2025年2月27日 (木)

経験値遠征2~いつも心に北海道

 日曜の1本目は、12番スタートの娘(仮称ケミ)のゴール後、次々滑ってくる選手がケミさんのタイムを抜いていきました。20番台はおろか30番台の選手にまで抜かれました。「ケミ、ほとんどビリじゃん」とはご本人のつぶやき。こういうことは本州のレースではまずありえません。いくらケミさんが負傷明けで恐る恐る滑ったとしても。

 北海道恐るべし。選手層の厚さがハンパでないということです。この進行にはケミさんちょっとショックを受けたようでした。

 2本目、我々は、ケミさんを勇気づけるためにスタート地点までフランクフルトとフライドポテトをデリバリー。みんなで食べて、「全中の時の2本目を思い出して、あの気持ちで滑ろう」

 2本目は5番スタートでした。ケミさん、ちょっと気合が入ったようでした。一本目より明らかに良い滑りをしてきました。

 2本目も同じ26位でしたが、トップとの差は2秒5。あきらかに差がつまりました。

 でも、トータルで25位、トップと6秒73差です。

 この日もお風呂に入ってから宿へ帰りました。ケミさんかなり疲れていました。でも、

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 「N摘実の里」さんの家庭料理に癒されて元気を取り戻したようでした。

 翌日は6時半過ぎに宿を撤収して出発。ゆとりをもってインスペクションしてもらいました。気分も切り替わったろうし、今日はやってくれるだろう。

 と思ったんですが、ねえ。この日のレースは北海道のジュニオリ選考のレースだったので、地元の選手に気合が入っていた模様。1本目、11番スタートで23位。トップと3秒7差でした。うーーーーむ。

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 1本目と2本目の間に、我々は富良野エリアに滑りに行きました。ちょっとYクンにもストレスが溜まっていたようなので。

 富良野エリアの一番上は見たこともないような混み方でした。

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 雪が良くて深いコブにYクンストレス解消。

 さて、2本目です。ケミさんには「積極的に行って悔いのない滑りをしてくれ」と話しました。

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 2本目は8番スタート。ケミさんにしては、かなり積極的に攻めてきました。急斜面のところで一つ飛ばされましたが、かまわずリカバリーして、最後のクロ―チングは思い切って板を走らせゴール。この滑りは良い滑りでした。彼女の現状のベストでしょう。

 21位でトップとは3秒3の差でした。もう少し中盤で旗門にアタックできていたら、かなり良いタイムだったと思います。結局、この日のトータルは22位でトップと7秒06差。これではポイントの更新はありません。

 富良野遠征を通じて、決局、ポイントの更新はなく、最初に考えたように経験値を高めるためだけの遠征になってしまいました。惨敗と言っても良いでしょう。

 ではその「経験」とは何だったのか。ワタシはこう考えます。

 初日のリフト上でYとケミさんが他の選手の滑りを見ながら、「北海道の子は全員アグレッシブだよねー」「ケミ、北海道じゃなくて良かったよ」という会話をしたそうです。

 レースが終わってから、ケミさんにこんな話をしました。

 確かに、ケミさんは競争の激しい北海道じゃないから、全中にも出られたしジュニオリにも出られる。でも、そう考えていては北海道に来た意味がない。

 北海道の子はレースでも日々のトレーニングでもアグレッシブに滑らなきゃドンドン置いてかれる。その厳しさに身を置いているから速くなるんだよ。ケミさんは今回、セーフティに滑ってドンドン置いて行かれる経験をした。北海道の選手と同じ厳しさを経験できたわけだ。その経験を覚えておこう。その時の思いを思い出して日々のトレーニングに臨もう。いつも心に北海道を置いてトレーニングしよう。

 もし、このまま終わったら、結果だけ見た人に、「わざわざ北海道まで何しに行ったの」と笑われちゃう。でも、これからの日々のトレーニングに取り組むケミさんの姿勢が変わったら、「北海道に行って良かったね」と言ってもらえる。これからが大事なんだよ。

 ケミさん、ちょっとは真剣に聞いてくれました。親〇鹿としては、これからの娘に期待したいです。頑張れケミさん。

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2025年2月26日 (水)

経験値遠征1~普通に漕げた日再

 どういうわけか、最新2/25の記事がどこかへ消えてしまいました。どーなってんだ、ココログ!!

 果たして再現できるかどうか、記憶をたどってやってみますけど…ねえ。

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 と思って書き直したのですが、どういうわけか、今朝になったら2/25の記事が戻っています。どーなってんだ、ココログ!!

