し小回りが上手くなったような気がします。

 うーむ、この先この人に一週間付きっ切りで教わったら、きっと上手くなるだろーなー、と予感させたところでデモクリ終了。まーそんなモンです。~o~;;

 デモクリ終了後、丸沼に駆けつけました。実は、今日、丸沼でストックリの試乗会があったんです。「貴婦人」と再会を果たしてきました。

 正直、最初の苗場の時ほどはインパクトなかったんですが、レースのあった硬いバーンを滑ってみて、貴婦人の本領を見せてもらいました。やっぱ硬い所は良いです。かなりシッカリしたグリップ感。足元がシッカリしていて、かつこの旋回力は魅力ですねえ。リズム変化もやはりやりやすいし・・・。ちょっと理性が負けて財布の紐を緩めてしまいそうな・・・。~o~ ~O~

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2008年4月 6日 (日)

試乗会ミルフィーユな日々

 4/5・6と苗場で、毎年恒例のICIさんの試乗会でした。試乗マニアのワタシとしては見逃せないビッグイベント。ところが、5日から春期講習が入ってしまって・・・。

 昨日は、苗場の宿を八時過ぎに出て八時半から試乗開始。今年のトピックスはなんと言っても、Atomicから出たサイドカットの変化するVario Cutとフレックスの変化するVario Flexでしょう。早速、朝イチから試してみましたが、うーん、何とも微妙ですねえ。

 Vario Cutの方は、正直サイドカットの変化するところは見えませんでした。というのは、サイドカットの変化はしっかりたわまさないと起こらないのですが、トップ部はかなり前に乗ってやらないとたわみません。ところがターン中に板を凝視できるのは、ターン後半の舵取り期なので、その時にはトップに乗ってられないんです。多分、テールは開いているんだろうけど、まさか自分の乗ってる板のテールは見えないし・・・。しっかり前に乗れた時は谷回りの部分でトップ部が開いているらしいんだけど、そういう時は板を見てないんですよね。つか、そんな物見てどうするんだヨ>オレ。~o~;;

 んで、結論。この板のトップが開いているところを確認出来る人はエライ!~o~;;;;;;

 Vario Flexの方は、割と簡単に効果が確認出来ます。悪雪の中では非常にしなやかなのに、硫安で固めたポールバーンではかなりシッカリしてました。多分、コレがVario Flexの効果なのでしょう。

 そんなことをアレコレと試しているうちに時間は過ぎ、午後二時には上がって宿で着替え、車を飛ばして上毛高原から新幹線で東京へ。苗場でスキーを脱いだ三時間半後には吉祥寺で授業をしてました。今年もウチの吉祥寺の校舎は募集が好調らしく、生徒さんもマジメでレベルが高そう。ガッツリ話してしまいました。「買ってはいけない」バナシ。~o~

 授業後、東京駅から最終新幹線で再び苗場へ。今日は、また、朝八時半から試乗でした。昼過ぎまで試乗して午後一時には苗場を出発。今度は車で八王子の自宅へ戻り、再び吉祥寺で夜のお仕事でした。またまた、かなーりガッツリ語りこんじゃいました。あー疲れたー。

 今日の帰り道の高速SAで、何故か「群馬ミルフィーユ」というお菓子を見つけました。「なんで『群馬』なの?」と記憶に残ったのですが、考えてみると、ワタシ自身も、試乗会-仕事-試乗会-仕事の「試乗会ミルフィーユ」状態。我ながら良くやるなぁ。~o~;;;;

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2008年3月15日 (土)

バスタブとスイスの貴婦人

 昨日、今日と苗場の全日本スキー技術選手権を見に行きました。

 昨日の準決勝はちょっと荒れ模様で、強風の中の観戦でした。気温はさほど下がらなかったのですが、風をモロに受ける場所にいたので寒かった~。我慢の限界にかなり近かったです。

 種目は、男子リーゼンの急斜面で小回り、その隣のコースでコブ小回り、ホテル前第三ゲレンデで大回りでした。昨年も書いたのですが、準決に出てくるくらいの選手は、本当に全員超上手いです。単独で滑らせたら、「上手い!」としか言いようのない人達。その優劣を付けようというのだから大変です。小さなミスやちょっとした不運が命取りになるようなギリギリの戦いでした。

 午前中の競技終了後、もう使わないはずなので、コブ小回りのコートにこっそり入ってみました。滑ってみて驚いたのですが、物凄いえぐれコブです。気温が高かったってこともあるんだろうけど、あんな形のコブはちょっと他ではお目にかかれません。一緒に行った鈍感力オヤジO氏が、「風呂オケだよ、こりゃ」って言ってましたが、本当に家庭用のバスタブくらいの大きさ深さでえぐれてます。コートの外から見た時は、こんなにえぐれてるとは判りませんでした。

 コート下から見て左側が比較的ピッチの長いバンクコブライン、真ん中が深くて大きなコブライン、右側が比較的ピッチの小さなコブラインなのですが、いずれもえぐれがヒド過ぎて、普通のスキーヤーでは二、三ターンで発射されちゃうんじゃないでしょうか。こんなところであの人達は、あんな滑りをしてたのかと改めて感心してしまいました。

 このコブ斜面は、結局、一般開放されずにツブされちゃったんですが、もったいない話です。ちょっとの時間で良いから希望者にのみ一般開放すれば、どんなシビアな戦いだったか観戦者が実感出来るのに。早い話、素人を二、三人滑らせれば、どんなすごい斜面か見てる人に判りますからねえ。~o~

 今日の決勝は、快晴。新潟のクレブスポーツさんが試乗会をやっていたので、観戦がてら試乗しました。つか、いつの間にか、試乗の方が中心になっちゃったりして。

 珍しいことにスイスのハンドメイドスキーStockliが置いてありました。Zermattでさんざん見たぱかりで興味津々だったので乗ってみたのですが、コレってスゴイです。FIS規制外のGS板、要するになんちゃってGSだったんだけど、板の反応が敏感で、まるで生き物のように反応します。こちらの意図を素早く察知してくれるのでリズム変化が超スムーズ。しかも、それだけ敏感であるにも関わらず、返りが過剰に強いわけではなく、繊細でしなやか。貴婦人の物腰です。驚いたことにコブでの反応もグッド。気温が高くて雪が荒れ、この板の本領を発揮できるシチュエーションではなかったにも関わらず、ホレちゃいました。~o~

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2008年3月12日 (水)

