2024年9月 3日 (火)

終わって始まる長い一日

 昨日の月曜日、ワタシは午前3時40分起床。長いことかかっていた『源氏物語』関係の仕事を終わらせました。

 最後は、ほぼ強制終了。

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 この日の朝顔です。

 送信して、朝食を取り、横浜へ。二学期は金曜から始まっていました。この日は横浜の第一週。

 早朝の起床だったので少し心配だったのですが、いつもより微妙にハイテンションで授業を終えられました。

 吉祥寺へ移動して夜の高校生の授業もややハイテンション。でも無事に終了。

 なんとか二学期が始まりました。

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2024年8月26日 (月)

生きる力と「観光地」の日曜

 金曜土曜と吉祥寺で共テ対策の授業でした。

 これで、夏期講習は全て終了。今年は、早く始まって遅くまでダラダラと続き、その間にあの人この人の代講が計21時間も入るという変わった年でした。

 娘(仮称ケミ)が帰国して落ち着き、ワタシの夏期講習が終わったということで、日曜は、施設の母に面会に行きました。

 ケミさんはこの時以来でしたが、我々は七月の頭に行って以来でした。実は、七月の中旬にも三人で面会する予定だったのですが、母の具合が思わしくなくて実現しませんでした。

 ケミさんには七月の面会の時のことを話して、驚かないように言い聞かせていました。

 でも、七月より良い状態でした。話す言葉に力があります。夏を乗り越えた96歳は体調上向いてます。よかったー。

 まあ、発音不明瞭は変わらないんですが、それでも、いくつかコミュニケーションが成り立ちました。ケミさんのことも認識してくれた模様。

 今回は、三人で行くということで車でした。帰路、大磯のSAで食事。ご当地メニューを選び、

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 シラス二色丼と

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 カマボコ天丼。

 Yさんは、「観光地に来られて夏の思い出になりマシタ」。

 いや、大磯はそれほどのモンでは…。

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2024年8月20日 (火)

夏と仕事の終わりと増血

 土曜日をビア&フットの日にしたのは、仕事が終わる見通しが立ったからでもあるのですが…。

 日曜は一日中採点業務でした。「楽かも」などと書いたですが、あんまり楽じゃなかったかも。

 でも、終わりました。ヨカッタ。

 終わってから、Yさんの希望でギョーザを食べに行きました。

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 東小金井にある「ギョーザの満州」は、以前から、Yが目を付けていた店。なるほど、焼きたてギョーザはなかなかのものです。同じ格安中華居酒屋でも「日高屋」のそれとは大違い。

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 血の薄い夫婦は、増血のため「レバニラ炒め」。

 実は、Yはこれが苦手で、一大決心をして大量の野菜とともにレバ一切れを飲み込みました。

 なんとか食べられたそうです。進歩ってモンです。

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 Yさんの希望で普通の醤油ラーメン、1.5玉。これは、さすがに「日高屋」の方が上でした。

 月曜は、四時間の仕事があり、帰ってきたら小金井は大雨。ヤレヤレ。でも、気温は下がってくれました。

 火曜の今日、四時間の仕事が済んで、いよいよ夏の仕事も終わりに近づきました。

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2024年8月18日 (日)

嵐の後ビアスタジアム

 金曜から、午後は横浜で難易度の高い講座のはずでした。

 ところが、台風が金曜に関東を直撃するかもということになり、気がもめる事態となりました。学校側の判断が揺れたことと連絡の行き違いがあって…。

 金曜午後にワタシが校舎に行ってみると…、入口に「本日休講」ですと。

 金曜の分を土曜以降に一時間ずつ足すことになり、昨日の土曜は四時間授業でした。いろいろ疲れたよー。

 と言っている暇はワタシにはありませんでした。授業終了後、急いで湘南新宿ラインに乗り、三つ乗り換えて飛田給駅到着は18時20分でした。

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 この日は、昨年同様、娘(仮称ケミ)の居ぬ間のフット&ビアの日と決めていました。この日の相手は、昇格組の東京ヴェルディ。同じ味スタを使うチーム同士の味スタダービーです。Yは、すでにスタジアムに来ていて、弁当を購入していました。