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 土曜朝、午前4時半過ぎに我が家は出発しました。娘(仮称ケミ)が富良野のGSレースにエントリーしていたからです。

 本当は、2/11に負傷した親指の治り具合によってはキャンセルだったかもしれないのですが、整形外科の先生がGoサインを出してくれたので、なんとか出られることになりました

 2/11の朝イチでケガをしたので、実質11日間滑っていません。おまけに親指にはまだ不安があり、初めてのスキー場、初めてのコース、初めての雪質で、相手は北海道の強豪たちと来ては…。我々夫婦は、今回は結果を求めず、経験値を積ませるだけと割り切って出場を決めました。

 羽田には午前5時半過ぎ到着。3連休初日の朝ということで、大変な人出です。駐車場も停めたことがないような屋上の隅っこでした。

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 駐車場からの眺めです。

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 羽田6時45分発旭川行はポケモン仕様でした。

 旭川空港が霧でなかなか到着できず、新千歳で一度給油して昼前にようやく旭川着。空港でレンタカーを借りて、

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 富良野北の峰のゴンドラに乗って

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 滑り出した時は、午後一時になっていました。

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 ワタシは富良野には昔、何度も来ていますが富良野はいつも12月だったため、天然雪の北の峰には雪がついておらず、北の峰を本格的に滑ったのは初めて。なかなか良いスキー場ですが、

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 長い距離を滑りたがるYには、「一つ一つの斜面が短すぎ」と不評でした。

 午後4時まで、久しぶりに滑るケミさんに足慣らしをさせて、やっと取った美瑛の宿へ。

 美瑛のペンション「N摘実の里」は、こじんまりとした家庭的な宿で、広い部屋を用意してくれて女性二人に好評。

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 夕食は野菜多めで品数豊富。一品一品工夫してくれる美味しい家庭料理でした。

 翌朝、午前6時半、宿を出発。忘れ物などあってギリギリななりましたが、なんとかインスペクションに間に合わせました。

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 短いコースだけど、かなり急斜面。ケミさんの一本目は12番スタートでしたが、ちょっと恐る恐る滑って、

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 滑り終わった選手の一言が「普通に漕げた―!」ですから、まあ、結果には期待できず、一本目26位でトップとの差が4秒以上でした。

 うーーむ、まあこれは仕方ないよね。

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2024年8月31日 (土)

夏の終わりの観光地

 今週は、来そうで来ない台風をずっと心配していました。水曜木曜は、このところ恒例化しているY一族の家族旅行の日だったので。

 お義父さんお義母さんの希望で、なんと、熱海でした。いやはや、「」抜きの本物の観光地だ。

 ワタシは、相模湾の漁師町の出身なので、熱海は近隣であり何度も来たことはあります。しかし、宿泊したことは全くありませんでした。まあ、ジモティなんだから当たり前か。

 宿泊客として訪れた熱海は、まさにザ・観光地。ホンモノです。

 だいぶ傾いたものを立て直し中という雰囲気ではありましたが、でも、一生懸命立て直し中という雰囲気はけっこう好感度高いです。

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 こんなホテルでした。元簡保の宿だそうです。

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 部屋からの眺望。この写真は早朝です。オーシャンビューで東向きなので晴れた日には朝焼けがすごいでしょうね。

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 Yさん、ここの夕食を楽しみにしていました。

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 左は桜エビの飛竜頭、右は鱧唐揚げ。どちらも美味しかったですが、Yクンはお造りに期待し過ぎていて、ちょっと失望した模様。でも、値段から言ってそんなに期待しちゃイカンだろ。

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 ワタシとお義父さんは静岡の大吟醸飲み比べセットをいただきました。「正雪」「臥竜梅」「白隠正宗」はまさに現代の静岡醸造界の旗手でしょう。良い酒を揃えてます。ちょっと感心。

 ワタシとしては、特に高嶋酒造さんの「白隠正宗 純米大吟醸 生酛誉富士」の含み香とコクのバランスに軍配を上げたくなりました。

 朝はバイキング。

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 眺めの良いレストランでの朝食はなかなか快適で、我々五人はこの日の宿泊客で一番の長居をしてしまいました。鯛の山芋掛け御飯とか美味しかったし。

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 午前中は熱海の海岸を散歩。我々の散歩中はほぼ雨降らず。

