2009年12月 2日 (水)

バタバタあっさり

 二学期がバタバタと、しかし、あっさりと終わっていきます。今日は、立川で仕事でした。刷り忘れのプリントを授業開始直前に刷ったり、昼休みに質問が途切れず、昼食をとりに行く暇がなくてハンバーガーを三分で流し込んで午後の授業に向かったりと、けっこうバタバタだったのですが、その割りに何のトラブルもなく、あっさり二学期が終わっていきます。

 例のニガテの最終講義の挨拶も無事に済みました。まあ、そこそこにウケは良かったのではないかと思います。昨年に続いて拍手をしてくれるクラスもありました。普段の授業から比較的上手くいっていたクラスだったので、拍手をもらえると本当に充実感があります。まあ、単にクラス担任の指導なのかもしれませんが・・・。~o~;;

 あっさり終わると言えば、とうとう漫画の『のだめ』が終わりました。まあ、前巻から終わりの予感はあったのですが、最終の23巻は本当にバタバタあっさり終わりました。うーん、賛否両論ってところでしょうが、やっぱりこういう漫画を終わらせるのは・・・、こんなモンなんですかねえ。

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2008年10月 6日 (月)

のだめ外伝~『平成よっぱらい研究所』

 今日は、昼間、横浜、夜、吉祥寺の日。昨夜、丸沼から帰ってちと酒を過ごし、今朝はやや辛かったのでどうなることかと思っていたのですが、横浜の授業は絶好調でした。やっぱ、スキーした翌日は舌の回りが良いんですよねー。~o~

 横浜からの帰途、電車の待ち時間に駅そばの書店へ入って暇を潰していた時に、ふと、二ノ宮知子という名前が目に付き、手にしたのが表題の『平成よっぱらい研究所』という漫画。帰りの横浜線で読みふけってしまいました。いやー、二ノ宮さんって『のだめ』以前はこんな方だったんですね。初めて知りました。

 若き日の二ノ宮知子の日常がそのまま漫画になっているらしいのですが、二ノ宮さん、兎に角、メチャメチャよっぱらい。若いみそらで酒びたりの毎日です。漫画家仲間、バンド仲間と記憶をなくすまで飲み歩き、ほとんど人間止めてます。お友達、血便出すまで飲んでるらしいです。~o~;;;

 なにしろ、この本によれば、ご本人は秩父にいた小学生時代から二日酔いを知り、学校に一升瓶を持ち込んでたってんですから、年季が違います。しかも、一族郎党全て酒飲みで、お姉さまは見合いの席でお銚子五十本注文して相手を潰し、ついでに見合いも潰してたという酒豪だとか。

 『のだめ』に出てくる大川の野田家って、「リアルのだめ」の家がモデルなのかと思ったんだけど、実は、秩父の二ノ宮家がモデルだったんですね。~o~

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2008年6月17日 (火)

フローラン=マルーダは予選通過したけど

 いやはや、Euro08佳境に入ってきました。毎日、忙しいってのに、寝てる時間がありません。困るんだけどなぁ。~o~;;;;

 「ルーマニアが台風の目か」などと書いたら、本当になりつつあります。グループCは大変なことになっています。二戦終わって、1位オランダ 勝ち点6 2位ルーマニア 勝ち点2 3位フランス 勝ち点1 同率3位イタリア 勝ち点1。

 第三戦はオランダ-ルーマニア、フランス-イタリアです。フランスが予選通過するためには、二つの関門を通過せねばなりません。

 一つ目は、第三戦の相手イタリア。絶対に勝たねばなりません。引き分けでは、イタリアと勝ち点で並んでしまい、ルーマニアの結果次第とは言え、絶望。イタリアは、カンナバーロのケガもあって売り物の守備がガタガタなのですが、第二戦のルーマニア戦終了間際にGKブッフォンが奇跡的なPKストップを見せたりして上り調子。負けたら終わりのサドンデスは双方同じなのでイタリアも死に物狂いですから、06W杯決勝以上の泥沼の死闘になることでしょう。しかし、06W杯決勝の組み合わせが、こんな崖っぷち対決になろうとは・・・。~o~