「スキー板試乗」独立記念~私の愛したカービングスキーⅡ

 97-98シーズンのVRS89以降も、ワタシの板選びは、常にザウスでの試乗→購入のパターンでした。Volant SuperCurve、Volkl P-30など懐かしい名機です。Volant社は、今でも日本ではレアですが、今回Zermattではかなりよく見かけました。オールステンレスの一体成型というユニークなテクノロジーの板です。ザウスでは一回だけ試乗会をやりました。その時、ホレ込んで購入したのですが・・・。かなり使ったと思います。軽くて良い板だと思ったんですが、上越国際大別当の深いコブを滑走中に、テールを折ってしまって・・・。

 この頃の雑誌で、渡辺一樹デモが、「将来的に、スキー板の標準的な長さは170cmほどになる」と書いていたのをハッキリ記憶しています。そんな馬鹿なぁと驚きました。当時、カービング革命が始まったとは言え、ワタシの愛機P-30は、あいかわらず183cm。それでも、188cmと迷った末に思い切って短くしたんですから。ところが、この予言は、ある歴史に残る名機の登場とともに成就することになります。

 ザウスでの試乗→購入パターンの板でお目にかかった、歴史に残る名機と言えば、00-01のSalomon セリー3Vです。最初、ザウスで試乗した時は、こんな板がゲレンデで通用するのかよ!?と思いました。当時では革命的な短さの168cmで、超軽量。履いた瞬間に玩具だと思いましたから。でも、この板から、ショートカービングスキーの流行が始まったんです。この板は、この前年、技術選で初優勝した柏木デモとともに、日本スキー界におけるSalomon社の優位を決定的にした板なんじゃないでしょうか。とにかく突出した性能でしたし、この年、メチャメチャ売れましたから。

 翌01-02シーズンからは、各社Salomonの後を追って、一般向けショートカービングモデルを次々登場させました。オガサカのトライアンSも、ほぼ今の形のものが出ましたし、Rossingnolの9DSやVolklのP-50モーション、Atomicのアンビション、Fischerの510なんかがソレです。

 今、スキー友達のサイトの試乗レポートのページを参考にして、これを書いているのですが、この01-02から、急に板の形状に違和感がなくなります。00-01のセリー3Vの成功が現在の板につながる流れを作ったことが判ります。

 この後、行き過ぎたサイドカーブ革命にブレーキを掛けるFISのR=21規制があり、Salomonのパイロットシステムに始まるフレックスを出して乗りやすくするテクノロジーの開発や、ファット化したオールマウンテンスキーなどに代表される用途別に進歩する板の多様化、それとは逆に一本の板のフレックスを変化させて複数の用途に使おうというテクノロジーの登場など、この数年、スキー板の世界の動きは多様で、強力な方向性を失っているように見えます。

 97-98に始まったカービング革命は、すでに終わりました。もう、これから先、こんな過激な変化は、スキー板の世界に起こらないんじゃないでしょうか。この過激な変化を一ユーザーの立場からではあるけれど、リアルタイムでかなり生々しく詳細に体験出来たのは、大変幸運でした。

 これから先のことは、ワタシごときには判りませんが、今回、Zermattで小耳にはさんで驚いたのは、ヨーロッパでは、まだスキー人口が右肩上がりに増えているという話。ヨーロッパだって、出生率は下がっているんだろうし、社会全体の高齢化は進んでいるはずなのに。日本スキー界の長期低落傾向って何なんでしょう。

 判っていることは、日本スキー界は、せっかくのカービング革命を長期低落の歯止めとすることが出来なかったってこと。カービング革命が始まった当時、コレで再びスキーブームが巻き起こるという楽観的な予測もあったし、現に、日本スキー界は、それを起こそうとしたはずなんです。でも、起きなかった。某SAJのお爺さん達は、古い体制の中で甘い夢を見るばかりで、新たなスキー人口の掘り起こしを怠ったんじゃないでしょうか。

 今日から、苗場で全日本スキー技術選手権が始まりました。この大会、毎年見に行ってるのですが、日本スキー界の長期低落の象徴のような大会です。ギャラリーが毎年減ってますもんね。少なくとも、基礎スキーの世界については、何かを変えないことにはこのまま衰退していくんじゃないでしょうか。一般スキーヤーが見に行きたくなるような大会に、早く改めなければ・・・、まあこっから先は、ワタシごときの考えることでもないですかね。~o~;;;; 

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2008年3月11日 (火)

「スキー板試乗」独立記念~私の愛したカービングスキー

 今日は、東京にいて確定申告・車の修理・授業と忙しい日にも関わらず、つか、こういう日なので、余計に暇つぶしのブログカテゴライズの作業をして、「スキー板試乗」を独立させました。

 ワタシが現在のようなスキー馬○になったのは、今から十一年前の1997年でした。それは、丁度、日本におけるカービングスキー革命が始まった年でもありました。そこで、その頃からのカービングスキーの思い出を、試乗のエピソードを中心に振り返ってみちゃったりして。~o~;;

 ワタシの中で、カービングスキーらしきものが意識されたのは、実は、一般にカービングスキー革命が起こる前年の96-97シーズンでした。当時、八海山に京都から通ってきていたOさんという人が、「ルスツで猪又一之が履いていた板なんですよ」と自慢げに履いていたのが、思えば初代KO'Sだったんです。「このシュプールを見てくださいよ」と会う人ごとに興奮して話す彼に対して、当時の我々は、何処がどう違うのか判らず、どちらかと言えば冷ややかな対応をしていました。多分、当人もあんまり判っていなかったんでしょうね、見ていて違いが判らなかったから・・・。~o~

 また、その同じ年、新潟のクラウン検定を神立高原に見学に行ったのですが、トップ合格した新潟県代表の滑りが、むやみにワイドスタンスだったのを覚えています。「なんだい、あのヘンテコな格好は」と笑いながら真似したものでした。

 そのシーズンが終了する頃、当時の職場にいた元国体選手の同僚から、初めて「カービングスキー」という言葉を聞きました。彼が雑誌の写真を見せて紹介してくれたのが、Fischerのカービング初期の名機VRS89。トップとテールの幅が89mmというカービングスキーでした。今思えばこんなの棒っきれですが、当時は、斬新なサイドカーブだったんです。「これでスキーが革命的に簡単で楽しくなりますよ」とは、この同僚の予言です。当時のワタシは、やっぱり何のことやら判らずに、「ほほー」と受け流してました。~o~;;