 雨が降りだす中を伊豆山神社に参詣。参詣が終わったらドッと降り出しました。

 豪雨の中を真鶴道路のカマボコ屋まで行き、そちらで昼食。小止みになったところで再び出発して、お義母さんを小田原で降ろしたら、その瞬間に再び豪雨。お義母さんの晴れオンナっぷりを久々に確認しました。

 娘(仮称ケミ)は、ジジちゃんババちゃんにNZ土産を喜んでもらい、大好きなババちゃんにいろいろ土産話を聞いてもらって大満足した模様。Yは熱海の大観光地っぷりに驚いてました。ワタシもお酒が美味しかったし、それぞれ満足の夏の終わりとなりました。

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2024年5月 6日 (月)

ギリギリ人並みGWその二

 土曜日、娘(仮称ケミ)はみつまたのレーシングスクール指定宿泊でTRでした。

 一方、我々夫婦は苗場に泊って異郷奥只見へ。

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 一番下の第一リフト沿いです。少ない雪をしっかり固めてくれています。

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 一番上の丸山ゲレンデではポールセットを立てらるほどしっかり雪がついていました。

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 ブナ平ヒュッテ上のカモシカBコースは中央の雪が薄く、ちょっとコレは拙いです。午後には↑の写真以上に薄くなって、いやー、このままでは日曜に滑れるかしら。

 気温がどんどん上がり、暑くてYさんバテ始めました。持ってきたお茶を飲みほしたところで撤収。午後三時半には出発していました。

 この日の宿泊はお馴染み八海山ペンションYでした。

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 ビールが、んまい!!

 ペンションYは、この日山菜まつりでした。

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 ↑は山菜スペシャルディナー。下中央はキノメのクレープ包み焼き。コレは、アルデンテに茹でられたキノメの歯ごたえとほろ苦さがチーズとマリアージュして本当に絶品でした。左下はキノメに削り節。左中はコゴミ。上中央はエビチリコゴミ添え。右は山ウド二種。これに山菜の天ぷらと蕎麦と銘酒八海山がついて、いやー、満足満足。~o~

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2024年4月16日 (火)

前走者X異郷を駆ける

 金曜の野沢の試乗会を終えて、疲労困憊、朦朧とした状態で苗場まで戻って一泊し、土曜朝、小金井に帰って来てちょっと一息…、

 ついているうちに娘(仮称ケミ)が学校から帰ってきました。今度はケミさんを乗せてYの運転で出発。越後へトンボ返りです。

 土曜日はYさん大好きの「さくり温泉健康館」泊でした。この時以来のさくりです。

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 夕食はカキフライ定食。相変わらずのハイCPです。

 翌日曜は奥只見でした。昨年出た奥只見大回転ですが、今年は申し込みが少し遅くなったら定員が埋まってしまい、途方に暮れていたところで主催者側の星直樹さんから声をかけていただき、前走させてもらうことになっていたのです。これには、前走というものをやりたがっていたケミさん、大喜び。

 前走者は大会役員扱いなので、リフト券とお弁当をいただけるのですが、その分、朝早く行ってお手伝いしなければなりません。さくりを5時50分出発。

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 役員待遇なので、普段駐車できない体育館脇に駐車。

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 雪は少なくなっていますが、まだ大丈夫。

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 前走Aは驚いたことに、長野オリンピック出場の山川純子元デモでした。

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 ケミさんは前走Cで登場。けっこう速いです。

 後で聞いたら、前走Aより二秒速かったっていうんですが、山川さんSL板だったっていう話で…。~o~;;

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 スタートはこんな感じ。

 結局、中学生女子は、去年ぶっちぎって優勝した新潟のUさんが二連勝。ケミさんのタイムは二本ともUさんから一秒落ちくらいだったらしいです。

 まあ、去年よりマシですが、まだまだってことか。

 でも、本人が、「出場していたら、もっと速く滑れたのに」とちょっと悔しそうにしていたので、その口惜しさに期待しておきましょう。

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2024年2月13日 (火)

Road to JOC24'~津南への道

 昨日の月曜まで野沢で娘(仮称ケミ)の南関東ユースというレースがありました。東京都のK2はこのレースがジュニアオリンピックの選考レースになります。

 土曜日には南関東ユースのための事前トレーニング会が野沢で行われるはずでした。ところが、これが雪不足でコース保全のために中止。ケミさんのレーシングスクールでは急遽、津南でのトレーニングを企画してくれました。