 二つ目は、オランダと戦うルーマニア。オランダは予選一位通過を決めた後ですから、レギュラーを休ませセカンドチームで来ます。オランダはセカンドチームでも強いのですが、やはりモチベーションの点で盛り上がるはずがなく、予選通過に燃えるルーマニアを抑えきれるのかどうか。ルーマニアが勝ってしまえば、フランス-イタリアの結果に関わらずルーマニア決勝トーナメント進出、フランス、イタリアのW杯ファイナル組は揃って予選敗退です。

 ルーマニアが引き分けた場合は、フランス-イタリアの勝者が決勝T進出ですが、フランス-イタリアも引き分けた場合、ルーマニア決勝Tです。

 ややこしいのは、ルーマニアが負けて、フランス-イタリアが引き分けた場合。三カ国が勝ち点2で並び、当該国同士の総得点が問題になりますが、ここでフランスは振り落とされます。

 イタリアとルーマニアの勝負になりますが、フランス-イタリアが1-1以上の得点で引き分けたらイタリア決勝T。フランス-イタリアが0-0の引き分けだと、全体の得失点差が問題になるのでルーマニアの負け方次第ということになります。この場合、ルーマニアが二点差以内の負けならルーマニア決勝T。三点差負けだと得失点差は並ぶので、総得点ということになり、1-4以上得点の負けならルーマニア決勝T。

 ところが、ルーマニアが0-3の負けだと全てがイタリアと並ぶことになり、06ワールドカップ予選およびEuro予選における勝ち点係数の勝負、それでも決まらなかったら今大会におけるフェアプレー度になるのですが・・・。こりゃ素人にはワカンナイよー。~o~;;;

 なんにしてもトンデモない対決は、今夜未明です。こりゃ生を見ちゃうなぁ・・・。~o~;;

 ちなみに、表題は、『のだめカンタービレ』第20巻。カントナ国際コンクールバイオリン部門で、予選通過者の中に フローラン=マルーダの名前がさりげなく入っています。もちろん、マルーダは現フランス代表の左サイドMF。リベリーと並んで、フラン攻撃陣の要です。二ノ宮さんってレ・ブルー好きですねえ。~o~

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2008年1月23日 (水)

ラブストーリーは単純に~ドラマ『のだめヨーロッパ篇』の研究その二

 新春特番『のだめカンタービレ スペシャルレッスン2』の研究を、車山に行く前に書いておきます。何しろ、車山に行ってしまったら、こんなことやってる余裕ないでしょうから。

 『スペシャルレッスン1』がほぼ原作通りだったのに対して、『SL2』の方は、原作からの逸脱が目立ちます。のだめの学校が始まるタイミングが早まったり、ユンロンや長田のようにカットされたキャラクターがあったりする関係なのでしょうが、エピソードの出て来る順番もスクランブルされている感じで、ドラマを見て原作と比較するのに、コミックス版第11巻から第15巻くらいまでを、常時傍らに置いておかなければならないほど。頭グチャグチャになります。おまけに原作にないエピソード、原作にない台詞もたくさん出てくるし。

 例えば、のだめリサイタルのエピソードは、かなり繰り上がった形で出てきます。ろくに教えてもいない経験の浅い新入生に、リサイタルやらせちゃって良いのかヨ?!、ってくらい。それに伴ってマジノ先生の役割も大きく変わります。マジノ先生がのだめに、「日本に帰って好きな曲を好きなように弾いてれば良いじゃない!」なんて言い放つシーンは当然原作にはないわけで。

 また、日本のSオケメンバーを頻繁に登場させるのも原作と大きく異なるところ。常に、のだめ・千秋がSオケとつながっている印象です。黒木君の登場が早かったり、千秋と父の葛藤が省かれていたりするのも原作と大きく異なる点です。

 このように原作を大きく変えた割には、よくまとまっていた印象があるのは、脚本の方に明確な意図があったからでしょう。原作の混沌を整理して、「恋と友情」路線を判りやすくかつ強く打ち出したかったんじゃないでしょうか。