 実際にこの板を初めて履いたのは、それからしばらくして通うようになったザウスでした。当時のザウスにはエキスパートレンタルというシステムがあり、各メーカーの来期モデルが簡単に試乗出来たんです。いやー、借りましたね、このVRS89を。借りまくりました。感動的な切れ上がりだと思ったんです。今考えてみりゃ、ズレズレターンだったんでしょうけど・・・。

 当時のワタシは、技術は全く無いクセに暴走野郎で、レッドコースの硬いコブ斜面に対して、ムチャクチャな突っ込み方で大回りしては大転倒を繰り返してたんですが、その相手をさせられたのが、可愛そうにこのVRS89。

 もう時効だと思うけど、エキスパートレンタルのVRS89を二台も反らしちゃったのは、ワタシです。また、レッドコースリフト下の壁に激突し、舞い上がった板が壁の向こうに落ちて、壁を乗り越えてそれを取りに行った、という経験を二週連続してやったのもワタシです。ちなみに、その時の板は二度ともVRS89。~o~;;;

 結局、このVRS89が、97-98シーズンのワタシの愛機となり、この板のおかげでテクニカルプライズを取得しました。もっとも、テクニカル取得の直後、我が愛機は反ってしまって使い物にならなくなったんですけどね・・・。~o~;;;

 ワタシにとっては、ほれ込んで結婚した理想の恋人というような板ですが、板からすれば、DV癖のある夫と結婚したようなモンでしょうねえ。思えば気の毒な板でした。~o~;;;;;;;

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2008年2月23日 (土)

嵐の試乗と心の嵐

 今日は、白馬五竜のいいもりゲレンデでアルペンさんの試乗会がありました。たいていの試乗会は雪が悪くなる春に行われるので、バーンを硫安で固めたりするのですが、やはりハイシーズンの雪とは違ってしまいます。そういう意味でこの時期の試乗会は大変貴重で見逃せないイベントです。

 今日の五竜は朝から雪。バーンは硬くしまっていましたが、そこに次から次へと比較的湿り気のある新雪が降り積もっていきます。視界もあまり良いとは言えず、試乗会日和とは言えません。

 そんな中、小回りモデルを中心に試乗してきました。インパクトがあったのは、ID-oneのモーグルモデルMR-CE。上村愛子選手が使用するモデルだそうですが、前後のウェートバランスが軽い上にある程度の張りがあり、かつトップの捕らえが良いので、自由自在に小回りが出来、ビュンビュン走ります。クィックも容易だし、驚くべきことに基礎風小回りが楽。しかもコブではグリングリン回ってビュンビュン走るので、楽しい~~。~o~

 問題は、こんなに元気の良い板履いたら、ワタシの体がもたないかもしれないということ。体を鍛えて、来期のコブはコレで行こうかしらん。さて、どうしたものだろう。

 などと楽しい試乗を重ねるうちに天候はどんどん悪化していきます。最初は単に雪が降っているだけだったのに、気が付くと吹雪だよ、こりゃ。~o~;;

 昼食の間にも天候は悪化の一途をたどり、もう試乗どころではなくなったので、退散することにしました。

 八海山のペンションYに帰ってみると、今日は常連さん達で大盛況。大家族のような雰囲気で夕食の席も盛り上がっていました。いやー、良いモンですね。こういう雰囲気は。

 ところが、良い雰囲気の中で一つだけ、心かき乱される話を聞きました。ワタシがこのブログの中でイニシャルで示している人物のモデルに対して、「お前、○○のブログにこんなふうに書かれてるゾ」と言って笑ってからかったお方がいるんだそうで・・・。

 ブログってのは、ワタシの日記であって、本来は個人的な記録であるはずのものを公開しているわけです。ですから、ワタシが実名を挙げた人物以外は、どんなにはっきりと実在人物と同定できたとしても、礼儀として、直に実在人物に結び付けてほしくありません。ワタシがイニシャルで示しているということは、直に実在人物と結んでくれるなという意志表示だと理解していただきたい。

 それを、その人物にこのブログの存在をわざわざ教えて、あまつさえ笑ってからかうなどというのは・・・。論外のマナー違反じゃないんでしょうか。そんなことされたら、ブログなんて書けません。

 もちろん、イニシャルで示した人物についても、悪口になるようなことは書いてないつもりです。スキーヤーで言えば、悪雪大魔王S氏コブ&ビールの達人M夫妻畏友H氏コブ好き女K嬢、還暦テクニカルを目指すK氏、鈍感力オヤジO氏などなど、いずれも敬愛すべきスキーヤーの魅力的で驚嘆に価する個性を紹介したつもりなのですが・・・。

 いったい、彼等のマネの出来るスキーヤーが他にいるでしょうか。彼等を笑ったり馬鹿にしたり出来るスキーヤーがいるのでしょうか。ワタシには全く考えられません。彼等と同じことが出来るならやってみりゃ良いです。ヘタにこの人達の真似をしたら、大怪我するのが関の山ですよ。

 ブログというバーチャルリアリティーの世界を直に現実に結ぶことがそんなにお好きなら、その人のお名前だけは実名で書かせていただきますが宜しいのでしょうかね。もっとも、そんな人に「魅力的で驚嘆に価する個性」があったらの話ですがね。ただの平凡なスキーヤーの悪口は、書いている方も楽しくないのでね。

 夜中に入って、外は大荒れの天候ですが、心の中にも嵐の吹きまくった土曜の夜でした。

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2007年12月22日 (土)

夢と知りつつベルベットレール

 今日の八海山は曇り。寒くもなく暖かくもない絶好のスキー日和でした。人出は、昨日に比べれば多かったのですが、滑りに支障が出るほどではなく、これまた絶好。加えて、林間コースはキチンと踏んでくれており、八海山にしては珍しいほどの軽い素晴らしい雪質。

 そんな中、Blizzad Worldcup SLをデビューさせてきました。いやーーーさいこーーーーっつ!!~o~

 もちろん、試乗してホレこんだ板なのですから、良いに決まっているのですが、こんなに良いとは・・・。とにかくグリップ力が抜群で超しなやか。足元に、弧が踏み込み方によって自在に大きくも小さくもなってくれるしっかりしたレールがある感じです。しかも抜け方が超スムーズ。いきなりドンと走ると言うよりは、踏み込むスヒューン、踏み込むスヒューン、踏み込むスヒューン・・・といった感じで、踏み込んでからの加速がなめらか&スムーズ。ベルベットの足触りです。

 一度だけ、足元でヒネリ系小回りをやった時、元気に返り過ぎて吹っ飛ばされそうになりました。気を抜いてフ抜けた滑りをするとヤラれる怖さもあります。グリップの良さとも相まって、他人にはおいそれと貸せないという感じ。