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 Yさんと合流して、まず駆けつけ一杯。

 この日は、味スタダービーとあって、今までにない観客数。メインスタンド側は残席が少なかったので、バックスタンド側に席を取りましたが、そちらも満席に近いです。

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 ゲーム開始前に

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 ド派手に花火イベント。

 ところが、ゲームの方は、至って地味な展開でスコアレスドローでした。

 ビールは進んじゃったんですが…ねえ。

 松木君がいなくなって攻撃のタクトを振る人間がいないんでしょうか。22番の遠藤君も頑張ってるのかもしれないけど、前半40分のチャンスに素人が見ても「なんとなく」のセンタリングでチャンスを潰す始末。

 それって、相手GKへのバックパスじゃね。

 この日、10番のヒガシ君は、Yがビールを購入した売店に臨時店主で来ていたとか。

 Yのビールの代金受けてないで、ゴール前で遠藤のパス受けてやってくれよ、ヒガシ。

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2024年8月15日 (木)

採点と韓国のお盆

 昨日は夏期講習の合間で授業はお休みの日でした。

 ということは、採点業務の日です。ヤレヤレ。

 一日採点してみてわかったこと。今回の採点は楽かも。

 採点会議での出題者の思い切りの良い決定が功を奏したかもしれません。

 さて、一日採点で過ごして、夕方、ビールを飲みに出かけたいというYに、「あそこへ行ってみよう」と提案しました。

 実は、土曜日に満席だった焼肉屋さんは、普段だと水曜日定休日なのですが、昨日はお盆ということで特別に営業していたのでした。

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 庶民的な値段に庶民的な接客で、小金井では結構人気店です。

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 カクテキ。これは、けっこう美味しいんじゃないかしら。

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 カルビとハラミ。Yクンはどちらがどちらと区別がつかなかったようですが、多分、ハラミを気に入った模様。

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 野菜焼きと上ロース。野菜の分量が十分で美味しいです。

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 マッコリは、スッキリサッパリした味で焼肉に合います。アルコール度数はビールと同じくらいだとか。

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 冷麺。Yはこれも気に入った模様。

 二人で飲むだけ飲んで7700円ほどですから、Yクン、すっかり気に入った模様。

 この日は、Yが検診の結果を聞きに行き、ワタシと同様、以前からの指摘「血が薄い」。何とかするために牛肉でも食べようかということになっていました。この値段だと、Yを誘いやすくて助かるなー。~o~

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2024年8月13日 (火)

休む娘働く父

 一昨日の日曜、NZの娘(仮称ケミ)からのメールに写真が添付されていました。

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 雪上トレーニングを四日続けたので、日曜はレストでクライストチャーチ観光だったとか。

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 展望台らしいです。

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 街でのお昼はこんな感じ。

 一方、お父さんは日曜に模試の採点会議があり、採点業務をどっさり貰って来た上に、月曜から横浜で入院した同僚の代講です。

 忙しいお父さんは、帰宅してから町にでかけ、

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 この日は、テイクアウトで美味しかったpizza3110をその場で食べてみました。

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 やっぱりピザは焼きたてをその場でが最高。

 キッチンカーが停まっている狭い広場にも秋風が吹きこんできました。夏もあと一山かな。

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2024年8月10日 (土)

夏の切り分け突然のピーク

 一昨日の木曜朝、Yは車で出かけました。昨年と同様、娘(仮称ケミ)が南半球に行っている間に、実家に帰っての親孝行です。

 ワタシは金曜まで吉祥寺で夜の仕事なので、今年は茨城には行けず、完全に切り分け家族です。

 木曜は、午前中、この日の検診の結果を聞きに桜町へ。ほぼ何もなく、ホッとしました。

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 こういう日は、ラーメン道楽です。くじら食堂の醤油ワンタン麺は相変わらずの安定度。

 夜の仕事は、一度立川でやった難易度の高い講座だったので、スムーズに三日目を終了。帰宅してもYはいないし、翌日も仕事は夜のみ。さて、どこで夕食を取ろうと思って校舎を出たワタシの携帯に学校から着信履歴が二件も…。