 例えば、追い詰められたのだめを慰めるのは、日本から持ってきた仲間との思い出の品だったりします。また、原作ではほとんど出てこないキヨラと峰のエピソードが所々に出てくるのも、全編のテーマ「恋と友情」に色取りを添えます。

 黒木君が早めに出てくるのも、千秋の恋情の高まりを促し、ノエルの晩の格闘シーンを判りやすくするためでしょう。千秋に、「人がせっかく素直になろうと・・・」なんて原作に無い台詞を言わせちゃってるのも、判りやすいラブストーリーを志向しているからに他なりません。原作では、ノエルの格闘は、父親との葛藤が重要な背景なんだけど、ドラマだと単純なヤキモチの話になってますからね。

 リストの「超絶」でダメ出しをされたのだめを千秋が慰めようとするシーンでも、原作では千秋がいきなり初キスをするのですが、ドラマでは抱きしめるだけ。これは、のだめリサイタル後のキスシーンをより感動的に盛り上げるためと思われます。その変更に伴って、千秋ヨーロッパデビューコンサート後の、「先輩この前、キスしましたよね。よく記憶に残ってないので、もう一回お願いします」という台詞の意味も違ってきます。原作では、のだめは音楽的苦悩で本当にキスどころではなかったはずなのですが、ドラマでは、初キスの感動で記憶が定かでない可愛い女の子の台詞になってしまっています。

 日本篇の時からそうだったのですが、TVドラマは判りやすさを志向します。そのための整理が『SL2』では際立っているということでしょう。そして、その試みは成功しているように見えます。

 ただし、いくつか、気になった点もあります。のだめへのミルヒーの手紙、オチがありません。原作では、コミックス版の最後に「千秋修業記」と題して、同封されていた千秋と女性の写真はミルヒーの悪戯だったことが明かされるのですが、ドラマではそれがないため、千秋君がマジで遊んでいたかのように受け取れてしまいます。そりゃ、のだめのヤキモチももっともだってことになっちゃう。~o~

 また、千秋ヨーロッパデビューコンサートの舞台は、原作ではパリなのですが、ドラマではプラハになっています。これは、プラティニ国際をプラハでやってしまったため仕方ないことなのですが、プラハまで、ジャンもターニャもフランクもリュカまでも出かけていくというのは、やや無理があるかも。コンサートのポスターが英語だったりするのは、ある意味仕方ないのかもしれないけど・・・。~o~;;;

 それと、これは、今後の特番のために重要なことなのですが、ウィルトールオケをプラハのオケにしてしまったため、今後、マルレオケエピソードをドラマ化する時に、ロラン君を使えません。どうするんでしょう。

 「松田さんが来たー!」でライジングスターのメンバーが起立するシーンを見ると、今後も特番を作る気はあるんでしょう。松田さんエピソード、マルレオケエピソード、ターニャと黒木君の恋、千秋父エピソード、孫ルイエピソードなど、今回扱わなかったエピソードが山ほど残っています。さて、どうやってまとめるのか、お手並み拝見といったところです。

 今回の「研究」は脚本のことばかりだったので、それ以外のことも。『SL1』同様にロケ、素晴らしいですね。のだめリサイタルの会場、良い雰囲気でした。千秋ヨーロッパデビューコンサートも素晴らしかったです。いずれも、ヨーロッパクラシック音楽の雰囲気を十分味あわせてくれました。限られたドラマの時間の中で、魅力的な音楽を十分に聞かせてくれるのも嬉しいです。

 役者さんでは、孫ルイママの片桐はいりの存在感、圧倒的でした。是非、今後の特番で孫ルイエピソードをやってほしいですね。ただし、孫ルイ役の山田優は、今のところソツなくこなしてるけど、本格的に孫ルイエピソードを撮るとなったら・・・、かなーり不安ですが、頑張ってください。~o~;;;

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2008年1月15日 (火)

大田光は笑わない~ドラマ『のだめヨーロッパ篇』の研究その一

 ようやく新年特番『のだめカンタービレ スペシャルレッスン1』の研究が書けます。いやー、この季節はなかなかゆっくりTVを見る時間がなくて・・・。~o~;;

