予備校は直前講習の季節です。一昨日まで立川で午後と夜、「親の顔が見たい」単語講座とリニューアルされた共テ攻略講座。昨日今日が横浜で単語講座。
直前講習の時期になると、もう何年も後ろめたい思いをしてきました。特に今年はその思いが強いです。
直前講習の古文を取るような子の多くは、言うなれば、「すがる思い」で来ているんです。このままじゃどうにもならないから、何か適当な「藁」があったらすがっちゃおうと。講習をしていると、自分は「藁」以上になれているのかと後ろめたい思いをすることになります。
しかし、それでも例年は、何か気の利いたアドバイスと慰めを言って、「ああオレって藁以上」と思えました。でも、今年は…。
新課程とやらのために、まったく出題の予測が付きません。
念のために言っておきますが、これは日本中のどの教師だって同じこと。日本中のどの教師も「藁」くらいにしかなれないのです。
ねえ、コレおかしくないですか?
入試制度にたびたび改変を加えると、こういうことが頻繁に起こることになります。つまり、真面目に導こうという教師と真面目に努力しようという生徒が頻繁に途方に暮れるのです。
教師は別にちょっと途方に暮れたとしてもお金もらえば納得なんですよ。でもね。
真面目に試験の傾向をさぐり真面目に対策を考え、真面目に努力する生徒が不幸なアクシデントに見舞われる可能性について、文部科学省のバカどもはどう考えているのか。
ってことなんですがねえ。
センター試験でも共テでも、アクシデントの多くは時間のマネジメントミスで起こります。時間のマネジメントミスを起こさないためには過去問による練習が必要です。センター時代には、「過去問を何問も解いて時間の使い方を練習しておけ」と言えたんです。でも、今年は…。
過去問がないんですよ。
まあ、仕方ないから「藁」程度のサポートをしています。ヤダなあ。
まあ、それも今日で一段落です。「藁」のサポート生活は終わりつつあります。
すると、もう一つのサポート生活が始まります。全中予選を終えた娘(仮称ケミ)は、SAJのポイントを競う公認レースの季節を迎えています。昨日まで菅平の第一戦でした。昨年はこのレースでまあまあの成績を出し、まあまあの出発が出来ていたので、今年も期待したのですが…。
今年、ワタシは仕事でまったく菅平に入れず、Yがサポートしました。

今年は、菅平も積雪十分。一昨日はGSでした。
午前中は仕事がなく、自宅で速報サイトを見ていました。ケミさんは18番スタート。良くもないけど悪くないスタート順。得意のGSだし、ここでポイント更新すると後が楽になるから、と期待。ところが…。
一本目いきなり驚きの40位ですとぉー。
もう、我が家は軽いパニックです。電話をすると、Yの声が怒声になっています。こちらは出直しのトレーニング計画などをあれこれ考えている間に通勤の時間になりました。えらいこっちゃ。
結局、二本目はなんとか持ち直して22位。トータル28位ですが、トップとのタイム差があり過ぎます。これじゃポイントも期待できないなぁ。
後でコーチの撮ってくれた動画を見たら、急斜面でかなり遠回り&板振り出し。
どうも、左外足ターンの始動期に問題があるらしく、左外足が十分踏めないので右ターンを引っ張ってしまい、右外足ターンで、旗門を遠回り&振り出すことになっている模様。うーーーむ。
昨日のSLは、あまり期待していなかったのですが、26番スタートの27位。やはりポイントは期待できません。
技術を早く立て直さなければ、一月末~二月のレースでポイント更新できないと、シーズン台無しになっちゃう…。
慌ただしくレースサポートの季節が始まりました。
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