 ナント、金曜午前の代講依頼でした。同僚の女性講師が転んで膝のお皿を割り歩けなくなったとのこと。なんてこったい。

 突然、朝夜二階建て町田→吉祥寺の移動付というこの夏最大の仕事のピークが降ってきました。

 翌日金曜はまた、選りによってというほど朝から湿度が高くて蒸し暑い日でした。

 まあ、しょうがないよね。

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 昼は校舎近くの「七志」さんで柚子つけ麺茎コンブ載せ。まあ、美味しかったんですけどね。

 夜の仕事終わったら、ホントに疲れていました。

 帰宅したらYが帰っていました。Yは行きも帰りも大渋滞だったとのこと。お互い大変な二日間だったってことか。

 一方、ケミさん、今年はメールをくれています。しかし、最小限です。ほぼ毎日、「楽しかったー。御飯美味しかったー」。

 まあ、娘が楽しく滑って御飯が美味しきゃ、パパママはそれで良いんですがね…。~o~;;

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2024年8月 5日 (月)

メキシコの不思議とスムーズな帰還

 娘(仮称ケミ)の合宿中、Yは外食したがります。

 これは、ケミさんがいると行けない店があるということもありますが、やっぱり、夫だけだとメンドくさいというのも…。

 一昨日は、以前から気になっていたという洋食屋「カプリッシォ」。

 小さな店ですが、小金井では割と評判が良いようです。

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 このハートランドのビールが見事です。注ぎ方なんでしょうけど、泡が消えません。いつまでも香りが立ちます。

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 最近、メキシカンが何故かマイブームになっているYの好みにピッタリのトルティーヤチップスのナチョス(左)と炙り合鴨スモークのマリネ(右)。どちらもビールに合いました。

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 何故か肉を食べたいというYの注文したビーフのニンニク醤油焼き。ワタシ的には肉の味つけより付け合わせの野菜が美味しかったかも。

 値段と考え合わせても、家族で再訪はありかなということになりました。

 昨日、ワタシの仕事の夏の山が終わりました。午前も午後もまあまあしゃべれました。午前の難易度の高い講座の方は、ほぼカンペキ。午後の私立文系向け講座は、油断していて時間が足りなくなり、少し冷や汗でしたが。

 お父さんがスムーズに仕事を終えた頃に、娘も無事、帰途についていました。学校に午後四時過ぎには帰っていていたとか。

 夕餉は娘の合宿お土産話に花が咲きました。立派な中学二年生になったモンだよ。~o~

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2024年7月31日 (水)

温度差に揺れる夏~『源氏物語』に関する些細なこと29

 このところ、一日のうちでも微妙に涼しい時間があります。

 昨日も、午前中に書斎にエアコン入れて仕事しようと思ったのですが、微妙に涼しめなので、エアコン入れずに仕事しようかと思って温度計見たら…、「34℃」!。

 当然、スウィッチオンです。

 さて、予備校の仕事をしながら古典作品の注釈書を読んでいると、しばしば敬語に対する意識の温度差に驚かされることがあります。

 予備校屋というのは、少し敬語を意識し過ぎます。これは、敬語を頼って主体判定できると生徒さんに分かりやすいためです。ウチのテキストあたりでもしばしばその意識がすこーし過剰になることがあります。

 また、赤本などの過去問解説でも、敬語にさえ注意すれば主体は分かるというようなことが書いてある場合があります。そんなことありえねーだろに。

 敬語の使用というのは、作品によって時代によってその精度や安定度が大きく異なっているので、それだけに頼って主体判定なんて危なくてやってられないはずなのです。本当は。

 敬語に頼って良いのはジャンルでいうと、随筆、歴史物語、つくり物語などであって、説話や軍記や歌物語でこれをやると、痛い目にあいます。そんなの入試問題をたくさん解いている人間にはアタリマエなんですけどね。