 しばらくこの板の滑りをビデオに撮りたくありません。絶対に上手く滑れているはずだと思う一方、覚めるのが怖い夢の中のような気分です。「夢と知りせば覚めざらましを」という予感がしてしまうので・・・。~o~;;;

 いくら良い雪とは言え、八海山の雪は柔らかく、二時間も滑らないうちに荒れてきました。即座に、板をK2 Crossfireにチェンジ。こちらはこちらで素晴らしいパフォーマンスでした。荒れてきたバーンでも安定性があり気持ちよく走りますし、新雪の中でもある程度の浮力があって安心。コブの中でのしなやかさ扱い易さも抜群。八海山のようなワイルドなゲレンデで力を発揮する板です。もう少し、タラしたセッティングにした方が乗り易いかなとは思いましたが。

 八海山の常連さん達が久々に顔を揃えたので、一緒に滑り過ぎてしまいました。今は心地よい疲労感いっぱいです。モーグラータクヤとも久々に滑りました。ヤツの考えてることはスゴイです。我々と一緒に整地をすべってる時にも、「ヤンネはこうやって滑ってる。この滑りが出来たら世界一なんだよ」なんてネ。高校生のクセに、「世界一」なんて言葉がホイっと出てくるあたり、スゴイ。ホントにコイツを世界デビューさせてみたいもんです。

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2007年12月 9日 (日)

空の上のミーマール=シナンのこと雪の上のCrossfireのこと

 やっと始まりました、北海道。例年、二学期が終わると、その日のうちに羽田移動、翌朝出発とというスケジュールだったのですが、今年はいろいろ用事があり、遅れてしまいましたが、ただ今、ニセコ、北の極楽オーベルジュ、オーベルジュ・ド・Fらいぱぁんです。

 今朝は、羽田のホテルを午前六時出発。半分寝ぼけて札幌行きに乗り込みました。早朝便にしては、今年はお客さんがいます。離陸直後、こちらの意識も夢の中へ飛び、ふと気が付くと、三十分後でした。サービスのジュースを飲みながら、機内雑誌をパラパラしていたところ、トルコの特集の中に面白い記事を見つけました。『ヒリストからの手紙』というタイトルだったと思いますが、東大の先生をやっているトルコ人建築家の文章。

 「ヒリスト」は、オスマントルコ時代の著名な建築家ミーマール=シナンのギリシア語名なんだそうです。このシナンって人がなかなかスゴい人で、この人が16世紀に建てたモスクのドームを約400年後の1990年代に改修工事したんだそうです。ところが、そのドームの石のアーチのキーストーンの下から手紙が発見されました。中には、こんな意味のことが書いてあったとか。

 「このアーチの寿命は400年だ。従って、400年後、改修工事が行われるだろう。その時には建築技術が進んでいるから、これを読んでいるあなたにとって石のアーチの改修は初めてに違いない。アーチのキーストーンについて書き記しておくから参考にしてほしい」

 なんと、400年後のことが全て、手に取るように見えてたんですね、この人。スゴっ!~o~

 宿についてネットで調べたら、某夢枕獏氏が「シナン」という小説を書いているようです。けっこう日本でも有名な人だったんですね。ヒリストは、その生涯にオスマントルコのためのドーム建築を建てまくったらしいんですが、こんなことも言ってるようです。

 「私は森の中の小さなアリに過ぎない。他のアリのためにちょっと働いただけだ」

 そんな記事を読んでいるうちに飛行機は千歳に着きました。千歳は思ったほど寒くなかったです。今年は、雪が早かったからでしょうか、空港にスキー客が多い気がします。例年、千歳からニセコ行きのバスはガラガラなのですが、今年は・・・やっぱりガラガラだったけど、でも8人くらいは乗ってたなあ。~o~;;

 空港の回りから雪があったので、ちょっと期待していたのですが、スキー場自体は、例年に比べてそれほど雪が多いわけではなく、まあまあ雪がついているという程度でした。一番上のリフトはまだ動く気配ありません。まあ、それでも午後はずっと降り続いていたので、明日以降に期待です。

 K2 Apache Crossfire、天然雪では初めてだったのですが、やっぱり基本性能はスゴイです。ただし、天然だと、雪質によってはややグリップし過ぎると感じる時がありました。足先でズラそうとした時に上手くズレてくれない時があるかもしれません。多分、本州の湿気の多い雪が所謂「キョロ雪」状態になった時に、操作が難しくなるのではないでしょうか。

 ただし、このあたりはエッジの調整でなんとかなるレベルだと思います。今後、どの程度、エッジをタラすことにするのか、新潟の雪とも相談しなければならないでしょう。技術的にSAJで1級くらいの人だったら、最初から少し多めにタラすチューンにした方が楽かもしれませんね。

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2007年9月25日 (火)

丸沼のちょっとした思ひ出とアルティミットグリップ総括

 今回の丸沼では、貴雄さんの他に、渡部浩司デモ、渡部三郎元デモ、榎並雪彦元デモ西村斉デモなどがレッスンを行っていたのですが、Kのみテラスさんで西村デモと同宿してしまい、宴会に同席させてもらいました。いやー、西村さんって良い人ですねえ。ちょと良い人過ぎて心配になるくらい。またまた応援する人が増えてしまいましたー。~o~

 あちらでちらと小耳にはさんだネタ。オガは、新しいプラ板を準備しているらしいです。今のAG-HXにメタルを入れたもの。HXよりグリップが良くなるらしいです。そんなもの出たら、また欲しくなりそうでコワひ~。~o~;;;

 グリップと言えば、アルティミットグリップですが、このブログではまだアルティミット自体のちゃんとした総括を書いてなかったですね。

 アルティミットグリップとは、エッジのサイドをわざと凸凹にすることによってグリップ力を増そうというシステム。パンきり包丁からヒントを得たとか。板のセンター部分の両エッジが0.5mmくらいの深さでボコボコしています。ワタシは二年前から基礎大回り用にアルティミットを入れています。狙いはズバリ、車山対策です。アルティミットグリップはアイスバーンに強いのです。

 ただし、二年乗ってみて判ったのですが、アルティミットはかなり極端に向いている雪質と不向きの雪質が分かれます。向いているのは、やはり車山のような人工雪と寒冷地の硬い斜面。アルティミットを入れた最初の年、車山のヴィーナスコース大回りで、ヴィーナスコース最大斜度のデコの下のアイスバーンを物ともせずに切って行って、東京都予選大回り種目で結構良い点を出したのが、一番良い思い出です。NZのMt.Huttあたりのハードバーンもアルティミット向きです。硬い雪で大回りをするには、本当に頼りになります。