 まず、新年特番とは言え、ドラマ化困難と思われたヨーロッパ篇を作ってくれたスタッフに敬意を表したいと思います。特に、このドラマでは日本篇からのことですが、キャスティングの見事さには感心させられます。キャスティングの点で実写化困難と思っていたターニャのベッキー、フランクのウエンツ、片平の石井正則なんて、やられてみるとコレしか考えられないってくらいハマってますが、事前には想像出来なかったモンねー。

 フランス語の方も、必要なところでは、見事にこなしてますねえ。玉木君、ベッキー、ウエンツ、みんな流暢にしゃべっている(少なくとも素人にはそう聞こえる)のには感心させられました。まあ、もちろん、途中から完全日本語になっちゃうので、フランス語の台詞が少ないってことはあるけど。

 ただ、ジャンの役者さんはびみょーですねえ。もうちょっとノリの軽いイケメンの方が良かったのでは・・・。それと、ロラン君もイメージ違うかなあ。暗い感じは判るんだけど、もう少しフワフワカワイイ系の方が良かったんじゃないかな。まあ、マルレオケエピソードがカットされてるので、ロラン君の出番は少ないんだけど、もし、この後も特番を作るつもりなら・・・。ロラン君は、出番増えるはずなんですよねえ。

 今回、良くも悪くも気になったのはロケーション。例えば、千秋とのだめの住む三善のアパルトマン。これほど原作に似た建物をよくぞ見つけたモンです。また、プラティニ国際コンクールの建物も原作そっくり。もしかして原作を書く時に使った資料の建物なのかしらん?!

 このあたりはロケハンの勝利だと思いますが、ちょっと気になったのは、オケ演奏シーンが全部プラハだったこと。例えば、冒頭のビエラ先生の演奏。何故プラハにしたのか、理解出来ません。原作はパリのバスティーユ新オペラ座ですよね。また、プラティニコンクールもプラハなんですよね。原作ではフランスローヌ地方の都市ってことになってるのに。もしかすると、チェコが撮影に協力的だった、逆に言うとフランスが非協力的だったってことでしょうか。~o~;;

 また、ロケの都合と多分関係あるのでしょうが、ちょっとだけ脚本が失敗してます。プラティニ国際は、原作では一次が非公開、二次から一般公開になるのですが、ドラマでは、二次まで非公開ってことになってます。多分、エキストラとかロケ現場とかの都合なんでしょうね。

 ところが、その変更に合わせて脚本を書き換えなきゃいけないんだけど、自宅にいる時の千秋が、原作通り、「どうせ1次は非公開だし」って言った後、アニメパーティのために2次に行けないのだめに対して怒ってる。リヨン駅では、ちゃんと「3次まで非公開だ!見れるか!!(原作では「2次まで非公開だ」)」って言ってるのに。~o~;;;;;

 まあ、こんな片言半句にこだわってドラマ見る方がオカシイんだけどね。~o~;;;

 役者陣の演技ですが、フランス語のことも含めて見事だったと思います。ただ、若干ですが、気になったのが上野樹里ちゃんの演技。ややコミカルさを意識し過ぎなのではないかと思います。例えば、本選課題曲のくじ引きのシーン。「先輩にふさわしい暗くて陰湿な曲を」ってとこ。原作ののだめはサラっと言っちゃってるんだけど、樹里ちゃんかなり力を入れてオーバーアクションしてます。

 ああいうボケの部分は、サラッと無表情にやった方が笑えたりするんですけどね。爆笑問題の大田光は、ボケの時に笑ったり大げさに言ったりしないでしょ。サラッと無表情に言って、田中君にツッコマせるんですね。これはチャップリンやキートンの昔からそうだと思うんですが、笑わせる者は絶対笑いません。あの呼吸を覚えると、樹里ちゃんもコメディエンヌとしてもう一段成長出来るんですけどね。

 ちなみに、爆笑の大田君って、ワタシと同じ誕生日、同じ血液型です。血液型と星座だけで人間の性格や運命が分類出来るなら・・・。ま、考えないでおきましょう。~o~;;;;

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2008年1月 6日 (日)

