2023年1月 4日 (水)

ついで弁当とドキドキと

 三が日とやらだったようですが、普通に働いてます。~o~;;

 午前横浜夜池袋、大移動付の六時間授業ですから、フル稼働と言っても良いでしょう。困ったモンだね、まったく。

 娘(仮称ケミ)も今年は正月特訓というのがあり、二日三日は一日塾でした。そのために愚妻Yは、お弁当作りで早朝起床。我が家的にもフル稼働です。

 ケミさんにお弁当を作るついでにお父さんにも同じお弁当が出来上がります。まったく同じサイズなのですが、若干、娘の方がおかずが多いとか。お弁当食べながら、こんなに食べるようになったのかと感無量でした。

 最近のワタシにしては珍しく、電車の移動中は読書しています。例の「勇者」を買ってしまったので。

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 やはり感情移入しやすく、けっこうドキドキします。

 でも、こんなに大手塾のダークサイドを書いてしまって、訴訟にならないんでしょうかね。ちと心配になってしまいます。

 まあ、それも含めて、我が家にとっては他人事のようで、ヨカッタヨカッタ。

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2021年10月28日 (木)

読書のススメ

 二学期第九週が始まりました。某東大対策添削も早めに出せて、今年はちと余裕。

 赤本の間違い探しの方は、校舎への赤本入荷が遅れて困っていたのですが、ようやく予定の分は終了しました。最後は、某K学院大でした。

 このK学院大というのは、実は『源氏物語』大好き大学です。

 受験の古文の世界では、『源氏』は独特の位置を占めます。いくつかの『源氏物語』大好き大学があって、そこが毎年のように出題して全体の出題頻度を押し上げるのです。

 何故そんなことが起こるのかというのは、以前、東大について書いたことがありますが、どこの大学でも事情は同様でしょう。源氏大好き大学があるのではなく、源氏大好きな教授がいらっしゃるということです。

 んで、この『源氏』大好きな人達には、共通の傾向があります。

 「『源氏物語』の粗筋くらい日本人の常識だ!」

 と本気で思い込んでいるらしいのです。そのため、本来なくてはならない注や説明が不足しがちになります。

 今回のK学院さんの問題も、ちょっと現状の設問・注では受験生は解きにくいんじゃないかしらん。

 それで、こういう『源氏物語』大好き大学を受験する人には、『源氏』の粗筋を漫画で見ておくように勧めています。『源氏』の漫画というと、昔から「〇さきゆめみし」という少女漫画が定番なのですが、これはおススメできません。

 まず、長過ぎます。加えて昔の少女漫画なので、登場人物がみんな同じ顔。~o~

 以前、愚妻Yにこれを読ませたところ、見事に混乱して、「誰がだれやらわかりマセーン」と投げ出しました。

 それで、コレを読ませてみたら、

 「コレ、粗筋がすらすら頭に入ってきマス!」

 内容的にもコチラの方がシッカリしています。この作者の方、とてもよく勉強してると思いますよ。 

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2021年9月30日 (木)

嵐の予感さまざま

 二学期第五週が着々と進んでいます。

 最近、ウチの娘は、こんな本に凝っている模様。

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 小前亮という作家さんの歴史小説です。『真田十勇士』『三国志』『新選組戦記』と読み進めている模様。なんか、物騒だなぁー。

 今朝ほど、『三国志』を手に取って眺めていたら、「それ学校に持って行って読むから!」と叫んで父の手から引ったくって行きました。

 うーーん、嵐の予感。~o~;;

 嵐の予感と言えば、台風が来るようです。関東はかすめる程度みたいだけど。

 こうやって、来る来ると予告があるとあんまりたいしたことなかったりするので、それほど心配はしていないのですが、どうなんでしょう。

 嵐といえば、緊急事態宣言と蔓延防止措置が10/1に全面解除だそうです。コレ、かなりヤバそうな気がします。

 日本と同程度のワクチン接種率だったUSAは、七月にこんな感じになり、一旦落ち着きました。この記事を書いた7月19日には、累計の新規感染者は34080007人、死者609021人でした。