 しかし、向いてないのが新潟のキョロ雪。キョロ雪は湿気の多い中途半端にグリップする雪で、普通の板でも上手くズレてくれず、板が落ち着かなくなるのですが、アルティミットの場合、それが極端になり、ほとんど全くコントロール不能になります。アルティミット板で、キョロ雪のボコボコ斜面を降りた時は、怖かったですよ~。死ぬかと思いました。~o~;;

 向いてないと言えば、部分的に青氷がのぞいている斜面というのも危ないです。アルティミットと言えども青氷の所はグリップしないのですが、その他の所で急激にガツンとグリップしてしまうため、膝を痛める可能性があります。

 また、目的によっても向き不向きが分かれます。アルペンレースのGSの場合、ある程度以上のレベルのレーサーには向いていません。エッジが凸凹している分だけ摩擦が大きくなってターン中のスピードが落ちるんです。なので、硬い雪に四苦八苦する草レーサーには有効なのですが、ノーマルエッジでも狙ったラインをトレース出来る上級レーサーには向きません。

 しかし、基礎大回りには向いています。基礎大回りはターン中のスピードが多少落ちても全く関係ありません。むしろ、アイスバーンで足元がしっかりしているメリットの方が大きいでしょう。

 スキーヤーによっても向き不向きが分かれます。まず体力のある人、体に故障のない人が向いています。グリップが強いということは体への負担が大きいということですから。また、ある程度技術のある人じゃないと向いていません。グリップするということはズレ難いということです。雪質によってはかなり扱い難くなります。それに対応出来る技術がない人が履くと怪我の元になります。

 さらに、メンテの点でも簡単ではありません。アルティミットを扱ったことのない職人にチューンナップさせるわけにはいきません。なので、どうしても、アルティミットを入れたショップでチューンナップを頼むことになります。

 要するに、アルティミットは、車山のような硬い雪の斜面で行われる地方予選に出場する基礎の選手で体力に自信のある人が、大回り種目限定の板に入れるとかなり威力を発揮します。しかし、それは板のオールラウンド性を犠牲にした上での話。中途半端な気持ちではアルティミットはマイナスに働くだけです。根性決めて、こういう斜面のこの種目専用と割り切る気持ちがあれば、かなりの武器になってくれます。

  こんなふうに使い方の限定されるアルティミットグリップですが、プラスノーは比較的向いているシチュエーションだと思います。プラスノー専用の板に入れるのは、昨日も書いたけど、それほど悪くない選択だと思いますヨ。

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2007年9月24日 (月)

二つの試み確認

 今日も丸沼はプラスノー日和でした。つまり一日中、ガスと小雨。~o~

 今日はまた一段とガスが濃く垂れ込めていました。レッスンに参加している人には申し訳ないけど、ただ滑るだけなら全然オッケー。空いてて楽しい一日でした。そんな中、昨日の貴雄さんのレッスンで教わったことを確認しました。

 ターン後半に両膝関節を使ってエッジを立てようとし過ぎるという欠点があったのですが、外足を滑らせる動きを止めずに内股関節を畳む動きをミックスしてやればスムーズにターンがつながることを発見。貴雄さんからは、移動して角を立ててから外股関節を回すようにというアドバイスをいただきました。

 昨日試してみたアルティミットグリップ板も、引き続き実験。確かにノーマルエッジのオガAG-HXよりもエッジのかかりは若干良いようです。ただ、板自体がもうヘタっているため、イマイチ足場のしっかり感がありません。これは、かなり微妙な評価になりますねえ。

 いろんなケースを試してみないと、総合的評価は下し難いのですが、プラスノーにアルティミットグリップを用いるのは、ケースバイケースで有効かもしれません。ただし、アルティミットだから劇的にグリップが向上するかというと疑問です。あくまで若干の向上に過ぎないでしょう。正直、オガのプラ板があるなら、そちらのエッジをマメに研ぐ方が、古い雪上板にアルティミットを施すよりも総合力は上でしょう。

 でも、オガのプラ板を買う気がなく、古い雪上板でプラスノーの練習をしたいなら、アルティミットを施すのはアリだと思います。新しいプラ板買うより、アルティミット入れる方がはるかに安いですから。ただし、その場合、エッジを研ぐことが個人では難しくなりますので、メンテに手間とお金が掛かります。若干のグリップの向上を取るか、メンテの手間&お金を惜しむか、どちらを選ぶかは、あくまで個人の判断に任せるしかないですねえ。

 それと、エッジのかかりが良くなる関係で、プルークの練習等には向かないかもしれません。実際、自分でも、アルティミット板でプルークをすると、内足のひっかかりを感じました。

 多分、オガのプラ板にアルティミットを入れるのが、プラスノーでは最強でしょう。ただし、お金が一番掛かります。自分では、そこまでヤル気になれません。~o~;;;;

 帰宅して、夕食時、二つ目の試みを確認しました。「船尾瀧 純米吟醸」、やっぱりなかなかの実力です。データ的には、酸度1.4なのだそうですが、データの数値以上に酸を感じます。旨味と切れのバラスンが良い酒だと思います。「船尾瀧 大吟醸」、自宅でシラフに近い状態で飲んだら、丸沼で試した時より甘い上立香を感じました。軽い甘さと米の旨味のする酒です。飲みやすいけど、食中酒というよりは食後に軽く一杯の方が向いてるのかも。

 何にしても悪くないお酒なので、これからも時々購入に行こうかなぁ。関越の駒寄PAで下りると近いらしいです。

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2007年8月25日 (土)

キウイ日記07'Ⅱ~さらば愛しきTC

 今年最後のトレブルコーンでした。トレブルコーンスキー場は、前回来た時と同様の快晴。前回ほど風は冷たくなく、やや気温は高めかもしれません。絶好のコンディション。ワナカ湖がくっきりと見えます。前回22日のブログに、

 「眼下には絶妙に屈曲した深い緑のワナカ湖が横たわり、四方の山嶺が白く輝いています」

 と書きましたが、一年前にもほぼ同様の描写をしていますね、ワタシ。なんだか、進歩ねーなぁー。~o~;;; しかし、「深い緑」というよりあの色は、「深い青緑」とか「緑がかった濃紺」とか言うべきなんだろーなー。見る角度によっても時間によっても微妙に違うとは思いますが。