 しかし、『源氏』『枕』などの平安中期女流文学の敬語使用の精度安定度は、かなりのものなので、ワタシなどでも、こういう作品の読解には敬語の利用を多めにします。

 一方、注釈書をお書きになる学者さん達は、少し意識が足りないのではないかと思います。『源氏』でも、こんなことがあったり…。

 他にそういう所を二か所見つけてしまいました。いずれも、重箱の隅の隅の隅。些細過ぎることですが…。

 「葵」巻、葵の上の出産を六条御息所が伝え聞く場面です。

 「かの御息所は、かかる御ありさまを聞きたまひても、ただならず。かねてはいと危く聞こえしをたひらかにもはたと、うち思しけり。」

 小学館『新編日本古典文学全集』ではこのような本文を立てて、次のような訳文を付します。

 「あの御息所は、このようなご様子をお耳になさるにつけても心穏やかではない。前前は女君がもうご危篤との噂だったのに、よくもまあ無事に、と妬ましくお思いになるのだった」

近代の注釈書は、『玉上琢彌 源氏物語評釈』、『新潮 古典集成』、小学館『日本古典文学全集』、岩波『新日本古典文学大系』、『岩波文庫』などが同様の立場を取ります。

 我々予備校屋には、「ただならず」に尊敬語ついていないのは、大問題なんですが…。

 ウチの授業だったら、確実に生徒の質問が来ますからね。

 これ実は簡単に解決します。「ただならず」の跡を句点でなく読点にすれば良いのです。『旧大系』はそうなってるのに、なぜ、変えちゃったんでしょうね、「新大系」。

 読点にすると、現代語訳はこんな感じになります。

 「あの御息所は、このようなご様子をお聞きになっても、心穏やかではなく、「以前はたいそう危険な状態との噂だったのに、やはり無事にとは…」と少しお思いになりました。

 これで、まったく自然です。

 また、「須磨」巻、源氏が須磨に落ち着いた後に都に便りをする場面。

 「大殿にも、宰相の乳母にも、仕うまつるべきことなど書きつかはす。」

 『新編全集』だと以下のような訳文を付けて、

 「左大臣殿にも、またそこの宰相の乳母にも、若君をお世話申し上げるうえでの心得などをお書き送りになる。」

 「大殿」に、「『大殿』は、ここではその邸をさす。」と頭注が付きます。

 近代の諸注釈では、『旧全集』『古典集成』がこの立場を取りますが、『旧大系』『玉上琢彌 源氏物語評釈』『完訳日本の古典』『岩波文庫』は「大殿」を左大臣個人と取ります。

 うーーん、なんで、左大臣に尊敬語を付けないで平気なんだ~~~。

 この「大殿」は、左大臣邸ととらねばならないし、左大臣邸の中でもそこに仕える女房達を意識していると取らねばマズいんじゃないんですかねえ。

 というか、「左大臣邸の女房達」と読ませたいから「宰相の乳母」と並列して、かつ尊敬語を付けなかった、と考えるべきなのかも。

 現代語訳は、

 「左大臣邸の女房たちにも、若君の宰相の乳母にも、若君にお仕え申し上げなければならないことなどを書いておやりになります。」

 これで良いんじゃないでしょうか。

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2024年7月30日 (火)

夏のお仕事秋の気配

 今日まで代講です。

 反応の良い生徒さんに恵まれて比較的楽に代講をこなせたなあ…と思っていたら、昨日、代講の追加が入りました。イヤハヤ。

 入院した年配の先生が夏の間は休みたいとのことで、まあ、引き受けるしかありません。

 こちらも、年は年ですから、気を付けませんとね。

 昨日、帰宅してみると、Yが「夕飯楽しみにしてクダサイ」と言うので、何だと思ったらピザでした。

 一月ほど前から、小金井駅近くに「pizza 3110」というキッチンカーのピザ屋さんが来ていて評判が良かったので、食べてみたかったんです。

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 マルゲリータ。

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 ジェノベーゼ。

 確かに、モッツァレラチーズの食感といい、トッピングの鮮度といい、なかなかのものでした。これで1枚1200~1300円なら、我が家的にもオッケーです。

 予約したピザを受け取りに行ったのですが、小金井駅付近を吹く風はもう秋の気配がしました。立秋にはまだ一週間ほど。何とか、栄養つけて夏を乗り切らなければ。

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