 それが今や、

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 お馴染みジョンホプキンス大学の集計です。

 約二か月半で新規感染者915万人増。その間の死者は8万4千人です。途中まではワクチン接種が順調に見えたので緩めたら…。

 大谷君のゲーム見ていても、MLB見に来る人、みんなノーマスクで大騒ぎしてますもんねえ。

 バイデンさん、危機感感じてワクチン接種を無理やり進めようとしているみたいだけど、この二か月半の間に一日平均1151人お亡くなりになってます。

 日本も緊急事態宣言が続いてみんなストレスを溜めているところに、一気に解除ですからねえ。ハジけちゃわないと良いんですが。

 一気に「ノーマスク!」ってのだけは、止めていただきたいもんです。

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2021年9月 5日 (日)

神サマとの境界

 ようやく、二学期第一週が終了。単語と赤本の話は無事終りました。

 でも、一週終了したかと思ったらもう明日は第二週目ですよ。やだねー。~o~;;

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 ここで意味もなく今朝の朝顔です。~o~

 娘(仮称ケミ)が受けた塾の校内テストの結果が昨日一つ明らかになりました。やっぱり、国語は出来るけど、算数は…。~o~;;

 それにしても国語は出来ます。今朝、国語の結果をホメた後、お隣の同級生が別の塾の試験を受けに行くというので、「ケミさん、今度、〇〇クンに国語教えてあげたら」と半分冗談で言ってみたら、「えー、教えるって言っても普通にやってるだけだから何を教えたら良いんだかぁー」

 そうなんだよ、国語の出来るヤツってそうなんだよ。

 ワタシ自身も半世紀前に読書少年だった時は、そんな感じでした。学校のテストなんて普通にやってれば間違える気がしませんでした。

 もっとも、ワタシが受けたテストなんて田舎の小学校でやらされた業者テストなんで、本当に簡単だったんでしょう。ケミさんの受けたテストは、中学受験のトップブランド塾のテストですからねえ。それで、偏差値65オーバーかよ。

 国語だけだったら、ちょっとした神童…、というと親〇鹿過ぎるかしらん。

 国語って多分、スキーみたいなモンなんです。子供の時から雪の上の経験をたくさん積んで滑れるようになっちゃうと、本人は普通にやってるだけで、普通の人から見たら驚異的なパフォーマンスを発揮しちゃう、アレですね。

 小さい時からの豊富な読書量が、ここへ来てモノを言っているってことですね。

 さて、そのケミさんの読書ですが、最近、こんな本を読んでいてビックリしました。

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 おいおい、今度は『古事記』かよ!?

 と思ったら、例の烏のシリーズなんだとか。へえええー。

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2021年8月20日 (金)

対岸の感触

 一昨日、採点の仕事を終わらせ提出しました。これで、夏の仕事はとりあえず終了。

 ワタシが仕事の海を泳ぎ切ったら、娘(仮称ケミ)も。

 まず、読書感想文を書き終えました。今年は、『蝶の羽ばたき、その先へ』というジュブナイルでした。

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 今までは、作品選びで個性を発揮していたのですが、今年のは、いかにも感想文向け。「『いかにも』な感想文になっちゃう」と愚妻Yは心配していましたが、良いんじゃないの、それで。

 奇しくもその完成した日、隣のお姉ちゃんと一緒に出掛けた市民プールで25mをクロールで初めて泳ぎ切れたそうです。我が家の夕餉は感想文よりはそちらで盛り上がりました。

 昨日は、Yクンの二回目のワクチン接種の日でした。朝、接種した後、昼過ぎから微熱を出し夜には8度7分まで上がりましたが、今朝は落ち着いている模様。

 これでようやく我が家は、夫婦ともどもコロナ禍の向こう岸へたどり着けたかもしれません。

 まだまだ感染の危険はありますが、重症化の可能性が低ければ、安全ベルトを装着した運転みたいなもんですからね。

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2021年8月 3日 (火)

五苦のその後と半世紀の感慨

 昨日、二回目のワクチンを接種してきました。

 二回目に副反応が出る人が多いと言うので、夏期講習の合間のお休みの日に合わせ、なおかつ、翌日の仕事が厳しくない日ということで予約を取ってみたのですが、打ってみたら、何だか一回目と全く同じ感じ。全く痛みもなく、発熱も今のところありません。

 世間的には、医療体制の逼迫が心配されるほどの事態になっているこのタイミングで、どうやらワクチンの傘の中に上手く逃げ込めそう。

 まあ、あと何週間かは大事にしないといけませんけどね。

 お父さんが五苦をめぐってアレコレしている間にも、娘(仮称ケミ)は夏期講習でビシバシお勉強している模様。偉いもので、暇な時間は図書館に行ったり児童館に行ったりしていますが、塾の宿題もちゃんとこなしています。