積雪30cmの下の不安

 今日は、夜だけ仕事の日だったので、朝から富士見パノラマスキー場へ練習に出かけようと思っていたのですが・・・。ウエアを着こんで、車に荷物を積み、出発しようとして、ふと車の腹の下を覗き込んで愕然。

 実は、先日、八海山から帰って来て駐車場に入れようとした時、異常音がしたので気になっていたのです。ウチの車は、4WDにしては車高が低く、購入時から、いつかやるのではないかと危惧していたのですが・・・。年末年始の八海山の豪雪で、腹をすったんですね。プラスチックのカバーが破損して垂れ下がっていました。あーあ。参ったなぁ。

 すぐにディーラーへ持ち込んで見てもらったのですが、部品を取り寄せて火曜日にも修理ということになりました。仕方ありません。今日のスキーは中止です。

 自宅へもどってノンビリ雑用&録画しておいた『のだめカンタービレヨーロッパ篇前半』を見ました。うーむ、コレはびみょーな出来ですねえ。心配していたターニャは意外にもベッキーが上手くこなしていたのですが、肝心の、のだめ上野樹里が・・・。ちとコミカルにやり過ぎじゃないですかねえ。もうちょっと抑え目に演技しても良かったのでは。まあ、もう一度ゆっくり見直してから、研究したいと思います。

 夜、町田での仕事でした。センター試験のための演習&解説授業。どーも、この授業は上手くいきません。んで、授業後の質問をこなして校舎を出たのは9時半過ぎ。まだ夕食を取っていませんでした。どこかで夕食を、と町田の町を彷徨っている間に、突然、足元がふらつき眩暈・・・。

 ここのところ、生活リズムがひどく乱れていたので、ちょっと気になっていたのですが、多分、リズムの乱れと疲労の蓄積と夕食が遅くなったことによる血糖値の低下とが重なったためでしょう。幸い、眩暈はすぐに納まりましたが、ヤバいです。発作が出てしまったら、また元の木阿弥です。

 結局、ウチの車もワタシの体も、積雪30cmほどしかないスキー場みたいなものなんですね。調子が良いようでも、ちょっと無理をすれば、たちまち不安の地面が露出してしまうってことでしょう。気をつけなければ。

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2007年11月27日 (火)

チャクチャクと音すなり

 今日は昼間オフ。夜だけ仕事の日です。昼間はひたすら雑用とデスクワーク。

 雑用つか、ほとんどスキーシーズンに向けての準備ですね。シーズン券の手配や注文している板に関する連絡、恒例の北海道行きの準備等。昨日はブーツを新調してきたし、レースの申し込みもしたし、シーズンの準備は着々と進行しています。チャクチャクと音が出そうなくらい。~o~;;

 しかし、デスクワークの方は難渋。昨年もやった某国立大学対策模試の採点が、昨年に引き続いて「砂漠のプロメテウス」してます。特に、今年は問題を簡単にした分だけ、学力格差がはっきりしてしまったようです。出来る子にとっては非常に簡単な模試だったはずで、かなりの高得点をゲットしています。ところが、出来ない子の答案は・・・。昨年に輪をかけて日本語になっていません。この子達、日常生活に支障はないんでしょうかねへ。~o~;;

 「砂漠のプロメテウス」と言えば、『のだめ』ですが、ヨーロッパ篇が新春特番として作られているらしいですね。千秋はフランス育ちのはずなので、フランス語ベラベラじゃなきゃいけないんだけど、大丈夫なんでしょうか、玉木君。それに、外人役でかなりキャラ濃い目の俳優がいなきゃならないはずなんだけど、例えばターニャとかってちゃんと役者さんいるんでしょうかねえ。

 そりゃそうと、漫画の『のだめ』19巻読み終わりました。やはり、「バルデス国際」はバルセロナのGKビクトル=バルデスの方ですね。スペインのコンクールってことになってますから。もっとも、最初はフランス代表GKのつもりで書いて、後から気づいたのかもしれないけど・・・。~o~;;

 ちなみに、パリの「カントナ国際」は、当然、フランスの天才的名MF、マンチェスターUでは、かのベッカムのアイドルだったキング、エリック=カントナです。

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2007年6月30日 (土)