 今日も、午前中はワナカ湖に向かってダイブするようなメインストリートのコースでカービング三昧でした。今日は、C7.2MTと大回り用のA社LT11アルティミットグリップ付きを持っていって、大回り中心の練習をしました。ここ数日、降雪がないのでメインストリートの雪はかなり硬く締まって、所々アイスバーンになっています。その硬いバーンを、チューンナップから上がってきたばかりのC7.2MTは、見事に切り裂いていきます。素晴らしいチューンナップ。前にも書いたけど、クイーンズタウンのアウトサイドスポーツのチューンナップはなかなか良いです。これだけ良い仕事をしてフルチューンで50NZ$はお得です。今のレートで4000円ちょっとですもん。

 一般に、NZのスキー関係の物価はあまり安くなく、こちらでスキー用品を購入するのはあまりお得とは言えないのですが、チューンナップだけは例外です。メスベンでも、安かったです。メスベンのスキーショップBig Al'sはフルチューン40NZ$だったはず。

 さて、MTが絶好調だったのに対し、アルティミットのLT11は絶不調。エッジずるずるです。どうも昨日のコロネットのアイスバーンでエッジが丸まってしまった模様。全くグリップしてくれず、一本で諦めて、今日はMTオンリーと決めました。

 それにしてもC7.2MTは良いです。これだけビュンビュン来てくれちゃうと、なんだか物欲がむくむくと頭をもたげて・・・。ヤバいっ!~o~;;;

 ビュンビュンカービングの楽しい一日は、アッと言う間に過ぎて、今年もトレブルコーンとの別れの時間が来てしまいました。今回のNZ滞在中、四回TCを訪れたのですが、いずれの日も快晴。素晴らしいコンディションでした。ありがとう、TC。また来年来る時も笑っておくれ。

 クイーンズタウンへの帰途、ワナカの町によって小休憩しました。観光の町クィーンズタウンに比べて、別荘地ワナカの町は物価も安めで、案外品揃え豊富。例えば、ワナカのスーパーマーケットNew Worldは、本当に物が豊富で、野菜果物も安いのですが、日本食材も手に入ります。Tofuやインスタント味噌汁、海苔、醤油程度ならクイーンズタウンでも手に入るけど、ワナカNew Worldには乾燥ワカメや八丁味噌までありますからねえ。~o~

 今日は、ワナカのWanaka Fine Wineというリカーショップで、ショップ推奨の地元セントラルオタゴ産赤ワイン、Pisa Range Pinot Noir2005を購入して、今、飲んでいるのですが、コレ、マジでいけます。豊かな香りとほど良いタンニン。タンニンの渋みと酸味が絶妙のバランス。飲みやすくかつ豊かな気分にさせてくれます。NZのワインは白が有名なのですが、近年、こうした赤も品質向上が著しい模様。クィーンズタウン近くのGibbston ValleyというワイナリーのPinot Noirも色んな賞を取ったりして、美味しいらしいです。帰るまでに是非試してみたいところです。

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2007年8月23日 (木)

キウイ日記07'Ⅱ~突然炎の試乗

 今日はカドローナスキー場でした。快晴。昨日に続いて風が強く、少し肌寒いですが、悪いコンディションではありません。昨日と同じような天候なのに、何故か混んでます。どうも、昨日は天気予報が悪かったせいで人出が少なかったようです。その分、今日、混みました。

 リフト待ちがひどい時に限って、上手くリフトに乗れずに椅子から転落するアベックなどいて、リフトが止まってしまいました。こうなると若いキウイのイタズラ好きの奴等は大人しくしていません。リフト待ちの列の中で雪合戦が始まってしまいます。列の後ろから突然、雪球が飛んで来て、それに応えるヤツが後ろに投げ返して、もうリフトが止まってる間中、雪球が飛び交ってました。こういうの、日本じゃ有り得ないですよね。どーなんだか。~o~;;;

 さて、今日は、午後から突然、来期板の試乗でした。地元のショップが開いている試乗会に参加したんです。クレジットカードのナンバーを控えられただけで無料でした。ラッキー。

 NZに来ると、日本では見かけないモデルに乗っている人が時々います。日本で販売されていないモデルってあるんです。今日は、そういうモデルを中心に試乗してみました。以下、超マニアックな試乗レポート。

・Rossingnol Zenis Z3

 最初に借りたのがこの板。Zenis10あたりをイメージして借りたのですが、大失敗。完全に初~中級者用でした。エッジが信じられないくらいグリップしません。こんな板でカービングなんて出来るわけないっす。板全体が軽いので、初~中級者の方は取り回しやすいとは思いますが、カービングさせようという人は選んじゃいけない板でした。それほど柔らか過ぎる感じではないのですが、トーションが弱すぎるんでしょうか。日本で売っているかどうかは不明。

・Fischer RX8 

 日本ではあまり売れなくて販売中止になってしまったRXシリーズです。日本でRXシリーズが売られていた頃から、RX8は海外では存在していたのですが、日本には何故かRX6とRX10しか入って来ませんでした。そのRX8の来期モデル。例の「フリークエンシィチューニング」という技術が使われているらしいのですが、洗濯板状の凸凹は姿を消しました。長さ170cmでサイドカット116-66-98は、日本で売られていたRX6やRX10を少しグラマーにした感じ。オールラウンド向けの数字だと思いますが、乗ってみても、まさにオールラウンド。足元にシッカリ感があり、それでいて適度なたわみ方をします。小回りも楽だし、大回りでの抜けもスムーズ。コブでも扱いやすいです。RX6に乗っていた方だったら、きっと好感を抱くと思います。ワタシ個人もちょっと欲しくなった板でした。

・Fischer RXFire

 RXシリーズらしいのですが、日本には無かったですよね、こんな名前。サンドイッチ構造で165cm123-66-102というプロポーション。多分、数年前のSCのサイドカットと同じではないかと思います。もしかして中身も同じかも。非常に硬く、足元のシッカリ感は強いのですが、ワタシの体重脚力にカードローナの中斜面で得られるスピードではたわんでくれませんでした。サイドカーブがキツいので曲がってはくれますが、たわみを最小限しか引き出せないので、走りの方は、「コイツも一生懸命踏んでるようだし、しょーがねえからチョット走ってやっか」という程度。本当に体重も脚力もある人がハイスピードで乗るには良いのかもしれません。あるいは、「板なんて走らなくても安定して回ってくれれば良いヨ」って人なら良いかも。ただし、炎の描かれたコスメにRXfireというネーミングは、日本で履いてたらメチャメチャ目立ちます。そういう意味では、こちらで買ってヤフオクにでも掛けたら、高値を呼ぶかもしれませんね。ただし、NZでの値段は1449NZ$。今のレートだと、12万円ちょっとですかねえ・・・。~o~;;;