 金曜夜に苗場に入りました。苗場から津南までは1時間半ほど。

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 マウンテンパーク津南スキー場は現在一般営業をしていません。この日は新潟のチームと一緒にバーンを一日借りてのトレーニング。こんなに斜度があって広い一枚バーンなのに、営業していないとは勿体ない。

 営業していないので親は当然滑れません。他の親御さんはバーンの下で子供たちの滑りを見守っているのですが…。我が家の滑りたがり母がそんなことをするはずもなく…。~o~;;

 ケミさんを送り届けて、すぐに苗場にUターン。

 苗場スキー場は、この時以来です。いやー、懐かしい。日帰りセンターは少し変わりました。

 第三ゲレンデを普通に滑るだけで何故だか楽しいです。いやー、苗場って練習じゃないと楽しいゲレンデなんですねえ。

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 筍山山頂に上りました。何故かお客さんが少なく、快適。

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 ゴンドラを二本。筍山山頂~男子リーゼン、筍山山頂~女子リーゼンと滑って昼過ぎに苗場を出ました。朝から津南への道を一往復半して津南に戻った時には午後二時過ぎ。

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 ケミさんは仮想野沢カンダハーコースで十分なトレーニングを積めた模様。

 津南を四時頃出て野沢へ回って翌日からのリフト券を購入。野沢の宿が取れなかったために、この日の泊りは戸狩温泉のロッジ「Pュア ヨシゴエ」さんでした。とても広い部屋を用意してもらって母娘は大満足だったようです。

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2024年1月29日 (月)

1.5Hの煩悶たちと「結果」たちその二

 土曜の宿泊はこの辺りで滑る時の定宿「Kのみてらす」さんでした。

 実に二年ぶりです。オーナー夫妻は娘(仮称ケミ)の成長に驚きつつ喜んでくれました。

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 例によって、「Kのみ」さんの夕食はスペシャルです。写真は下が切れちゃったのが残念ですが、海老とマイタケ天に大根。大根は片方に柚子味噌、片方にフキ味噌が敷かれています。右奥は里芋と野菜を寄せたもの。左奥はニンジンサラダ。

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 ステーキの下は金山寺味噌。ケミさんは1.5H宙づりが少しお腹に影響しているとかで、ステーキを少し残しましたが、

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 デザートは二人分ペロッと。

 日曜はSLでした。まだ逆手テクニックを完全に自分のものにしていないケミさんは、中途半端な逆手がマイナスに働く難しい状況だと通用するのですが…。

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 インスペクションです。

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 スタート地点からはこんな感じ。どうも、雪の状態は悪くないようです。コースも特に難しいところがなく…。

 緩斜面の叩けるところは本人も頑張って叩いていたようですが、ニ三年生のお姉さん達、気持ち良く逆手を使えるコンディションだった模様。

 一本目は11位、二本合計で12位は、結果だけ見れば惨敗と言っても良い成績です。

 しかし、本人はあくまで前向きに捉えているようです。「これからドンドン速くなるよー」と「速くなる」宣言が飛び出しました。

 問題は、次のレースにそれが間に合うか、ってことですかね。

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2023年12月17日 (日)

達人との旅その二

 土曜日の朝はゆったりと始まりました。

 金曜夜に雨が降り、朝も降り続いていました。普通の人はかぐらへ行くのに気が進まないような状況。

 でも、滑りたがりYがゆったりしてくれるのは「さくり」効果です。ヨカッタよ「さくり」にして。

 午前十時頃、みつまた到着。

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 ロープウェイ行列はチケット売り場の少し先まででした。これも、スキー運搬があるためで、

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 車の入りは土曜日なのにこんなもの。

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 ゴンドラに下るリフトは大行列になっていたので歩いて下り、

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 かぐらはこんな感じ。金曜に比べてかなり雪が減っていました。

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 でも、人数はかなり増えていて、滑っていてややストレス。おまけにガスがひどくなり、Yさん、あまり楽しくなさそうでした。

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 メインの最後の急斜面を降りた和田小屋前の緩斜面です。ガスの中にたくさん人がいるのは、本来ならここに上って来ないかゴンドラコースへ下るかしている初心者の皆様。ほぼ中国語ワールドです。

 こういう視界の悪い中で座り込んでいる初心者をみていると、自分の初スキーを思い出します。蔵王でした。45年前…。~o~;;