 半世紀以上前のワタシの小学生時代は、田舎の小学生は皆、毎日遊び惚けてましたけどねえ。

 読書家のケミさんは図書館からたくさん本を借りてきているのですが、こんなに塾で忙しいのに読書感想文も書くと宣言しています。

 去年がああいう本だったので、今年は古典的なスタンダードはどうだろうかということで、『坊ちゃん』を提案してみました。

 『坊ちゃん』は、ワタシとしては思い出深い作品で、最初に触れたのは57年前の六歳の時でした。家族でバス旅行した浅草仲見世の本屋で、好きな本を選びなさいと言われて、真っ赤な背表紙と『坊ちゃん』というタイトルに惹かれたんでしょうねえ、「コレ」と指さしたら、本屋のオヤジが慌てて、「ボクにはまだ早いよ」と制止したっけ。

 それを面白がって購入してしまう両親も両親でした。結局その本は、バスの帰り道に半分ほど読んで本棚にお蔵入り。多分、五、六年後に本棚で再発見して、再読し始めたら保育園児の鼻くそだらけで往生しました。~o~;;

 ローティーンの頃、繰り返し繰り返し読んでいました。多分、一番読んだのは『猫』で『坊ちゃん』は二番目。

 今回、ケミさんのために文庫本を購入して読み返してみたのですが、やっぱり傑作ですねえ。

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 パパとしては、半世紀前の因縁もあるので、これで書いてほしい気持ちもあるのですが、ケミさんとしては、自分で図書館で借りて来た『蝶のはばたき、その先へ』が気に入っている模様。

 まあ、どっちも読んでみてください。

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2021年7月 2日 (金)

密かなる膵臓

 一学期、着々と最終週が進んで行きます。残りはあと三日。もうちょっとだ。

 と思っていたら、学校から連絡がありました。代講をやれと。

 同僚の先生が急性膵炎になり、具合が良くないのは知っていたのですが、この最終週に再び入院なさりその代講とのこと。

 急性膵炎ってかなり痛いらしいです。お気の毒に。

 長いこと予備校屋をやっているとこの季節にしばしば代講の依頼が来ます。なにしろ、ワタシ自身は具合が悪くなることがなく、三十数年この仕事をして、休講にしたのはめまいの病気を発症した時の一日きり。それに対して、疲れの溜まって来る一学期後半に倒れる人は同じ教科だけで二年に一度くらいいます。

 でも、膵炎は初めてだなあ。

 膵臓ってどんな臓器なんだっけと思っていたら、今朝ほど、娘(仮称ケミ)が教えてくれました。

 ケミさんの小学校では、文学少女仲間の間で『君の膵臓を食べたい』という物騒なタイトルの本が人気なのだとか。昨日読了したそうです。

 確か、何年か前のベストセラー小説だとは知っていたのですが、小学生女子が読んで問題ないのかしらん。

 それに加えて、たまたま今、ケミさんの塾では理科の授業で消化器のお勉強をしているのだとか。

 膵臓は、「脂肪を脂肪酸とモノグリセリドに分解する」膵液を作っているのだそうです。

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 こういう臓器です。

 こんな地味な臓器を巡って、身の回りでいろんなことが密かに同時進行していたとはねえ。いやはや。~o~

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2021年5月22日 (土)

何も教えてない

 ちょっと前から、娘(仮称ケミ)の読書傾向が変わってきました。

 少し前まで、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』を読んでました。

 これは、もちろん原典ではなく、子供向けに現代語訳したものです。図書館で借りてきて熱心に読んでました。かなり面白かったそうです。全四巻を読み終わる時には、大変残念がってました。

 そんなものが出版されているんだなあと古典の教師をしている父親は、ノンビリ構えていたのですが、昨日、娘が借りて来た本を見て、驚きました。

 『烏に単は似合わない』↓

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 「じゅナントカの話なんだよ」だそうです。一応、「それは入内っていうんだよ」とは教えて置いたのですが、気になって後で調べたら、平安朝の宮中の世界を八咫烏の世界に置き換えた人気のファンタジーなんだそうです。

 フクロウの次はカラスかよ。~o~;;

 さらに、『大鏡』。

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 おおおお、ついこの間、高二の教室で教えたばっかりです。 