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2007年8月19日 (日)

キウイ日記07'Ⅱ~TofuとCrossfireのテイスティング

 今日は、コロネットピークでした。クィーンズタウンを出発する時は低い雲が垂れ込めていたのですが、山に登る途中で雲を突き抜け、昨日に続いてスキー場は雲海の上でした。垂れ込めた雲のせいか日曜だってのに空いていて、快適なスキーでした。

 コロネットピークは、日本人スキーヤーの間ではコンクリートピークとも言われる硬い雪のスキー場なので、昨日好感触だったC7.2MTをアイスバーンで試してみたのですが、やはり「コンクリートピーク」でもしっかりグリップします。初日のグリップ感の無さは、やはりエッジチューンのせいですね。Yちゃん、試乗板もたまにはチューンナップしようよ。~o~

 ゲレンデで地元のショップが試乗会をやっていたので、五月に奥只見で感触の良かったK2 Apache Crossfireを借りてみました。アイスバーンで試してみたかったので。驚いたことに、この板はアイスバーンでも強いです。これだけしなやかだと柔らかい雪には向いていても硬いバーンはダメなことが多いと思うんだけど、硬いバーンでもしっかり噛んでくれます。シッカリ噛んでいるのでたわみのコントロールが容易。アイスバーンの急斜面でも全く不安無くかっ飛ばせます。うーーむ、欲しくなってしまふ・・・。~o~;;;

 スキーの方は美味しい話ばかりだったので、ここで美味しくない話も一つ。クィーンズタウンには、観光客相手のホテルが立ち並んでいます。ワタシもそのうちのいくつかに滞在したことがありますが、朝食を美味しいと思ったことは一回もありません。まー、こういうホテルのバイキング式の朝食が美味しくないのは当然と言えば当然なのですが、それにしても・・・。どうもキウイ達は、トーストと紅茶、スクランブルエッグとベーコン、何かの豆を甘く煮た料理、それにシリアルがあれば、朝食として文句無いと思ってるらしいいんですよね。

 こちらでは、シリアルにだけはこだわります。どうも健康志向ということのようなのですが、朝食バイキングでは、たいてい何種類ものシリアルが並んでいて、選べるようになっています。それが一流ホテルの朝食の証しであるかのように。

 閑話休題。今回利用しているフェロースキーツアーさんは、そのあたり良く判っているらしく、フェローさんの使うホテルではたいてい御飯と味噌汁を用意してくれます。それで、どうにか朝の「飢え」をしのいでいるようなものです。しかし、味噌汁はパックに入った物を自分でお湯に溶くだけなので、どーも具が寂しいんですよね。そこで、スーパーに買い物に行った時に、何か無いかと探したところ、豆腐を発見してしまいました。Morinaga製のTofuです。紙パックに入ってます。~o~

 今朝は、コレを試してみました。紙パックをハサミで切って皿の上に出し、恐る恐る箸で触ってみます・・・。え゛っ!この豆腐、硬い・・・。

 こいつぁ豆腐というよりレアチーズケーキに近いです。ナイフとフォークで食べられます。今朝は、この硬いTofuをナイフで切って、味噌汁に入れてみました。うーーむ。チョット、うーーーーーむぅ。~o~;;;;;

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2007年8月18日 (土)

キウイ日記07'Ⅱ~98%の快感2%の寂寥

 今日は二度目のトレブルコーンでした。クィーンズタウンは曇っていたので、さてどうだろうと思ったのですが、ワナカから山を登っていく途中で雲を突き抜け、スキー場は完全に雲海の上でした。しかも、雪質最高で、土曜だってのに空いてる。もー最高のトレブルコーンでした。

 朝イチのホームベイスンのメインストリートがまず最高。ここはキレイに圧雪を掛けてくれる所なのですが、雪質が良いし空いてるんです。今日はツアーガイドのツカサ君もかっ飛ばしまくりで、朝から長い距離を滑る滑る。おまけに、チューンナップから上がってきたHart C7.2MTが最高の状態。もー、かっ飛ばしまくりまくり。~o~

 ガイドのツカサ君はクィーンズタウンのOutside Sportsというショップに勤務しているので、今回、ここのチューンナップを頼んでみたのですが、なかなか職人さんの腕が良いようです。エッジ角を指定したら、かなりワタシ好みのエッジに仕上げてくれました。なんでも、冬の間、USAの職人さんが来ているのだそうです。

 おかげでC7.2MTのグリップ感の弱さが劇的に改善されていて、ホントに良い感じで滑れました。どちらかと言うと、小回り、中回りのレスポンスと走りに特徴のある板ですが、大回りでもスムースに走ってくれます。コブではやはり返りの強さで、ちょっと苦労するけど、ズラして滑らかに滑れないわけではありません。

 好調だったので、初日に大失敗したジャンピングポイントでリベンジしてみたのですが、今回は上手くいきました。

 というわけでスキーは好調、快感度の高い一日だったのですが、寂しいニュースを二つほど耳にしました。一つは、トレブルコーンからの帰途の名物、「ブラジャーフェンス」が撤去されたこと。なんでも、フェンスの所の地主が撤去に動いただそうで。古いブラジャーが風で飛ばされて車のフロントガラスにでも掛かると道路交通が危険だからだとか。

 もう一つはクィーンズタウンの和食料理屋「蓮花」のクローズド。なんでも家賃が高くなり過ぎてしまったのでお店を閉めることになったらしいです。クィーンズタウンで唯一、マトモな和食を一人で食べられる店だったのに・・・。「蓮花」のないクィーンズタウンなんて、ブラジャーのないフェンスみたいなもん、といってはホメ過ぎでしょうかね。~o~;;;

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2007年8月16日 (木)

キウイ日記07'Ⅱ~You can do it!!