 4本滑ったところで、ナント、Yが上がりたいと言い出しました。帰りのリフトが激コミになるのは明らかだし、「スキーより、さくり」。CP達人の境地、そこまでとは…。

 せめて昨日と同じだけ滑ろうと、6本滑って2時前には上がりました。

 宿に帰って、風呂にゆっくり入り、5時半から早々と生ビール。Yクン至福の時だったようです。

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 この日、ワタシはカラスガレイの煮つけ定食。

 翌日の朝食は、こんな感じ。

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 お見事に必要最小限ですが、キチンと作ってくれているので不満はありません。

 でも、これを「ゼイタク~!!」って言われちゃうと、ねえ。~o~;;

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2023年12月16日 (土)

達人との旅その一

 金曜から仕事を入れていません。

 実は、娘(仮称ケミ)の北海道合宿を見に行くためにスケジュールを空けていたのですが、延期になってしまったので。

 んで、その代わりにYと二人でかぐらで滑ることにしました。単にかぐらではツマラナイので、Yさん大好きの「さくり温泉健康館」を予約しました。

 予約が取れて、Yは狂喜乱舞。「さくりに二泊も出来るなんて、ゼイタク~~!!」

 一泊6500円の宿に二泊したくらいで、「ゼイタク~!!」って喜ばれるのは、よっぽど亭主の甲斐性がないみたいでねえ。~o~;;;

 どうもこのYと言う女は、コストパフォーマンス意識が高まり過ぎてそれが血肉化してしまい、ハイCPのものを価値が高いと自然と感じる感性を身に着けてしまったらしいんです。CPの道ここに極まれりの達人なんです。

 彼女が一番「おいしー」と感激するのはハイCPの「つばき」のラーメンです。美味いけれど高いものを決して美味しいとは言いません。

 この「さくり」もハイCPだから「ゼイタク~!!」なんですね。「さくり」のハイCPの料理は、彼女にとって最高の美味になる…らしいです。ワタシではとてもじゃないけどたどり着けない境地です。

 金曜朝も、通常なら一刻も早い出発をと焦るYなのですが、この日は、「今日はさくりですからー」と。

 というわけで、朝は九時近くに出発。

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 みつまたは12時頃の到着。雨上がりの虹が出ていました。Yのシー券を作ってロープウェイ乗車。

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 みつまたには雪が全くなく、板は運搬。

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 下りリフトでゴンドラに向かいます。

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 かぐらには何とか雪があるようです。この時点で午後二時頃。

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 比較的滑りやすいコンディションです。二人でかっ飛ばしまくって、六本滑ったところでタイムアップ。

 午後五時過ぎに「さくり」に入りました。久々の「さくり」に舞い上がったYは財布を失くしそうになったり道を間違えたり…。~o~;;

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 ワタシの夕食は「てんぷら定食」。この時と比べてモノすごいボリューム感なのは、もしかしてSNS映えを狙ったか。

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 ワタシは新潟県DHC酒造さんの「嘉山 亀口直採り無濾過生純米吟醸」を持ち込んで部屋飲み、この酒造のお酒には悪い印象がなかったのですが、コイツは、うーーん。ちょっとくどいかも。この値段なら、もう一段上のバランスが求められるのでは…。

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2023年6月25日 (日)

大人だましの祝辞

 土曜日、ワタシは午後の町田での授業の後、大宮から新幹線に飛び乗りました。

 浦佐駅にはYが迎えに来ています。この日、我々の定宿ペンションYの開業40周年パーティーが行われました。

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 もう何日も前から、常連客代表で祝辞を述べろと言われていました。でも、ワタシゃ実は大人に話をするのは苦手なんです。

 「子供だまし」は仕事上お手の物なのですが、大人はなかなか騙されてくれないからねえ。

 仕方ありません。四十年前のことをいろいろ調べて話題を用意し、直前まで推敲を加えて予行練習をして備えていました。

 我々のペンションY到着時には、もう常連さん達やオーナーの御兄弟、スキースクール関係者などが食堂で盛り上がっていました。風呂に入れてもらって、その間にさらに案を練り直し、駆け付けで数杯いただいて、いざ話し初めてみたら、存外上手くしゃべれました。

 いやー、65才にしてとうとう大人も騙させるようになったか。

 責任を果たしてホッとした、とういう口実で最近ないくらい飲んだくれて、今朝は遅く起きました。

 朝食後に八海山スキー場を見て帰宅の途につきました。

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 八海山は、この日山開きでした。少し暑いけど、穏やかな天候で良い山開きになったんじゃないでしょうか。

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