八王子街道裏で縄を綯ってみる

 今日は、一日デスクワークの日。デスクワークの合間に雑用(雑用の合間にデスクワーク?)でした。NZまで一週間、デスクワークを全て済ませなければなりません。と同時に、NZに向けて体力面もちょっと心配。泥縄を承知でマンションの周りをジョギングしてしまいました。

 ウチのマンションは甲州街道の裏通りに面していて、ジョギングコースは甲州街道の裏通り。以前、ちょっと書いたことがあるけど、このあたりは、ちょっと粋な和食系の店が多く、また路地を入ると住宅は小さくてゴミゴミしているものの、生垣や庭木などが目を楽しませてくれます。路地の生垣を曲がると、小さなお稲荷さんの祠が鎮座ましましてたりして、八王子が江戸文化圏の古い町であることを感じさせてくれます。

 ジョギングなどと言っても、何時もはマンションの周りをグルッと回る程度なのですが、今日は足を伸ばして(まぁ、たいして伸ばしたわけじゃないけど)八王子いちょうホールという施設まで行ってみました。ここは、「のだめカンタービレ」で「桃ヶ丘音大ブラックホール」になった所。早い話、ドラマのロケ地だったんだそうです。中へ入ってみると、なるほど、こりゃ桃ヶ丘音大だ。見覚えが確かにあります。案外、狭いですね、この入り口のホール。ドラマじゃもっと広いように感じてたけど。

 軽く汗をかいて、ちょっとトレーニングしたつもり。まあ、ホントにつもり程度だけど。夜になって飲む酒程度のカロリーも消費してないだろなー。~o~;;;

 NZに向けて、板をチューンナップに出してきました。なんせMt.Huttはアイスバーンになるので。もっとも、メスベンのスキーショップはソコソコ腕が良いので、向こうでチューンナップに出すのも手です。割安だったりします。ただ、ここんとこ円安NZドル高なので、あんまり割安にはならないだろうけど。

 晩酌に三重県タカハシ酒造の「天遊琳 純米吟醸 備前雄町」を再び試してみましたが、やはりヒネっぽい匂いがします。スッキリして美味しい酒なんですけどねえ。この紹興酒っぽい香り、ワタシはちょっと好きではありません。多分、貯蔵して熟成させてから出荷したんだと思いますが、ん~~~、どーなんだろーね。~o~;;;

 この匂いが気にならない人は、所謂古酒もいけるんでしょうけどね。ワタシゃダメだな。つーか、わざわざこんな匂いがつくまで貯蔵しなくったって、美味い酒はいくらでもあるんじゃないのかなぁ。

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2007年6月24日 (日)

癒しの酒と勝利の悲しみ

 今日も特別授業でした。今週はお休み無し。まあ、この季節にはよくあることとは言え、やっぱり疲れます。

 帰宅してゆっくり夕食を取りながら、一週間前にDVDにとったサッカーのゲームを見ました。リーガエスパニョーラ最終節。ジムナスティックvsバルセロナです。この前節の試合で、二位バルセロナは自力優勝の目がなくなっているのですが、最下位ジムナスティクに対して全力で勝ちにいき、大量リードします。途中、同時刻に試合している首位レアル・マドリーが一点ビハインドという情報が入り、バルサの選手達は淡い期待を抱くのですが、結局、後半残り十五分ほどでレアル・マドリーが逆転し、バルサの期待は裏切られます。最後の十五分、ほとんどモティベーションのなくなった魂の抜け殻のようなバルサイレブンの姿が悲しく、見るものの胸を打ちます。

 この試合の結果については一週間前に判っていたのですが、見る暇のないまま今日に至り、やっと見られました。バルサレベルの選手でさえ、一旦モティベーションを失うと、あんなになってしまうとは。つくづくサッカーって過酷な競技なんですねえ。気持ちが入っていなければ、プレーレベルをまったく維持できないんですもんね。