 今日はカードローナスキー場でした。朝のうち曇っていて昼頃から雪がチラつき出した時には、昨年のカードローナを思い出したのですが、結局一日もちました。

 今日も午前中はツアーガイドさんと一緒に大人しくコースを滑りましたが、午後からはフリーにしてもらって、遊び回りました。カードローナは、圧雪されたコースはなだらかな中斜面なのですが、所々に巨岩がそびえ立っていて、特にキャプテンクワッド沿いの斜面は、その気になれば、いくらでも跳びのポイントや巨岩の間のシュートなどあり、天然のパークみたいな場所です。どういうわけか、カードローナのパークに来る子達は、あんまり滑らないみたいだけど・・・。

 午後は、そういう遊びポイントを中心に滑りました。まず、リフト上から目をつけていたリフト真下の巨岩からの跳びポイントへ行ってみました。かなり落差があり、しかも、着地点の斜度がないので、ただの飛び降り状態、けっこう着地のショックがありそう。どうしようかためらっていたら、リフト上からキウイに、"You can do it !!"と声を掛けられてしまいました。

 そう言われりゃ、つい行っちゃいます。跳びましたよ、かなりドシンと来たけど・・・。後で考えて見りゃワタシも言うとおりにしなくても良かったんだネ。~o~;;;;

 整地斜面でカービングもしてみましたが、来期の試乗板Hart C7.2MT、なかなか気持ち良いです。リズム変化も容易だし。ただ、やはりグリップ感の不足は否定できません。もしかしてエッジのせいだけじゃないかも・・・。とりあえずチューンナップしてもらうことにしました。

 通常、クィーンズタウンのショップは、一晩でチューンナップをしてくれて、早朝には受け取れるのですが、今年は、この時期、何故かオージーのお客さんが多く、明日の早朝には間に合わないそうです。オージーやはり好景気ってことなんでしょうか。

 

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2007年8月15日 (水)

キウイ日記07'Ⅱ~跳び易い日跳び易い板の顛末

 昨日の期待通り、つか期待以上に快晴。しかも、今日はトレブルコーンスキー場だったのですが、期待以上に良い雪でした。トレブルコーンというと硬い雪というイメージがあるのですが、二、三日前に降り積った雪はまだ柔らか。とても滑り易いコンディションでした。

 初日ということで午前中は、ガイドさんと一緒に滑り、少し抑え目にしていましたが、それでも心は浮き立ってきます。圧雪されたバーンではつい板走らせちゃうし、オフピステのちっょっとしたギャップでは、つい、跳びまくっちゃったりして・・・。~o~

 今日は、某AlpenのYさんから借りてきた来期モデルの試乗板、Hart C7.2MTを持ってきたのですが、これがまた結構グッド。試乗板なのでエッジが丸くて、硬い所ではイマイチのグリップ感なのですが、柔らかい雪ではかなり使い易いです。適度にたわんで走ってくれるので大回りスムーズだし、小回りの時はそこそこ機敏な反応で、元気の良い小回りも出来ます。板全体としてはレンタルビンディングということもあってそれほど軽量ではないのですが、前後のウェートバランスが軽いため、上下軸の動き(左右のスイング)も左右軸の動き(テール引き上げトップを落とす)も容易です。こういう板って跳び易いんですよね。~o~

 跳ぶと言っても、ゲレンデで普通に滑走している時の跳びは、自分の力で跳ぶのではなく、言うなればギャップで意識的に飛ばされるわけです。だから、その時、板の前後のウェートバランスが軽いと、テールを引き上げる姿勢を取りやすく、空中姿勢が安定しやすいんです。このC7.2MTはその点がなかなかスバラシイ。

 ちょっと返りが強いのでコブでは注意が必要かもしれませんが、トップを落とし易いのはコブでも武器です。オールラウンドモデルとしてはかなり能力が高いのではないかと思いました。

 んで、午後はガイドさん達から離れてフリー。つい思いっ切りかっ飛ばしてしまいました。圧雪バーンを一本、続いて上部サドルベイスンのオフピステを一本。

 昨年トレブルコーンに来た時に見つけた跳びのポイントへ行って見ることにしました。サドルベイスンのクワッドリフト沿いにある急斜面の狭い道に向かって跳び出して行くポイントなのですが、「道」の隣がハーフパイプ状になっているため、リフトからは滑ってくるスキーヤーが見えず、いきなり狭い「道」へ踊り出して来る感じになります。リフトの下部から見ているとこれがかなりカッコ良いんです。去年は何回か上手くこなして、リフトのお客さんにウケをとったりしてたので、それに味をしめて。

 こういうパフォーマンスは派手にやらないと意味がないので、思い切り助走してハーフパイプ状のリップの所で踏み切り、空中へ跳び出しました。ところが、昨年とは斜面の状況が違っていて着地点の「道」の真ん中が大きくえぐれていたため、予想より遥かに跳び過ぎでしまい・・・。

 ヤバっ、と思った時には転倒して板を外していました。おまけにストックは上部に残し、体がコース真ん中、片方の板が滑落してコース下部。要するに大爆裂。全部拾い集めて滑り出すまでかなり長時間、思いっ切りリフト客の視線を集めちゃいました。あーはずかしー。~o~;;;;;;;;

 今年は初日からどうもお笑い路線です。マズいなぁ。明日はちょっと慎重にいってみようかしらん。~o~

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2007年5月 4日 (金)

山菜とアスパラのうたた寝

 今日も、奥只見丸山スキー場でした。奥只見混んでました。ただし、駐車場が。

 奥只見は、スキー以外の観光もあり、また、ゲレンデの中に大きなパークが設えてあるので、パーク目当てのスノーボーダーが多く訪れます。従って、この時期、駐車場はゲキ混みなのですが、ゲレンデはそれほどでもなかったりします。今日も、普通に滑る分には快適でした。

 昨日に引き続き、ICI新潟店さんの試乗会に参加。今日は、K2のApache Crossfireという板に感銘を受けました。こういう柔らかい雪で遊ぶには最高の板です。サンドウィッチ構造らしいしなやかさと力のタメ具合、タイミングの良い抜けと走り。思わず買いたくなりそうな・・・、いやいや、今年この手の板を買う予定はないんだよな~。~o~;;;

 一日、友人達と楽しく遊んで、ペンションYへ戻ると、ペンションYには山菜とアスパラ料理が待っていました。今年は雪の消えが早かったため、今が山菜の最盛期のようです。昨年よりも約二週間ほど早いかもしれません。おまけに、ペンションYはアスパラの生産農家で、そっちの方も今年は比較的早く始まってしまいました。んで、今、ペンションYでは山菜とアスパラ料理の毎日という次第。料理としては、この地方ではごく平凡な山菜料理なんだけど、それがまた銘酒八海山と素敵に合うんですよね~。~o~;;

 酒が入ると、昼間のスキー疲れも手伝って、ついブログ書く前にうたた寝。気持ちは良いんだけど、夜中に目が覚めてしまいます。そこからブログ書きをする癖がついて、なんだか眠りが中途半端になってしまいます。まずいなぁ。

 あは、明日も奥只見なんで、早く寝なければ・・・。~o~;;

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