 ちょっと前に、『雨月物語』を借りて来て読んでいました。それが面白かったとかで、同じシリーズをたどって『東海道中膝栗毛』の次に『大鏡』だったというわけです。

 「ストーリーで楽しむ日本の古典」というシリーズなのですが、この『大鏡』は…。『大鏡』に取材してあらたに創作したファンタジーだと思いますけどねえ。これに『大鏡』って名前をつけちゃったら、どっかから訴えられそうなんですが。

 なにしろ、紫式部が安倍晴明の弟子で猫になって時間旅行するっていうんですから…。

 まあ、どういう形であれ、子供が古典作品に親しんでくれるのは良いことです、と古典の教師は言わなきゃいけないんでしょうねえ。

 こういうのを読んで、ケミさんは、どういうふうに育っていくやら。

 ワタシは何も教えてないんですが。~o~;;;

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2020年8月21日 (金)

ヘビーな既知と未知

 昨日、一昨日とプラセボ講座を横浜、吉祥寺と二つ終わらせました。

 多分、上手くしゃべれてると思うのだが、なんせ、この状況は初めてなのでねえ。

 生徒さんの役に立っているのか、生徒さんは納得して満足しているのか、うーーん、わかんないねえ。

 仕事でも未知の局面なのですが、社会的にも、ヘビーでよくわかんないですねえ。東京は、昨日、再び300人台の感染者、今日も258人だと。

 一方、娘(仮称ケミ)は、今年の短い夏休みにも読書感想文をものするとかで、今年の本は「ソルハ」↓。

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 もうすでに読了して感想文の第一稿を書き終わっています。国語の先生のパパに意見を求めて来たので、仕事の合間に「ソルハ」読みました。

 いやー、ヘビーだよ、これ。小学校四年生の女子が読むの無理がないのかな。

 と思ったのですが、ウチの娘は、もう読んじゃってますからねえ。~o~;;

 ムスリムの一夫多妻、アフガニスタン内戦、タリバーンの支配、イスラム原理主義、母親の射殺、サッカー場での石打の処刑、兄の従軍志願。イヤハヤ、大丈夫なのかね。

 未知の洪水を受け止められるのかしらん、と思っていたのですが、彼女なりにこなしたようです。割とマトモな感想文でホッとしました。

 パパにとっては、この作家さんは未知の人だったので、それも驚きでした。「帚木蓬生」って、まさかと思ったけど、『源氏』の巻名から取ったんだそうで。

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2020年5月 7日 (木)

最初のスルーと「役に立たない才能」

 今朝の検温結果は36.3°。前日が休肝日だったからでしょうか。

 昨日は休肝日とYに宣告されていました。ワタシは、もう13年前から週に一度の休肝日というのを続けています。すっかり定着した習慣なので今さら特に嫌がることもないのですが…。でもヤです。~o~;;

 仕事で遅くなる日は大丈夫なんですが、こういう仕事の無い日には何だか間が持たなくてね。

 んで、昨日は夕食後、就寝までの間、家族で和やかに過ごすためにリビングにマンガを持ち込みました。例の、娘(仮称ケミ)にウケている『日本人の知らない日本語』シリーズともう一冊。

 ワタシ自身が『日本人の知らない日本語』を一冊手に取り、読みながらそれとなく観察していました。

 おっ、ケミさん手に取った。読んでます。ふーーん。

 ところが、ワタシがちよっと目を離したすきに、もう別の本を読んでました。

 「あれ、さっきのは読み終わったの?」「うん」「わからないことなかった?」「うん」

 なんか、スルーされてるなあー、『源氏』。~o~;;;;

 今日は、午前中のお勉強の後、ケミさんはYと一緒に何か作業を始めました。何をしているのかしらん。

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 こんなものを作っていました。茨城のお義母さんと施設の母への母の日カードだそうです。

 ちょっと拡大してみると↓、

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 さらにカーネーションだけ拡大すると↓、

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 久々のケミ画伯の傑作です。誰も描き方など教えていないのに、このカーネーションの質感は、スゴイ!!

 Yと一緒に親○鹿丸出しになって激賞しまくりました。「いやー、スゴイ!!花を描く才能があるんだねえ」

 とひたすら感激する親馬○両親にケミさんしらっと一言、「でも生きてくのに役に立たない才能だね」~o~;;;;;

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