 とそんな過酷な試合を、こちらは吉祥寺で購入してきたウナギの蒲焼と肝焼きをつまみに、冷蔵庫の美酒を楽しみながら見ちゃったんだから、まあ、バルセロニスタとしてはちょっとどうなんだろ。でも、ウナギの肝焼きと山形香坂酒造の香梅純米大吟醸が素晴らしく合うんですよ。肝焼きの苦味を香梅がサッパリと洗い流し口中でほのかに香って。~o~

 一週間の疲れが癒されてしまいました~。~o~;;;

 それはそうと、のだめ18巻に出てくる「バルデス国際コンクール」って、元フランス代表GKバルテズのことなのか、それともバルセロナGKビクトル=バルデスのことなのか、どっちでしょう。今までのパターンからするとフランス代表かとも思うけど、あの人は「バルテズ」なんでねえ・・・。~o~

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2006年12月29日 (金)

年ものだめも~ドラマ『のだめ』の研究その十一の二

 ようやく2006年の仕事が終わりました。イヤハヤ、ラストの六日間は忙しかった。ようやくほったらかしていた『のだめ』の研究十一を心置きなく完成させられマス。

 感動の最終回だったわけですが、やや「感動」を安売りしすぎた気もしました。特に、ラスト二十分のR☆Sオケクリスマス公演。カルメン後の休憩時間はやや冗長過ぎませんか。確かに、旧Sオケメンバーが一人一人出てきて感動的な台詞を吐くってのは判らないでもないんだけど、渡り台詞みたいに一人一人に言わせなくても・・・。

 もしかすると、演技陣の一人一人に対するねぎらいの意味なんでしょうか。しかし、視聴者には、スタッフが持っているほど一人一人の役者さんに思い入れはないんですが。

 あるいは、休憩時間直後のミーナの「毎年音大生は山のように卒業していくのに・・・」という台詞への布石なのでしょうか。でも、パン屋になったはずのユキちゃんや静香ちゃんまで担ぎ出してくる必然がよく理解できません。少なくとも、音大卒業生ではない一般の視聴者には、共感しにくいシーンでした。

 べト7演奏中の名場面集みたいな回想シーンも、やや冗長でした。まー、べト7の演奏を長くまとめて聞かせるためには、ドラマ的にはああやらざるを得ないんでしょうが、どーかなー。このドラマ、これだけ高い評価を受けてるから、みんな過去の名場面に思い入れがあるので、辛うじて「感動」の回想シーンたりえているのでしょうか。もし、もっと評価の低いドラマだったら、あそこまで長々と引っ張れないですよね。

 このあたり、やや脚本の「オナニープレイ」という感じが・・・。

 とまあ、ここまでは苦言なのですが、当然、良かった所も山盛りでした。まず、大川ののだめファミリーのキャスティング。宮崎美子は、もう全身ヨーコそのもの。あのノリはさすが九州出身ですね。喜三郎と静代、原作以上にピッタリ。原作では、みょーに上品な老夫婦で、のだめの祖父母らしくないのですが、ドラマの喜三郎と静代、良いデス。

 例によって、スタッフの遊びは楽しいです。「R☆Sオケクリスマス公演記念定食」のチャーハンは、当然、「三木清良の真っ赤なチャーハン」なんでしょうね。出来れば、半チャーハンにして、「峰親子丼」を半分つけてほしかったですね。

 大川での千秋、ちょっと白目むき過ぎですね。全体に最終回は玉木君熱演してただけに残念。べト7指揮の場面の迫力に免じて、大目に見ましょう。

 というわけで、のだめ終わってしまいました。もしかすると、松田さんの年齢が若く設定されたりするのは、「のだめ2」への布石か、などと思わないでもありませんが、「のだめ2」は難しいでしょうねえ。少なくとも、原作がもう少し進展しなければ無理ですよね。

 秋以来、のだめ中心の生活でした。ちょうど、06年の仕事が終わる時期にのだめが終わったのは、偶然のような気がしません。これからは、スキー中心の生活です。新潟には雪も降ったようですし。これで、もう、しぱらくはテレビドラマというものを見ることもないでしょう。

 もの思ふと過ぐる月日も知らぬ間に 年も我が身も今日や尽きぬる

 これは光源氏最期の絶唱ですが、まさに「年ものだめも今日や尽きぬる」という心境だったりするのでした。~o~

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